十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)
  • 最新刊

十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)

ビジネス・実用
737円 (税込)

3pt

「玉座に座った最初の近代人」と呼ばれる神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェルサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することに。しかしその平和は長続きせず、現代では「聖人」と崇められるフランス王ルイ九世が率いた二度の遠征は惨憺たる結末を迎え……。「神が望んだ戦争」の真の勝者は誰なのか――。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    十字軍物語(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    620479
  • 電子版発売日
    :
    2019年07月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    20MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

十字軍物語(新潮文庫) の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)
    880円 (税込)
    ローマ帝国が滅亡し、「暗黒」と呼ぶ者さえいる中世――。カトリック教会は、イエスが受難した聖地であるにもかかわらず、長くイスラム教徒の支配下にあるイェルサレムを奪還すべく、「十字軍」結成を提唱する。これに呼応した七人の諸侯たちは、それぞれの思惑を抱え、時に激しく対立しながら異国の地を進むのだが……。中世最大の事件、現代まで残響とどろく真相に迫る、歴史大作の開幕。
  • 十字軍物語 第二巻―イスラムの反撃―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    11世紀末、第一次十字軍の奮闘により、聖都イェルサレムが占領され、中東に「十字軍国家」が成立した。しかしイスラム側の英明な領主たちの反撃を前に、キリスト教勢力は領土を失い、苦境に陥る。最後の希望を一身に集め、「癩王」と呼ばれた若きボードワン四世は、テンプル騎士団や聖ヨハネ騎士団の力を借りて総力を結集。「聖戦」を唱えるイスラムの英雄サラディンとの全面対決を迎えるのだった。
  • 十字軍物語 第三巻―獅子心王リチャード―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    イスラム最高の武将サラディンと、中世最大の騎士にして英国王リチャード獅子心王率いる第三次十字軍の息を呑む攻防。ヴェネツィア共和国の深謀遠慮に翻弄されるばかりの第四次十字軍。業を煮やしたカトリック教会自身が武器を手にして指揮を執った、掟破りの第五次十字軍――。知略の渦巻く中世地中海世界を舞台に、物語はハイライトへ。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。
  • 十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)
    737円 (税込)
    「玉座に座った最初の近代人」と呼ばれる神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェルサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することに。しかしその平和は長続きせず、現代では「聖人」と崇められるフランス王ルイ九世が率いた二度の遠征は惨憺たる結末を迎え……。「神が望んだ戦争」の真の勝者は誰なのか――。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
    宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
    第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
    物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
    それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走するという事実でした。
    歴史を知るというより、人間の変わらなさを突きつけられたような読後感でした。

    0
    2026年07月30日

    Posted by ブクログ

    真打登場!第6次十字軍をキリスト教破門の身ながら、血を流さずにイェルサレムを奪還したフリードリヒ。リチャードとサラディン、フリードリヒとアル・カシールのように、両陣営に柔軟な思考ができるリーダーがいると友好的に話は進む。
    第七、八は熱い宗教心をもつルイ9世の独り相撲の感があり、それ故、2度も完全失敗をしたにもかかわらず、死後、聖人に祭り上げられた。
    十字軍の終焉のアッコン陥落は壮絶な戦いだった。それを思うと命を賭して戦ったテンプル騎士団の最後は悲しい。逆に聖ヨハネ騎士団が、ロードス騎士団、マルタ騎士団さらには現代まで生き残るのは、非常に逞しい。イスラムのマムルークたちが破竹の勢いのモンゴルを破ったことは、モンゴルの限界と世界征服の困難を現していた。
    十字軍の話は終わったが、この後、あの異端審問がつくる暗いヨーロッパが始まる。

    0
    2026年01月19日

    Posted by ブクログ

    ついに読み終えた壮大な十字軍物語。
    「キリスト教を信じる人々の間では、勝った人よりも負けても教えに殉じた人のほうが尊い」とされ、無血でイェルサレム解放を実現したフリードリヒ2世よりも、失策により壊滅的な敗北を喫したフランス王ルイの方が尊敬されるとは、現代の感覚からすれば大きくずれているのが面白い。
    この十字軍で得をしたのは誰か。色々な見方はあるだろうが、フランス王家とヴェネツィアやジェノヴァ等のイタリアの国家なのではないだろうか。
    カノッサの屈辱によりローマ法王の権力は頂点に達したが、その後の十字軍遠征時代、真面目にイェルサレム解放に取り組んだイギリスや新生ローマ帝国はローマ法王に叩かれ続けた。一方で十字軍遠征には真面目に傘下しなかったフランスは領土も力もつけ、いつも間にかローマ法王よりも強い力を握るようになった。
    イタリアにいたっては十字軍国家壊滅後もイスラムの国々と貿易を行い財を成した。
    色々な学びのある本である。

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

    王座に座った最初の近代人と呼ばれる神聖ローマ帝国フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することになった。

    0
    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    「十字軍物語」の最終巻。大きくは第六次(皇帝フリードリヒ)、第七次(聖王ルイ)、アッコン攻防と進んでいき、ついに「十字軍」はその役目を終える。第一次から一貫して指揮系統一本化の困難に悩めされており、それは諸国参加型であるが故、あるいは海軍をイタリア諸都市に外注するが故と語られる点が印象に残った。昨今でもコンサルや非正規社員に頼りがち...というのはよくある話で中々に思うところがあった。

    0
    2023年04月06日

    Posted by ブクログ

    フリードリヒ二世キター!(本来は、こっちを咲に読むべきだったんだなと)

    それにしても、ローマ法王からハモンされ、十字軍と公認されなかった第六次十字軍におけるフリードリヒ二世が交渉で求める者を全て手に入れたにもかかわらず、余計な十字軍をして、何一つ手に入れられなかったどころか、全てを失うきっかけを作ったルイ九世が「聖王」とはね・・・・・・

    そして、マムルーク朝がでてくる。ナポレオンがエジプトに攻め込むまで続くマムルーク朝が。

    それにしても、そこまでして異教徒を全て海に追い落としたはずなのに、異教徒同士の商売どころかキリスト教とのエルサレム巡礼まで復活しているのを見ると、何のためにおびただしい人命が失われたのだろうか?と思わざるをえない。

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    情報とは、その重要性を認識した人にしか、正しく伝わらないもの。
    これは、哲学者カントの感覚と認識の区別に通ずるのではないか。
    カエサルはそのことを早くも喝破していたのではないか。


    フリードリッヒ二世の柔軟性。
    自身の側近に敵方のイスラム教徒も複数いた。
    生まれは高貴だが育った環境が素養を育んだのか。合理的で近代的な人間だった。

    十字軍の歴史にも
    チンギスカンが開祖のモンゴル帝国が侵入してくる。歴史は有機的につながっていることの良い例。


    宗教強騎士団最後の闘いは圧巻。
    滅びの美学。


    実質的な宗教戦争は十字軍で終わる。以後は、領土争いに宗教で色付けをしたもの。
    最後の宗教戦争、それが十字軍。

    0
    2019年10月28日

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆2019年9月☆☆☆


    フリードリヒ2世が中心となった第六次十字軍から、ルイ9世の行った第七次、第八次十字軍。そしてアッコン陥落、騎士団の崩壊まで。


    フリードリヒ2世の遠征は無血でエルサレムを解放したため当時は激しい批判にさらされた。イスラム教徒とキリスト教徒の共存を実現した稀代の名君だと塩野氏は評価する。アラビア語を自由に操ったり、ナポリ大学を開設し法律を重視したり、当時としては異例の人物だったのだろう。


    一方、ルイ9世は宗教的情熱、信念ならだれにも負けなかったが決して優秀な人物ではなかった。悪い人ではなかったのだろうが、十字軍は大失敗に終わった。


    その後、マムルーク朝により十字軍国家は崩壊。その歴史にピリオドを打った。
    十字軍の足跡を辿る長い、長い旅が終わった。

    0
    2019年09月12日

    Posted by ブクログ

    その距離を~競うより~♪ どう飛んだか、どこを飛んだのか♪
    ♪それが、一番、大切なんだ♪、そうである。
     
    人生ならそんな生き方もあってはいいと思うが、これが勝負の世界、とくに戦争ではそうはいかない。どう飛ぼうが、どのルートを飛ぼうが最後に目的地に着けばいい(勝てばいい)のであって、目的地に着かない(目的を達成できない)のであれば、それは飛んでないのと同じだ。

     十字軍の目的は聖地イェルサレムの奪還だ。それ以外ない。第六次十字軍を率いた神聖ローマ帝国皇帝のフリードリヒ二世はイスラム文化に通暁し、自らもアラビア語を解し、通訳なしで交渉にも臨めるほどの稀有な皇帝。スルタンのアル・カミールとも打ち解ける間柄。お互いの立場をよく理解し、なんとな~く、妥協点を探りあっていた。何度かの交渉ののち、スルタンから、うちも身内のゴタゴタで大変で、あなた方を相手してる余裕がないから、軍の引き上げを条件に、イェルサレム、還して欲しいって言うなら還しまっせ、との棚からぼた餅の提案が。戦わずして目的を達成する一大好機到来。やった!俺って持ってる男かも、と皇帝が思ったがどうかはしらないが、ローマにお伺いを立てたりしてたら使者の往復だけで何カ月もかかるから時を逃す。ここは自分の一存で、乗りましょう!その提案。戦争を回避し、犠牲者を全く出さずに目的を達成したんだから、この遠征、大成功でしょ!?。
     
     しかし、それを伝え聞いた法王は「けしけらぬ!」と激怒。なぜなら聖地はキリスト教徒が血を流して異教徒から奪回してこそ意味があるのに戦わないとは何たることか! 皇帝は破門じゃ!破門!と、何度目の破門かわからないけど、再び破門を通達。

     意味わからん。
     
     そこは「神がそう望んだ」から労せずして聖地が奪還できたっことでいいじゃん!

     それは戦闘の勝利じゃないかもしれないが、戦略の勝利なんだから。と普通は考える。たぶん現地のキリスト教徒もそう考えた。しかし神の代理人の頭の中は違ったようだ。石頭め!

     その後、法王の意思に忠実に第七次十字軍を組織したフランス王ルイは多くの犠牲を払うも、失地を回復するどころか次々と拠点を失い、自らも捕囚の身となる大惨敗。でも法王の意を汲んで、多くのキリスト教徒の血をイスラムの地に無駄に流させることに成功したフランス王ルイはのちに聖人に列せられる。 

     このことをもって個人的にはフランス王に「フランスの乃木将軍」との称号を与えたい。

     聖地奪還より血を流すことに意味があるという本末転倒の展開となった今回の十字軍。以後の十字軍も勢力を盛り返すことはなく黄昏を迎える。

     いつの時代も戦火や戦禍を拡大させるのは戦争を知らない権力者ということか。

     大変お勉強になりました。

    0
    2019年05月21日

    Posted by ブクログ

    一神教の聖職者 と 世俗のエリート
    世俗者が 聖職者の原理を 持った時の 恐ろしさ
    本人が 気づいてにないのか さらに 怖い

    0
    2019年02月11日

十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    十字軍物語(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    620479
  • 電子版発売日
    :
    2019年07月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    20MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

塩野七生 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す