角田光代のレビュー一覧

  • しあわせのねだん

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    ずーーっとクスクスしながら気楽に読める一冊。リラックスしたい時にお薦めです。角田光代さんと同年代の私はわかるわかる〜がたくさんありました(^^)

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    2023年10月12日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    角田光代さんのエッセイ。私は読んだことはないのだけれど、その存在はよく知っている「オレンジページ」という料理雑誌。そこに掲載されたエッセイを集めて本に編集したもの。やはり、料理雑誌だけに「食」「料理」に関係する話題が多い。

    ごく自然に日常の一部を切り取って、ご自身の心の動きを観察し、どのように感じたかについてとても静かな文章に綴られている。

    各エッセイに描かれている出来事や感じたことについて、「このように感じてしまうのは私だけだろうか」というニュアンスが込められているのだけれど、角田さんの心の動きの多くの部分に自分の思いも重なってしまう。

    確かに、女性と男性で異なるところはあるけれど、心

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    2023年10月06日
  • ご本、出しときますね?

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    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
    常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
    自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
    本書や小説家(書くほう)の視点の言葉が多いが、彼らは読書家でもあるので示唆に富む会話が飛び交っている。

    ・「弱者」って言葉を言い換えると「大多数」のこと
    ・登場人物が自分の身代わりになってくれるような気がした

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    2023年10月05日
  • ゆうべの食卓

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    料理は結婚してから仕方なくやってる、出来ればやりたくない。でも、やらなきゃいけない(事は無い、ということもわかってるけど)から、なんとか楽しめる工夫したり、手を抜いたり、試行錯誤を約20年やっていたけど、この本を読んだ事が今までで一番、もう少し料理頑張ってみようかな?と前向きに思えた方法だった。

    誰かの為に、何かをする。
    それが出来る相手がいる事自体が、幸せなこと。
    忙しい日々に忘れがちだけど、本読んで思い出した。
    特に『グラタンバトン』が今の自分と重なって泣きそうになった。

    つくづく角田光代さんは『現代の女性のリアル』を描く天才だと思う。

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    2023年09月30日
  • 太陽と毒ぐも

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    面白かった!角田光代さんのこういういい意味で気が抜けた(八日目の蝉とかのような大傑作に感じる緊張感は無いという意味)作品はとても好き。
    ありふれた、よくいる問題ありの恋人たちの話。自分にも当てはまるなぁ。人間臭さを感じる面白い作品。

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    2023年09月30日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    感想
    好きに気づく。そしたら少しずつ毎日に光が灯る。思い描いた日々とは違うかもしれない。だけど散歩みたいに逸れることを楽しむ。人生のコツ。

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    2023年09月30日
  • 希望という名のアナログ日記

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    いろんな雑誌に載ったエッセイ集
    50代の角田光代が20代から今までのこととかを振り返ったりしてて興味深く読んだ!
    でも最初らへん古本で買ったから横線とかの落書きが多くて読みにくかったけど!

    前半は角田光代が作家を目指して作家になった話とか作家になってからの話とか沢山書かれてて嬉しかった。後半はまあまあ
    あと最初は一文一文立ち止まって読んで欲しくてそう言う風に自分もじっくり書いてたけど、編集者にページを読む手が止まらなくなるような本を書いて欲しいって言われてそれを意識した、意識してから直木賞の候補になったって書かれてて私は読む手が止まらなくなるような角田光代の文が好きだから、その編集者ありがと

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    2023年09月28日
  • しあわせのねだん

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    おもしろかった
    本当に読みやすい文章をかくなぁ〜すごいな〜と思いながらぐんぐん読んでた

    私たちはお金を使う時、品物と一緒に、何か別のものも確実に手に入れている
    大事なのは品物よりそっちの方かもしれない
    ってことばいいなと思った

    なんでもいいって行きたいところも調べずただついてくるだけの母との温泉旅行で宿選びに失敗した話もすごく良かった
    親子の交代ができたことが今は良かった思ってるみたいな内容の

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    2023年09月27日
  • 太陽と毒ぐも

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    未婚カップルが抱える相手への違和感にクローズアップした短編集。

    価値観の違い…とまで言うほどのことじゃない。
    きっと友達にコレが原因で別れたって話したら、笑い転げられるだろう。
    それでも、毎日毎日気になってモヤモヤする。
    パートナーの些細なクセや習慣。
    結婚してないんだから、1歩踏み出して別れたらスッキリできるに違いない。
    …でもなぁ。それ以外は全部好きなんだよね…。

    ・あんまり風呂に入らない彼女
    ・おしゃべりすぎる彼女
    ・買い物依存症な彼氏
    ・スナック菓子がごはんな彼女
    ・ジャイアンツ至上主義な彼氏
    ・下戸な彼氏………etc

    みんな悩んで、別れたり妥協したり。
    分かりみが深い。
    人と人

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    2023年09月25日
  • これからはあるくのだ

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    角田光代さん初読みのエッセイ『これからはあるくのだ』の感想になります。

    エッセイですが最後の「−あとがきにかえて」は、角田光代さんの「生きる」ということの真髄に触れた気になり、とても気持ちの良い綺麗な終わり方だなぁと感じました。

    本作は角田光代さんの幼少期を含めたエピソード満載ですが、私のお気に入りは『「引っ越しました」最新版』ですね♪
    表題作に相当する『これからは歩くのだ』も面白いエピソードでしたが、『「引っ越しました」最新版』はより笑えました。

    150頁ほどの短編集ですのでランチやアフタヌーンティーのお供にオススメです。

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    2023年09月22日
  • 幸福な遊戯

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    あなたは、『男が二人に女が一人、三人の』共同生活が上手くいくと思いますか?

    “一つの住居に複数人が共同で暮らす賃貸物件”を指すシェアハウスという言葉。そんなシェアハウスは、2014年には300棟ほどだったのが2019年には4,800棟にまで増えているといいますからその人気の高まりに驚きます。割り算によって家賃が安くなり、入居者同士の交流によって仲間ができるなどそのメリットに注目が寄せられてもいます。

    ここ三年ほどの”コロナ禍”によって人と人の関わり合いは随分と変わったように思います。”在宅勤務”によって、他人と全く接することなく毎日が過ぎていく…、そんな中には人恋しい感情も生まれたと思いま

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    2023年09月20日
  • 太陽と毒ぐも

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    あなたには、『100パーセント合う人』がいるでしょうか?

    世の中のカップルの平均交際期間は一年から三年なのだそうです。この数字を聞いて長いと思うか短いと思うかは人それぞれだと思います。思わず自分の交際期間を思い出しただけでなく、喧嘩して別れた相手の顔を思い出してしまった…という方には大変失礼しました。そうです。交際は必ずしも成就するとは言えません…。

    でもせっかくそんな過去のことを思い出されたとしたら、もう少し昔まで記憶を遡ってみてください。あなたはそんな繋がりのはじまりのことを覚えているでしょうか?”恋は盲目”という言葉があるように、二人の関係のはじまりの中には些細なことは気にならないも

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    2023年09月18日
  • いつも旅のなか

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    『対岸の彼女』で繊細な女性の心情を描いていた作家さんというイメージがあったから、彼女のワイルドさは少しだけ意外だった。割とマニアックなところにも行くし、タバコを吸ったり、旅先で誰かと仲良くなることを当然だと思っていたり。人とのコミュニケーションに恐怖すら抱くぼくにとってはちょっとありえない。でも一方で、彼女はぼくと同じように小心者でもあるようだ(そう自分でも言っている)。つまりぼくから見れば、自ら望んで大海に投げ出されながら、浅瀬の海で助けを求めてさまよっている―失礼ながらそんな印象を受けた。でも、そのギャップがこのエッセイの面白さなような気がする。

    この本でも書かれているように、旅好きのた

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    2023年09月10日
  • 三月の招待状

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    面白かった
    15年別れたりより戻したりの裕美子と正道カップルの離婚式からはじまりその学生時代の仲良しグループ一人一人に各章ごとに主人公が代わり焦点が当たっていく

    36になる男女の心境がリアルでよかった

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    2023年09月02日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    すごく面白かった
    妊娠したことがないから共感はできなかったけど、楽しく読めた
    ホルモンバランスで怒ったり泣いたりするけど、自分の生理前とかとは違いマキちゃんは可愛げがあっていいなと思った

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    2023年08月30日
  • これからはあるくのだ

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    日常のなかにある奇妙な事象を丁寧に掬い上げたようなエッセイだった。それを共感できなかったり、面白くないと感じたりする人がいるのは当然のことで、その逆もまた然り。
    私としてはとても面白かった。
    解説が三浦しをんさんだったのも、二度美味しい感じだった。

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    2023年08月27日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    ネタバレ

    装丁と題名に惹かれて買ってみた。かなり短めの短編がいくつか入っていて読みやすかった。
    角田さんの本はこれで2冊目だが、やはり文章がとても綺麗だと思った。情景描写はリアルで、全く違う場所にいるのに野原や登場してきた場所の想像が容易くできる。どの話もあまり重くなく、すっきりとしていたがその軽さの中にじっくり読まないと気づかない暗さがあっていい比率だと思った。最後の結婚指輪の話は全く関係のない登場人物が、指輪(指輪売り場)を通して関わるのが新鮮で面白かった。離婚指輪という聞きなれない言葉も斬新でいいと思った。

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    2023年08月26日
  • いつも旅のなか

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    著者はイメージよりかなりワイルドな旅をされているんだなと思った。

    自分も旅した気分になれる。(しかも自分が絶対しないような旅)

    そして世界には自分と全然違う人たちがいるのだなと、当たり前だけど改めて感じた。
    (ただ旅についてくるモロッコ人、日本人が異常に好きなオーストラリア人、一日中食事してくっちゃべるマレーシア人など)

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    2023年08月23日
  • 私のなかの彼女

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    目に見えない正しさは曖昧で脆い。多分、ないから。

    恋愛は相手がいるからできること。
    ではいい彼氏、彼女って?

    付き合う期間が長くなってしまったり、関係が近くなればなるほど不満も増えるだろう。
    歪んだ解釈をしてしまうこともあるだろう。
    間違っているとわかっていても、そちらを選ぶこともあるかもしれない。
    そんな自分の醜さに正面から向き合えているか?
    みっともなくなる度に、気づけているか?

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    2023年08月23日
  • いつも旅のなか

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    自分自身が、1人で旅行するのが好きだしそういう時間も取れてるし、わざわざ人の一人旅エッセイとかあんま興味ない…とか思ってたけど、さすが作家であり、ただの趣味が本となって世に出てるだけあって、面白かった。
    すごく共感したのは、年齢によって、その旅スタイルも「面白い」の感じ方も変わるってとこ。
    学生バックパッカーとの、どーでもいい恋バナ系モドキと狭い机での飲み食いが、彼らにとっては最高な時間であり、彼女にとってはどうしようもなくつまらなかった、ってくだり。
    若い時に面白くてドキドキすることや経験することと、40になって経験することって、ほんと違うんだよなーー。
    あと、彼女が旅してた時代が、90年代

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    2023年08月23日