正義の味方が苦手です(新潮新書)

正義の味方が苦手です(新潮新書)

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

正しすぎる社会は息苦しい――。失言をくり返す政治家も、ポリコレを掲げて暴走する人も、自分は常識的だと思っている人たちも、誰もが自分の色眼鏡で世界を見ているものだ。それらがすれ違い、時にぶつかり合うのは当然だけれど、他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い。自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    正義の味方が苦手です(新潮新書)
  • タイトルID
    :
    1276154
  • 電子版発売日
    :
    2023年01月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

正義の味方が苦手です(新潮新書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いくら事実を重ねても、人は自分が信じたい情報を信じてしまう。(ファクトは感情に勝てない)



    根拠がなくても、結果が伴わなくても、力強く巧みな言葉に人々は動かされてしまう。(日本に呪文使いがいないことを喜ぶ)



    いちいちマナー違反に目くじらをたてないことによって、文化は国際化していく。(伝統を守る人が文化を破壊する)



    気ままで私的な感情の集積が「世論」である。(「10年後」から振り返ってみる視点を持つ」)



    民主制は既に「民」と認められた人にとって有利な決定ばかりがなされてしまう。「民」認定されていない人に対して冷淡だ。(「未来人の人権」は守らなくていいのか)



    いちいち文句をつけていると疲れてしまう。最近はサービスに不満がある時は「この国や地域ではそういう流儀なんだな」と思うようにしている。当事者意識も大事だが余所者として暮らしていた方がリラックスして日々を送れる。(余所者だと思って生きていく)



    歴史を学ぶことで僕たちは冷静になれる。似たような出来事を知ることで、客観的な視点を得られる。(世界は77年で一回りする)



    など、コロナ化に連載された古市氏による斜め上からのコラム集です。



    1テーマにつき3ページと紙幅が少ないため、1つか2つの事例だけをもとにして結論を出している点や、筆者の意見について、賛否があるでしょうが、私はこういう自分にない視点からの切り口を知れることは好きです。



    また、社会的な事例に対してこうやって自分なりの考えをまとめられることも凄いなぁと思いますし、読んでいると影響されて、自分も身の回りのこと、ニュースでのことについて考えるようになります。



    タイトルにもあるように「正義」というのはやっかいだなぁと思います。そして、「正義の味方が苦手です」というのは秀逸だなぁと思います。



    インターネットやテレビでは、一側面しか報道されていないのに(一部分しか知らないのに)、自分は当事者でもないのに、あたかも「こうである。」「こうすべき。」「こうしている人はダメだ。」と正義を振りかざすコメントをよく見ます。



    そんな辟易している自分の気持ちを代弁してくれているところも気に入っています。


    0
    2023年12月25日

    Posted by ブクログ

    椎名林檎のYouTube見て、急に存在が気になった古市憲寿さん。
    一番最初の本として何を読もうか悩んだが、目次を見たら魅力的なタイトルばかりだったので、この本をチョイス。
    名言と思う部分はいくつがあったが、文章が短い!もっとその話詳しく聞かせてって思うところで終わってしまう。
    長く書いている別著を読んでねっことか。
    古市初心者向けの本としては、大あたりでした。

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    共感することもちょくちょく。
    いつもコナン見て思うことなんだけど、言い回しがいいなぁ
    前にどっかで理論はすごいのに文章が壊滅的に下手な人には意味を汲み取ってわかりやすく書き換える人がついていた話を見たな
    多くの物事は結論って別に1人で出す必要ないんですよね、意見を聞いて考えが変わることだってそりゃあるし。ない方が頑なで怖い。進路の選択ですら過程でしかないから結論ではないし。
    竜宮城って蓬莱山だったんだ。
    能力がない人、誰かを傷つける能力に長けた人はヒロアカが描いてはいる。
    制度から社会の価値観変えるを地で行くのが元明石市長とかかも。
    コロナ有識者会議の議事録まじかよ……
    臥雲さんが松本市長になってたことも、行政と医療を繋いでコロナ禍で活躍していたことも知らなかったなぁ
    コロナが流行る前でも経済の専門家とか予測が当たらない姿は知っていた
    自分の生まれていない時代もまるでその時にいたかのような書き方があって不思議な感覚を覚えた。
    5 越える→超える

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    本書で指摘する「バイアス」は自分にも当てはまるところがあり、視点や視野を変えていく必要を感じた。
    相手を全否定するのではなく、部分的にでも評価するところは評価する著者の姿勢に好感が持てた。

    0
    2023年03月28日

    Posted by ブクログ

    10年前のNHK番組『ニッポンのジレンマ』から気になっていた作者さん。とぼけた雰囲気、独特の発想・切り口で持論を述べる。自分の主観が入っているかもしれないという自覚に乏しく、正義を主張し、他人の考えを受け入れられない人は怖い…。独特の行動原理で、違う視点で話す彼の表現は面白い。

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    古市さんのコメンテーターとしての脱力感に惹かれて購入しました。

    コロナ禍での行動制限が、正しかったかどうか。
    時代の渦中にいるものには、その判断は下せない。
    バブル景気も然り。
    数年後の未来に生きるものだけが、冷静に結果を判断できる。
    正論だけでは、問題は解決しない。立場やひとによって、正論は変化する。

    世の中を枠に当てはめて、少しでも枠をはみ出せば追い詰めようとする人。
    正義の定義なんて時代とともに変わると思えば、両義的に捉えることも大切だと思いました。

    0
    2023年02月27日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら古市さんについて時々メディアに出ている人、程度しか知らなかった。そもそもテレビ視聴があまりないので古市さんだけを知らないわ毛ではないが、本書を通じて素晴らしいと思った。コメント内容のすべてに同意とかそういう意味でない。普段、腑に落ちない、イラっとする、様々な事象がある。わかりやすく簡潔に、論理だてて、冷静にコメントする力量に大いに関心・敬服しました。評価は4.5があったらそうしたいのだが、自分の「意見」として同意できない部分が▲0.5なので5ではなく4としました。

    0
    2023年01月29日

    Posted by ブクログ

    普段自分だったらキャッチしないであろう事柄を取り上げてくれて、かつ著者の考えも書かれていることが面白かった。私はいかに狭い範囲でしか世の中を捉えていないのだなぁと感じられた。

    0
    2024年02月19日

    Posted by ブクログ

    著者が言いたいことを言っているというシンプルな書籍。共感する部分は多い。基本的に、新しいものを過度に批判する人たちの声が大きすぎることに苦言を呈し、警鐘をならしている。
    コロナ禍に関しては、尾見茂氏をはじめ専門家への不信感が露で、安倍元首相や菅元首相への共感が読み取れた。
    星は3つ。

    0
    2023年05月12日

    Posted by ブクログ

    2023.3rd
    古市さんらしいエッセイ集です!ちょっと世の中を斜めから見ている感じのする著者ですが、いくつか本当に参考になる部分もありました。
    コロナ禍で医療の専門家が「政治家」を気取っていた…という主張とかね。これは著者の想像ですが、今後有事の際には、世の中を支配する空気によって戦争や言論統制に至ることも十分考えられると。疫病と戦争を一緒にすることが果たして正しいのかは分かりませんが、一定の説得力はありそうな気はします。

    0
    2023年03月05日

正義の味方が苦手です(新潮新書) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    正義の味方が苦手です(新潮新書)
  • タイトルID
    :
    1276154
  • 電子版発売日
    :
    2023年01月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮新書 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

古市憲寿 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す