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Posted by ブクログ 2023年11月18日
初代皇帝アウグストゥスの生涯が書かれています。
カエサルの後継者でありながら、慎重で、戦いに弱く、才能よりも血にこだわるなど、カエサルとは異なるところが多かったようですが、カエサル以後のローマを平和に導いた功績は大きいと思われます。
カエサル以後の割と平和な時代には、アウグストゥスのような人物がロー...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月16日
ジョン・ウィリアムズ『アウグストゥス』から、史実はどうなのか興味が湧いてこちらを読む。天才の後を継いだ、天才じゃないアウグストゥスが、いかにしてローマの平和を築き、持続させたのか。いやー、面白かった。苦悩も含めて。ますます興味が沸く。
(こうしてみるとウィリアムズはほぼ史実に忠実で、そこから人物と...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月31日
アウグストゥスがパクス・ロマーナを確立し様々な政策を実現する。それらの政策は地味だが適切で、この時代に生きたローマ人は人類史上もっとも幸せを謳歌した人々なのではないかとさえ思う。現在に至るまでこれほどすべての国民が幸せを享受できる国が存在しただろうか?インフラ・経済・安全保障・社会階層の流動性の確...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月10日
天才カエサルの後を継いだ天才でない人物が、いかにして天才が到達できなかった目標に達したか―人々が見たいと欲する現実を見せるために、見たくない現実を直視しながら、静かに共和政を帝政へ移行させた初代皇帝アウグストゥス。ローマを安定拡大の軌道にのせるため、構造改革を実行し、「ローマによる平和」を実現したア...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月14日
18歳でカエサルに後継者として認められた初代皇帝アウグストゥスの生涯を描く。
まずは、ローマ国内のライバル、アントニウスとその妻であるエジプト女王クレオパトラを葬る。続いてはローマ国周辺を制圧。そして、皇帝へ。
と、ローマの帝国化に成功したアウグストゥスだが、次期皇帝を自身の血縁者にするという最...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
第6巻は紀元前30年、オクタヴィアヌス(アウグスツウス)の皇帝即位から、紀元後14年アウグスツウスの死まで。
「マキャヴェリ 新しい政策を断行しなければならない場合は、人々に考え批判する時間を与えないように次々と行うべきである」
「情報公開 秘密とは、それを所有する者の権力を増す上で、最も有効な...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月17日
カエサルのカリスマ性を持った天才ではなかったが、偽善という性質は持っていたアウグストゥスが帝政を築き上げていく物語。自分が見たい現実しか見ない人間が多くいる中、アウグストゥスは見たくない現実も直視した。それ故、見たい現実しか見ない阿呆の相手をするには苦痛を伴ったが自己制御能力が抜群であったため、長時...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月19日
古代ローマの指導者たちの死後の執着が薄かった。霊廟が質素
常設の軍事力
⇒防衛に必要となる。攻め込まれるたびに徴兵していたら後手に回るため
攻撃ならその都度 目的に応じて召集すればよい
ただし可能な限り効率的に、少ない経費で最大の効果をあげる組織を作らなければ
国の経済力がそれに耐えきれなくなる。...続きを読む
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