角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何に関しても無関心で親戚がおらず墓も持たない家族に祖父が亡くなったことで違和感を感じた良嗣サイドのストーリーと
良嗣の祖父母、両親、叔父叔母、兄姉たちサイドのストーリーが交差しながら進んでく
まず昭和15年まで遡り祖父が満洲開拓団に参加して女装しながら逃走して祖母と出会うところから始まる
そこから平成までだから結構分厚いけど最後まで飽きずに楽しく読めた
登場人物の祖父とか深く物事を考えようとしたりすると靄がかかったようになり考えるのをやめて楽な方に逃げようとするとか自分みたいだなぁって思った
その息子で良嗣の父も面倒なことから逃げたり難しい感情は言語化できないっていうのを文章で細かい気持 -
Posted by ブクログ
作品によってこれは女性が書いたものなのか?男性が書いたものなのか?わからない場合が多いのは事実です、私には。でも、宮部みゆきさんや原田マハさんのような場合は、読んでいると表現の繊細な部分が何となく、宮部さんの表現だな!とか、原田さんの表現だな!と感じ入ってしまう。やはり性別と言うよりも個性という感じがする。
普通は性別ではなく、作家さん個人の書く内容によって、個性によって、その描写やストーリーによって面白いか?とか、感動するか?ということを感じています。
しかし、角田さんの文章を読むと、その中に確かな女性の感性が滲んでいるような気がする。
まだ、角田さんの作品は賞を取ったような代表作は手