角田光代のレビュー一覧

  • まどろむ夜のUFO

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    どこかちょっと壊れた人たちの物語。これが94年で、「空中庭園」が03年、「対岸の彼女」が05年と考えると、彼女が描こうとしている「壊れた部分」というのがなんとなく見えてきそうな気がします。
    好みの小説でした。

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    2012年02月16日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    主に、お風呂の中で読んでいた本。
    (私の中ではお風呂本と呼ぶ)
    ウトウトしながら読んでいたので、
    何度落としそうになっていたことか・・・。
    ゴメンナサイ。

    この本を読んで、遠い昔の話だけど
    自分がイタリアに行ったことを思い出した。
    山なんて登っていないけれども。。

    覚えていることと言えば、
    イカスミパスタが美味しかったことと、
    バスの運転手のラファエロの体毛がすごかったことくらいかもしれない。
    いや、もっとあるか。。

    なんか、ふらふらとイタリアを旅してみたいな。
    イタリアじゃなくてもいいから山に登りたいな。
    そんな気持ちになりました。単純ですね。
    本の中では、
    山登りがただ楽しいだけでは

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    2012年02月13日
  • 幸福な遊戯

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    角田光代のデビュー作。
    あとがきで永江朗も書いてるが、本当書くことがぶれないなぁ。
    そして、いまも昔も好き。

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    2012年02月10日
  • 幸福な遊戯

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    これがデビュー作なのかと、あとがきで知る。彼女の小説を読むのは四冊目かな?
    角田光代のエッセイはすごくすごくすごーーーく好きなのだけれど、小説は苦手だった。暗いし、わぁ!ってならないし。
    でも、大学二年の今、読んでみたら、なんかもうこれはすごいわと思ってしまった。無自覚のどろどろが文字になっている。人気ってことは、みんな同じようなことを考えているのかという安心感と、どの人もこんな人生なのかっていう未来への絶望。

    ぐだぐだしてるシーンの描写が好き。

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    2012年01月31日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    この本の100人アンケートのデートの中には
    甘酸っぱいものもあれば、切ないものもあったり・・・。
    いろんな恋の形があるのですね〜。
    100人アンケートではないけど、7番目の話が印象的だった。

    私は恋愛に対して良いイメージも悪いイメージも
    持っているわけではないんだけど、
    やっぱり恋っていいものかもな〜なんて思えたなあ。

    どこに行ったとか、記念日を盛大に祝った〜とか
    そんなことあまり重要じゃなくて、
    一緒にいる時間が楽しければ、
    それだけでいいんじゃないのかな〜。

    ふとした出来事が後々思い出してすごく幸せなことだったり、幸せな時間だったりする。

    ささいな、ちょっとした幸せが続くことが一番

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    2012年01月25日
  • 幸福な遊戯

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    角田光代さんのデビュー作と、全く意識せずに読みました。なのに、書かれているテーマや表現、また作品に現れている社会に対する視点・見通しが、一貫していると感じた。ほんとに良い作家さんであると思う。

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    2012年01月07日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    日常の小さな殺意を題材にした7つの短編集。大きな事件は起きないけれど、自分の中にあるかもしれない小さな殺意を、ふと考えてしまう1冊。

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    2011年12月27日
  • これからはあるくのだ

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    角田さんのエッセイって、人柄がにじみ出てる気がする。意外な視点から物事を見つめてるのも面白いし、おっちょこちょいだったり方向音痴だったりぼーっとしてたり、ほっこりする。

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    2011年12月17日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    この人の書く文章にはいつも吸い寄せられる。文章に絶対的な好意を持てるわけじゃないのにどうしてだろう?

    「印象に残ったデートって?」
    まず、これを小説のテーマにしようという着眼点がすごいと思う。

    十円玉を拾うような幸福。
    小さなようで、実はとんでもない幸福が私たちの周りにはあふれている。

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    2011年12月17日
  • ロック母

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    1992年から2006年の作品を収めた短篇集。
    無秩序で無意味、不可解で不自然な世界を表現するのに右に出るものはいない角田さんの真骨頂たる作品集。
    今日もどこかの街角で、理不尽で理解し難い出来事が起こった時には、角田さんがじっくりと人間観察しているような気がする。

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    2011年11月28日
  • ナナイロノコイ

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    読んだことのない作家さんばかりで楽しかった。
    それぞれ個性的です。

    個人的には、女性同士の友情を扱ったものが面白かった。
    角田さんもいいけれど、谷村さんの話がとくに印象的。
    こんなに開放的になることはないし、主人公に共感はできないけれど、女と女をつなげるモノが何かっていうことに気付くきっかけって、あるなあと。
    女の場合、恋が女同士をつなげる事もあるんだよね。
    男の人はどうなのかわからないけど。

    それと、唯川さんの作品が、さっぱりしてて、読後がよくっていいなあと思う。

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    2011年11月27日
  • 三月の招待状

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    ネタバレ

    数年後の自分を見ているかのようだった。
    私は登場人物の誰でもないのに、同じような状況下に居るように思えた。
    目に見えるハッピーエンドではなく、妥協で終わってしまった気がする。
    人生なんてそんなものなのかもしれないけど、私はまだ諦めずに生きていきたいと思っている。
    ---
    8歳年下の彼氏と暮らす充留は、ある日、大学時代からの友人夫婦の「離婚式」に招かれる。昔の仲間が集まるそのパーティで、充留は好きだった男と再会するが、彼は人妻になった麻美とつきあいはじめ……。出会って15年、10代から30代へと年齢を重ねた仲間たち。友情、憧れ、叶わなかった思い--再開をきっかけによみがえるあの頃の記憶と、現在の

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    2015年06月01日
  • 空中庭園

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    全体を見たらごく平凡な家族も、
    一人一人の視点から見たら、こんなにもたくさんの秘密や闇が
    あるものなのかねぇ


    6人の視点から見た連作小説になっていて、
    ある章に出てきた人物が、別の章では主人公になっている
    そうやってまたがった時の印象の違い。
    これ自体が人間の不思議さを表しているね


    この家族だけが特別なのではなく、
    どんな家族もこういう姿を持っている
    ひょっとしたらうちの家族も… なんて考えると非常に怖い笑

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    2023年07月08日
  • 今、何してる?

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    結局は今なにしてる?になるってけっこう極端だけど、さすがの感性。ほほう、と思いながら楽しく読めた(^^)

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    2011年10月31日
  • まどろむ夜のUFO

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    よくわからないけど、意味不明な世界に溶け込んで、頭がボワボワしながら読めました。

    真夏の日に、風の吹かない蒸し暑い部屋で、扇風機を弱くらいにして読み直してみたい。

    電車の中で読むのはちょっとNGかもしれない。


    にしても、角田さんは26歳で描いたなんて、相当頭のおかしい天才なんだな。

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    2011年10月19日
  • 庭の桜、隣の犬

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    ごく普通の生活をしている人たちの話のように始まるのは表現のリアリティのせいだろうか。たまプラーザとか近くの風景など些細なことがうなずけたりする。だからだんだんと登場人物の異様さ、不思議さが気がつかないうちにこちらの中に入ってくるようだから、ちょっと恐ろしい小説。

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    2011年10月16日
  • 人生ベストテン

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    大人になると、何かしら「持ってる気」になってしまう。

    仕事(会社の肩書きだとか収入、職種…)、あと、家とか奥さんや子どもやらなんやら。

    それらがその人を表わす要素となってしまい価値基準になってゆく。

    そんな、本当は「持ってない」はずのものが荷物(そんな否定的な意味ではない。)になってしまう。


    実際は、何も持っていない。持ったつもりになったものをひたすら守って生きてゆくなんて…


    仕事したくない!とか家ほしくない(むしろ欲しい)、結婚したくない(あと5年くらい、ひとりで自由にしたい…)なんて意味ではないけれど。

    何も持っていない(斎藤佑樹は別…)ことを自覚して、そうやって生きてゆき

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    2018年06月21日
  • まどろむ夜のUFO

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    UFOだとか謎のジャムだとか河童だとか、読んでいて気持ちが悪い。
    しかし好きなドライ加減。人間関係。良い湿度。

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    2011年08月28日
  • みどりの月

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    「みどりの月」。秩序が崩壊した同居空間へ迷い込んでしまった主人公。対局としての、普通の、規則正しい生活。読み進めるに連れて規則正しい生活の方が退屈に感じられてくるが、それが狂気なのか自然な心なのかわからない。
    「かかとのしたの空」。昔友人とバンコクからシンガポールまで旅行したのを思い出す。まずカオサンロード。そして、ハジャイにもよったことがある。シンガポールでも、確かに痰吐いている人を見たことがある。この新宿歌舞伎町的雰囲気の方が自分には自然と受け入れられるといった、主人公と同じ感覚を持ったことを思い出した。アジア放浪旅行での男女の心理が描き出された作品。

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    2011年08月20日
  • ロック母

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    「ゆうべの神様」がいちばんすきだった。

    編集者も角田さんもこの話は「本にするには値しない」と言ってたらしいけれど、わたしは、すき。本にしてもらえてよかった。

    角田さんは、すっごいみみっちいこととか、きたないこととか、自分でも嫌になるような生活臭を見逃さない。
    「ああ、あるある」って思ったあと、どんなに綺麗なふりして生きててもその「生活」からは逃げられないことを思い知らされて苦い気もちになる。
    すごいひとです。

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    2012年01月14日