源氏物語 上

源氏物語 上

3,850円 (税込)

19pt

恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する――
日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る!
<原文に沿いながらも現代的な自然な訳文で、もっとも読みやすく美しい角田訳の誕生。
上巻には、第一帖「桐壺」から第二十一帖「少女」まで、たっぷり二十一帖分を収録!>
解題=藤原克己(国文学 東京大学)
解説=池澤夏樹
月報=瀬戸内寂聴 大和和紀

...続きを読む

源氏物語 上 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    今まで2回トライしたが挫折した。今回はどうやら三度目の正直。全体を読めそうだ。角田訳は素晴らしい。
    それにしても源氏がここまでのスーパーマンだったとは。とてつもなハンサムで芸事全てに優れ、学問ができ、政治力もある。実際太政大臣までしゅっせする。女性に対する積極さは見事なまで。待ったすごい。
    史記と白...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月27日

    文章が現代の小説のようで読みやすい。
    状況がよくわかるから、始めは家系図にするとわかる血の濃さに驚いたし、一夫多妻制に慣れるまで光君の浮気性に苛々した。若紫では子供を相手にほぼ誘拐で気味悪いし、葵の上が陣痛で苦しんでいる時には「あなたはひどいよ。私をつらい目にあわせるんだね」と泣き出すし。産後の体調...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月21日

    読みやすく、普通に昔のことが書いてある小説のように読めるのがすごい!
    当時の生き様?や暮らしぶりがわかっておもしろい。
    原文も読みたくなって買ってしまった…

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月16日

    やっと読み終わった。圧倒的ボリューム。
    600ページ超えの長編。これで上中下の上巻というのだから、源氏物語のスケールの大きさが計り知れない。角田光代さんの訳は非常に読みやすかった。注釈がなくてもスラスラと読めた。ただ、やはり昔の言葉独特の読みづらさがあるので、普通の現代小説みたいには読めない。でも与...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月07日

    国語の授業なんて覚えていないので、知識ゼロベース。

    読み始めた時は、馴染めない世界観と分厚い紙束に後悔してた。気づいたときには、滅茶苦茶面白くなってた。

    光君が破天荒。
    歌で雅にごまかしてるけど、女性と寝ることしか考えてない。老いも若きも、美しいのも醜いのも誰でもあり。時代背景あるんだろうけど、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月18日

    高校生の時、教科書で「若紫」を読み、これっておもしろいよなと思って古文読解テキストを購入。でも序盤で飽きて挫折。
    大学生の時、実家で母が買っていた瀬戸内寂聴訳を読むも雨夜の品定めあたりで頓挫。
    働き始めた頃ふと購入した文庫の円地文子訳も同様。
    嫁さんが持っている「あさきゆめみし」でさえ明石から先は読...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年10月18日

    光君に心奪われ、惑わされ、近づいたり、離れたり、そんな女性心理を角田光代風に鮮やかに読ませてくれるだろうと、首を長くして出版を待っていた本。

    とにかく読み易さを求めたと訳者は言っている。
    確かに他の訳本よりもストーリーテーリングな感じかして、ぐいぐいと引き込まれていく。
    しかしそれ以上に期待通り、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月22日

    最初に読んだのは田辺聖子の新源氏物語
    で、読むまでのハードルはかなり高かった
    が長きなに渡って読み継がれている
    理由が良くわかった。
    田辺聖子版で源氏物語の面白さを知り
    角田光代版を読むと現代訳で系図も
    目次事に描いてあるので人間関係も
    分かり易く、また違う書き手だと
    それぞれ趣きも変わりより深く源...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    今まで色々な現代語訳に挑んでは挫折してきましたが、角田訳でようやく読破出来そうです。こんなに長編小説としての筋を辿りやすい源氏物語ははじめてです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    素晴らしいですね。
    源氏を現代語訳するなんて!
    しかも、古典に詳しくないって…。
    逆に詳しくないからこそ、挑めるのかしら。
    内容は、何度も読んで理解していこうと思います。

    0

源氏物語 上 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

源氏物語 上 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

角田光代 のこれもおすすめ

源氏物語 上 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す