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5年生の夏休みの第1日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は2か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親の、ひと夏のユウカイ旅行。私たちのための夏休み小説。
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Posted by ブクログ
理論社から1989年初版で出た本。水色で白の浮き上がるイラストと文字が好き。カバーを取ると、見返しと同じ水色と白のストライプ。装幀装画デザインが、内容と合っていい感じ。小学5年生女子の感受性ってこんなだったかも〜。お話しと同じ夏に読めて、文章の美しさを楽しめました。
いやー名著だと言われてもザ!人情本なんでしょ?と長年手を出さずにいたが…うーん、名著! 小学生の娘視点で書かれた本作だが、本当に子供の意見というか、子供が知らないであろうことはついぞ読者にも明かされず、父親も父親で本当にダメ親父で、でもダメ親父なりに嫌いになれないというか… 良い意味でも悪い意味でも...続きを読む大それたことは起きず、本当にこの親子の"ひと夏の冒険"に参加させてもらった感じ。 解説で重松清も言ってたけど、"親子の絆"的エピソードが無理やり入れられてるところがなかったのも最後までスッキリ読めた。 感動の押し売り感はなくて、でもじんわり温かくて…また心がちょっと寂しい時に読みたいな〜
ユウカイが片仮名でかかれているだけで、なんとなく悪いことのように感じなかった。 スーパーで買い物かごに好きな物をたくさん入れていくことの楽しさ、夜の人気のない海でぷかぷかと手を繋いで浮かぶこと、大人になった今でも自分がワクワクするようなことがたくさん描かれていた。計画性は全くないけど、大人になった...続きを読むら出来なくなってしまうことを夏休みにさせてくれるユウカイ犯は素敵だなぁと。
中学生の時に初めて読んだ。 正直内容はあまり覚えてなくて、懐かしさで もう一度読みたくなったんだけど、面白かった。 このくらいの歳の時って、自分がそうだったから 父親ってどこか家族なのにちょっと遠い存在で、 あまり会話もしないし何ならあまり話したくないし 家での表面的な姿しか知らなくて、一緒にいても...続きを読む どこか緊張したなあって思い出していた。 色んな非日常の中で変化していく様や 心地いい自然がすぐに頭に浮かぶ描写は 読んでいてやっぱり心地いいものだなあと思った。 最後の誰かや何かのせいにしないって台詞は わたしはちゃんと大人になるまで覚えておかないと いけないものだったなって少し反省した。
あの人と結婚していたらわたしはいなかったね だから、結婚しなかったのかもな 一気に読み終わった 中学生くらいのときに読みたかった
○好きなセリフ 「あの人と結婚してたらきっと私はいなかったね」 「だから結婚しなかったのかもな」おとうさんは鼻歌をうたうように言った。
大好きな作品。小学生の頃に汗かきながら遊ぶ夏休み、一段と特別なことをしなくてもキラキラしてて大好きだったなあ。とじんわり思い出す。
親子の温かい話でした 主人公がお父さんよりも大人だけどちゃんと子供らしい繊細な一面もあって可愛らしかった
世間から見てどんな父親でも子どもに愛情が伝わっていたら、その子どもだって父親に情が湧くものなのだな。 父親は情を伝えるのが下手だったのか、情が薄かったのか… この年になっても私という人は…。 凄い自己嫌悪やら負い目やらなんとも嫌な気持ちを抱えてたけど、この年になって私みたいな気持ちで育った人が意外...続きを読むに多いことを知った。 そういう時代だったのかな。
交わされる言葉と、交わされずに留まる言葉を読んでいくうちに、確かに自分もそうして他人と接しているなと思う。 私は月に一度のペースで幼馴染と2人でサーフトリップをするのだけれど、わざわざ時間と金と体力を注ぎ込んでいるのに、波のコンディションが悪くて、良いパフォーマンスが出せなかった日でも、無性に楽し...続きを読むいのはこういう事なんだなと思った。 決定的な事柄や、直接的に感動めいた事を押し付けてくる事が全くなくて、全体的に清潔感に満ちていて、気持ちが良かった。 後、夜の海に浮かぶの、今度やってみようと思った。
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