どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?

462円 (税込)

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所詮人生は、理不尽で虚しい。いかなる人生を営もうと、その後には「死」が待っている。「どうせ死んでしまう」という絶対的な虚無を前にしながら、なぜ私たちは自ら死んではならないのか?生きることの虚しさを徹底的に見つめ、それをバネにたくましく豊かに生きる道を指南する、刮目の人生論。無気力感に苛まれる時、自分に絶望し苦悩する時の必携本。

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どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    不幸や死を考えて考えても、やっぱりなぜかしら不幸でないし、生きていることそのものに、表面上何があってもさしあたり「幸福」であるように感じてしまう。なぜだ。
    「一切皆空」で、世界のものはみんななぜか縁あって無から生じ、無に帰っていく。そして、その無は、もしかすると、娑婆の不完全な存在なんかよりも、完全

    0
    2015年07月12日

    Posted by ブクログ

    死を深く考えることが、今を生きるにつながると思います。こういう本を手にし、死について自問し、そして他の誰かと意見を交わすことが大事だと思う。ついつい、タイトルに惹かれて手にしてしまいました。

    現時点での僕の死への解
    「いつ生まれてくるかを、自分で選択できないように
    いつ死ぬかも、自分では選択できな

    0
    2012年08月26日

    Posted by ブクログ

    「どうせ死んでしまうのに,なぜいま死んではいけないのか?」という問いへの一つの答えとして私に極めて重要に思われるのは,「いま死んでしまうという行為の裏には『どうせ死んでしまうのに,なぜいま死んではいけないのか?』という問いを立てる試みを自ら放棄するという強烈な自己欺瞞,真理からの卑怯な形の逃避が隠れ

    0
    2011年05月02日

    Posted by ブクログ

    なぜ、私はこの世に自分の意志ではなく生まれさせられ、
    苦しみあえいで生きねばならず、
    そしてじきに死んでしまわねばならないのか、
    しかもほとんど何もわからないままに。


    10年ほど前に高速道路で交通事故に遭ったことがある。
    自分のクルマは全壊。
    しかし、自分はヒザをほんのちょっと打撲しただけで奇跡

    0
    2010年10月25日

    Posted by ブクログ

    表題が良いです。
    表紙の絵のチョイスが良いです。
    (ベルギーの画家ポール・デルヴォー)
    中島さんは、40歳代の方とばかりだと
    思ってたんだけど、違うんですね。
    紙面から、生きにくそうな方だな、と
    いうのが伝わってきます ^^;

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    評するのに適していないと捉える人もいるのだろうが、私にはとてもおもしろい本だった。解説内に、「毒」や「薬」の表現があったが、私には「薬」だった。色々もやもやと思っていること、それが世間に歓迎されないだろうことがすごく楽になった。
    この本は、よくあるような「命は尊いからどんな理由があっても無駄にしては

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    所詮人生は、理不尽で虚しい。

    いかなる人生を営もうと、その後には「死」が待っている。

    「どうせ死んでしまう」という絶対的な虚無を前にしながら、なぜ私たちは自ら死んではならないのか?

    生きることの虚しさを徹底的に見つめ、それをバネにたくましく豊かに生きる道を指南する、刮目の人生論。

    0
    2014年09月05日

    Posted by ブクログ

    鬱状態が常態の私にとって、中島氏の指摘は深く頷ける。
    偏食のひどさなどは、共感はできないが、貴重な意見と受け止めた。

    ただ言葉が平易だからか、繰り返しが多いからか、議論が深まっていないように思えた。最後は情と簡単な論理の提示で、終わってしまったような・・・。

    「どうせ死んでしまうのに、なぜ

    0
    2011年05月12日

    Posted by ブクログ

    101203
    p.10 きみの姉さんに赤ちゃんが生まれた。きみはその泣き叫ぶ顔を見ながら、どうせ死んでしまうのに、なぜ生まれてきたんだろう、と感ずるのだ。

    同じことを思う。親戚に赤ちゃんが生まれても「おめでたい」という感情は湧かない。人生というものがまたひとつ、その再生装置とともにこの世に現れてし

    0
    2010年12月03日

    Posted by ブクログ

    幸福を過剰に求めると、ひとはかならず不幸になる。
    欠点と真正面から向き合ってみる
    組織をうまく利用し、組織に全人格を投入しない。組織から半分降りて、仕事は単なる生活の手段と割り切る。
    人生に行き詰まった人は、自分の感受性と信念が満たされる場が与えられれば、獲得できれば、さしあたり死ななくてもすむので

    0
    2023年02月12日

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