うるさい日本の私

うるさい日本の私

836円 (税込)

4pt

3.8

家を一歩出れば、町に溢れる案内、呼びかけ、注意。意味も効果も考えず、「みんなのため」と流されるお節介放送の暴力性に、哲学者は論で闘いを挑む。各企業はどう対処したのか。自己反省も掲載した名エッセイ!

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うるさい日本の私 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年02月10日

    うるさい日本の私。中島 義道先生の著書。私も日常生活でうるさいと感じてしまうことが多くて、日本は過剰サービス社会なのかなと思うこともしばしば。それが日本人の自主性や自分で考える力を奪ってしまっていると思うのは考え過ぎの被害妄想なのかもしれないけれど。

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    Posted by ブクログ 2022年11月07日

    筆者がスピーカーから発せられるアナウンスと闘う「戦闘記録」を纏めた本。
    本書の大部分は上記に関しての論理的な愚痴であるが、本書のメインテーマは「『察する』美徳から『語る』美徳へ」である。

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    Posted by ブクログ 2018年04月11日

    単なる苦情でなく、行動にうつしている
    また、うるさいことのみに注目するのでなく、
    人間としてこの放送は必要か、とか、
    うるささに鈍感な日本人の様子に対する疑問とか、
    生活の基本を振り返ることができた

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    Posted by ブクログ 2017年06月11日

    著者の中島義道はドイツ哲学を専門とする哲学者で、本書にも出てくる通り、「戦う哲学者」との異名を持つ。
    本書は、「音漬け社会・日本(=うるさい日本)」に対して、著者が様々なところに寄せた告発文を素材にまとめたもので、1996年に発刊され、その後いくつかの出版社で文庫化されている。単行本出版時の反響は大...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月19日

    街の騒音に耐えられない筆者による闘いの記録。マジョリティの日本人の知らない日本人は音に寛容だが、彼は騒音源たる企業・店舗・個人に対して直接抗議をする。90年代に書かれた本なので、彼の抗議は肉声・直筆手紙によりなされ、一部は改善がなされ一部は黙殺される。俺もエスカレーターのアナウンスはまじウザいと感じ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年11月08日

    この本は、生活にあふれている音の暴力について話されている。いや、怒っている。初めから終わりの寸前まで怒っている。話がまっすぐ入って来すぎる。
    いつも不機嫌で難しい数学教師を思い出した。とても苦手だ。

    著者殿には申し訳がないのだけど、話はわかるが気持ち的に受け入れなれない。が、言われていることは本当...続きを読む

    0

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