作品一覧 2023/04/14更新 明るいニヒリズム 試し読み フォロー 明るいニヒリズム(PHP文庫) 試し読み フォロー 明るく死ぬための哲学 試し読み フォロー 悪について 試し読み フォロー 怒る技術 試し読み フォロー 生きにくい・・・ 私は哲学病。 試し読み フォロー 生きるのも死ぬのもイヤなきみへ 試し読み フォロー 異文化夫婦 試し読み フォロー ウソつきの構造 法と道徳のあいだ 試し読み フォロー うるさい日本の私 試し読み フォロー 英語コンプレックスの正体 試し読み フォロー エゴイスト入門 試し読み フォロー 怒る技術 試し読み フォロー 男が嫌いな女の10の言葉 試し読み フォロー 「思いやり」という暴力 試し読み フォロー 親ガチャという病 試し読み フォロー 女の好きな10の言葉 試し読み フォロー カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ― 試し読み フォロー 過酷なるニーチェ 試し読み フォロー カントの「悪」論 試し読み フォロー カントの時間論 試し読み フォロー カントの読み方 試し読み フォロー 観念的生活 試し読み フォロー 狂人三歩手前 試し読み フォロー 空間と身体 : 続カント解釈の冒険 試し読み フォロー ぐれる! 値引きあり 試し読み フォロー 後悔と自責の哲学 試し読み フォロー 孤独について 生きるのが困難な人々へ 試し読み フォロー 差別感情の哲学 試し読み フォロー さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室 試し読み フォロー 死の練習 - シニアのための哲学入門 - 試し読み フォロー 「時間」を哲学する 過去はどこへ行ったのか 試し読み フォロー 純粋異性批判 女は理性を有するのか? 試し読み フォロー 人生に生きる価値はない 試し読み フォロー 善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 試し読み フォロー 騒音文化論 試し読み フォロー <対話>のない社会 試し読み フォロー 戦う哲学者のウィーン愛憎 試し読み フォロー たまたま地上にぼくは生まれた 試し読み フォロー 「哲学実技」のすすめ そして誰もいなくなった・・・・・・。 試し読み フォロー 哲学塾の風景 哲学書を読み解く 試し読み フォロー 哲学の教科書 試し読み フォロー 哲学の道場 試し読み フォロー 東大助手物語(新潮文庫) 試し読み フォロー どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? 試し読み フォロー 七〇歳の絶望 試し読み フォロー 日本人を〈半分〉降りる 試し読み フォロー 「人間嫌い」のルール 試し読み フォロー 働くことがイヤな人のための本 試し読み フォロー 反〈絆〉論 試し読み フォロー 晩年のカント 試し読み フォロー 非社交的社交性 大人になるということ 試し読み フォロー ヒトラーのウィーン 試し読み フォロー ひとを愛することができない マイナスのナルシスの告白 試し読み フォロー ひとを〈嫌う〉ということ 試し読み フォロー 不幸論 試し読み フォロー 不幸論(PHP文庫) 試し読み フォロー 不在の哲学 試し読み フォロー 〈ふつう〉から遠くはなれて ――「生きにくさ」に悩むすべての人へ 中島義道語録 試し読み フォロー 偏食的生き方のすすめ 試し読み フォロー ぼくは偏食人間 試し読み フォロー 醜い日本の私 試し読み フォロー 醜い日本の私 試し読み フォロー やっぱり、人はわかりあえない 試し読み フォロー 私の嫌いな10の言葉 試し読み フォロー 私の嫌いな10の人びと 試し読み フォロー 「私」の秘密 私はなぜ〈いま・ここ〉にいないのか 試し読み フォロー 1~67件目 / 67件<<<1・・・・・・・・・>>> 中島義道の作品をすべて見る
ユーザーレビュー <対話>のない社会 思いやりと優しさが圧殺するもの 中島義道 社会的弱者は言葉を否定され続け、言葉を語ることを諦めてしまう。日本の和の精神が言葉の足かせになっている。日本はルール違反に対しても寛大だが、他人の苦境も見て見ぬふりをする。要するに個人と個人のコミュニケーションをほぼゼロに留めておく国だ。日本人は客観的な立場から論理を使って語るのはそれほど苦手ではな...続きを読むい、しかし、主観的に語る対話、(ここで言う「対話」とは各個人が自分固有の実感・体験・信条・価値観に基づいて何事かを語ること)はにがてである。日本人は(一般的に)言葉を額面通りに受け取る関係よりも、発話者の意図と言葉の字面が微妙にずれることを了承するのに独特の美学をもっている。しかし、その美学にかまけて言葉や態度を軽視してはならない。対話を遂行するものは、「客観的態度」「主観的態度」の間を行く。自分の固有の状況・体験・感受性をまるごと引きずりながら、しかも客観的心理を求めて語りだすのだ。限りないわからないわかったりの揺れがあり、果てしない「ここまではわかった、だが、ここからはわからない」という限定が続く。この営みこそ対話である。生み出された対立をどう統合するのかというヨーロッパ的思考に対して、そもそも対立を避けようという日本的考え。それを認知しない考え。それを殺す考え。 Posted by ブクログ ひとを〈嫌う〉ということ 中島義道 今の私にぴったりな本だったので、著者の言う「1割」の人間だったということなのでしょう。 まず全く説教臭くないところが良い。こうした方がいいああした方がいいというようなことは全く言わない。似たようなことを言っている本は他にもあるような気がしますが、この語り口であるから入ってくる、という感じがしました。...続きを読む 人を嫌うということについてじっくり考えさせられる本。そして嫌うことや嫌われることに対する無意識の忌避感を疑わせてくれる良本。 感じたくないだけで、既にそこにある嫌悪感をどう捉えるか。 次の日からの世界を少し味わい深くさせてくれる1冊だと感じました。 Posted by ブクログ ひとを〈嫌う〉ということ 中島義道 この書物を読んで。 脳内揺さぶられましたが、究極のエゴイストには、私はなれないかな。 ただ、興味深すぎる内容 Posted by ブクログ 善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 中島義道 善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学。中島 義道先生の著書。現代社会にはびこる善人たち。善人たちほど暴力性を秘めていて善人たちほど偽善、欺瞞、嘘のかたまりの悪人。善人と思っていた人が暴力、偽善、欺瞞、嘘のかたまりの悪人だとしたら絶望感におそわれる。善人ほど悪い奴はいない。胸に突き刺さる言葉。自分...続きを読むが善人であると思っていたとしたらそれはただの自信過剰な妄想にすぎなくて暴力、偽善、欺瞞、嘘のかたまりの悪人なのかもしれない。 Posted by ブクログ 哲学の教科書 中島義道 中島ワールド全開。 哲学者とは何者か、 自分のこの哲学的な問いは如何なるものなのか、自分の哲学の素質は相対的にどの辺りのポジションなのか、 がよく分かる一冊。 第5-6章で急に著者の思想が垣間見えるのも面白い。 Posted by ブクログ 中島義道のレビューをもっと見る