角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公のハナは無意識の内に他人を見下しているのだなと思った。
友人・家族・恋人など自分の周りにいるあらゆる人を俯瞰で見て、くだらない人生だと冷めた目でみていたのではないか。
ただ、決して他人と自分と比較して自分の方が優れていると思っているわけではなく、あんな風になるくらいなら今のままでいる方がマシ!と思い込むことで自尊心を保っているようにみえた。
だからハナの周りには「仕事はきちんとしてるがいい歳した独身の女性」ばかり集まるのだと思った。まさしく類は友を呼ぶとはこのことだと痛感した。
自分もそうならないように常に他人へのリスペクトと感謝の気持ちを忘れないようにしたい。 -
Posted by ブクログ
つまんない。
なんか急にしらける。
そんな時は、とにかくやる理由がないし、しらける理由はたくさんあるし、それに何も困ってないし、居心地いいし。
なのに何故かとても切なくなる。
やりたいことをやる。
大人につれて、それは非現実的で、つらいこと、そしてこうあるべきという型にはめられた世界に飲み込まれていく。
ハナの価値観は、やることの意味ではなく、やりたい気持ちに対してまっすぐであること。眩しい!
でも本人は猪突猛進ではなく、居心地の良かった過去や見えすぎている未来に囚われて、進めない。
同じことをはじめても、そこで求める価値観によって、人それぞれ違う形になっていく。古着ではチサト、布絵 -
上手くいったり、いかなかったり、幸せだったり、そうじゃなかったり、過去だったり、現在だったり、甘かったり、辛かったりの恋愛小説。ジュエリーショップで個々の話が交差するのが面白い。