勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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作品内容

カルタゴを滅亡させ、地中海の覇者となったローマ人。しかしローマには停滞と内乱の世紀が訪れる。敵は自らの内にあり――。護民官となって既得権階層の代表であった元老院と対決したティベリウスとガイウスのグラックス兄弟。国政改革に着手したガイウス・マリウスとルキウス・コルネリウス・スッラ。岐路を迎えるローマ帝国の行く末を案じた改革者たちの物語。 ※当電子版は単行本第III巻(新潮文庫第6、7巻)と同じ内容です。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
新潮社
電子版発売日
2015年05月29日
サイズ(目安)
5MB

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勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年02月20日

    市民階級の拡大を途半ばに殺害されたグラックス兄弟。元老院の復権による共和制維持を目指すスッラと大衆の支持を基盤に政治を動かそうとする後継者達。民主制は独裁制に移行するということをきちんと押さえている塩野七海さんはさすが。マリウスとスッラによる報復の凄まじさには驚く。

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    Posted by ブクログ 2014年08月31日

    この巻のもっとも印象的な人は、ルキウス・コルネリウス・スッラ。他人に何を言われようが気にせず、物事をやり遂げるところがすがすがしい。ただし、反対派を殺戮、財産の没収・競売に至る容赦のなさもある。「スッラの言動は、常に「ドス」が効いている」とあるがさもあらん。普通の人は他の人からよく思われたい。敵に容...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月25日

    中学生で斜め読みした時はさっぱり面白くなく挫折したが、意識して政治のヒントを掴むために読んでいるからか、1~3巻の中で、いちばんおもしろかった。

    どのような問題に突き当たり、誰がどのように考えて、どのように解決したのか?

    どんな人が世の為に奮闘してきたのか?

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    Posted by ブクログ 2010年11月27日

    前2巻までのローマは敵の侵略を防ぐこともあれば、領土を手に入れるための侵略をしたりと、アグレッシブな若い国だった。が、ポエニ戦役を経て、当時の最強国となってしまったローマはもはや征服する土地が限られ、外敵よりも内部の調整に四苦八苦する。

    そんな時代に登場したグラックス兄弟、マリウス、スッラ、ポンペ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    まさに混迷。地中海の覇者となったのはいいけれど、方々に火種があり、イタリア内部にも火種がある。盛り上がりに欠けると言えば欠けるけれど、この後のユリウス・カエサルの長大物語の背景情報だと思って読む。確かにそうでもなければ、もう勝手にしたら、といいたくなるどうしようもない時代の物語。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    第3巻は、紀元前146年カルタゴ滅亡から、紀元前60年ポンペイウスによるオリエント制圧完成、地中海をめぐる全地域がローマの覇権下に入るまで。
    シリア・エルサレムがこの時期ローマの属州となり、ユダヤ・キリストの世界と結びついていく。

    「いかなる超大国といえども、長期にわたって安泰であり続けることはで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    ローマ人のことを語りながら出版された頃の現代日本人と対話している作品。歴史書の体裁をとった社会論になっている。

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    Posted by ブクログ 2018年10月23日

    ローマ人の物語は、塩野ファンのみならず、どなたにもお勧めしたいシリーズ。なぜ、人間はうまく行き過ぎると調子に乗って奢り高ぶってしまうのでしょうか。世の理なのでしょうか。

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    Posted by ブクログ 2012年11月20日

    カルタゴが滅亡し、新たな人物が次々と登場する第三巻。

    ここで最初に登場するグラックス兄弟は、印象的である。

    紀元前のこの時代に、果敢に改革を試みる若者たち。

    いつの時代にも、勇敢で正義感あふれる者はいるであろうが、この時代に、というのが驚かされる。

    すでに元老院を中心とする共和制が成り立って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月08日

    国家の経済が発展したからと言って、国民が豊かになるとは限らない。

    富の分配は大事な施策だが、「富める者から奪って貧しき者に配る」という発想は、あまり好きじゃない。少なくとも今の時代には合わないんだろうな。

    農牧業に代わる新たな産業を興すという発想はなかったのかな。

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