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Posted by ブクログ
愛して止まない塩野七生氏の本。エッセイとしては何冊目になるだろう?? 最近は専らローマ人の物語、それに文芸誌の短いエッセイの連載をしているのを時たま、思い出した頃に書店で見かける程度で、すこし寂しい。
この本の語り口は非常に丁寧だけれどそれは「誰にでもわかるように書いた」丁寧さではなく、それが『男たちへ』などと違い『ローマ人の物語』とも違う雰囲気を作っていて、これが彼女と移動年代の世代に向けて発信した当時の彼女の身丈のままの文章なんだろうなとおもう。
45歳の半分にも届いていない私の受ける印象は本来彼女の意図して書いた意思の何分の一なのだろう。
繰り返し繰り返し読み返したい一冊です。胸に響くくだりが多くて☆+1。
Posted by ブクログ
先だっての大阪市長選挙結果を観て、「大阪ももうアカンな」と思ってたところにこの本である。
「一人の馬鹿は、一人の馬鹿である。二人の馬鹿は、二人の馬鹿である。一万人の馬鹿は、"歴史的な力"である」
なるほど8割がたの積極的であれ消極的であれ候補に票を入れなかったその意見より、バカが集まって歴史的な力なったということか。民主主義の盲点突かれたか。
歴史から学ぼうとせず「歴史は我々が作る」と行っている連中の行った政治がどういうものなのか…連中の「維新」という言葉の使い方が軽薄であることを見れば、いかに歴史を軽く見てるかが分かるのだけど…それでも、大阪市民はヤツを選んだ。
今の選挙制を擁した民主主義である限り、ヤツが当選した限りは大阪市民たる俺にも、少なくともヤツらを担ぎ上げた責任があるってことだ。たとえ自分が投じた票がどうであろうとも…
なんで、塩野さんの痛快なエッセイを読んで、こんなくらいくだらない事に思い悩まないかんのか。これも大阪市民たる責任…でないよな
雑念を排して読みたかった1冊
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