【感想・ネタバレ】キッドナップ・ツアーのレビュー

あらすじ

5年生の夏休みの第1日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は2か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親の、ひと夏のユウカイ旅行。私たちのための夏休み小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

理論社から1989年初版で出た本。水色で白の浮き上がるイラストと文字が好き。カバーを取ると、見返しと同じ水色と白のストライプ。装幀装画デザインが、内容と合っていい感じ。小学5年生女子の感受性ってこんなだったかも〜。お話しと同じ夏に読めて、文章の美しさを楽しめました。

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2021年08月26日

Posted by ブクログ

いやー名著だと言われてもザ!人情本なんでしょ?と長年手を出さずにいたが…うーん、名著!
小学生の娘視点で書かれた本作だが、本当に子供の意見というか、子供が知らないであろうことはついぞ読者にも明かされず、父親も父親で本当にダメ親父で、でもダメ親父なりに嫌いになれないというか…
良い意味でも悪い意味でも大それたことは起きず、本当にこの親子の"ひと夏の冒険"に参加させてもらった感じ。
解説で重松清も言ってたけど、"親子の絆"的エピソードが無理やり入れられてるところがなかったのも最後までスッキリ読めた。
感動の押し売り感はなくて、でもじんわり温かくて…また心がちょっと寂しい時に読みたいな〜

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2025年01月25日

Posted by ブクログ

ユウカイが片仮名でかかれているだけで、なんとなく悪いことのように感じなかった。

スーパーで買い物かごに好きな物をたくさん入れていくことの楽しさ、夜の人気のない海でぷかぷかと手を繋いで浮かぶこと、大人になった今でも自分がワクワクするようなことがたくさん描かれていた。計画性は全くないけど、大人になったら出来なくなってしまうことを夏休みにさせてくれるユウカイ犯は素敵だなぁと。


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2024年08月22日

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中学生の時に初めて読んだ。
正直内容はあまり覚えてなくて、懐かしさで
もう一度読みたくなったんだけど、面白かった。
このくらいの歳の時って、自分がそうだったから
父親ってどこか家族なのにちょっと遠い存在で、
あまり会話もしないし何ならあまり話したくないし
家での表面的な姿しか知らなくて、一緒にいても
どこか緊張したなあって思い出していた。
色んな非日常の中で変化していく様や
心地いい自然がすぐに頭に浮かぶ描写は
読んでいてやっぱり心地いいものだなあと思った。

最後の誰かや何かのせいにしないって台詞は
わたしはちゃんと大人になるまで覚えておかないと
いけないものだったなって少し反省した。

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2024年05月05日

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あの人と結婚していたらわたしはいなかったね

だから、結婚しなかったのかもな

一気に読み終わった

中学生くらいのときに読みたかった

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2023年12月16日

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○好きなセリフ
「あの人と結婚してたらきっと私はいなかったね」
「だから結婚しなかったのかもな」おとうさんは鼻歌をうたうように言った。

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2023年08月30日

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大好きな作品。小学生の頃に汗かきながら遊ぶ夏休み、一段と特別なことをしなくてもキラキラしてて大好きだったなあ。とじんわり思い出す。

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2022年06月08日

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親子の温かい話でした
主人公がお父さんよりも大人だけどちゃんと子供らしい繊細な一面もあって可愛らしかった

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2022年03月14日

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交わされる言葉と、交わされずに留まる言葉を読んでいくうちに、確かに自分もそうして他人と接しているなと思う。

私は月に一度のペースで幼馴染と2人でサーフトリップをするのだけれど、わざわざ時間と金と体力を注ぎ込んでいるのに、波のコンディションが悪くて、良いパフォーマンスが出せなかった日でも、無性に楽しいのはこういう事なんだなと思った。

決定的な事柄や、直接的に感動めいた事を押し付けてくる事が全くなくて、全体的に清潔感に満ちていて、気持ちが良かった。

後、夜の海に浮かぶの、今度やってみようと思った。

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2025年05月07日

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よくわからないけど、ダメ親父との家出。お金がなくなって終了。帰る時の淋しさが伝わってきた。日曜日のサザエさんを観てるみたいな感じ。

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2025年03月17日

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セリフにならない、言葉にできない(しない)心情を様々な方法で描き、読者に考えさせてくれる角田さんの文章に今回も引き込まれた。ただの親子の逃亡劇じゃない、結末もなんだかまとまっていないんだけど、その余白がたまらないんだこの方の物語は!そんな深みを楽しむのにもオススメの一冊。

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2024年11月27日

Posted by ブクログ

図書室。夏を感じたくて。
おとうさんとハルの、お寺に行くまでの道のりのセリフが印象的だった。子どもにとっちゃ、そうだよなあ。こちらがわざわざお膳立てしたり、偶然起こったことをさも人生哲学のように言ったり、しないでいいんだよな。

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2024年07月22日

Posted by ブクログ

夏休みに読んだので季節的には最高だった。
父と娘のとんでもない旅にとてつもなく楽しく参加できた。
お父さんしっかりってハルといらいらしながら。

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2023年08月04日

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小学5年生のハルが、最近家から出ていった父親にユウカイされたという「設定」で旅をするお話。
文庫版の解説で、重松清さんはこの物語には「口に出した言葉」と、「出さなかった/出せなかった言葉」の二つの言葉の流れがある、と仰っているが、それに尽きる気がする。物語はハルの語りによって展開していくが、彼女自身の機微や父親の言動が非常に細かく丁寧に描かれている。

ハルの父親と母親の取引内容は明かされないのですが、これはあまり本作において重要ではないな、と途中から気がつきました。それよりも旅を通じて変化していくハルと父親の関係や、ハルが自分自身と父親に対する理解を深めていく様子の方がメインポイントでは、と思います。

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2023年07月13日

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ネタバレ

まだ私にはわからないところも多かったけど読み終わったあとなんとゆうか心が温かくなりました。やっぱり家族愛ってすてきですね。最後まで私は分からなかったのだけど、お父さんが誘拐してまで叶えたかった希望、ハルと引き換えにお母さんに提示した条件ってなんでしょうか、、

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お父さんが娘を誘拐するという、興味をそそる出だしから始まる。
いろいろと感じることものが多い娘が、お父さんとの旅(誘拐)を通して、最終的に自分の意見を言えるようになるのが嬉しく感じる。
生きている中でなかなかなさそうな話なのに、リアリティを感じさせてくれる話が絶妙に面白いと感じた。

お父さんが娘を誘拐した目的や、娘がお母さんと再開した後の話が明かされてほしかったと思った。

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2023年03月04日

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久しぶりにあったお父さんとハルのユウカイ旅行。普段経験しないことばかりの出来事が続き、父親を困らせたりとハルにとっては一生忘れることのない日々。風や陽の光り、木々の揺れなど自然の描写に素敵な表現が多かった。大人目線で読んでも楽しめたが、子供の頃に読んでいたらまた違った思いが出てきたんだろうなと思った

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2023年02月22日

Posted by ブクログ

おもしろかった
実の父が娘を夏休みにユウカイする話
娘のいうこととかやることがちびまる子ちゃんっぽい感じがした

最初は父のことをカッコ悪いとかマイナスなことばっかり心の中で思ってた娘だけど一緒にいる時間が増える度にカッコ悪い、けどまだ一緒にいたいとかプラスな感情が追加されていって嬉しくなった

ーベキューの買い物に行くシーンを含めキャンプするところがすごい好きだった
ポイポイカゴに欲しいものを入れまくるけどレジで予算が大幅にオーバーしてほとんどのものを買わなかったりテントをゴミ置き場から拾ったり、そこで母と父の馴れ初めを聞いたり。

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2022年10月18日

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夏休み中にお父さんにユウカイされたお話。
ユウカイされた娘のハルがお父さんとの絆のような物を深めていく。物語は読みやすい。
ただお父さんとお母さんの取引の内容は、わからないのが物足りなかった。

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2022年07月05日

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父と娘のひと夏のロードームービー。児童向けだが、父親視点で読むと深く感じ入る物語。人の世の不条理や不平等、誰のせいでもない縁と運...。それでも繋がっているもの...。読後はちょっと切ないが、心穏やかになる一冊。ドラマ化も気になる。見てみたい。

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2022年06月15日

Posted by ブクログ

紙の月が面白くて角田光代さんの本二冊目。
紙の月もそうだが、文章での具体的な説明がなくても見えて来る。
重要な事柄でも説明をしない。
それでも内容は成り立ち、説明がない分、余計にほかの部分が重要に見える。
父と母は何を取引していたのか、今後はどうなるのか、結婚から離婚まで呑み話や叔母さんの話など具体的に説明しないが、空白の事柄が父と子供の関係性を深く見せてくれる。
角田光代さんは空白を楽しんでいるのか。
最後は両親が再婚してハッピーエンドになるかと思った読者も多いのでは

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2022年05月07日

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二ヶ月間家に帰って来なかった好きでも嫌いでもない父親がユーカイという名目の下、小学生の主人公と色々旅をして絆を確かめ、深めていくハートウォーミングストーリー。主人公のマセた部分とまだまだ子供の部分がなんとも可愛く描写されてます。
定期的にジーンとするようなシーンが散りばめられてて最後まで飽きない作品です。是非一度読まれてはどうかと。
個人的には母親と何を電話で話していたかを明かしてほしかったけど、もしや電話をするふりして実は母親とは何も話してなかったとか??

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2022年01月06日

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小学5年生の少女の一人語りってのが児童文学なのか?
これが読書への入り口なのか?
もしも自分が小学5年生だった時にこんな本に出合ったら、むしろ本嫌いになったんじゃないかと思う。
冒険物でも青春ドラマでもスポコンドラマでもなく、単に普通とは違った生活、それはお父さんに連れ回されるからだが、これといったドラマチックな展開はなく、ドキドキワクワクはない。
何が言いたいの?何を伝えたいの?どう楽しませたいの?といった具体性が表に立ってないので、たぶん子供にはわからないまま終わってしまうんじゃなかろうか。
まあ、あえて言うなら、主人公の思いが「あぁ、わかるなぁ」と言った部分は見つけられるかもしれないが、そこまで感情移入はできないんじゃないかなぁ。
ところがだ、私みたいなオヤジが読んでみても全体が魅力的な文章なのだ。
これって、かなり本好きでないと薦められないように思う。

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2025年07月16日

Posted by ブクログ

お父さんにユウカイ(=キッドナップ)されたハル。2人のぎこちなく、容赦なく、でもほんのり暖かい旅が始まる。

会話しにくい相手やあまり話したくない相手っているよね。
何か話さなくちゃ!と思って探り探り会話してるけど、この本を読んだらそんなに一生懸命話さなくてもいいのかなって気になる。
お父さんとハルが始終だまりこんで気まずくなってる場面がいくつかあるけど、その気まずさの中にも暖かさがある。
だから気まずくたっていいじゃないか!そういう風に開き直れる関係っていいなあと思う。

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2023年08月04日

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妻と別れようとしている父親が娘を誘拐してお金の無い生活をする。途中、父は妻と何かの交換条件を出しているようだったがそれが何であったかは最後までわからなかった。読者に想像させようとしていたのか。ボロボロになりながらの生活だったが娘はそれほど嫌ではなかった。そして変な大人になったら父のせいだからと言う。妻との取り決めが成立してから父は娘に言う。この先どんな大人になろうともそれは誰のせいでもない、自分自身のせいなのだと。本当にお金がなくなったとき父は昔の友人の家を訪ね、娘が帰るための旅費を出してもらう。本当に困ったときなんとかして生きようとすること、助けてくれる友人を作っておくこと、この先自分の力でも生きていけるように教えることが父のすべきことだったのかもしれない。もう31になる息子の本棚から持ってきて読んでみたが、この本で彼は何かを読み取ってくれたのだろうか。

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2023年01月09日

Posted by ブクログ

 夏休みの初日に、家からいなくなったお父さんに誘拐されたという事件めいた設定だが、実のところ本人も了承済みの誘拐。本文はその誘拐された小学5年生のハルという女の子の視点から描かれている。
 金もなく、だらしなく、計画性も全くない所謂ダメなろくでもない父親だが、なぜかその存在は憎めない。娘に対する愛情が感じられるからかなとも思う。そんなろくでもない父親でも光り輝いて見えることがある。そのようなちょっとした人生における煌きのような余韻を残す作品。
 2000年に路傍の石文学賞を受賞した作品。

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2022年06月01日

Posted by ブクログ

父親と娘の絆が旅を重ねてどんどん深まっていく物語。
文体は全体的に読みやすく、子供の目線で凄く上手く物事を描くなぁと感じたが、だからこそお父さんとお母さんに何があったのか、取引は何だったのか、お父さんの現状などおそらくみんなが気になっていたであろうことが何も分からないまま物語が終わってしまいなんとも言えない物足りなさを感じました。
個人的に、読者の想像にお任せします系はあまり好みではなく…

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2022年04月02日

Posted by ブクログ

親子関係がイマイチわからなく共感もできず終始戸惑いながら読み進んでました。
んー、、、家族の絆的なこととか人生の楽しみ方みたいなのを汲み取るとこらなのですが、人物像を想像できないまま夏が終わってしまいました。
タイトルは面白そうだったのですが。

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2022年02月07日

Posted by ブクログ

角田光代の代表作の一つということで読んでみた。子供の誘拐がテーマと聞いて、八日目の蝉をイメージしたのだが、ハートウォーミングな物語だった。

夏休みが始まり、退屈を持てあましていた主人公の前に離婚した父親が現れる。父は「誘拐」という言葉を使い、予定の決まっていない旅に主人公を連れ出すのだった。

き当たりばったりな父の行動と、反抗しながらもその生活を楽しみ始める娘。海から山の寺、そしてキャンプ場。父親は所持金が少ないらしく、後半の旅はまるでホームレス親子のような状況だ。しかし、悲壮感はない。口うるさい母親から離れ、だらしないが自由な暮らしの父親との時間を愛おしむ主人公。

「八日目の蝉」や「紙の月」でも感じたが、本作でも淡々とエピソードを積み上げていく中で、主人公の微細な心理の変化を表現している。サスペンス小説家のイメージを持っていたが、きっと細かな心理描写を描くタイプの作家なのだろう。

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2022年01月05日

Posted by ブクログ

おとん、何がしたかったんや…
起こっていることの裏側が明らかにならないまま。あくまで子ども視点を貫いたから?もやもやでもなく、何か、こう、着地しなかった感があり落ち着かない。

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2021年09月10日

購入済み

夏の屋外の暑さをジリジリと感じるようなお話でした。父親にも娘にも感情移入できずじまいだったので、私にとっては記憶に残る一冊にはならなそうですが、夏の冒険を楽しむには良い一冊かなと思いました。

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2021年08月31日

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