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Posted by ブクログ 2021年05月09日
塩野七生氏 海戦三部作の第二
ベネチアの高い技術力 造船・築城
国家経営もそうだが。高い知力が不可欠
教育・人材育成システムは?
ロードス島の城壁を強化
トルコ スレイマンの勝利
騎士の時代の終わりの始まり
塩野七生氏の歴史観
歴史は物語である
近代歴史は科学であろうとして痩せていった
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月16日
中世で数限りなく起こったキリスト教勢力とイスラム教勢力の戦いの一つの解説だが、一部、塩野先生好みの歴史小説めいた部分もある。
戦いの解説とはいえ、実際に放火が交えられるのは半分を超えた後であり、それまでは歴史状況の説明や防衛側の防衛強化の方策などの説明が入る。
また、この時期に登場した大砲により、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月24日
イスラム世界に対してキリスト教世界の最前線に位置するロードス島。コンスタンティノープルを陥落させ、巨大な帝国を形成しつつ西進を目指すオスマン・トルコにとっては、この島は喉元のトゲのような存在だった。1522年、大帝スレイマン1世はついに自ら陣頭指揮を取ってロードス島攻略戦を開始した―。島を守る聖ヨハ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月18日
聖ヨハネ騎士団がロードス島防衛に敗北し、若きイスラムの長スレイマンに開城する、歴史的分岐点の物語です。
イスラム世界は異教徒に対して寛容であり、征服者として優れていたと思われます。
ロードス島征服においても、騎士や住民に対して蛮行は少なく、紳士的な交渉によって解決へ向かいます。
極めて洗練された外交...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月06日
歴史に興味があるわけではなく、聞いたこともない島での戦いを綴ったこの小説は、家に読むものがなくて渋々読み始めた。
やっぱり読み始めは、外国の慣れない単語、宗教、歴史、地理などと興味が湧かず頭に入っていかないのだが、途中からだんだんとパズルが繋がっていき、面白くなってどんどん読み進めた。
1500〜1...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月12日
オスマン帝国が狙う聖ヨハネ騎士団の本拠地ロードス島は、トルコにとって喉元のトゲのような存在であった。エジプトとの海の往来の安全を確保するためには、いずれ攻略しなければならない要衝の島であり、「キリストの蛇の巣」と呼ばれていた。聖ヨハネ騎士団はキリスト教が支配した中世ヨーロッパに輩出した騎士団の一つで...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月15日
『コンスタンティノープルの陥落』に続くキリスト教世界VSイスラム教世界の対決第二ラウンドです。
コンスタンティノープルを攻略した後、巨大な帝国へとその勢力の拡大していたオスマン・トルコにとって、ロードス島は喉元のトゲのような存在でした。時の大帝スレイマン一世はついに自ら陣頭指揮を取ってロードス島攻...続きを読む
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