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前人未到の偉業と底知れぬ人間的魅力で、古代から現代まで人々を魅了してやまない英雄ユリウス・カエサル。ローマの共和政に幕を引き、偉大なる世界帝国への道筋をつけた天才はいかにして生まれ、長じたのか。ポンペイウス、クラッススとの三頭政治を経て執政官へ。さらなる野望を抱き、ガリアへと旅立つカエサルが見た夢とは何か。 ※当電子版は単行本第IV巻(新潮文庫第8、9、10巻)と同じ内容です。
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Posted by ブクログ
★★★★★ フルプライスの価値アリ 高校世界史までの知識しかない私だったが、カエサルの人間としての魅力に引き込まれた。天才ってなろうとしてなれるもんじゃないな。 ガリアに入ってからは手に汗握る戦いの連続。講和を結んでも結んでも裏切られるような状況で、それでもカエサルは持ち前のカリスマ性と情報収集能...続きを読む力で乗り越えていくので、緊張感を持ちつつも安心して読み進められた。 ラスト、青年クラッススなどとは違い今まで内面の掘り下げなどが特に無かったラビエヌスがポンペイウス側に立ってしまった…本当に越冬や軍を分ける時の説明でさらっと名前が出てくるだけだったけど、それだけでもカエサルが一等信頼を置いている人物であったのが十分に伝わってくるだけに、非常に切ない気持ちになった。
ローマ史中最も注目されるカエサルの物語だ。本巻はガリア戦記が主体だ。学生時代カエサル著作の「ガリア戦記」を読んで戦いよりもガリア諸部族の懐柔の歴史という感じを受けていた。本書を読むとガリアはアレシア攻防戦など激しい戦いの末平定したことが分かる。しかし、ローマ人は偉大だ。法の民と表現されるが、法治国家...続きを読むであったことがローマを基礎づけている。紀元前の実話なのだから驚かされる。
p.450くらいから胸が高鳴りっぱなし!さあルビコンを超えたぞ!って終わりかい!!早く続きを。。。 ハンニバル編とカエサル編は本当にお薦め。カエサルはまさに理想的スペックを持ったカリスマリーダーといった感じ。軍事・政治力に秀でただけではなく、なにかこう人間的な魅力というか、どこか憎めない、けれども...続きを読むついていきたくなるような言動。
ローマ人の物語は、塩野ファンのみならず、どなたにもお勧めしたいシリーズ。この巻と次の巻で、この物語のクライマックスを迎えます。
カエサルは、歴史上の人物の中でも最も好きな人物である。 以下は、この巻に記述された「カエサルと女性」について。 ・カエサルは女にモテただけでなく、女たちに誰一人からも恨まれなかった。 → 醜聞は女が怒ったときに生じる。 では、なぜ女を怒るか? 怒るのは傷つけたからであう。 ・カエサ...続きを読むルは、愛人の存在を誰にも隠さなかった。 → 公然ならば、女は愛人であっても不満に思わないから。 ・カエサルは、次々とモノにした女たちの誰一人とも、決定的には関係を清算しなかった。 → 愛人関係が切れた後でもカエサルは、彼女らの願いならばかなうように努めた。 ・女が何よりも傷つくのは、男に無下に(無視)された場合である。 → 妻同伴のカエサルが、以前の愛人と顔を合わせたりした場合、妻に断って衆人の前で 「どう変わりはない?」と声をかけた。 ※ カエサルがモテるのもわかるエピソードだ。
いよいよカエサルのガリア戦記。塩野さんの筆も踊る。軍団の行程が年毎に地図で示され、部族名を記載されていて分かりやすい。借金の額、個人資金での軍団形成、暴力に訴えることになる中での法律重視、ローマ人の行動は本当に面白い。 これだけの資料が揃っていることが驚き。パピルスの手紙がこれだけ現存するとは思えな...続きを読むいので、後世に何度も筆写されているのだろうか。
ローマの英雄、ユリウス・カエサルを知るには最適の本だと思います。世界史ではローマ史の一登場人物としてのみ学びましたが、この本を読んでカエサルがこんなにも偉大で有能で魅力的なリーダーであったことを知りました。 今後、理想とするリーダー像は誰かと聞かれたら、迷わず「ユリウス・カエサル」と答えることでしょ...続きを読むう。ルビコン以後の彼の活躍が楽しみです。
いよいよカエサルの登場である。 名前を知らない人はいないくらい有名であるが、実際、どんな性格でどのような戦略を立て、どのような政治を行ったのか、私はまったくしらなかった。 この第四巻は、カエサルの幼年期からガリア戦役までが詳細に描かれている。 なんといっても驚かされるのがガリア戦記である。 カ...続きを読むエサルの戦術が見事に描かれている。これが紀元前1世紀の者の著作とは・・・ そしてガリア戦役での彼の戦術も、ただ突進するだけのものとは全く異なり、相手の心理、行動をよく見極めての戦術であり、読み進めていてもドキドキしてしまう。 ライン河に橋を架けたという史実も、私の想像を超えていた。 現代でもそう簡単なことではないであろう技術を、河の流れの抵抗などを考慮して正確に設計され、それを短期間で作り上げてしまう建築能力には、ローマ人の文明の高さを証明するに十分であろう。 カエサルの魅力というか、以外な面としてはプレイボーイ的なところが挙げられよう。 ローマの中でも階級の高い婦人と数多くの関係を持っていた、というから驚きである。 執政官の妻でさえも・・・ この意外性がまたおもしろい。 また、この当時の著名なローマ人の言論合戦もまた読み応えがあった。 キケロ、小カトーなど特徴的な人物の元老院議会などでも言論は、現代でも十分に通用する説得力をもっている。 キケロなどはまさに現代のテレビで見る弁護士役の役者のようである。 カエサルは、寡頭制の元老院制度に限界を感じ、人生を賭けてローマを新時代へと向かわせようと考えていたわけであるが、やはり政治の巨大な力に対抗するとなるとそう簡単にはいかないものである。 彼のすばらしい能力を持ってしても、ローマとの戦いを避けることはできなかった。 元老院の強硬策は、現代の国会の強行採決のように愚かなように思えるのだが・・・ 「賽は投げられた」 有名な言葉が発せられ、いよいよルビコン河を渡ったカエサル。 完全にのめりこんでいる自分がいる。。。
カエサルといえば「暗殺」と「クレオパトラ」しか思い浮かばない自分が恥ずかしくなる…! 人類史上屈指の天才。
ローマ最大の偉人、ユリウス・カエサルが登場。この第4巻は丸ごと彼の伝記となっている。 それにしても、カエサルの行動力には圧倒。男として、多くの愛人を囲う。軍人として、8年にわたるガリア民族との戦いで、ほぼ常勝。文筆家として、その戦いを「ガリア戦記」にまとめる。政治家として、クラッススとポンペイウス...続きを読む2人の実力者を味方にして、元老院に実力を見せつける。さらには民衆や兵士からの人気も抜群。 さらには若き頃の武勇伝もあり、いくらでもエピソードが出てくる多忙なスーパースター。このブ厚い第4巻だけでも、彼の一生を書くには足りず、反ローマ側を覚悟して、ルビコン川を渡る直前で次巻へ続く。
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