角田光代のレビュー一覧

  • ロック母

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    特にゆうべの神様は、圧巻。
    こころに焼きつく作品だと思います。
    こういう雰囲気も、好きです。
    角田さんの作品って、
    短編なのにすごくその世界に浸れるなぁと思いました。

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    2011年07月19日
  • まどろむ夜のUFO

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    良い小説は、心を迷子にする。良い小説は、喜怒哀楽では言い表せない感情をも呼び起こす。

    3つの中短編を収めた本書に、やはり私の心は迷子になった。

    主人公が無意識のうちに積もらせていく感情。まとわりつく不安。そのぼやけた理由。現実と非現実の境。定かでない世界観。見えているものが信用できない。暗闇の中なにも見えなくても、音は鮮明に聞こえてくる。音が聞こえることで、自分の存在を確認している?

    著者・角田光代さんは、現代を生きる若者を、寡黙なまま語る名人だと思う。不安定な若者心理に、明確な答えを求めたって無理。だから、必要以上には語らない。まして、定義なんてするわけがない。
    心情の変化は、彼らの行

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    2011年11月19日
  • みどりの月

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    収録の「みどりの月」「かかとのしたの空」とも女主人公の体温を感じる。それと、文章のリズムが心地よい。

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    2011年06月29日
  • これからはあるくのだ

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    角田さんのエッセイはおもしろい。
    最近は新幹線に乗ると、常備されている冊子に彼女の旅に関するエッセイがあるので読むのが楽しみだった。

    普段、月刊誌などほとんど読んでいないので彼女がいろんなところでエッセイを連載されているとは知らず、何だか損した気分。

    清志郎のスローバラードについて、料理好きな部分について、私にも同様な感覚があるので、そうそう、そうなんだよなぁ、と頷きながら読んだ。

    小説以上にテンポがいいのであっという間に終わってしまい、ちょっと残念。

    これからは積極的にチェックしよう!

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    2011年06月29日
  • ロック母

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    「ロック母」なんとなくどれも選ばずに生きていたら・・・という主人公、数年前の私にはわからなかったと思うけれど、今読んでよかった。わかるなぁ。
    #bookoff

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    2014年07月21日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    なんという天然。しかし文章は流石作家。そのギャップが面白さを倍増させてる。鋭く解説し、笑かしてもくれ、短く飽きさせずな内容。じっくり読むには物足りないので、旅先にでも持っていってくださいな。

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    2011年05月10日
  • 夜かかる虹

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    『草の巣』が地味にいい作品なんじゃないかと思った。他の作品に埋もれちゃうのはなんとなくわかる気するけど『草の巣』は好きだった。

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    2011年04月04日
  • 福袋

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    「日常のなかの非日常」になりそうでならない風景の切り抜き集。そのあたりのさじ加減が絶妙で、なんともいえない現実感を漂わせている。「だからなんなの」とか「その後どうなったの」というのが気になる人には不向きかも。

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    2011年01月16日
  • 薄闇シルエット

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    ちょっと病んでしまった(笑)
    良い意味で。
    そういう気分もほしくて読むときってあるし。

    人と暮らすって、難しそう。

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    2019年01月16日
  • ピンク・バス

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    これは、なんというか … 純文というかんじではないのです。
    不思議系です(。^ ^。)
    どんな背景から出来た話なのかな … と読み返したとき思うのですが、わかりません(笑)
    主人公と登場人物とのあいだには、なんとも不可思議なやりとりが多いのですが、いえ … さいごまで不思議なテイストで終わってゆくのですが、読後感がとてもさわやかで、何度も読み直したくなる、そんなお話です(。^ ^。)

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    2010年04月28日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    この人は私にとって当り外れがあるのですが、この作品は当りの方でした。
    普段の生活に疲れ、自分探しの放浪の旅に出て、結局は自分を見失う旅になってしまった青年。東京に帰ってきても、ゲストハウスもどき暮らし。そこは、どこか旅の続きのよう。どこで旅を終わらせれば良いのか判らなくなった彼は。。。
    結局は地に足をつけた状態で、自らを再発見することによって旅を終わらせるのです。
    角田さん自身、旅好きなのでしょうか、妙にリアリティを感じさせる(と言っても私には本当なのかわかりませんが)物語でした。

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    2016年07月31日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    世の中の人にとってはどうでもよく、むしろ自分自身にとっても些細な出来事。でもそれは、よくよく考えると幸福なこと。

    僕にとっての「ちいさな幸福」は一体何だったかな?

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    2010年03月11日
  • ナナイロノコイ

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    やっぱり唯川さんの小説、好き…!!

    個人的には自分自身といいタイミングでマッチした作品が多い1冊で、思いが強く入ってしまったかもしれない。
    年月が経ったらいつかまた読みたい。

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    2010年03月03日
  • みどりの月

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    何か読むものがほしくて、
    本屋で購入。

    エコノミカルパレス
    に似てるなあと思って読んでいたら、
    解説によれば、
    この連作集の次にくるのが
    エコノミカルパレス
    になるらしい。

    オススメ度からすると、
    あまり読者に評価されていない
    作品のようだが、
    私はこの小説が嫌いじゃない。

    心にうったえるものがある。

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    2010年02月01日
  • エコノミカル・パレス

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    古本屋で購入。

    ここに描かれる男女の関係は、
    一昔前の小説では
    決して登場しなかった類のもので
    あり、時代の流れを感じた。

    読後感がよくないというか、
    気分が暗くなる小説だが、
    伝わるものが
    たくさんある作品
    のようにように感じる。

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    2009年11月28日
  • 庭の桜、隣の犬

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    「対岸の彼女」が面白かったので、
    すぐまたこの著者の作品を購入。

    一見平凡な、
    でもどこか不思議な夫婦の物語。

    これもなかなか面白く、
    しばらくこの著者に
    はまってみようと思った。

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    2009年10月26日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    ずーっと3分の2くらいの所あたりで読まずに置いてあって、タイ帰国後にまた読んだ。
    バックパッカーが、放浪帰国後も日本で同じようにゲストハウスでぐーたらして、
    そこで感じた人との繋がり方や旅で感じたものを主人公目線で書かれている本。

    バックパッカーの元彼を思い出した。
    なんか最後の3ページが自分の昔の気持ちとちょっと重なって泣きそうになったね(笑)
    旅を経験しないと【私の知らない場所の話しなんて聞きたくない、私が聞きたいのは、あんたが何を見たかってこと】
    【私のいない場所で、たった一人で何を見て、どう思ったかってこと】て気持ちになるの凄く分かる気がする。
    自分もバックパックで旅行して、初めて見

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    2009年10月04日
  • 庭の桜、隣の犬

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    夫が仕事場に近い部屋を借りたことがきっかけに起きたさざ波に巻き込まれた30代夫婦の話。

    夢やビジョンが持てないこと、親との価値観の違い…
    にもかかわらず、最後に房子が見せる執念のようなものはなんだかこわい。

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    2009年10月07日
  • エコノミカル・パレス

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    解説読んでミョーに納得。お金がなくなると
    急にみみっちくなる。脳内で電卓叩いて、モノを買う悲しさよ。
    しかしそんな切実さがこの小説の怖さ、ではない。

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    2009年10月08日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    山友のお勧めで読んでみた^^
    角田光代のエッセイは初めて。
    登山家が書く文章ではなく小説家が書く
    文章で登山の描写を読みたいという気持ちがあった。

    ハイキングだと思って行ったら雪山登山だったという
    角田さん。
    正直その登山の凄さよりもマリオさんに興味を
    持ってしまった。きっとみんなもそうでしょう。

    私もマリオさんとトレッキングしたい。

    「山に登っていると、頭の中が空っぽになる。
    禅も同じ。禅を組んでいると、自分自身が空っぽになる。
    それで、自分以外の何か大きなものと一体になるという
    実感がある。山と禅はよく似てるんです。」

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    2015年11月12日