角田光代のレビュー一覧

  • 予定日はジミー・ペイジ

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    父親との確執をかかえた妊婦のはなし。
    妊娠中に読みました。

    わたしもマネして、自分の出産予定日を検索してみた。
    だいすきなミュージシャンと同じ誕生日でした。
    テンションがあがった。
    (結局、予定日通りではなかったけど)

    妊娠中って、こうやって、些細なことにも意味を持たせたり、
    特別な設定をしてみたり・・・ということが日常だった気がする。

    この小説を発表したあと、角田さん出産おめでとうと方々から言われたそうです(あとがきより。実際、著者は出産していません。)。
    そう思ってしまうくらい、この本は、妊婦さんのじんわり暖かい気持ちが書かれているのです。

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    2017年06月26日
  • 人生ベストテン

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    一体全体あんたら何なん?と思うような人達がわんさと出てくる。あーもうっ!と思うような人達。だけどどうなるんやろか?と気になる人達。これからどうなるんやろかと気になるお話でした。面白かった。

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    2017年06月08日
  • 対岸の彼女

    購入済み

    友達に求めるもの

    読み始めたら、止まらなくなってしまって真夜中まで黙々とタブレットとにらめっこしていました。
    現在と過去が交差していて、どちらかというと過去の話の結末に興味がわいて、先へ先へと気がせきました。

    いくら仲がよくてもさ、お互いの気持ちまでわかるわけじゃないし、わかってくれているように思えても、それはただの錯覚なんだよな。
    学生時代の友達って卒業式で分かれたっきりなんて奴らばかりで、連絡を取ろうとも思わないけど、でも、それでもいいんだなと、考えさせられる作品。

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    2017年05月18日
  • 世界中で迷子になって

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    角田さんの感性が伝わる本でした。
    旅と物に関してのエッセイです。
    私も旅は好きです。私の場合は、今は国内ですが、彼女の今回の話は海外でしたので新鮮でした。特に最初に行かれたラオスには魅力を感じました。
    彼女の本を読むのはこれが初めてです。年は何と同い年でした。なので共感できること多いかなと思いましたが、出来ないこともありました。
    3つ印象に残ったエッセイを書きます。
    1、人目を気にせず笑ったのが、特注万年筆のオーダーの決断までのくだりは、ノックアウトの瞬間笑えた。
    2、共感できたこと、長距離バスのトイレは応援したくなりました。
    3、びっくりしたことが、同じ歳です。大げさに書いてあると思うが、

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    2017年05月14日
  • 今、何してる?

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    大好きな角田さん、のエッセイ。恋愛観は、ほーっと思うこともあれば賛成できないところもある。でも色んな観点で個人の恋愛観を色々聞けるのはとても楽しかった。
    そしてなんとこのエッセイ、後半は角田さんが読んだ様々な本が紹介されている!これは嬉しい。読みたい本が沢山できたし、読み終わって自分はどんな感想を得るか、角田さんと答え合わせができるようで嬉しい。旅のお供に素敵な本でした。

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    2017年05月06日
  • 菊葉荘の幽霊たち

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    あ、り、え、な、い~~っ!!!

    ありえない・・・けど、めっちゃ角田さんの色濃い作品で
    圧倒される。。。

    この女、結構コワい・・・けど、角田さんもとぼけててキレる人なので結構コワい、かも・・・似てるんだったりして?ww

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    2017年04月21日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    角田さんって、やっぱりスゴイ。
    同じものを見たり聞いたりしても、角田さんのようには捉えられないよなと、いつも思う。

    角田さんが好きな人には、ぜひ読んでもらいたい。
    角田さんにまた一歩近づける気がする1冊ですw

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    2017年04月06日
  • かなたの子

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    川上弘美、田口ランディ、坂東眞砂子あたりの得意なジャンルだと思うが、なかなか良かったです!
    日常描写が角田光代らしくて良かった。
    ホラーは苦手だけど、そんなに後味悪いものは無かった。

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    2017年04月04日
  • 異性

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    ネタバレ

     穂村弘氏と角田光代氏が「異性」について語る、リレー式エッセイ。ウンウンとヘッドバンキングするかのごとく頷く内容もあれば、「それ、男女の差で片付けるのは乱暴でしょ!」って突っ込んでしまう内容もあり、飲み屋であーだこーだ喋ってる気分になってくる。こんなに鋭い切り口に持っていけるのは、このお二人だからに他ならないけれど。
     生物学的に言えば、男性と女性では子孫の残し方が異なるから、相容れない部分があるのは仕方あるまい。恋愛は、絶妙なバランスで成り立っているよなあと、改めて思った。

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    2017年04月03日
  • ロック母

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    最終章の「イリの結婚式」の一部を仕事で読み、気になって本編を読んだ作品。主人公がハムスターの死によって彼氏と死に対しての価値観の違いを認識し、そのまま破局してしまう話。
    死に対して諦めてしまっている主人公となんとかする方法があると模索してしまう彼氏は、一見彼氏の方が温かい人物なんだろうけど、でも彼氏のやってることは結局自己満足でしかなくて、それは主人公にとっての本当の優しさでは無かったんだろうなあ。彼氏の、自分にもできることがあるって必死に生にしがみつく感じも分かるし、主人公の、そういう人は結局自分が安心・満足したいだけで自分も将来どこか手軽な応急処置をされて放っておかれるって不安になってしま

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    2017年02月17日
  • 異性

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    男女のことって尽きない、面白い話題だ。
    お二人がずっと喋って(本だけど)るの見ていられる。
    見ていられるし、自分も喋りたいことが出てきて、己の中の新しい思いを発見したというか。
    三浦しをん氏とも、してくれませんか?穂村さん・・・。

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    2017年02月18日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    面白かったです。様々な、心に残るデートの形。リレー形式でお話が繋がっていくのも良かったです。恋とか愛とか、こんな小さな幸福の積み重ねなのかもしれないです。わたしの心に残っているデートってなんだろ?と思いを馳せましたが特に思い付かなかったので、枯れてるなぁと思いました。小さくても、幸せ、と感じることをたくさんためていきたいです。

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    2017年02月14日
  • エコノミカル・パレス

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    ネタバレ

    なんでこんなに切実なんだろう?角田さんの文章は、自分にとっては、あまりにリアルすぎて、切実過ぎて、もう読んでいてこう、辛い。面白い。辛い。読みたい。辛い。好きだ。こう、本当に、ビックリするほどに、ビックリするほどに、「わかる!」という錯覚を、抱かせてくれるのですよね。この切実さは、凄い。

    本当にこう、ヒリヒリすんですよ。「他人事じゃねえ!」って感じ。読んでて辛いが、でも読まずにはいられねえなあ、って感じ。素晴らしい。うん、素晴らしい。これ、好きな人はトコトン好きだろうし、ピンとこない人は、とことんスルーする作家さんではなかろうか?どうなんだろうか?謎ですね。でもまあ、これはまごうことなき真実

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    2017年02月11日
  • 私たちには物語がある

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    角田さん曰く「読書感想文」とのことだけど、読書愛溢れる書評集。自分が全然知らなかった作家さんの本や、最近ご無沙汰している作家さんの本など、読みたい本が増えてしまった。時間や金銭面などで制約はあるものの、自分の好きな本を読むことができるって幸せなことなんだなあって気付かせて貰えました。私も読書ハイ体験してみたい!

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    2017年01月30日
  • 空の拳

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    文芸誌希望の文学青年な編集者が、何の因果かボクシング専門誌へ配属されてしまう。そうして否応なくかかわることになったボクシングの世界だったが、彼はやがてその魅力にはまりこんでいく…

    物語はいわゆるスポーツ物の「熱さ」とは違い、あくまで物語のテーマのひとつとして「ボクシング」を扱っている、とう角田さんらしい俯瞰的な視線を感じる描き方がなされているように思います。

    だからかえって、主観的すぎないボクシングの世界を深くいろんな角度から楽しむことができたように思いました。

    実際に戦っている選手、トレーナー、家族、友人、編集者。それぞれの視点でのボクシングへのかかわりかたの違いが丁寧に描かれていて、

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    2016年11月27日
  • 世界中で迷子になって

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    ネタバレ

    角田さんのエッセイ好きなのね。気取らず自然体で、売れっ子作家さんだけど思うこと考えることは私と似てる!笑える。いつも思うけど友達になりたい。

    タイトルの割に、海外旅行の話は1/3くらい?少なかったなあ。あとはお得意の食べ物の話。

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    2016年11月08日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    ネタバレ

    女性の謎、ジェンダーの壁、父親不在…。問題の原因から、葛藤を乗り越えた体験、自立した関係の築き方まで、精神科医・斎藤環と5人の女性が、母と娘について語り合う。朝日カルチャーセンターでの対談を加筆・修正し書籍化。

    なんか,悲しいくらい理解できる感じ。

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    2016年11月03日
  • 真昼の花

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    真昼の花…評価はこの作品。印象的なのはバックパッカーたちが何かを求めて漂流する姿。ゆっくりと流れる時の中で南国の鮮やかな花に囲まれるうちに日本人としてのアイデンティティが濃くなっていくように読めた。
    地上八階の海…赤ちゃんの力なのか母や兄との距離感が近くなっていくようだ。

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    2016年11月01日
  • 人生ベストテン

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    角田光代の人生ベストテンを読みました。
    ごく普通の、でもちょっとコミュ障気味の主人公たちが出会う事件を描いた短編集でした。

    表題作の人生ベストテンは、40歳になって自分の人生を振り返ると、人生のベストテンは中学高校の出来事しかなかった女性の物語でした。
    同窓会の連絡を受けて、高校時代にちょっとだけつきあった同級生がどんなふうに変わっているか見に行こうと思い立ちます。
    同窓会も終わり頃、その同級生に会うことが出来て2人だけで二次会に行くことになります。
    そして、その後には驚きの結末が待っているのでした。

    平凡な人生でもこのようなイベントがあったら少しは楽しくなるかもしれないなと思いました。

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    2016年09月07日
  • なくしたものたちの国

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    あったかいお話なのにちょっぴり怖かった。
    あーあるある!っていう心情と、そうだったらいいなぁが絶妙にマッチしている角田さんの文章。お話どれもおもしろかった。
    小さい時の思い出、ふと大人になって思い出すと子どもに戻れる。なくしたものたちの国があるのってすてきだな。
    ゆきちゃんの話がわからなくなるってのと隣の席の男の子の話がわかるようになるってのがなんとも言えなくていいー!!

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    2016年09月05日