海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―

1,562円 (税込)

7pt

4.0

群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本下巻(新潮文庫第4巻~第6巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

...続きを読む

塩野七生ルネサンス著作集 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―
    693円 (税込)
    見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった――フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、時代を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスとは何であったのか』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。新潮文庫版に収録の「対談 塩野七生×三浦雅士」も掲載しています。
  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―
    737円 (税込)
    若々しく大胆な魂と冷徹な現実主義に支えられた時、政治もまた芸術的に美しい。ルネサンスとはそういう時代であった。女たちはその時、政争と戦乱の世を生き延びることが求められた。夫を敵国の人質にとられれば解放を求めて交渉し、生家の男たちの権力闘争に巻き込まれ、また時には籠城戦の指揮もとる──。時代を代表する四人の女の人生を鮮やかに描き出した、塩野文学の出発点。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスの女たち』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―
    715円 (税込)
    十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野望を抱いた一人の若者がいた。その名はチェーザレ・ボルジア。法王の庶子として教会勢力を操り、政略結婚によって得たフランス王の援助を背景に、ヨーロッパを騒乱の渦に巻き込んだ。目的のためなら手段を選ばず、ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けた青春は、いかなる結末をみたのか。塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―
    1,529円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本上巻(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―
    1,562円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本下巻(新潮文庫第4巻~第6巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―
    825円 (税込)
    教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世……。権力の中枢を生きたローマ法王の実像を描き出す、塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『神の代理人』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―
    1,716円 (税込)
    現代では権謀術数の代名詞にされる男の実像とは。イタリア・ルネサンス終焉の時代と同時代の人々をつぶさに描き、等身大のマキアヴェッリ像を浮かび上がらせた、塩野ルネサンス文学の最高峰。 ※当電子版は単行本(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月16日

    千年以上にわたり、確固たる意志の元で繁栄し続け、ワケあってアッという間に抜け殻となったヴェネツィア共和国。その小さな国の興亡を息をのむ思いで読み続けた。政に関わる者たちが逸脱した行為に及ばないよう周到に組織された政府、万が一足を踏み外した者への厳罰、用意された敗者復活の構図、経済の理論など、独創的な...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    イタリアマニアに陥った私をさらにがんじがらめにした名著、下巻。これで本棚がイタリア色に染まったといっても過言ではない。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ヴェネツィアの歴史
    英雄を作らないという共和国を創ったヴェネツィア人
    千年も国の体制を変えずに繁栄したのも珍しい

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月04日

    ベネチアとトルコの激戦、ビザンチン帝国の興亡、マキャベリの台頭、ルネサンス時代、地中海を通じた貿易、やはり海を通じて栄えた都だ。しかし歴史的にこれだけ色々な都市と関わってきた街は無いと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月26日

    引き込まれるベネチアの歴史。最後は寂しいが都市は残り観光名所になった。ベネチアがこういう歴史だったと初めて知った。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月26日

    ヴェネツィアに関する物語の下巻。

    この本を読み終わることにより、日本人がよく知っている
    現代の大陸型国家の有望なところの台頭の理由や
    中世・ルネサンスから近現代に至る過程が読み解けます。

    またイスラムとの関係も。。

    目から鱗が落ちましたね。
    視界がジーコレベルになりました。はい。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「栄枯盛衰」様々な物語が紡がれ、それを導き出しているのでしょう。辿り着く先は同じ「滅亡」であっても。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年08月24日

    1000年に及ぶ繁栄を続けてきたヴェネツィアにも衰退の影が・・・。コロンブスの新大陸発見以上に脅威となったバスコダガマの喜望峰発見。それは経済大国ヴェネツィアの利益の源泉であった胡椒の独占が崩れる予兆だったとのこと。実際にはオランダの台頭・東インドの領有により完全に優位を失うまで時間は要するのですが...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年02月12日

    ヴェネツィア共和国の経済体制、経済体制を維持するための合理主義に基づいた政治システムの運用と文化の変遷について。ヴェネツィアは、経済合理性を追求した各種制度の確立・運用によって東地中海の覇権を獲得し、中東との貿易を行うことで中世の西欧では最大の経済国となり、文化の中心地ともなった。東地中海世界にトル...続きを読む

    0

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5― の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

塩野七生 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す