角田光代のレビュー一覧

  • ドラママチ

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    電子書籍

    ドラママチ‥ドラマティックな街なのかと読み始めたら
    待ち。だった

    ラストのショウカマチの喫茶店は、あの喫茶店かしらと思ったら
    私も、すれ違っただけの人もきっとみんな何かを待っているんだろうな

    でも、私は何を待ってるんだろう(o'ω'o)?

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    2019年11月26日
  • ドラママチ

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    何かを待ってる女の人の短編集

    何気ない風景とか感情の書き方がすごいすき
    特に心に響いて余韻に浸っちゃうような内容ではなかった
    さらっと読める

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    2019年11月13日
  • 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊

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    本当は、ちゃんと原文に即したものを読むべきなのだろうが、複数回挫折している自分にとっては1冊でまとまっているものがあるというのは非常にありがたかった。
    これを足がかりに改めて読み進めるというのはありなのではなかろうか。

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    2019年11月10日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    文筆業の方々と一緒に暮らす猫たちのドキュメント。

    それぞれの方と猫サマにそれぞれの深いストーリーがある。
    その猫に対する目線が書き手により変わるのだが、深い愛情がある事だけは変わらない。

    最後の養老孟司さんの「まる」のエッセイが気に入っている。明け方、飼い猫に起こされてしまうところが、養老先生も私と一緒なんだなぁ…とほっこりした。2019.10.26

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    2019年10月26日
  • 私たちには物語がある

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    角田さんの「読書感想文集」。この本には、100人を越える作家の著作への感想文が収められているが、著者は当時も今も異なる意味で「小説の世界は、気の遠くなる途方もない世界」だと思っている。当時は無知でひよっ子な心細さ、いまは、沢山読んで力をつけた自分にとって、広大無辺かつ未知の世界を前にした高揚感。本を読むことで、著者は「じつに膨大な、幸福な時間を過ごしてき」て「本がある世界の幸福を噛みしめるようになった」という。同感にして共感!この本の題名と美しい装丁に、著者とスタッフの本に対する愛情を感じた。

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    2019年09月13日
  • 世界中で迷子になって

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    角田光代(1967年~)は、早大文学部卒、2005年に『対岸の彼女』で直木賞を受賞した作家で、小説のほか、多数のエッセイも執筆している。
    本書は、世界文化社の月刊誌「GOLD」(2016年3月に廃刊)に連載していた、旅と買い物に関わるエッセイをまとめて、2013年に単行本として出版、2016年に文庫化されたもの。
    私は著者と同世代の、旅好き、本好きな会社員(男)で、旅や世界情勢に関する本を好んで読む。それらは、小田実『何でも見てやろう』、藤原新也『印度放浪』、沢木耕太郎『深夜特急』のような今や古典ともいえるハードな紀行ものから、植村直己や角幡唯介らの冒険ノンフィクション、ジャーナリストらが書く国際情勢を映したルポルタージュ系、比較的ソフトな旅行エッセイまで、何でもであるが、著者の作品は、好奇心旺盛で、素直で、ほんわかしていて、ちょっとおっちょこちょいな、人となりが滲み出ていて、肩の力を抜いて楽しく読むことができる。(著者の本で読んだのは『いつも旅の中』についで2冊目)
    特に共感を覚えるのは、旅(と買い物)は、若き日のやり方がその後に深く影響すると考える点だ。著者は、20代から30代の半ばまでバッグパックを背負って貧乏旅行を続けていて、加齢するにつれて、移動手段は長距離バスから航空機に、宿泊施設は安宿から星付きのホテルに変わったものの、基本的には「みみっちい旅しかできない」といい、それは若いときの旅が作り上げた「分」なのだという。「なぜ、どのように、旅をするのか?」は人それぞれで、万人に共通の正解はないが、それぞれにとっての答のベースには、若いとき(更には子どものとき)の世界の感じ方、接し方があるのではないかと、私も強く思うのだ。そして、著者のその「分」は、私自分のスタイルと遠くなく、とても居心地がいいのである。
    アラフォー世代以上の女性に受けそうだが、男性、若者にとっても、楽しめるエッセイ集と思う。
    (2019年8月了)

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    2019年09月08日
  • 異性

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    好きと思ったならば相手が10キロ太っても好きと言えるか。
    性格と容姿は比例する事が多い。
    内面より外見を褒められる方が人はうれしい。
    女子は頑張ってお洒落して化粧をしているからデート代は男が出すべきだと考えられる。奢られる女は頑張った努力の対価。
    割り勘男は奢られ女を誘わないし、おごり男は割り勘女を誘わない。
    男は変化を望み、女は固定を望む。
    私を女は子供に主張し、男はコレクションに転移させる。
    〇〇の父親ですとあまり言わないし、△△コレクターのなんとかですと女は言わない。
    別れ際の摩擦係数を下げるために本気で愛していた時期があったことにする。
    女は非日常を常に求めているが男は日常を得るために非日常を演出する。
    会って3分で友達か恋人かのクラス分けは決まる。それが変わることはない。
    女の方が好きな人にしか目が向かない。
    未婚女性が増えているのは審美眼が変化しないため。
    女性の好きな人は1人であるが、男はまあまあいいと思う人が何人もおり、格上げが容易に行われる。
    女(ブス)は自分の価値を認められたい、男は自分だけが価値を見出したい。
    例えば本を大勢の人に読んでもらうためには大勢の人に読んでもらうように書かなければならない。
    時間とともに恋愛カーストは強化される。
    ブスデブださいスパイラルからはぬけだせにくい。
    かっこいい人は意識せずともかっこいい。
    ダサい人の髪型の違いなど些細なものでしかない。
    モテとは美醜ではなくスペース(スキ)
    人間として他者を受け入れる余裕があり、いきなりキレたりせず、こちらの話しを聞いてくれ、困っている時は一緒に考えてくれる人間がモテる。
    男は過去の出来事や思い出を資産に感じる、だから一度好きになった人を嫌いに感じることが少ない
    女はなにかのきっかけで生理的に受け付けなくなる
    男はいつも最初の恋人になりたがり、女は誰も最後の愛人でいたい
    女性とつきあったことのない男性は高い確率で避けられる、すると永遠に女性とつきあったことのない男性のままとなってしまう
    そのような人は女子校育ちで男の兄弟のいない女性としか話が合わない
    男女共学上がりや兄弟がいたり現実の男を知る女性からは幼く見える
    女性とつきあったことのない男独特の無神経さがある
    それのない人には今までの過ちや失敗が関係しているのかもしれない
    女の私の男は私の子供という意味に近い
    男は夜景や女、野球サッカーチームを所有した気になりがち
    だから、自分より遥かに上手なプロに対しても自分的意見を言える
    女は所有されたがち
    男女の年齢が近いと見える事は多いが、離れてしまうとやや視点がぼやけ、お互いの差は年齢の差であると勘違いする
    女は男よりも好きなうちは許せる度が高い
    反対に好きでなくなっても早い
    男はアイドル好きほど好みの範囲が実は広い
    女は逆に狭い
    女性はほぼすべてケチな男やクチャクチャ食べる男が嫌いである
    好きな時は我慢できるから言わないし、嫌いになっても興味がないから言わない。
    男は好きだからという理由で何かを許容する考えがないが、ラインを秩序や場の空気で変える。
    女性はどきっとするような反論をしたりするが、ただ本当の事を言っている認識である
    付き合っている女性よりも付き合う前の女性に対しては、将来の可能性を狭めないために言いたいことを言いにくい。
    女は別れた恋人からのプレゼントを捨てるが、男は使い続ける
    女はモノに記憶が入るが、男はモノはモノだと考える
    女は非日常体験を楽しむ能力に優れている
    女にとってモノはわたし
    モノから共通点を見つけに行く
    女性に比べ男性は服への意識が低い
    服にこだわりのある男性は内なる自分が強い
    人は憧れから自分には似合わないものを買いがちである
    だから自分とかけ離れたタイプの人を好きになる事もある
    根幹が変わらない女性は男にオレがいなくてもいいと思わせてしまう
    男は価値観が合わない女性にオレにはもったいないと別れを切り出す
    こじつけの理由をどうにか作り出して。
    女性は付き合うためにも別れるためにも理由が必要。
    男はなぜその人が好きなのか理由がわからなくなる事もある。
    女性は恋愛を長編小説と考えるが男性には4コマ漫画に過ぎない。
    長編小説は未完のまま終われないから気軽に描き始めることができないのだ。

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    2019年08月25日
  • 学校の青空 新装新版

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    河出文庫を2冊買うとブックカバーがもらえるフェアの対象になっていて購入した。
    小学校、中学校、高校。この小説で著者が描くのは、いずれもたくさんの”一瞬”を生き続ける女子たちによるスクールデイズだ。

    【パーマネント・ピクニック】
    仲が良かったハルヲの死をきっかけに、自分たちも後追い自殺をすることにした男女2人の中学生。
    やりたいこともなくて、今の私たちって用も無いのに学生鞄をぶら下げてフラフラ出かけているだけだ。でもちゃんと元の場所に連れ戻されるように学生証を持って。その姿を2人は認知症のおばあちゃんと重ね合わせる。
    「受験しますか、しませんか?」っていう問いと、「生きますか、死にますか?」っていう問いは、実は大差ないのかもしれない。

    【放課後のフランケンシュタイン】
    カンダ、という女の子を徹底的にいじめ抜くマリ。
    カンダが学校に来なくなると、次はカナコというクラスメイトをいじめのターゲットにする。マリが抱えているぐるぐると渦巻く潜在的な怒りには、読者である私たちもたじろいでしまうほどだった。
    そんな折に、学校周辺で変質者が出たという噂が立ち上る。

    【学校ごっこ】
    小学校生活を、与えられたキャラクターで演じるように過ごす田中希実子。「頭の弱い子」というレッテルをはられ、次第に本当にそのとおりに自分がつくりかえられていく。
    でも、思えば私もそうだったのかもしれない。リーダーシップのある大人びたクラスの中心的存在という役割を与えられていた。そして私はその期待に応えるべく振舞っていたような気がする。私はまだマシな役割だったのが幸運だが、希実子はどれほど窮屈だっただろう。
    小学校て、つくづく恐ろしい場所だと心底思う。

    【夏の出口】
    高校3年生の夏休み。推薦をもらえるところで適当に進学する予定だったナオだが、急にその進路に嫌気がさす。
    でもだからと言ってやりたいことがあるわけでもない、目指す将来があるわけでもない。ただ何もやりたくない。
    卒業式の日取りや、入学先、そういった形式的なあらゆる物事ばかりがどんどん決まっていって、目に見えないものすごい力で背中を押されていくのを感じている。
    私たちは小学生の時の恋のように、ただそこに立ち止まって、ただ「好きだ」と思って生きていきたいだけなのに。
    少女たちのその素朴で切実な願いを、大事にしてあげられたらどれだけ良いだろうと思った。
    ゆっくりでいいんだ、ゆっくりに大人になればいい。考える時間は、本当はきっとまだたくさんあるのだから。

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    2020年08月05日
  • 降り積もる光の粒

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    降り積もる光の粒/角田光代

    臆病で極端な方向音痴、切符を買ったり食堂の注文の一つすらわからず、おずおずしてしまうという著者。余裕綽々で楽しいと思わずに困っている時間の方が大きいのに旅を続けてしまう。20代の頃は時間が取れたが有名作家になって時間がどんどん取れなくなる中でも年に3回は海外に行ったりするという。
    疲れるし困るのになぜ彼女は旅をするのか。それは旅を終えたときに気がつくキラキラと光を発しながら自分の家に降り積もってる光の粒。それは時間が経てば経つほど輝きを強くするという。そのことを知ってしまった人はどうしようも旅に出たくなるという。取り憑かれてしまうとだと。
    彼女は旅の途中で何か情報を得るという効率を求めた旅はしていない。そういうことではなく疲れたり困ったりばかりしている。その際の心の動き微細な動きを実に細かく観察しているところがすごい。一方で他人任せの旅というのも否定していない。角田さんの旅論だこれは。
    名文家だけにうまくまとめられているけど、こうしたあまり冴えない旅をここまでキラキラとした光として描いてしまう筆力はやはり大変優れている。
    だけど私自身が年を取って色々な旅を経験をしているせいかやっぱりぬるいなと思ってしまうし、なんでそんなとろいのかと思ってしまったりした。もちろん効率を重視した旅になってしまってるから彼女の描き出そうとする光というのは気がつけば降り積もってはいるけどもう、こういった降り積もり方しないんだなと思って少し寂しくなった。4章は一転して途上国の大変な立場にいる女性達の様子をNGOの人達に誘われてルポするというものだった。三陸の話を目当てに購入して読んだのだけどもそれは数ページしかなくてあれっという感じだった。

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    2019年08月15日
  • ドラママチ

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    短編小説
    それぞれの主人公の気持ちがわかる。
    本当にリアルな話が多いから
    自分が直面したらどう乗り切るかなと考えながら読める。
    恋愛のターニングポイントに直面した時、
    自分と重ね合わせてしまう短編小説。

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    2019年07月27日
  • 学校の青空 新装新版

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    すごいな、これ。1994年頃に描いた作品とは思えないくらい現代で。
    や、現代の学校模様のほうがテクノロジーの進化でより、卑劣か。
    4つの短編小説なんだけど、どこかで身に覚えのある感じ。
    当事者だったり傍観者だったり、どこかに自分という存在がこの話にいて、
    それがまたゾッとした。よくないことだ。
    とくにいじめを描いた「放課後のフランケンシュタイン」は厭な話だった。
    中二病感あって、ずいぶんと昔に学校というものを卒業したわたしでも感慨深かったです。

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    2019年07月16日
  • ロック母

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    この本を購入した2010年当時、全くはまらず、また作者である角田光代の原作の映画を二本ほど観て、多分わたしには合わないからとずっと放ったらかしになっていた。
    10年近く経って読んでみると非常に好みであることに驚いた。
    きっとこれは筆者があとがきで記しているように、"一編の小説はそれだけでは完結していない。そしてやはり人と同じように、小説も歳をとったり、すがたかたちを変えていく" ということなのだろうか。

    小説に限らず全く同じものでもその時々で、フィットしたり、しなかったりとかたちを変えていく。


    そういうことを楽しいと思える年齢になったのかもしれない。

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    2019年07月10日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    可愛かった~。猫たちの顔が姿形が表情が(写真ね)
    作家と猫ってきっと相性が合うんだね。
    特に角田光代の”トト” 村山由佳の”もみじ” 吉田修一の”金ちゃん”と”銀ちゃん”がめちゃ可愛かった。

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    2019年07月07日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    これまでの人生の中で、自分の人生に影響を与えた夜にどのようなものがあったのか。けっして無視できないできごと、そう、他人にはどうでもいいことかもしれない。でも本人にとっては人生を変えるほど大きな意味を持っていた。

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    2019年07月02日
  • 降り積もる光の粒

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    前半、面白い、早く旅に出たいなぁなどとお気楽に読んでいたのが、最後の第4章に入り180°場面が転換。度肝を抜かれる世界が待っていました。でも、やっぱり旅に出よう。たまっているマイルで、ミラノ・スカラ座のオペラにこの秋 ♪

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    2019年06月27日
  • 泥酔懺悔

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    ネタバレ

     12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
     12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫。私の懺悔度ベスト3選定は: 角田光代さん「損だけど」、三浦しをんさん「下戸一族vs飲酒派」、平松洋子さん「18の夜の話」。

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    2023年08月10日
  • かなたの子

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    ネタバレ

    ホラー短編集のようでいて、独特の情緒が溢れている作品集。
    表題『かなたの子』は失った子を追い求める女の柔らかな狂気が描かれていますが、どの物語にも生死の微妙な境目のようなものが根底にあるようです。
    少しずつ狂っていく人々が淡々と描かれているから怖い。
    どのタイミングで世界がズレたのかが分からないのが怖いのです。
    静かに消されていく真実、心の中から自ら消していく真実。それらは全く消えたのではなく、背後から少しずつ忍び寄ってくる。
    その確かな罪の意識に、人々は耐えることができない、そんな物語。

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    2019年06月07日
  • ポケットに物語を入れて

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    角田さんが様々な媒体で発表した書評の数々。
    でも読者に媚び諂うような、作品を悪戯に褒め散らかすような書評ではなく、ご本人が日々考えていることとその作品に絡めたエッセイのような文章でした。だから「面白そう!」とか「読んでみたい!」という作品への興味は正直あまり沸きません。でもエッセイとしてはとても楽しめました。
    痒い所に手が届くような適格な文章が流石です。プロって凄いです。
    とりあえず『厭世フレーバー』(三羽省吾)は読んでみたいな。

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    2019年06月07日
  • これからはあるくのだ

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    忘れていた日常のあんな感情、こんな気持ちが掘り起こされるようでドキドキした。しをんさんのベルサイユ風解説も逸品。

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    2019年06月04日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    ネタバレ

    社会派、ミステリー、殺人、恋愛等々、様々なジャンルのもの書きの人達。
    年代もタイプも違うのに共通していることは"猫好き"。
    そして揃いも揃ってもみんな"もふもふ"の猫達。
    飼い猫と一緒にくつろぐ姿や猫を見つめる優しい眼差し。
    写真を見ているこちらも、つい微笑んでしまう。
    各々の巻末にある猫エッセイや短編からも猫愛が真っ直ぐ伝わってくる。

    生活を変えてくれた存在でもあり、昼寝仲間でもあり、相思相愛の同志でもある猫達は、顔を見ていれば、ただそこに居てくれればそれでいい、大切な存在。
    もの書きの傍らにいる猫達から安らぎと癒しを貰った。

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    2019年05月30日