十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)
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十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

「玉座に座った最初の近代人」と呼ばれる神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェルサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することに。しかしその平和は長続きせず、現代では「聖人」と崇められるフランス王ルイ九世が率いた二度の遠征は惨憺たる結末を迎え……。「神が望んだ戦争」の真の勝者は誰なのか――。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。

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十字軍物語(新潮文庫) のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    ローマ帝国が滅亡し、「暗黒」と呼ぶ者さえいる中世――。カトリック教会は、イエスが受難した聖地であるにもかかわらず、長くイスラム教徒の支配下にあるイェルサレムを奪還すべく、「十字軍」結成を提唱する。これに呼応した七人の諸侯たちは、それぞれの思惑を抱え、時に激しく対立しながら異国の地を進むのだが……。中世最大の事件、現代まで残響とどろく真相に迫る、歴史大作の開幕。
  • 十字軍物語 第二巻―イスラムの反撃―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    11世紀末、第一次十字軍の奮闘により、聖都イェルサレムが占領され、中東に「十字軍国家」が成立した。しかしイスラム側の英明な領主たちの反撃を前に、キリスト教勢力は領土を失い、苦境に陥る。最後の希望を一身に集め、「癩王」と呼ばれた若きボードワン四世は、テンプル騎士団や聖ヨハネ騎士団の力を借りて総力を結集。「聖戦」を唱えるイスラムの英雄サラディンとの全面対決を迎えるのだった。
  • 十字軍物語 第三巻―獅子心王リチャード―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    イスラム最高の武将サラディンと、中世最大の騎士にして英国王リチャード獅子心王率いる第三次十字軍の息を呑む攻防。ヴェネツィア共和国の深謀遠慮に翻弄されるばかりの第四次十字軍。業を煮やしたカトリック教会自身が武器を手にして指揮を執った、掟破りの第五次十字軍――。知略の渦巻く中世地中海世界を舞台に、物語はハイライトへ。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。
  • 十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)
    649円 (税込)
    「玉座に座った最初の近代人」と呼ばれる神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェルサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することに。しかしその平和は長続きせず、現代では「聖人」と崇められるフランス王ルイ九世が率いた二度の遠征は惨憺たる結末を迎え……。「神が望んだ戦争」の真の勝者は誰なのか――。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。

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十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    王座に座った最初の近代人と呼ばれる神聖ローマ帝国フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することになった。

    0
    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    「十字軍物語」の最終巻。大きくは第六次(皇帝フリードリヒ)、第七次(聖王ルイ)、アッコン攻防と進んでいき、ついに「十字軍」はその役目を終える。第一次から一貫して指揮系統一本化の困難に悩めされており、それは諸国参加型であるが故、あるいは海軍をイタリア諸都市に外注するが故と語られる点が印象に残った。昨今

    0
    2023年04月06日

    Posted by ブクログ

    フリードリヒ二世キター!(本来は、こっちを咲に読むべきだったんだなと)

    それにしても、ローマ法王からハモンされ、十字軍と公認されなかった第六次十字軍におけるフリードリヒ二世が交渉で求める者を全て手に入れたにもかかわらず、余計な十字軍をして、何一つ手に入れられなかったどころか、全てを失うきっかけを作

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    情報とは、その重要性を認識した人にしか、正しく伝わらないもの。
    これは、哲学者カントの感覚と認識の区別に通ずるのではないか。
    カエサルはそのことを早くも喝破していたのではないか。


    フリードリッヒ二世の柔軟性。
    自身の側近に敵方のイスラム教徒も複数いた。
    生まれは高貴だが育った環境が素養を育んだの

    0
    2019年10月28日

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆2019年9月☆☆☆


    フリードリヒ2世が中心となった第六次十字軍から、ルイ9世の行った第七次、第八次十字軍。そしてアッコン陥落、騎士団の崩壊まで。


    フリードリヒ2世の遠征は無血でエルサレムを解放したため当時は激しい批判にさらされた。イスラム教徒とキリスト教徒の共存を実現した稀代の名君だ

    0
    2019年09月12日

    Posted by ブクログ

    その距離を~競うより~♪ どう飛んだか、どこを飛んだのか♪
    ♪それが、一番、大切なんだ♪、そうである。
     
    人生ならそんな生き方もあってはいいと思うが、これが勝負の世界、とくに戦争ではそうはいかない。どう飛ぼうが、どのルートを飛ぼうが最後に目的地に着けばいい(勝てばいい)のであって、目的地に着かない

    0
    2019年05月21日

    Posted by ブクログ

    一神教の聖職者 と 世俗のエリート
    世俗者が 聖職者の原理を 持った時の 恐ろしさ
    本人が 気づいてにないのか さらに 怖い

    0
    2019年02月11日

    Posted by ブクログ

    登場人物の中で教皇が一番血の気が多い。
    数世紀後にイラク戦争やアラブの春がどう扱われるのか。
    今後オリエントの復権はあり得るのか。

    0
    2022年11月13日

    Posted by ブクログ

    11世紀末から約200年間にわたって、聖地エルサレムを奪還すべく8回もの十字軍遠征が行われ、最後は惨憺たる結末。
    第7回の神聖ローマ帝国フリードリッヒ二世が交渉だけで一番上手にやってくれたと思うのだが、戦わなかったから駄目だったなんて、これが宗教なんでしょうかねぇ。一神教同士の戦いは壮烈でした。

    0
    2020年07月05日

    Posted by ブクログ

     第六次十字軍は、カトリック的には無かったものとされている。
     神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒは全く戦わなかったのだ。
     フリードリッヒはイスラム側のスルタンとの交渉によって、聖墳墓教会はキリスト教、岩のドームはイスラム教というイェルサレムの分割統治という方法で聖地を奪還した。

     しかし、戦わず

    0
    2019年12月08日

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