角田光代のレビュー一覧

  • ちいさな幸福 All Small Things

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    凄く心が温まった作品だった。
    自分にとって1番心に残ってるデートって何だっけ?
    と振り返る瞬間も温かった。
    デートと言っても人それぞれ概念が違くて
    派手なものばかりではない。
    日常のささやかなことに小さな幸せが転んでて、
    その幸せを今後も噛み締めていきたいなと感じた。

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    2023年01月13日
  • ツリーハウス

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    翡翠飯店三世代家族
    時代を一緒に駆け抜けました。面白かった。

    自分も子供たちには
    自分のような失敗は回避してほしいと思う。
    でも
    親子はやっぱり同じ轍を踏んでしまう。

    キッパリと自分の子供を全肯定することの大切さを感じ入りました。

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    2023年01月09日
  • 坂の途中の家

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    ずっともちろんお名前は知っていたけれど読んだことがなかった作家さん。

    子供がいない(泣き声が嫌い、ぐずられたりしたら絶対イライラする)ので、子供がいる女性とは異なる感想を持つかもしれない。

    主人公に結構イライラしてしまった。
    というか登場人物みんなイライラしたかも・・・でも、人間のきれいではない感情の表現がとてもリアルで、ドキッとします。

    物語はとても面白く、眠いのに夜まで読んでしまうほどだったけれど、描写が細かすぎてなかなか話が進まないのと何度も同じ話(回想)が多かったりで少しもどかしさを感じました。


    そして益々子供ほしくなくなってしまった・・・

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    2023年01月06日
  • 空中庭園

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    郊外の団地に住む夫婦、娘、息子の4人家族。この一家のモットーは、「何事も包み隠さず、タブーを作らず、できるだけ全ての事を分かち合おう」というもの。いくら家族でも、言いたくない事の一つや二つあるが、このモットー故に、それぞれが隠し持っている事と理想の差に、ザワザワするものを感じずにはいられない。家族で、喜怒哀楽を共有し、何か悩みがあれば一緒に解決していくというのが理想的だとは思うけど、これって難しいのかも。この家族は、何かひとつボロが出れば、一気に均衡が崩れる危うさがあり、読んでてこちらが不安になった。

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    2023年01月03日
  • あしたはうんと遠くへいこう

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    おもしろかった
    恋愛至上主義のいずちゃんのはなし
    学生の頃からずっと好きになる人に影響された人生でそういう人がいなくなるたび自分がわからなくなる女の人
    結婚願望特にない、仕事でやりたいことも特にない、なにをしてても行き先がない私的に結構刺さった

    フラフラと突然海外にいって帰ってきたら彼氏に新しい女がいて住む場所がないから、クラブに行って男の家に泊まるのを繰り返したり、CD屋のバイト先の年下の男の子と付き合ってすぐ縁もゆかりもない場所に二人で引っ越したり、浮気してその人からストーカーされたり、平凡なようで割と波瀾万丈な人生で読んでて楽しかった

    年下彼氏のポチと同棲してる時にいずちゃんが浮気し

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    2022年12月28日
  • いつも旅のなか

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    このエッセイを読み始めて、最初に読んだ『カップリング・ノー・チューニング』を思い出しました。確か1997年出版されて直ぐにバリに旅行する時に選んで持って行った1冊でした。最近の彼女はどんな旅をしているのかとっても気になります。

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    2022年12月22日
  • 今、何してる?

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    最初の恋愛プリズムめっっちゃ興味深くて面白かった
    相性とは?とか、私のどこが好き?と恋人なり夫なりに尋ねた時、どう答えられるのがうれしいか?とか、元彼の言葉がどうも合わなくて怒りっぽくなってた話とか!!
    最初のは恋愛プリズムで錯覚、相性〜って感じの章で、
    2個目は映画、本の中の台詞で角田さんが思ったこととか今までの体験とリンクしてるところとかをまとめた章で、
    3個目は旅と本の日々っていう旅に関連した話がメインの章で、
    4個目は本当一緒に歩くのだっていうおすすめの本の紹介のような今まで読んで感想を抱いた本とかの話し

    正直一章目の恋愛の話がずば抜けて面白くてそれ以外はそうでもなかった
    最初読んで

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    2022年12月18日
  • かなたの子

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    角田光代の短編集。ホラーかと思ったらそんなことはなく、世界観は違うのだけどすべて「繋がっている」というほかない作品集だった。
    「前世」で語られるフレーズ、「私は母で、子で、だれかによって生かされただれかでもあったのか」がとても好きで、これまでふわっと考えてきたことがギュッとまとまっていて、ずっと反芻している。
    私の父や母、祖父母、その前の前の前のずっと前に生きていて私が血を受け継いだ人たちの誰か1人欠けても私はここにいなかったし、子供も生まれなかった。とんでもなく果てしなく、世界は全て繋がって巡っているのだという気持ちになる。
    赤ちゃんの頃の子供に会いたくなる作品だった。

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    2022年12月12日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    おもしろかった!
    webに2週間に一回掲載していたエッセイをまとめた本らしい

    いろんな質問を投げかけてきたりしてくれる内容が多くて自分はどうだろう?とか考えながら読んだ
    例えば、角田さんは恋愛運とかはないけどタクシー運、旅行に行った時に出会う旅行者運はいい!
    あなたは何運に自信がある?みたいな

    あとは以前カレーのルーが足りなくなった経験からカレーとルーをかき混ぜて食べるようになったとかスカートが捲れ上がってパンツ丸見えになってる女性を見かけてからトイレから出たあと執拗に捲れてないか確認するようになったとかのプチトラウマの話からあなたもありますか?とか

    こういうはなしってダラダラと誰かと無

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    2022年12月09日
  • わたしの容れもの

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    エッセイ。体にまつわること。年齢を重ねればより充実した人生を送れると思うけど、それはその人次第の行動によるものなのだな

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    2022年12月08日
  • 月と雷

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    秩序ある生活に息苦しさを感じること。同じ生活感を持つ人と一緒にいる時に自分らしくいられ、心から楽だと思える気持ち。沢山共有できる内容がありました。

    人生で人との出会いによって大きな変化や苦難があると思いますが、過去や未来について考えすぎず、直子の様に1日1日を楽しくありのままで生きていきたいと思いました。

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    2022年12月03日
  • 坂の途中の家

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    何とも、ひりひりするというか、もやもやするというか。自分の経験も掘り起こされる感覚がして、落ち着かない気持ちで、最後まで読んだ。

    どこにでもいる夫婦、家族のことが描かれているようなのに、居心地の悪い思いがした。
    補充裁判員として、殺人事件の審理に関わる里沙の心情が、痛いほど伝わってきた。

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    2022年12月03日
  • 坂の途中の家

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    世の中にはまだまだ自分の知らないことが有るのだなと、本を読むたび思わされるけれどこの本もまたそうだった。
    裁判員裁判。補欠裁判員になり乳幼児虐待死に向き合うことになる一児の母里沙子。
    被告人に自分を重ね合わせ、自分の家族との現在と過去を振り返り、今の自分の精神状態が普通で無いことに気づき、自分と向き合っていく。
    里沙子夫婦が最後どうなったかでは無く、里沙子自身の心がどう決着したかで話が終わるところもまた良かった。
    角田さんの作品は八日目の蝉以来だった。
    自分はどうか?自分の家族は?
    本当に考えさせられた。

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    2022年11月24日
  • 平凡(新潮文庫)

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    読んでいると、時に心に刺さるし、時に心に染みる、そんな作品でした。

    刺さるのは、グサって感じではなくて、とても細い長い針でチョンチョンって刺されている感じ。
    普段は隠れている、というか見ないようにしている自分の影の部分が描かれている。

    染みるのは、そんな影の自分もそれでもいいんだって思えるところ。
    また、誰しもそんな影の部分を抱えていて、その人なりに向き合っているんだとわかるところ。決して全員が全員そうではないけど、それでも、自分ひとりではないってことはホッ安心できるところ。

    平凡に生きているというのは、大変に幸せなことなのでした。

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    2022年11月20日
  • いつも旅のなか

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    マレーシアの「かくも長き一日」。ひとつのことをするのに12時間以上待ってもいい。ゆっくりやっていい。なんでもありだよ。

    ふらふらとのんびり旅したい。

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    2022年11月07日
  • 字のないはがき

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    ネタバレ

    故・向田邦子さんのエッセイを、角田光代さんと西加奈子さんの二人が現代に甦らせた一冊。

    西加奈子さんの描く絵は生き生きとしていて、いつも見る者に訴えかけるパワーがある。特に西さんの創る力強い色彩に今回も惹きつけられた。

    家族全員が大切に育んだ"ちいさないもうと"への慈しみが愛おしい。
    玄関に並ぶ家族全員のぞうり。言葉はなくても家族みんなの気持ちを、ぞうりの並び方が代弁していてとても印象的だった。さすが西さん、上手い。

    いつもは厳しいお父さんの「げんきな日には、はがきにまるをかいて、まいにちいちまいずつポストにいれなさい」に感心した。お父さん賢い。
    けれど赤い大きな&qu

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    2022年11月03日
  • トリップ

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    10編の短編集、最後の2編がどことなく結びつく。それそれが晴れ晴れとした感じでは無く重い感じ現実的な内容に近いのでは…
    (角田さんは好きな作家さんの1人
    久しぶりに手に取りました。)

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    2022年10月25日
  • なくしたものたちの国

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    忘れないようにしようと、ひとつひとつのものや景色や人に触れて私は思う。別の場所で、違う姿で、違うかたちで、違ういのちのありようで出会ったときに、思い出せるように、忘れないようにしよう。愛した人たち、愛したものたち、どうか忘れませんように。忘れてもいいのよと、耳元でおだやかな風のようにだれかが言う。そう、その声の主だってわたしは思い出せないのだ。とても近しくて、たのもしい、やさしいだれか。忘れてもいいのよ、忘れていたって出会えばまた、どうしたって愛してしまうのだから。いいえ、どうしたって出会ってしまうのだから。P.182

    ↑一番印象に残った言葉

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    2022年10月24日
  • 字のないはがき

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    向田邦子さん原作、角田光代さん文、西加奈子さん絵という豪華メンバーによる絵本。 未来ある子どもたちに、戦争によって怖くて寂しく辛い思いをさせてはいけない。何気ない日常が続くように、私たち大人は真剣に考えないと…こんな状況だからこそ。

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    2022年10月22日
  • キッドナップ・ツアー

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    おもしろかった
    実の父が娘を夏休みにユウカイする話
    娘のいうこととかやることがちびまる子ちゃんっぽい感じがした

    最初は父のことをカッコ悪いとかマイナスなことばっかり心の中で思ってた娘だけど一緒にいる時間が増える度にカッコ悪い、けどまだ一緒にいたいとかプラスな感情が追加されていって嬉しくなった

    バーベキューの買い物に行くシーンを含めキャンプするところがすごい好きだった
    ポイポイカゴに欲しいものを入れまくるけどレジで予算が大幅にオーバーしてほとんどのものを買わなかったりテントをゴミ置き場から拾ったり、そこで母と父の馴れ初めを聞いたり。

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    2022年10月18日