善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学

善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学

946円 (税込)

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ニーチェの「善人批判論」をテキストに、現代社会にはびこる「善人」たちの暴力性を暴く。自らの弱さを武器に、権利を過度に要求し、偽善、欺瞞、嘘をまきちらし、それに気づかない人々。ニーチェの本質が明らかに。

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善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学。中島 義道先生の著書。現代社会にはびこる善人たち。善人たちほど暴力性を秘めていて善人たちほど偽善、欺瞞、嘘のかたまりの悪人。善人と思っていた人が暴力、偽善、欺瞞、嘘のかたまりの悪人だとしたら絶望感におそわれる。善人ほど悪い奴はいない。胸に突き刺さる言葉。自分

    0
    2022年08月17日

    Posted by ブクログ

    ニーチェを勉強中でこの本に出会った。善人がなぜ悪捉えるのか読んでてなるほどと思った。
    筆者がものすごい勢いでズバズバ切り捨るのは爽快でもあり恐怖でもある。

    0
    2021年12月16日

    Posted by ブクログ

    善人が必ずしも”悪”であるとは思わないが、弱者に関する記述で、私が人に対して違和感を感じる部分の正体を完全に文章化してあってものすごくすっきりした

    0
    2015年05月20日

    Posted by ブクログ

    ニーチェの思想を人間学を通して理解でき、有意な読書行為であった。

    「弱者」となり、被害者を装い怠惰な生活を送るよりは、他者の批判を恐れず戦いの人生を過ごしたい。

    0
    2011年12月14日

    Posted by ブクログ

    うん、これは掛け値なしに面白かった。自身は善人(弱者≒大衆≒畜群)にならならいように努力している状態だと思いたいが、そうとも言い切れないものを抱えているのも自覚...。ただ、自身の弱さを正当化し、他者に対して暴力的な発言はしないでいたい。

    0
    2020年07月12日

    Posted by ブクログ

    ニーチェの思想と照らし合わせながら、自分の弱さを認識しながらも、その弱さを正当化する欺瞞、偽善を武器にして、頑張って戦う強者批判する現代の「善人」を、「弱者」として批判する。

    中島さんの本はクセが強すぎてどちらかというと苦手だったのですが、本書にはかなり共感できました。

    本書のキモは、そんな「善

    0
    2014年12月11日

    Posted by ブクログ

    中島義道流ニーチェの読み方。特に「善人=弱者」に対する考察。
    「弱者」は「仰向けになるイヌ」であり「加害者」であり「権力と権威を愛す」のであり「安全」を求め「善意の嘘」をつき「群れ」「(弱者にとっての)公正・平等」を求め「エゴイズム」を嫌い、そして「同情して傲る」のである。ニーチェは「超人」ではなく

    0
    2014年01月01日

    Posted by ブクログ

    善人…努力も規則を破ることもしない普通の人
    悪人…村八分にされようとも犯罪をする勇気のある人
    エリート…努力し結果をだした人

    善人は耳障りのいい言葉(平等、環境保護など)を掲げ数によって主張をする。
    善人は一人では良い人だが数が集まると厚かましくなる。
    善人がいじめを見て見ぬ振りをするのは善人の善

    0
    2012年11月10日

    Posted by ブクログ

    2012年の一冊目。昨年のダメージを引きずったまま、ツァラトゥウトゥラ→中島義道のコースの終着点。

    義道くんに言わせると、ニーチェは「ださく、かっこ悪い」そうだが、本書を読むとまぁその感覚がよく伝わってくる。徹底的に善人を叩きのめし、超人への愛を説くニーチェその人は超人などには到底至れず、まさしく

    0
    2012年01月06日

    Posted by ブクログ

    「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の理解を深めるためにニーチェ関連の著書を読もうと手にとった一冊。本文でも倫理に触れられていて、読んで損はなかった。

    0
    2011年07月02日

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