中島義道の一覧

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2019/10/10更新

ユーザーレビュー

  • 差別感情の哲学
    差別感情はどこから生まれ、育っていくのか。
    偏った者が差別感情を生み出していると考えられがちではあるが、所謂ふつうの人こそが差別の温床である。ふつうの人が、差別などしていないという意識でいるからこそ、無意識に差別が起こるのだ。
    ナチスドイツがその最たる例である。
    私たちはあらゆる行為に差別感情が付随...続きを読む
  • 差別感情の哲学
    面白かった(積んでたけど)。そんな学術的な感じではなくいつもの中島さんのエッセイって感じ。内容は,たぶんもともと自分の感覚と相性がいいのかな。いわゆるポリコレの狂信性や,向上心・誠実さ・努力を神聖視する社会の前提に欺瞞を感じるというの,すごくわかる。僕もどこまでも自分の中の欺瞞性を追い回して透明にな...続きを読む
  • 差別感情の哲学
    差別感情という人間の奥底に潜んでいるものを徹底的に炙り出している力作。

    著者の中島義道に関しては、社会不適合である自意識のある人に寄り添い、励ましてくれるような言葉を投げかけてくれるような印象を勝手にもっていたが、概ね間違ってはいなかったようだ。本書でも中島義道は「常識」や「普通」といった言葉の危...続きを読む
  • カントの「悪」論
    実践理性批判を読んだので読んでみた。全然カントのことちゃんと理解できてなかったんだなと思った。特に時間に関する視点は全くなかったのでそこまでカント倫理学が入り込んだ構造になってるとはと思い感動しました。あと個人的な関心として「どんな綺麗事言う人間も所詮は自分の人生をただ肯定したい(快楽を得たい)だけ...続きを読む
  • 差別感情の哲学
    -非権力的が権力に立ち向かい自らの理念を実現するためには、それ自身が権力を持たねばならないという自己矛盾に陥る。
    SNSでだれかが悪を糾弾しあっというまに炎上、忘却を繰り返す世間。正義とは善とは、わからなくなる今日に読みたい本。新聞で引用されていた、フランス文学者の渡辺一夫の”寛容は自らを守るために...続きを読む