チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野望を抱いた一人の若者がいた。その名はチェーザレ・ボルジア。法王の庶子として教会勢力を操り、政略結婚によって得たフランス王の援助を背景に、ヨーロッパを騒乱の渦に巻き込んだ。目的のためなら手段を選ばず、ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けた青春は、いかなる結末をみたのか。塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    塩野七生ルネサンス著作集
  • タイトルID
    :
    372212
  • 電子版発売日
    :
    2016年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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塩野七生ルネサンス著作集 の一覧

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―
    781円 (税込)
    見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった――フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、時代を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスとは何であったのか』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。新潮文庫版に収録の「対談 塩野七生×三浦雅士」も掲載しています。
  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―
    781円 (税込)
    若々しく大胆な魂と冷徹な現実主義に支えられた時、政治もまた芸術的に美しい。ルネサンスとはそういう時代であった。女たちはその時、政争と戦乱の世を生き延びることが求められた。夫を敵国の人質にとられれば解放を求めて交渉し、生家の男たちの権力闘争に巻き込まれ、また時には籠城戦の指揮もとる──。時代を代表する四人の女の人生を鮮やかに描き出した、塩野文学の出発点。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスの女たち』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―
    880円 (税込)
    十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野望を抱いた一人の若者がいた。その名はチェーザレ・ボルジア。法王の庶子として教会勢力を操り、政略結婚によって得たフランス王の援助を背景に、ヨーロッパを騒乱の渦に巻き込んだ。目的のためなら手段を選ばず、ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けた青春は、いかなる結末をみたのか。塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―
    1,617円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本上巻(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―
    1,716円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本下巻(新潮文庫第4巻~第6巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―
    935円 (税込)
    教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世……。権力の中枢を生きたローマ法王の実像を描き出す、塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『神の代理人』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―
    1,782円 (税込)
    現代では権謀術数の代名詞にされる男の実像とは。イタリア・ルネサンス終焉の時代と同時代の人々をつぶさに描き、等身大のマキアヴェッリ像を浮かび上がらせた、塩野ルネサンス文学の最高峰。 ※当電子版は単行本(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

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チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    2011年に読んだ本書をいままた再読して、チェーザレよりも年をとったからこそ、より一層彼のたった31年の人生を深く鮮烈に読む事ができた。

    彼は強靭な精神と肉体を持ち、時の法王の息子であった。17才にして緋の衣・枢機卿の座にあり前途洋々。だが人々は彼の手段を選ばず非道な面に戦慄するようになっていく。

    現代でいえばテックギャングのCEOの様な暴虐武人さ。伝統的な支配者層から警戒され、遂には部下達からも裏切られるが、徹底的に叩き潰す。

    病を得た時、彼が何を考えていたか知るすべはない。部屋の中に2年も幽閉されていてなお、のこっているエピソードは城代の首を絞め殺しかけた話と、綱一本、身体一つで脱出し左腕を骨折しながら自由を得た話であるが、おそらく父である法王の死から彼は加護を失った。

    悪魔の子と罵られる庶子の子に戻ってしまったのだ。どんな思いであっただろうか。しかも、塩野七生がすごいのは彼の最期をどこか愛情を込めて描写するものの、そこできっぱりと幕を引いたことである。

    私であればその時の年代記作家や各国の反応を長々と書き連ねてしまいそうだが、始まった時の鮮烈さを思い出すかのように終わりもまた鮮烈であった。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    本作のように、歴史上の人物を丁寧に調べた上で著者の考えを加味した小説は面白い。対象は異なるが司馬遼太郎氏の小説とある意味同じような性質なのではと思う。
    冷酷さと人を引き付ける魅力を持つチェーザレのような人物は日本の織田信長など戦国時代の武将にも共通の性質が見て取れるのではと感じた。
    一方で、昨今の世界情勢をみるに、人間社会は太古の昔から戦が絶えないものだなとつくづく思う。人間の性なのかもしれないが世界全体が平和になる日は訪れるのでしょうか。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

     久々に読んだ。
    学生の頃に妹に勧められて読んで、大好きになったチェーザレ•ボルジア。顔もイケメンだったらしいけど、何より生き様がイケメン過ぎる。昔の地図や現在のGoogleマップを見たり、衣装や肖像画を検索しつつ読みました。

     15世紀後半にイタリア統一の野望を掲げ、自らの軍も国も持たない所から、イタリア全土の1/3を支配下にしたチェーザレの物語です。

     まぁ、軍と国は持ってなかったけど、法王の息子で、18歳で枢機卿に任じられてるし、“今世紀で最も美しい武将”と言われてたようだし、カリスマ性も賢さも持ち合わせてたようなので、持ってたものも多かった。

     政治的手腕に長けていたようで、フィレンツェの大使としてチェーザレと接していたマキャヴェッリは、『君主論』の中で“理想の君主”と称えてます。

     また、国土計画に関心があったレオナルド•ダ•ヴィンチは自分の理想を共同で実現する友人としてチェーザレと行動を共にします。

     チェーザレの簡単な経歴を

    1475生まれ

    1493年 18歳で枢機卿に(パパは法王)

    1498年 枢機卿の地位を返上
    イタリア統一の野望のため動き始める

    1502年 元々法王領だった土地を取り戻したりして、イタリアの1/3に当たる中部を支配下に置く。

    1503年 父である法王が病で亡くなる
    チェーザレも同じ病に倒れる
        (多分マラリア)

    完治する前に捕らわれたり、逃亡したりしつつも、義兄の国で再び戦いに参加するが、、、

    1507年 31歳で亡くなりました。。。

    いつの日かイタリア•スペインに聖地巡りに行きたい。

     惣領冬実さんの『チェーザレ 破壊の創造者』も面白いのでオススメです。なんせ惣領冬実さんだから絵も美しくストーリーも素晴らしい。12巻が出てから5年経つけど、、、信じて待ってます。

     内容が濃ゆいのと、物語の中ででも長生きして欲しくて1週間かけて読みました。

    0
    2024年02月09日

    Posted by ブクログ

    チェーザレ・ボルジア。
    イタリアが統一される前の乱世の英雄。
    日本で言えば、織田信長のような存在。

    「わが友マキアヴェッリ」に何度となく名前が出てきて、マキアベッリの「君主論」にも当然登場する、チェーザレ・ボルジア。

    手段を選ばず勢力を伸張しながら、時代の流れに乗り切れず31歳の若さで逝ってしまった。

    時に残虐に、時に政治の力を駆使して強敵を倒していく姿にワクワクさせられた。

    1500年前後といえば、日本は応仁の乱が終わった後の戦国時代に突入しつつある時期。

    イタリアも複数の王国が割拠している時代で、法王の子という背景をフルに利用しながら統一の夢を見たチェーザレ。

    戦国武将にワクワクするのと同じ憧れを彼に持ってしまうのだ。

    解説で沢木耕太郎も書いているが、この本を傑作たらしめているのは、塩野七生のチェザーレの愛なのだろう。

    0
    2021年11月28日

    Posted by ブクログ

    塩野七生さんは、ローマ人の物語、私自身20代の頃から毎年新刊を読んでいました。ギリシャ人以来新刊が出ていないので、旧刊を読むことが出来てまずこの本のタイトルが気になり選択しました。世界史をきちんと学んでいないので、チェーザレ・ボルジアは未知でした。いわゆるコンセンサスとしては、法王の権威を背景としてイタリア統一を目指したということなのでしょうけど、まず私自身このコンセンサスを知らなかった。そして、塩野七生さんがこのコンセンサスに立ち向かったという内容で大変面白く読みました。ローマ人の物語で言えばカエサル編ぐらい力が入っている感じがしました。塩野七生さんの温故知新シリーズとしては良かったです。そして、後書きが、なんと沢木耕太郎という豪華版です。

    0
    2021年05月25日

    Posted by ブクログ

    チェーザレ・ボルジアはマキャベリに影響を与え、ダビンチに都市計画をさせた人物。話としてはイタリア版の国獲り物語という感じ。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    まさにイタリア版織田信長である。そして塩野が理想の男性としてこのタイトルに込められた優雅という言葉でよくわかる。レオナルド・ダ・ビンチ、マキャベリの君主論はまさにチェーザレのことだとよくわかった。意思の強さもよく伝わった。

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    チェーザレかっこいい!1500年前後ってことは、織田信長より半世紀ぐらい先輩か。

    地続きのヨーロッパ、イタリアの外には強国フランススペイン神聖ローマ帝国。列強の勢力争いに煽られ巻き込まれながら、ローマ法王の御旗をかかげて武力による実効支配を強めたりと、めっちゃ戦国時代。
    領主、僭主はどいつもこいつも信用できず現金主義だし、敵と味方がすぐ入れ替わったり影響及ぼしあったり陰謀が入り混じったりしてカオス。
    日本で言うなら国盗り物語のようでおもろい。

    イタリアの歴史をあまり知らない状態で読んだため、地名と人名がまあ入り混じって大変だったが、地図とにらめっこしながらロマーニャの小さな街を次々攻略していく行軍を追うのが楽しい。現地行ってみたい。

    300年以上後の話だが、最終的なイタリア統一(リソルジメント)の流れも小説になってたらぜひ読んでみたい。

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    副題の通り、優雅さと冷酷さの両面をもつ、多面的でとても魅力的、蠱惑的な人だと感じた。法王の私生児という出自による足枷、縛りのようなものから逃れながら、自らの兵力を持つ難しさ。
    特に、フランス国王、マキャベリ、レオナルドダヴィンチとの関係性が、ヒリヒリするようで面白い。また、病にかかってから一気に転落していく様が、それまでの栄華の座に上り詰めるまでの半生からは、あまりに儚い。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    普段歴史小説は敬遠しているけど友人に勧められて読んでみたら、面白い。事実に基づきつつもストーリー性があるというか、作者が文献に当たった結果こういったストーリーを描かれたのだろうなと、作者が楽しんでイタリア史を研究されているのが伝わってきて良かった。最後にはすっかりチェザーレに魅せられていたので歴史上変えられないのにも関わらずハッピーエンドを祈ってしまった…しかし終わり方も含めて美しかった。

    0
    2025年08月16日

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    小説 / 国内小説
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    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    塩野七生ルネサンス著作集
  • タイトルID
    :
    372212
  • 電子版発売日
    :
    2016年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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