チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

715円 (税込)

3pt

十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野望を抱いた一人の若者がいた。その名はチェーザレ・ボルジア。法王の庶子として教会勢力を操り、政略結婚によって得たフランス王の援助を背景に、ヨーロッパを騒乱の渦に巻き込んだ。目的のためなら手段を選ばず、ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けた青春は、いかなる結末をみたのか。塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。

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塩野七生ルネサンス著作集 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―
    693円 (税込)
    見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった――フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、時代を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスとは何であったのか』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。新潮文庫版に収録の「対談 塩野七生×三浦雅士」も掲載しています。
  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―
    737円 (税込)
    若々しく大胆な魂と冷徹な現実主義に支えられた時、政治もまた芸術的に美しい。ルネサンスとはそういう時代であった。女たちはその時、政争と戦乱の世を生き延びることが求められた。夫を敵国の人質にとられれば解放を求めて交渉し、生家の男たちの権力闘争に巻き込まれ、また時には籠城戦の指揮もとる──。時代を代表する四人の女の人生を鮮やかに描き出した、塩野文学の出発点。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスの女たち』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―
    715円 (税込)
    十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野望を抱いた一人の若者がいた。その名はチェーザレ・ボルジア。法王の庶子として教会勢力を操り、政略結婚によって得たフランス王の援助を背景に、ヨーロッパを騒乱の渦に巻き込んだ。目的のためなら手段を選ばず、ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けた青春は、いかなる結末をみたのか。塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―
    1,529円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本上巻(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―
    1,562円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本下巻(新潮文庫第4巻~第6巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―
    825円 (税込)
    教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世……。権力の中枢を生きたローマ法王の実像を描き出す、塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『神の代理人』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―
    1,716円 (税込)
    現代では権謀術数の代名詞にされる男の実像とは。イタリア・ルネサンス終焉の時代と同時代の人々をつぶさに描き、等身大のマキアヴェッリ像を浮かび上がらせた、塩野ルネサンス文学の最高峰。 ※当電子版は単行本(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

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チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月09日

     久々に読んだ。
    学生の頃に妹に勧められて読んで、大好きになったチェーザレ•ボルジア。顔もイケメンだったらしいけど、何より生き様がイケメン過ぎる。昔の地図や現在のGoogleマップを見たり、衣装や肖像画を検索しつつ読みました。

     15世紀後半にイタリア統一の野望を掲げ、自らの軍も国も持たない所から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月28日

    チェーザレ・ボルジア。
    イタリアが統一される前の乱世の英雄。
    日本で言えば、織田信長のような存在。

    「わが友マキアヴェッリ」に何度となく名前が出てきて、マキアベッリの「君主論」にも当然登場する、チェーザレ・ボルジア。

    手段を選ばず勢力を伸張しながら、時代の流れに乗り切れず31歳の若さで逝ってしま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月25日

    塩野七生さんは、ローマ人の物語、私自身20代の頃から毎年新刊を読んでいました。ギリシャ人以来新刊が出ていないので、旧刊を読むことが出来てまずこの本のタイトルが気になり選択しました。世界史をきちんと学んでいないので、チェーザレ・ボルジアは未知でした。いわゆるコンセンサスとしては、法王の権威を背景として...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月29日

    タイトルに惹かれて、そのまま塩野さんに惹かれていくことになる。

    チェーザレ・ボルジアの史実だけを追うと「冷酷」しか残らないけれど、彼を取り囲む資料から彼の人物像を構築するなら、「優雅なる」は外せない。

    この部分の魅力がいつになっても色褪せない。

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    Posted by ブクログ 2018年04月11日

    短くも激しい生涯に魅せられた。栄光と没落、そして壮絶な死はあまりにもドラマチック。その壮絶な死も悲壮感な感情を抱く事もなく、なぜか清々しく感じた。野心家で冷酷で残酷なこの悪い男に男女関係なく魅力に感じるはず。

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    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    塩野さんの描く男はみんな色っぽい!
    私はコレでチェーザレに恋しました。
    続くルネッサンスシリーズを読み進めるきっけかになった本。

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    Posted by ブクログ 2022年04月10日

    ルネサンス期イタリアの梟雄チェーザレ・ボルジアの生涯を描く。ボルジアの行動目標がイタリアの統一であるという前提のもと、その軍事行動や政略を描いていく。毒殺や妹との関係という噂で名高くなってしまったボルジアを、むしろマキアヴェリの『君主論』に引きつけて解釈し、野心的な政治家として描写している。父アレク...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月28日

    チェーザレ・ボルジアとロドリーゴ・ボルジアでは歴史上の人物としてチェーザレの方が圧倒的に有名である。ニッコロ・マキャヴェッリが『君主論』で評価したことはチェーザレを有名する要素である。一方でロドリーゴは教皇アレクサンデル6世になる。チェーザレの活躍もロドリーゴの意を受けてのものである。ロドリーゴはボ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月08日

    チェーザレ本人のセリフはほとんどない。ただ周囲の人たちの言動で、チェーザレという人物の行動力や影響力を感じることができる。恐怖支配だけでは、
    全イタリア人の民衆の心を掴むことができない。読み終わって一週間ぐらいは本書について考えてしまいそうなくらい重い本である。
    理想とは何か。君主とは何か。

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    Posted by ブクログ 2021年02月24日

    著者の初期の作品をようやく読んでみた。カエサルやフリードリヒ2世など、著者が好きなタイプの人選。既成概念に囚われない野心家の話は、読んでいて楽しい。

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