角田光代のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

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    台湾旅行のお供に読みました。飛行機などの移動中に読むのがちょうどいいボリューム。台湾や香港の食べ物や文化にまつわる短編集。探偵事務所の話が好きでした

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    2025年12月21日
  • 私的読食録(新潮文庫)

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    食すとは、生きることに直接つながる。どんな極限の場合でも、人は食べなければ生きていけません。

    人間の三代欲求「食欲」「性欲」「睡眠欲」があるけど、食欲は千差万別というか、ある意味幅広い欲求があると思います。各小説に出てくる食べ物は、美味しそうだったり、あまり口に入れたくないものだったり‥。

    それでも、酸っぱい、甘いなどの表現で文章が引き立ちます。食べ物で幸せになれる場面もたくさん。

    紹介させる小節が、食べ物主体となったことで、より身近に感じられた面白い作品です。お二人の対談も楽しくて、読んでいてお腹が空いてきました‥。

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    2025年12月21日
  • ねこがしんぱい

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    10歳7ヶ月の娘
    7歳7ヶ月の息子に読み聞かせ

    角田光代さんの絵本。

    家でお留守番させてるペットのこと
    心配だよね〜

    実は…

    飼い主のしらない一面が
    いっぱいあったりして。
    こうだったら面白い。

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    2025年12月19日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    昔は取り憑かれたように韓国ドラマ見ていましたが、「愛の不時着」を最後に見なくなっていた。これを機会に角田さんお勧めドラマ、ちょこちょこ見てみます。あまり恋愛もの推していないところが好感。寂しいけど恋愛に興味なくなったお年頃なのよ。

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    2025年12月18日
  • 薄闇シルエット

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    結婚して『やる』とか好きな事していて『いい』面白いことしていて『いい』となんで許可されなきゃならないのか。

    すごくわかる。なんで許可されなきゃやっちゃいけないと思っている自分にイラッとする。『許可なんぞされなくたって好きなことしますよ、私』という姿勢をどうしてできないのか?なんかそういうのってきっと全部自分の思い込みなのかもしれない。他人と比べて持ち物検査して、人にあって自分にない物があると『あぁなんか私ちゃんとしてない』って落ち込んじゃうのも自分の思い込みなのかも。

    私からしてみたらハナちゃんはいろいろ持ってる。他の人からみたら私の人生や持ち物は充実しているのかもしれない。そうやって考え

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    2025年12月18日
  • 方舟を燃やす

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    2000年代に入るまでの二人のそれぞれの物語を読んでいる間はキツかった。
    私の母と不三子さんが、飛馬さんと私がだいたい同世代。母も自然派食品を仲間とまとめ買い、みたいな活動をやってたな。

    「どんなに頭がよくたって、ただしいことが何かなんて、私たちにはわからないときがある。いいことをしようと心から思っていたって間違うこともある」
    確かに。
    消したい黒歴史の一つや二つや三つや四つ…。

    その正しさを作ったのは誰だ。
    最近、そんな話ばっかり引き寄せてる気がする。

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    2025年12月17日
  • 神さまショッピング

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    角田さんが旅した世界中の様子がよくわかります。
    自分もそこにいるくらいに。
    特にインド。スピリチュアルな夫も怖いけど、なぜかいつの間にか飲み込まれ、ガンジス川に入っちゃう妻。

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    2025年12月16日
  • 坂の途中の家

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    言葉に出来ない違和感・不快感を表現するのが上手い。勧善懲悪ものかと思いきや、結末はフワッとした終わり方。

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    2025年12月16日
  • 神さまショッピング

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    「しあわせになりたい、ゆるされたい」と願う人たちの8編の物語集。
    いざ神仏に向き合った時の自分自身を見ているようで、これは日本人あるある、なのかもと思った。
    ここぞという時に妙に肩に力が入ってしまい、雑念が押し寄せ、他人の願い事が気になり、作法に気を取られ焦り…そうこうしているうちに、神さまとの面会時間は終わってしまう。
    祈ることが非日常なので、慣れの問題(笑)かもしれないが、賽銭箱の前で自分の番が終わった後の、あの何だかスッキリしない気持ちがよみがえった。

    「神さまを信じたい、いや、この神さまじゃなくてもいい、迷いなく疑いなく当然のごとく信じられるものが、私にもあればいいのに。」p92

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    2025年12月13日
  • 愛がなんだ

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    ネタバレ

    マモちゃん、テルちゃん、どっちにも全然共感できないしなんなら気持ち悪いんだけど角田さんの文章が面白くて一気に読み終えてしまった。自分や友人、仕事をおろそかにしてまで恋愛にのめり込む気持ちが全くわからないし、マモちゃんみたいに普通他人をそこまで雑に扱えないよ、、、いくら寂しいからって、気のない相手と自分の時間を使ってまでイチャイチャしたり、恋人のように過ごしたりする気持ちがわからない。なんにも生産性がない。
    終始イライラしながら読んでたけど、共感できるというコメントもあるから、世の中いろんな恋愛スタイルがあるのね〜と発見できて面白かった
    あと、映画化されてるのを後から知ったので、マモちゃんが美形

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    2025年12月10日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    エッセイを読むならやはり同世代の作家さんのものがいい。「わかる〜!」って思うことがたくさん。
    「テレパシー会話」なんてまさしくそれ!固有名詞がでてこない(*^_^*) それでもなんだか会話は成立する。わかったりわからなかったりするが、まぁいいか!これを悲観的に考えるのではなく、年齢とともに身につけた"すばらしき能力"という思考が好き。

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    2025年12月08日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    韓ドラにハマった角田さんのコラム集。私は登場人物区別ができやんくて「ウヨンウ弁護士は天才肌」「怪物」「あなたが眠っている間に」しか見てないんやけど、コラム読みながらまた韓ドラ見たくなった。ちなみに見た上の3作はほんまに面白くて大好きなやつ。韓国映画ならブラインド良かった!

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    2025年12月07日
  • 愛がなんだ

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    ネタバレ

    星3.4

    どこにでもありそうな、平坦な、大きな事件や事故があるわけでもない、ただ当人にとっては大きな問題がある。
    そんな、どこかにありそうな「日常」を描いた物語は、その主人公の思考の動き、表現が面白ければ面白い。

    序盤から主人公の思考の動き、言葉選びや表現は面白かった。
    だから、面白かった。

    大きな事件や事故があるわけではない、と書いたけれど、主人公はなかなかの変人である。

    好きな男に片思い。病的な片思い。常軌を逸していると、冷静な立場からは思えるだろう。

    冷静な立場からは変人、と捉えられる主人公の物語といえば「コンビニ人間」もそうだったが、彼女たちの思考の中には、多少なりとも納得さ

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    2025年12月07日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    ホテルの扉を開けるだけで、ちょっとした人生の悲喜こもごもが沢山
    詰まっている。
    短編ながらとても味わい深く
    舞台となった上高地の帝国ホテル
    のマントルピースの前に座り
    ながら珈琲を飲みたくなった。

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    2025年11月27日
  • 源氏物語 5

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    若菜、ずっと催し物だったりみんなの着てる服とか調度品の話とかでめちゃくちゃ退屈だな…本当にドラマチックな章なのか…?と思ってたら柏木が暴走するあたりでめちゃくちゃ面白くなった
    平安時代の読者も意趣返し好きだったりするのかな。光君、ざまあ。と思ったりしたのかな。私は思ったよ
    自分がしたことが返ってきたのに、いやむしろ自分の方がやばいことしてるのに、柏木と三の宮にキレてるのなんなんだよ笑
    光君、本当不遜で鼻につくわぁ〜いくら美しくたってもう40超えたおじのくせに……‼️

    若菜(下)で、光君が過去の女の悪口を紫の上に話し出して嫌だな〜と思ってたら御息所でてきて「だよなあ!」となった。想定の上で書い

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    2025年11月27日
  • ツリーハウス

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    自分の両親や祖父母も自分と同じように若いころ色々なことにもがき、苦しんで歳を重ねたということに気がついた。物語の中で語り手が変わる。その度に家族の見え方が変わってくるのが面白い。

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    2025年11月27日
  • さがしもの

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    本の面白さを改めて教えてくれる。
    最初は面白くないと思っていた本も、歳を重ねると見え方が変わってくる。そのことを「不幸の種」では「自分が今もゆっくり成長続けていると、知ることができる」と書かれている。新しい世界を知って価値観変わってきている、人としての厚みが出ていると感じられた。

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    2025年11月27日
  • 幸福な遊戯

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    角田光代さんの話の中でも純文学っぽかったんだな〜という印象。「幸福な遊戯」は話の設定が川上弘美さんや江國香織さんみたい。主人公の依存度が高いのと周りの対応…ちょっと家族に問題がありそうな話が多かった様に思う

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    2025年11月27日
  • かなたの子

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    この人の作品は、どこか心が暖かくなる様な、人間の柔らかくて温かい部分を描いた作品しか読んだ事が無かったので、「死」そして「生」を描いたこの作品は、何となく驚きだったし、コレが真髄か。と思った。
    安っぽい言葉になってしまうが、ホラーでもサスペンスでもないのに、人間怖い雰囲気がある。
    あと、女性ならもっと色んな事を感じられるのかも知れない。と思った。

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    2025年11月21日
  • ゆうべの食卓

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    若い世代から壮年世代の食事にまつわる連作。一つひとつが短いので気楽に読める。
    子供が巣立つとか、そのタイミングで離婚するとか、その辺りの話では私が世代に相当するので、なんか妙にリアルに迫ってきた。
    シミュレーションを体験しているかのような。
    しかし、やはり食べ物が出てくるお話は、楽しいな。

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    2025年11月21日