角田光代のレビュー一覧

  • 源氏物語 6

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    角田源氏6巻です。「夕霧」、「御法」、「幻」、(「雲隠」があるが数えない)、「匂宮」、「紅梅」、「竹河」、「橋姫」、「椎本」の8帖を収録。

    大将(夕霧)は、亡き親友の妻だった一条宮(落葉の宮)をお見舞いに訪問しているうちに思いが募る。宮は、物の怪に患っている母一条御息所とともに小野の山荘に移るが、一条御息所は死去。大病を患った紫の上は、その後も衰弱し死去。悲しみに沈む光君、出家する前にと形見分けをし、紫の上からの手紙を処分する。今上帝と明石の中宮の子三の宮(匂宮)と、女三の宮の産んだ若君(薫)の二人は、何かにつけお互いに張り合っている。三の宮は元服し兵部卿となり、若君も14歳で元服し侍従に、

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    2025年08月27日
  • タラント

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    鮮やかなブルーの表紙に魅せられジャケ買いの一冊 角田光代は好きで読み続けている作家さんの一人である ぼんやりした話の中に主張強めのメッセージがある 表題のタラントは聖書から引用された個人に与えられた賜物という意味で主人公みのりはこの人生で増やすことができるのか 青春真っただ中の多感な20年間を描く ちょっとお話が内容のわりに長かったかな 

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    2025年08月26日
  • 森に眠る魚

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    子育てが遠い昔ばなしになっている私ですが、
    お受験は思い出すのも不愉快な
    嫌な時代の話で、読んでいて息苦しくなった。
    自分の子育てに不安だったころ、ママ友の存在は
    本当に有り難かった。でも、習い事や受験の話題は、それぞれの家庭や子供の状況で目指す所に
    違いがあって本音は話していなかったんじゃないかな。女性特有の群れる心理の善悪、ウチはウチだと思っていながら、隣の庭が気になって落ち着かないソワソワした感情を思い出しました。

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    2025年08月25日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    Audibleで。
    歩きながら聴くのには短編過ぎた(笑)
    でも、ふーん、そうだね~なんて思える短編もいくつか。
    耳からす~っと過ぎていった中で、やっぱり残ったのは離婚を決めた2人がものを分けるところと離婚記念指輪を買いにいくところ。2人の手が空にかざされて。素敵な関係は続くのだろうなと思う。
    と、妄想する(笑)
    少しだけの距離感はいいだろうな。

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    2025年08月24日
  • 方舟を燃やす

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    何を信じて生きていくのかを問うている作品だ読書思う
    ノストラダムス、コックリさん、オウム、当時本気でみんな信じていた
    コロナ禍ではワクチンの危険性、必要性についてはいろんな憶測がSNSで乱れ飛んだ
    主人公の1人である女性は、食事への思い入れが強く無添加にこだわる
    一見不器用で付き合いにくい人だが、信念を持っているからぶれずに自分のやりたい道を突き進むことができる
    改めて自分の信念って何か考えてみたい

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    2025年08月22日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    「韓国ドラマは感情を表出させるほうが自然なのに対し、日本のドラマでは感情の流出は、激しくなればなるほど嘘くさい、、、」と筆者がいうとおりで、それこそが韓国ドラマに沼る理由の一つではないかな。

    色々と良さそうな作品を紹介してくれているものの、Netflixのものが多く、契約してない私はほとんど見れないのが悲しい、、

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    2025年08月22日
  • 空中庭園

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    ネタバレ

    前に読んだけど…と読み返したらどうも途中でギブアップしてたようで、後半全く覚えてませんでした。
    隠し事のない4人家族の京橋家。でもそれぞれ秘密があって…そこにおばあちゃんと父親の不倫相手も加わりワチャワチャします。
    登場人物のキャラクターにもクセがあるし、内容もうっすらとグロテスクな感じがして…少ししんどかったなぁ。

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    2025年08月21日
  • 方舟を燃やす

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    例えば、この前の7月大災害説とか、本当のことだと信じているわけではないけど、完全にデマだと無視するわけでもない。そういう曖昧な状態に、周りがむしろ進んで身を置いているように見える時がある。
    それは、どうしてだろうと思う。
    たぶん、いまがより一層不安な時代であるとともに、人間は一人では弱いから。
    この物語で描かれているのは、そういう人間の普遍性なんじゃないかと思う。いまがよりそういう時代ではあるけど、たぶんそれはどの時代にも言える。
    それが何かのきっかけで集団同調となるとき、一滴が水に波紋するように、ある根拠不明の情報や権力の言説が正義であるかのように語られ、暴力が生まれる。
    だからといって、誰

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    2025年08月23日
  • タラント

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    主人公がタラントとは、なんだろうと思い巡らすくだりがある。
     パラリンピックの陸上選手も描かれている。
     神様から挑戦という課題や使命を与えられた人という意味のチャレンジドにも通じるように思う。

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    2025年08月17日
  • タラント

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    タラント
    角田光代
    終戦記念日の今日、読み終えて良かった。

    8章からなる長篇小説。シーンごとに考えさせられるものがある。貧困/戦争/障害/夢/実行力/震災/コロナ…さまざまなテーマを時系列通りでない構成で扱い、それが逆に起伏や読みやすさを持っている。
    内容が深く厚いので、いくつか心に残ったことを。
    ・ネパールの学校の子どもたちの夢はみな「先生」だったが、おそらく他の職業を知らないからだという。
    ・後押しするムーミン
    ・うじうじすることも、そんな自分を嫌悪することにも慣れてしまっている
    ・国に命を捧げた若者が、戦地から帰ってきてしまった葛藤と「失ったものを数えず、残されたものを最大限に生かせ」

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    2025年08月15日
  • 私のなかの彼女

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    小説って面白いなあ、、小説の中の女性が、あまりにも私すぎた。タイトル通りじゃないか・・あるいは、どんな女性にもある心理なんだろうか。

    小説って読まないとだめだな、と思わされた。得られるものが多すぎる。

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    2025年08月14日
  • いつか、アジアの街角で

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    豪華作家たちのアジアにまつわるアンソロジー
    『アジア』とタイトルにある割には台湾と香港しか出てこないけど 笑

    人は香りや味や音や言葉や、そして一瞬の風景でふっと過去の記憶の中に連れていかれることがある
    どのストーリーもそんな郷愁に誘われる

    若い頃、香港にハマっていた奈美子
    当時のパーティで妊婦さんのお腹を生まれて初めて撫でた
    その時のお腹の中の子、ケリーが日本で勤め始めたと聞く
    『友達になってあげて』と古い友人に頼まれたけれど…
    奈美子が知っている香港の熱い情熱と勢いと自由
    それは25歳も年の離れたケリーが育ってきた香港の環境とはかけ離れていた
    ぎこちない2人
    でも2人の中にはそれぞれ、愛

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    2025年08月11日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    ひとつ5ページ程度のとても短い短編集。帝国ホテルマガジンでの連載の書籍化であり、すべての短編の舞台が帝国ホテルである。性質上、帝国ホテルへの思いのある人が読むことをお勧めしたい。バリエーションに富んでいるが性質はどこか偏っているこの短編集そのものが、帝国ホテルという場所をよく表現しているなと思った。それにしてもこの短さに表現が詰まっていて驚くばかり。

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    2025年08月11日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    日本のドラマと映画が好きすぎて、韓国ドラマ・映画にはまるほどではないけど、まあまあ見ているわたしにとって、
    よくわかったことは、角田さんとはまったく趣味が違うってこと‼️‼️
    趣味が違うと言うよりは、真反対ってことね‼️
    (角田さんの小説は好きよ❤️)

    そ・れ・な・の・に‼️‼️‼️

    なぜか一番好きな韓国ドラマが同じとは…

    『マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜』

    そして、イ・ソンギュンさんの死が悲しすぎたこと…

    あと、俳優さんの名前も顔も覚えられず、違う役になった時に、それが同一人物だと気が付かないところ…

    趣味は違っても、共通点がたくさんあって、ちょっと面白い…

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    2025年08月10日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家たちが絵本「100万回生きたねこ」をオマージュして紡ぐ短編集。

    我が子に読み聞かせようと久しぶりにこの絵本を開いてみると、生きること死ぬこと、愛…
    ずいぶん哲学的な絵本だった。

    名作絵本のエッセンスを受け取った作家たち独自の視点で描かれる短編集だなんて、パワーの総量がとんでもない。
    お気に入りは、江國香織さんかな。町田康の相変わらず意味不明な世界観も好きでした。

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    2025年08月08日
  • ロック母

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    小説を読み始めた頃からずっと好きな角田光代の、年代の違う短編集。
    ということは知らず、角田光代の読んでないやつだ〜などという軽い気持ちで購入して読むと、なんだか後半につれて色が変わっている気がして…これがあとがきで角田さんが言うことと重なってとても納得。
    1つ目のゆうべの神様は25歳の時に書いたということで、だからか。なんだか若い気がしたのは。
    若いというのは、決して拙いということではなく、瑞々しいというか、なんだか、私が知っている角田光代っぽくないなと思ったのだけど、その上でとても好きでした。
    なんだか、後半の家族の話は、いがみ合っているように見えて愛を感じるというような。そんなことを感じて

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    2025年08月08日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さん、角田光代さん、唯川恵さんが好きなので購入してみました。恋愛短編小説、どれも良かったです。

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    2025年08月06日
  • くまちゃん

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    まぁ面白かったです。失恋がキーワードの短編集。恋愛小説は女性作家に限る。男性作家だと目線が同じだからハッとするような気づきがなくて。

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    2025年07月31日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    ネタバレ

    小説家・角田光代による韓国ドラマ談。なんでこんなに韓流ドラマにハマる人が多いのか、その疑問解明のために読んでみた。
    角田氏によると、韓国ドラマは本気度が違う。本気で美しいものを描こうとし、純粋なもの、いのちは救えなくてもたましいを救うなにかを信じている。
    韓国ドラマは、激しく感情を表出させるのが自然であり、えげつなく過酷で悲惨な物語も多い。設定も財閥令嬢とか、どこまでも悪の権化みたいな完璧な悪役とか、運命のいたずらが過剰だったり、とにかく盛り盛りらしい……

    そういう特徴はこの本を読む前から聞いていて、だからこそ韓国ドラマは見る気がしなかったのだけど、角田氏の話っぷりからちょっと興味が湧いてき

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    2025年07月24日
  • 源氏物語 下

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    ネタバレ

    あっけない終わりだなと感じます。
    はっきり言って尻切れトンボというか…。
    本当に紫式部がこれで終わりにするつもりだったのかな?と個人的には疑問に思わずにはいられませんでした。

    この後、匂宮も噂を聞いて…となり、浮舟が『竹取物語』のかぐや姫のように誰の手も届かない遠くへ行くエピソードがあったりして、などと妄想を膨らませます。

    どちらにせよ、私たちが見られる源氏物語はここまでで、当時の女性が生きづらい世の中であったことがよくわかりました。

    1000年前の話ですが現代の女性にもあてはまるところがあるなと思います。
    ひとりの男から愛されたいのにほかの女がいたり、浮気されること、たとえ愛されてもほ

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    2025年07月20日