パクス・ロマーナ──ローマ人の物語[電子版]VI

パクス・ロマーナ──ローマ人の物語[電子版]VI

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作品内容

志なかばに倒れたカエサルの跡を継いだオクタヴィアヌスは、共和政への復帰を宣言。元老院は感謝の印として「アウグストゥス」の尊称を贈ったが、彼の構造改革の真の意図は別のところにあった……。半世紀をかけて静かに帝政を完成させ、広大な版図に平和をもたらした初代皇帝の栄光と苦悩を、あますところなく描いたシリーズ最高傑作。 ※当電子版は単行本第VI巻(新潮文庫第14、15、16巻)と同じ内容です。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
新潮社
電子版発売日
2015年05月29日
サイズ(目安)
18MB

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パクス・ロマーナ──ローマ人の物語[電子版]VI のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月16日

    ジョン・ウィリアムズ『アウグストゥス』から、史実はどうなのか興味が湧いてこちらを読む。天才の後を継いだ、天才じゃないアウグストゥスが、いかにしてローマの平和を築き、持続させたのか。いやー、面白かった。苦悩も含めて。ますます興味が沸く。

    (こうしてみるとウィリアムズはほぼ史実に忠実で、そこから人物と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月31日

     アウグストゥスがパクス・ロマーナを確立し様々な政策を実現する。それらの政策は地味だが適切で、この時代に生きたローマ人は人類史上もっとも幸せを謳歌した人々なのではないかとさえ思う。現在に至るまでこれほどすべての国民が幸せを享受できる国が存在しただろうか?インフラ・経済・安全保障・社会階層の流動性の確...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月10日

    天才カエサルの後を継いだ天才でない人物が、いかにして天才が到達できなかった目標に達したか―人々が見たいと欲する現実を見せるために、見たくない現実を直視しながら、静かに共和政を帝政へ移行させた初代皇帝アウグストゥス。ローマを安定拡大の軌道にのせるため、構造改革を実行し、「ローマによる平和」を実現したア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月14日

    18歳でカエサルに後継者として認められた初代皇帝アウグストゥスの生涯を描く。

    まずは、ローマ国内のライバル、アントニウスとその妻であるエジプト女王クレオパトラを葬る。続いてはローマ国周辺を制圧。そして、皇帝へ。

    と、ローマの帝国化に成功したアウグストゥスだが、次期皇帝を自身の血縁者にするという最...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    カエサル亡き後に役者はいるのかと思ったけれど、塩野さんの筆ならばきちんと役者は登場する。アウグストゥスは悩みに悩んで帝国を育てた人だった。そして自分の身内を結果的には贔屓することもなく、フェアプレイをした人だった。フェアプレイをする気はなかったのに、結果フェアプレイ。この人もまたすごい人だった。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    第6巻は紀元前30年、オクタヴィアヌス(アウグスツウス)の皇帝即位から、紀元後14年アウグスツウスの死まで。
    「マキャヴェリ  新しい政策を断行しなければならない場合は、人々に考え批判する時間を与えないように次々と行うべきである」
    「情報公開  秘密とは、それを所有する者の権力を増す上で、最も有効な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    オクタヴィアヌスがカエサルの後を継ぎ
    アントニウスとの闘いなどを経て初代皇帝アウグストゥスとなったところです。

    晩年のエピソードが好きです。

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    Posted by ブクログ 2022年04月17日

    カエサルのカリスマ性を持った天才ではなかったが、偽善という性質は持っていたアウグストゥスが帝政を築き上げていく物語。自分が見たい現実しか見ない人間が多くいる中、アウグストゥスは見たくない現実も直視した。それ故、見たい現実しか見ない阿呆の相手をするには苦痛を伴ったが自己制御能力が抜群であったため、長時...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月19日

    古代ローマの指導者たちの死後の執着が薄かった。霊廟が質素
    常設の軍事力
    ⇒防衛に必要となる。攻め込まれるたびに徴兵していたら後手に回るため
    攻撃ならその都度 目的に応じて召集すればよい
    ただし可能な限り効率的に、少ない経費で最大の効果をあげる組織を作らなければ
    国の経済力がそれに耐えきれなくなる。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月24日

    アメリカによるイラク攻撃の話題と時期的に重なったためにパクス・アメリカーナの意図が見え隠れする。ひとつの超大国とその他の国の集合体だけが平和をもたらすという考え方(塩野七生の解釈か?)は2000年後でも通用するのか。国連(≒元老院)の無力ぶりからもうなずくしかないか。

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