角田光代のレビュー一覧

  • 泥酔懺悔

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    総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。

    なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。

    しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。

    三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大

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    2020年08月15日
  • みどりの月

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    キタザワもマリコも、オレンジの巻きスカートの女も苦手だ。
    読み始めてすぐに思った。ルーズで、グダグタで、図々しくて、

    「しっかりと」「普通はこうでしょ」ルールに縛られがちな自分を彼らは遠くの方でニヤニヤ笑っている気がするから(とんだ被害妄想だけれど)

    南も「私」も彼らに対してしっかりと(?)苛々するしそれを行動や言葉にするのだけれど完全に拒絶するわけではない。
    そこが読んでいてもやもやするし、苛々するし、でもそうそう、実際そうなんだよなぁとも思う。

    気になる、待っている、厚かましくてルーズな彼らのことを私も。

    苦手な人、自分とは相容れない人と関わった時、その時の気持ちを「ムカつく」「〇

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    2020年08月11日
  • 薄闇シルエット

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    ネタバレ

    もがく女の話。共感する価値観が多く、読み心地が抜群だった。
    主人公はさまざまな考え方を発見し、そしてそれに伴い行動を起こす。その結果でまた、考え方が変化し次のチャレンジへ進む。人生はきっとこういったことの繰り返しで、この物語はとても普遍的だ。だからとても共感できたのだと思う。
    決意は美しい。何かを決断した人に読んでほしい一冊。

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    2020年07月28日
  • 晴れの日散歩

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    あるある!って声に出して言いそうになってしまう、日常のさりげない一コマを切り取ったエッセイ集。
    自分の心の動きにここまで敏感になれたら、毎日が自ずと充実するんだろうな。
    身の回りに起こっていることが、もしかしたらすごくワクワクすることなのかもって思わせてくれた一冊。

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    2020年07月22日
  • 異性

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    永遠に分かり合えないのかも?

    歌人・穂村弘と作家・角田光代が男と女を代表し、それぞれの考えていることを意見交換していく。穂村さんの意見に、そういうものですか、と感心するような納得するような。角田光代さんも女子校育ちだとは知らなかった。

    ジェンダー論に踏み込むかもしれないけれど、アップデートしたこういう意見交換をまた読んでみたいと思った。時代や世代が変わるとここで語られている「男性」と「女性」もまた変わるのではないか。

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    2020年07月11日
  • 三面記事小説

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    新聞の中の、注意をして見ていないと
    見落としてしまう三面記事。

    そこには数々の事件の、事象が書かれている。

    その事象の裏には、
    1つ1つの事件のストーリーがあること。
    悪いことをした人間だけが悪い訳じゃないこと。
    色々な背景があること。

    この小説を読み、
    物事の本質を考えないといけないなと
    思った。

    角田光代さん、さすがです。

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    2020年06月05日
  • マザコン

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    短編集
    「初恋ツアー」が好きだ。義母の初恋を絡めてはいるが実は洋文と匡子の関係がすがすがしく、それこそが初恋ツアーです

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    2020年06月05日
  • なんでわざわざ中年体育

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    中年真っ只中のボクも、人間ドックの結果が悪く、今、筋トレとウォーキングの真っ最中です。

    きっかけは違いますが、角田さんが、運動を始めたきっかけ、「気持ちは20代のままで、身体は衰えていく」という感覚、スゴくわかります。
    そして、楽しくやらないと中年の運動は続かないのです。

    蛇足ですが、孤独というのは、「だれにも頼れず、自分でなんとかするしかない」という、物理的かつ具体的なことという一文、ものすごく共感してます。

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    2020年05月20日
  • 月と雷

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    ネタバレ

    特別なことはいらない、当たり前を続けることが生活をつくりあげる。
    「一緒にいたい」「この人となら生きていける」と互いが思うには、「生活を一緒に、一生続けていけるかどうか」。
    幼い時から人当たりがよく、いわゆるモテるとされて来た男性を軸に展開される話。数年つきあってきて、そろそろ結婚しようかと思った矢先振られた言葉は、「怖くなってきた。普通の生活が普通じゃない」と言われる。その意味がわからず、仲のいい女性に相談しその解を聞くと納得すると同時に、自分の過去の家庭環境のせいだと振り返る。「例えば人が3食ご飯をとることが普通と思ってても、あなたは毎日お菓子でも平気でしょう?そういうのが怖いって感じる」

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    2020年05月05日
  • 愛がなんだ

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    恋とか愛とはちょっと違う、見返りを求めない複雑な恋愛感情。
    主人公は今まで読んだ恋愛本に出てくる女性とはかなり違っていた。
    こんなに一人の人に一方的に執着することは、自分には出来ないなと思った。

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    2020年07月11日
  • 泥酔懺悔

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    泥酔の失態を開き直るんじゃねぇ、と下戸の私は常々。んでも、人の泥酔を楽しむってのは面白い視点かもしんない。そんな余裕があればなぁ。
    総じて若い年代の著者のほうが面白かったかな。

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    2020年05月01日
  • 晴れの日散歩

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    ネタバレ

    エッセイは著者の人柄が出る。
    いつも著者のエッセイは”あるある””そうそう”とめっちゃ共感うなづきながら、あっという間に読んでしまう。
    旅先で早朝並んでまで評判のお店に行きたいとは思わないし、(その時点で深夜まで飲んでいてね)
    旅って何に対して熱意があるかで似たものの熱意がある人と行くのが心地いいのかもね。
    ・私も便利万能調味料がほしい!
    ・鏡も見る時、私も気合を入れて見たくない部分はないものとして多分見てるんだろうな。

    あと猫(トト)も写真が随所に載っていて可愛い。

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    2020年04月20日
  • 対岸の彼女

    購入済み

    対岸の彼女

    私も 55歳!扉を開ける力は、そなわってきたのかなー

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    2020年04月14日
  • 世界は終わりそうにない

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    自分の問題を解決できるのは、自分しかいないのである。
    だれも、何も、私ほどには私のことを知らないし、私ほどには私のために働かないのだ。

    のめり込むと気がつかなくて、気がついたときにはもう手遅れなんだけど、少しでも気がつかせてくれてありがとうございます、角田光代先生。

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    2020年04月09日
  • ドラママチ

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    とても怖いがリアルテイのある女性たちが描かれている。
    友達にも恋人にもしたくないような
    執着心の強い主人公。でも、何故か気になってページをめくってしまう。
    スッキリと終わらない話が多いが、それがまた人生だなと、妙に納得する。

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    2020年04月02日
  • 字のないはがき

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    テレビ番組「王様のブランチ」で紹介されているのを見て興味があったので購入。エッセイストの故・向田邦子さんの作品「字のない葉書」が原作で、角田光代さんが「文」を西加奈子さんが「絵」を担当ぢた、直木賞獲得の3者による珠玉の絵本。西さんのクレヨンで書かれた人間味豊かな「絵」に、ボクサーの減量のように削ぎ落とした角田さんの「文」が乗る。短い30ページの中に「魂」と呼べる熱いものを感じれる感動の絵本。

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    2020年03月30日
  • 人生ベストテン

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    おー。これは好きでした。
    角田さんの本は初めて読みました。
    一個目からいいなーと思いました。

    暗いとは感じなかったけど
    そういわれてみれば暗いのかな。

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    2020年03月23日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    恋愛短編集。
    それぞればらばらだけど、場所や、場面が繋がっているのもあり、日常にありそうなエピソードもよかった。

    恋をして、結婚して、恋が覚めて、愛に変わることもあれば、結婚に至らない時もあるし、すべて覚めることもあり、形を変えた関係になることもある。

    隙間時間に読める短編。

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    2020年03月05日
  • ロック母

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    短編集 どの作品も、かなりとんがってる。特にゆうべの神様 この微妙な時期に、読むべきではなかったかもしれないけど心に黒く残りました。

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    2020年02月26日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    たくさんの夜が出てくる。
    一人旅したときの夜の場面が多くて、自分の一人旅も思い出した。むし暑い・肌寒いとかちょっと汚いとか自然すぎるとか、旅行の非日常は特別で素敵。
    携帯電話がなくしたものとして、待つことや夜の孤独が挙げられていたけど、携帯を一人一台当たり前に持つようになってそれも何年も経ってきたいま、形は変わったけどどちらもある気がする。

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    2020年02月24日