角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
角田光代さん。
浅香光代とごっちゃになっていて、なんとなく作品に触れていなかったのですが、先日読んだ作品が面白かったので興味が湧きました。いろいろ見ていたら、彼女の旅の本もおすすめとのことで本書を読んでみました。
バックパッカーでいろんな国を旅していた角田さん。その土地の人たちとコミュニケーションをとり、ゆらゆらと滞在している姿、すごいなぁ。私ももっと若い学生の時だったら...同じように旅する勇気が持てただろうか?人見知りも克服できたかなあ。
印象に残ったのは、マレーシアに行った時に釣りにさそわれて、朝から出動したのに延々と飲み会が続き、結局釣りをしたのが深夜。そしてそのまま釣った魚をBBQするパーティに...
「釣りはしないの?」と聞く著者に連れ合いは「え、だって昼飯くうんじゃん」「魚は新鮮なうちに食べなきゃ!」
旅をして文化圏が違う人たちと出会う意味。自分の狭い世界から他の世界を体験してショックを受けることにあるのかも。
来年台湾に一人で行かなければならず、びびっていたのですが背中を押されてゆっくり滞在してみようかなと思ったり。「台湾の未来は明るい!」って本書にも書いてあったし。 -
Posted by ブクログ
共感できる部分が多過ぎました。発された言葉に違和感を持つ…でも反論出来ない。これは私にとってよくある事でした。
引っかかる私の心が狭いのではないか?聞き流すべきではないか…と考え言葉を飲み込む…むしろ反論の言葉が出てくる程、上手く受け止められてないんです。よくよく考えると色んな感情が湧き上がってくる…言葉にできる。傷ついたんだと理解出来る。
善意に隠された悪意。解説にあったその言葉がとても胸にしみました。
そして母親と息子の関係がまた絶妙に描かれていて、リアルでした。ほんとに。
初めての角田光代さんの本でしたが、とても身に染みました。また別の本も読んでみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
大河ドラマ『光る君へ』が大好きで
源氏物語をぜひ読んでみたくなりました
千年以上の時を超え
紫式部の心の機微を感じることができ
感無量です!!
文章から浮かび上がる紫式部の心情や人生が
今の時代にも普遍的なのだと感じました
“書くことで、己の悲しみを救った_”
(大河ドラマ内の台詞)
紫式部も許されぬ身分の恋や
家族や友との出会いや別離を通して
書くことで 己の悲しみを救ってきたのかも…と
想いを馳せる読書は とても素晴らしい時間でした
源氏物語1では 輝く皇子として誕生した光源氏が
数多くの恋と波乱に満ちた運命が描かれています
大人になって読むと 感慨深いなぁ…
どんな物語が待っているのか楽しみです -
Posted by ブクログ
読みやすくおもしろかった。
10代のころに初めて源氏物語を読んだとき面白いと思わなかった理由が分かった気がする。
古典だからというわけではなく、顔と権力で女をとっかえひっかえ好き勝手する話というとらえ方で、いわゆる平安版昼メロとちょっと刺激的な少女マンガが合わさったようなもののイメージを持っていたような。
その後、あらすじになるストーリーそのものより、心情と情景描写が見事だったり、
お人形のようだった紫の上の葛藤や不安定さを想像できるようになったり、
女性目線の研究が進んで、世の価値観が変わり、私自身も年を取ったことで、より源氏物語の良さもすごさも分かるようになったなあと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレインスタで知って、表紙の美味しそうなマンゴーかき氷のイラストに惹かれて購入。(マンゴーは長男の好物)
いままで読んだことのない作家さんが多かったのだけれど、どれも面白かった!
私は韓国と台湾には旅行で行ったことがあるのだけど、またアジア旅行に行きたいな。ぶらっと、ゆっくり。
そういう気持ちにさせる作品ばかりでした。
私は特に「隣に座るという運命について」「猫はじっとしていない」が好きでした。
「隣に-」はこの本の1作品目で、舞台の街が私の通った大学のあたりだったので驚きました。(もしかしたら主人公の通う大学のモデルかも?)
初読の作家さんの他の作品も読んでみたいなぁ!