角田光代のレビュー一覧
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角田光代さんの手による源氏物語の現代語訳第3巻。
澪標、蓬生、関屋、絵合、松風、薄雲、朝顔、少女、玉鬘の9編を収録。
第3巻は、都落ちの明石からの帰京、復権時期を描きます。
30代になっても光源氏の色恋は落ち着きなく、明石の君を京に呼び寄せるわ、都落ちの原因となった兄帝の后に懲りずに迫るわ、大変です。中でも、義母にあたる藤壺が病没の折に、その子である現帝が光源氏の義弟でなく実子であることがばれてしまうという安易な展開には笑うしかないです。
二股どころか、常時、四股も五股もこなす光源氏。事あるごとに言い訳、誤魔化し、嘘が飛び出し、モテ男の苦労が滑稽にも映りますが、当時の平安貴族たちはこの物語 -
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本棚に文庫本があるのだけど、なんとなくオーディブルで再読。お別れがテーマにあるのかな。じわっと、これまで経てきた人生を振り返って、心をくすぐってくるような短篇集。表題作はやばかった。もうじきお別れすることがわかっている(とくにきっかけというのはない)恋人と一緒に、姪を連れて公園に行く。思い出すのは、小学校の一年生ぐらいの一時期、父親に連れられて女の人に逢っていたことがあるということ。それは父の不倫相手で、詳細ははっきりしないのだけど、親意外に、初めて身近に接する大人であったこと。父との間のことをうっすらと理解していたこと。そうしてひるがえってみるに、この、セーラームーンのペンダントをしている姪
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昭和〜平成〜令和のコロナまで
2人の主人公の人生の物語
口裂け女、コックリさん
ノストラダムスの大予言
雑誌の文通コーナー
そうそう、あったあった
と懐かしみながら読んだ
口裂け女は、話がどんどんふくらみ
みんな本気で怖がった事を思いだした
大震災や、カルト教団が背景に描かれるが
背景にあるだけで、
巻きこまれるわけでもない
たんたんと2人の生き様が描かれる。
終盤2人の人生が交差し
コロナに振り回され
デマに振り回されたりする展開は
読み応えあった
世の中にあふれるデマや噂
いざと言う時に右往左往しないように
何を信じるのか、
自分の価値観をしっかり持たないといけないよ…
と、優 -
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角田光代さんの手による源氏物語の現代語訳第2巻。
紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里、須磨、明石の7編を収録。
第2巻も第1巻に続いて光源氏の色恋話が進んでいきます。
「葵」の章では、正妻が初産後に病没し、その喪中に囲っていた少女と関係して妻にする。「賢木」の章では、父帝崩御の喪中に兄帝の妃を夜這う。という節操の無さで、そのために「須磨」で都落ちするも反省の色は薄く、平安貴族の恋愛観は大らかの極みです。
この序盤の光源氏の恋愛はとにかく自己中が凄いですね。自分の要望・欲望を女性にぶつけることが多く、相手への気遣いに欠けます。余裕の無さ・精神の未熟さばかりが目立ち、この後の成長に期待するのみ。
物 -
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ネタバレ【あらすじ】
あなたは人生の最後に何を味わいますか?
当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー
弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」
失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」
最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」
経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」
ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後 -