角田光代のレビュー一覧

  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    『しあわせのねだん』がとても好きだったので、角田さんのエッセイを手に取った。 後書きに、お酒を飲みながら、お茶を飲みながら楽しんでいただけたら、と書いてあるように、とてもリラックスして読める。ほっこり癒された。

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    2021年11月14日
  • 坂の途中の家

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    裁判の被告人と主人公が重なる物語。
    育児や夫婦関係、嫁姑問題を
    事細かに描かれており
    誰にでも共感できる部分があるんじゃないかと思います。

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    2021年10月18日
  • ひそやかな花園

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    夏のキャンプが舞台なのとは裏腹、家族や命などについて考える重い内容だった。
    角田光代のほかの本も読みたいと思った。

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    2021年10月18日
  • なんでわざわざ中年体育

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    定期的に走りたくなるし、走ってはやっぱり無理だったとなる。そしてまたこの本を読み走りたくなった。トレラン、ナイトハイクいいなぁ〜。

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    2021年10月11日
  • Presents

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    贈り物がテーマの短編集

    贈り物は物品だけでなく、名前、体験、経験、記憶などの場合も

    両親がつけた自分の名前、ランドセルの象徴するもの、引っ越しのときに母親が買ってくれた鍋セット、友人たちの手作りヴェール、子供の書いた絵、家族の作ってくれた料理 等々

    贈り物の他にも、親子や夫婦など家族も共通点なのか?と思ったけど、「女性が一生の中で贈られるもの」がテーマらしい
    言われてみればさもありなん

    短編の構成として、生まれてはじめての両親からのプレゼントとしての名前で始まり、人生の最後にも残るものとしての名前で終わる構成は好き
    全体の大きな流れとして、人生のステージの順になっているようにも思える

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    2021年10月11日
  • 庭の桜、隣の犬

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    「終わった人」と並行して読んでたんです。だもんで、落差というか格差というか、寄りかかるべき価値観、よって立つものがない世代の人々の悲哀をモロに感じました。悲哀、でも底抜けの気安さとでもいいたい安逸さもあるわけです。

    子どもできない、夫婦仲そこそこ、半ば別居状態、でも嫌いじゃないし、
    どの類型にもあてはまらない、将来の展望もない、でも不幸を感じてない
    なら、いいじゃん。でも、将来は???

    これって、無間地獄ってやつなんじゃないか。

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    2021年09月25日
  • 字のないはがき

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    大人が泣く。疎開した妹さんのために、かぼちゃをとる場面から、ポロポロきて、お父さん号泣のシーンでは、私も号泣。
    子供からは、お母さん、よだれが垂れてるよって言われた。ちがう!涙!

    子供には、ピンとこないのかな?
    今は、そうであっても、記憶の片隅に入れておいて、成長してから、検索して欲しい一冊。

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    2021年09月22日
  • わたしの容れもの

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    加齢に対してリアルに書かれており、覚悟ができた。

    願わくばそうなりたくないが、皆に等しくおとずれる加齢。しかも千差万別。
    少しでも楽に歳を取りたいなんて、欲深く思うものです。

    下品すぎないが、所々言葉遣いにくすっと笑えるユーモアがあり、この方と直接お酒を呑んで話すと面白いだろうと思った。

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    2021年09月18日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    かわいいくて儚くて切なくて、誰もが経験するような、どこにでもあるような恋愛を詰め込んだ短編集。
    「お前じゃなきゃだめなんだ」
    「消えない光」
    の2つが特に良かった。
    これから結婚しようとしているカップル、離婚の準備を進めている夫婦、客観的に見たらそれまでだけど、それぞれ思うところがあって、やっぱり恋愛は人生を彩り、豊かにするんだなと感じた。
    好きな人を好きでい続けられることは奇跡!
    好きな人にずっと好きでいてもらえることはもっと奇跡!

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    2021年09月16日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    角田光代のおまえじゃなきゃだめなんだを読みました。

    平凡な人生の中できらりと光る瞬間を描いた恋愛短編集でした。
    最初と最後にジュエリーをテーマにした短編が配置されています。

    「おまえじゃなきゃだめなんだ」は若い時期にバブルを経験した女性のお話でした。
    浮かれていた頃には見えなかった大事な事が、経験を重ねると見えてくる。
    まだ間に合う、これからが本番だ。というメッセージが力強く感じました。

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    2021年09月10日
  • 月と雷

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    あなたは、『首まわりののびた、色あせた、息子や娘のお下がりらしいTシャツを着て』、『触るなと書いてあるのに桃に触れてやわらかさをたしかめ』、『やっぱり要らないと思った鯵を精肉売場に戻』す女性を目にしたらどのように思うでしょうか?

    『年齢より若く見えるどころか老けて見え、若いころはさぞや美しかっただろうなと思わせる面影もない』というその女性。『妻から夫を奪うようには見えず、また、父に恋した女を死に追いやるようにも当然見えない』というその女性。

    この記述を読む限り、そんな女性にマイナス感情を抱くことはあっても、プラスの感情を抱くことは普通にはないと思います。しかし、そんなあなたの理解は実は間

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    2021年09月06日
  • だれかのいとしいひと

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    角田光代の描く主人公の共通点。

    あきらめが悪く
    一縷の望みに縋り
    合理的な判断ができない

    一言でいうと「認知が歪んでいるがそのことに自覚がないまま突っ走る」タイプが多い。

    行動の大きい小さいの差はあるが、普通の人間なら当たり前のように看過する出来事に執着し、何らかの結論を出そうと奔走するのだ。そして、どうなれば解決なのかは本人にも分からない。
    感情に流されるまま、執着心に導かれるまま突き進むのである。最終的に着地はするのだが、問題が解決していない。とりあえず主人公の気持ちに区切りが着く、というだけのゴールだ。
    逆に何も解決していないまま物語が一応の結末を迎えるところが、「それでも人生は続

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    2021年09月02日
  • ご本、出しときますね?

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    作家さんの内面を知る事ができて面白いし、読んでみようとなる。
    「この人こんな考え方なんだ」「こんな思いで本を書いてるんだ」とか…
    作家さんによって考え方が違うのもとても面白い。

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    2021年09月02日
  • 平凡(新潮文庫)

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    これまでの人生に、わたしたちは「もし」を重ねてしまう。「もし」のほうの自分に希望を見出し、現実を雑に持て余すのだが、「もし」は「もし」なのだ。

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    2021年08月19日
  • 晴れの日散歩

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    京都の玉子サンド!角田光代さんが書くとなんと美味しそうなことよ!
    京都には何度か行ったことがあるのに、そんな美味しそうなものがあるとは全然知らなかった。
    次に行く機会があればぜひ食べてみたいなぁ。
    そんなふうに思わせる、さらっとしているのに人を動かせる文章が書ける著者の力がすごい。

    それから、ひとつひとつのタイトルも面白い。
    「万能という恐怖」「ティッシュの善意」「ヌレギニストたち」「ホラーさん」など、内容を読んでから改めてタイトルを読むとなるほどー!と膝を打つものしみじみするもの、色とりどりだ。

    あと、猫かわいい!
    随所に潜むねこの影笑

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    2021年08月11日
  • 坂の途中の家

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    ネタバレ

    主人公に感情移入した方が小説は楽しめるし、味わうことができると思っているが、この本では心が疲れすぎるので少し客観的に読むことを意識したかも。自分がもし、子供を産んでまもない主婦だったら読むのが辛くなったかもしれない。それくらい心理描写がリアルだった。

    物語が進むにつれて、水穂にどんどん自分を重ねていく里沙子の主観が主に語られるので、読んでいる自分も水穂と里沙子が曖昧になっていった。

    こんなに1人の心理描写を描けるのが信じられないくらい精密で現実味がありすぎた。

    自分と性格やフィーリングの違う人物についてここまで深く描ける気がしないので、作者の経験や人格も少し入っているように感じた。これは

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    2021年08月11日
  • だれかのいとしいひと

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    8の短編。日常でもないし,特別な日でもないし。「ジミ、ひまわり、夏のギャング」では、元カレの部屋に元カレの留守中に忘れ物を取りに行く話だけれど、結局は、忘れ物も取らず、逆にすっぱり置いてきた。「誕生日休暇」では、10年間かかって敷いたレールのほんの少しのずれで、はらはらと違う人生を歩く見知らぬ男性の結婚を祝う話。で、自分の人生を見直す。どの話の主人公も最後にはしっかり前を向いて立て直している姿が魅力的

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    2021年08月10日
  • 菊葉荘の幽霊たち

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    ネタバレ

    すっごく変な小説だけど面白かった。主人公の「わたし」は友人(?)のために部屋探しをして、「これぞ吉元がすむべき部屋!」という変なアパートを見つけて、そこの住人に近付いて、同棲までしちゃって、そのアパートに吉元を住まわせるために、色々変なことをしてだれかを追いだそうとする。かなりクレイジー。
    そこに居座るために大学生のふりをして大学の講義に出たりもするけど、学生じゃないのに全然ばれなくて、クラスの飲み会にいつの間にかいても誰も疑問に思わなくて。笑える。でも大学生ってそんなもの。教授は授業で一回も顔をあげず、学生の顔を見もしないし。
    イマドキの大学はそんなことないと思うけど(?)私が学生のときも、

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    2021年08月08日
  • 太陽と毒ぐも

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    二者択一に出ていたセリフのように男女が一緒に暮らすということはドレッシングのようなものかもしれない
    お互いが譲歩と変更をすることで混ざり合うことでやっと混ざり合うのだろう
    この短編ほど極端な欠点ではなくとも誰にでも欠点はあるその欠点を二人の関係が落ち着いた頃に嫌気がさして拒絶するか受け入れるか次第ではないか

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    2021年07月23日
  • Presents

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    人生にもらう贈りものにまつわる短編集。

    贈りものとエピソードという形で
    簡潔にまとめられているんだけど、
    ほとんどの話で忘れられない景色が語られるのが
    印象的だった。
    満開の桜、商店街を歩く母のうしろ姿、
    夕方の海、靴の並んだ玄関…。

    贈りものって、品物そのものより、
    それをくれた人、その人との関係を思い出すと
    あとがきで角田光代さんが書いていらっしゃるけど
    確かに、その品物はなくしてしまっても
    心に残り続けるものがある。
    強い感慨を持ったこと、
    その時目で見たもの、肌で感じたこと、
    そんな形のないものたちを象徴するのが
    贈りものなのかもしれない。

    贈りものをあげるのももらうのも、
    自分

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    2021年07月22日