角田光代のレビュー一覧

  • ピンク・バス

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    日常の中にあるイライラやひりひりした感情が伝わってきて、結局そのイライラやひりひりはどうなるのか気になって一気に読みました。

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    2024年08月30日
  • 銀の夜

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    人生、思ったようには上手くいかない、というが、それこそが人生。スターだろうと有名人だろうと、その人にしかわからない人生。

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    2024年08月30日
  • 月と雷

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    歪な家族の物語。
    主人公は自分の人生について深く考えず、後先考えず、流れに乗ってなんとかなるだろうと思っている、そんな登場人物たちを見てて危なっかしいなと思いながらもスラスラと読み終えた。
    そして親が親なら子も子だと主人公を見て思った。
    育った環境ってこうも影響するのか、と。
    自分の親を見て嫌悪感を抱いている主人公も、側から見れば嫌悪感を抱いてしまう部分がある。
    自分の周りにはいないタイプのひとの物語だったので読んでる途中も読み終えた今も不思議な気持ち。
    こうして小説を通していろんな人間を知れるのは面白いなとも思った。

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    2024年08月24日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。
    子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。
    だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかどうかは、微妙だった笑。
    作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。
    子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。

    一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美

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    2024年08月23日
  • ゆうべの食卓

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    〈 2020年6月から2023年2月まで『オレンジページ』に掲載された小説 〉
    友人から送ってもらってしばらく寝かせてた

    角田光代さんのほのぼぼした11のお話し
    少しずつつながっていく

    食卓
    大切な食卓
    大勢で、家族で、二人で、一人で
    おいしいより、たのしいが大切と

    整える立場の人間は邪魔くさいなあとため息が出ることもしばしばだけど

    ≪ ささやかな 続く暮らしの 断片を ≫

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    2024年08月19日
  • 源氏物語 1

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    半分くらい。空蝉だったか夕顔だったか、ひかるの君の顔は見えないけれど、手に触れただけで高貴な方だという表現。どれだけ素敵なんだい、と想像力が活性化される。平安の価値観がおもしろい。紫式部の人の心の機微の捉え方、すばらしい。全部読むほどハマらなかった。。

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    2024年08月16日
  • いつか、アジアの街角で

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    暑い夏の小旅行のお供にと手にした文庫。
    台湾多めのアンソロジーで、待ち時間にちょこちょこと読むのに丁度よかった。

    台湾には若い頃訪れたことがあるけれど
    桜庭一樹さんも角田光代さんも描いていた「月下老人」は聞いたことがなかった。
    角田光代さんの猫をモチーフにした輪廻にまつわる短編が、ぼんやりとした結末にも関わらずグッときた。(やっぱり角田さんといえば猫ですね…)
    私自身に前世の記憶はないけれど、私の姉もひょんなことから前世の記憶が蘇ったという。
    角田光代さんの前世の記憶が気になる…

    前世の記憶はないけれど、私も生まれ変わったら出逢うべき人に出逢えるようにいつか月下老人にお参りに行きたい。

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    2024年08月11日
  • トリップ

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    ネタバレ

    百合と探偵

    私も何だかんだと順調ではない気がするけど、今が一番だから、頑張ってきたのに満たされない状況が本当にあるのであれば、やるせないと思った。報われなくても、満たされてほしい。
    最後、大切に育てた娘を醜い女と認識したけれど、怒るでもなく、自分と重ねるのがまた、切ないと思った。そんなものなのだろうか。

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    2024年08月08日
  • ゆうべの食卓

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    装丁がかわいくてジャケ買い。
    ひとつひとつが短すぎて、もっと先が読みたいと思ってしまう。それもオレンジページの連載だというので仕方ないのか。
    実家を取り壊す章にはジーンときた。

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    2024年08月03日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾多めのアジアの話、6篇。

    ズバリその国に出かけて行ったり、その国の人との交流だったり、ただ出てくる食べ物がアジアのものなだけだったり、と、アジア度はそれぞれなれど、どれも体温の通ったあったかいお話でした。

    「停止する春」「チャーチャンテン」の2篇がおすすめ。

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    2024年08月03日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    窓から射しこむ朝の光、錆びた流し台にしたたる
    水滴の音。ホテルで眠る夜、どこかで出会った
    部屋たちの夢をみる…。表題作をはじめ、3つの
    帝国ホテルを舞台に織りなす、42編を収録。

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    2024年11月08日
  • いつか、アジアの街角で

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    旅にでたーい!アジアー!
    この暑い夏、暑い国に旅行したい!旅気分を味わいたくて手に取った。6人の作家の短編集なのでお得♪

    ○印象的だったもの
    「隣に座るという運命について」中島京子
    日本で感じる台湾。ちょうど電車の中で読んでいたので、隣に座っている人を意識してしまった。

    「チャーチャンテン」大島真寿美
    香港迷の奈美子と香港からやってきたケリーのやりとりに、あるあるとニヤニヤしてしまった。
    ケリーが香港で活動していたこと、そのことをきっかけに家族と距離ができてしまったこと、香港をでて日本で暮らしていること、こんなふうな気持ちで暮らしている若者が今どこかにいるかとおもうと悲しくなってしまう。彼

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    2024年08月02日
  • いつか、アジアの街角で

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    特に好きな作品の感想を。

    ・桜庭一樹「月下老人」
    大好きなバディもの。
    状況も空気も雑多でごっちゃ混ぜな感じが楽しい。

    ・島本理生「停止する春」
    ぐったり元気が出ないとき、自分で自分を励ます方法を知っているだろうかと考えた。
    それでも何ともならないときは思い切って人に寄っかかる思い切りの良さも必要なのだと知れた。

    ・大島真寿美「チャーチャンテン」
    年の離れた友達、文化の違う友達、距離が縮まるには時間がかかりそうだけれどだからこそ深く分かち合えるものがあるのかもしれない。
    ふたりの空気感がとても尊いもので壊れないよう遠くでそっと見ていたいと思った。

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    2024年07月30日
  • それもまたちいさな光

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    主人公が周りの人間から刺激を受けて変化していく様子を描いた話。
    人と人は繋がっていて、知らない誰かと知らないうちに同じ時間を共有していたりもして、それに気がついたとき世界の見方が変わるのかもしれない。日常の中のちいさな光に気づかせてくれるようなどこかのだれかの小さな物語。

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    2024年07月29日
  • 源氏物語 3

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    光源氏にイライラする。関係のあった女性が多すぎ。物覚えがよく、一途?だけど、誰だっけ?ってなる3巻だった。

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    2024年07月27日
  • 明日も一日きみを見てる

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    一匹の犬に人生を変えられた私は、今、猫とも暮らしている。全世界の犬猫たちが幸せに暮らしてほしい、それは切なる願いだ。猫自慢、犬自慢の本が好きだ。飼い主おバカが好きだ。うちの猫が一番、と内心思いながら、トトちゃんの写真を眺めている。

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    2024年07月07日
  • 銀の夜

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    35歳のちづる、麻友美、伊都子それぞれの視点から語られる小説。3人とも「生きる手応え」を求めていて、他人と自分を比べては何かを成し遂げなければ、という焦りを抱いている。

    自分の人生の岐路における決断を、100%自分でしたのか、周りからの圧力や雰囲気に流されてしたのか。自信のない3人は、みんな今の生活が順調ではない。
    そんな3人が末期癌の伊都子の母親のために力を合わせ、ある計画を成し遂げる。正直、途中は3人の登場人物に対してイライラするところもあったけど、社会からの人気とか評価とか度外視して秘密の計画を成功させるために邁進する3人の姿はとてもキラキラしていて清々しかった。
    そして、計画を成し遂

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    2024年07月06日
  • 空中庭園

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    『愛がなんだ』を先に知ってからこれ読んだから思ってたイメージと違った。恋愛ものやと思ってたからマナの話が掘り下げられていくんかな〜と思ってたら家族の話やった。マナとラブホ行ったけど出来んくてその後から自然消滅にしてきたもっきーくんのことだけがずっと引っ掛かってる。なんで無視すんの??後おばあちゃんの章が1番うわあってなった。自分と似てるからかな。

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    2024年07月06日
  • 薄闇シルエット

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    2006年の作品

    主人公ハナ、37歳
    友人と立ち上げたこだわりの古着屋の共同経営者
    知人達の結婚に焦燥感がある
    共同経営者の新たな事業に疎外感を持つ
    家族との関わりに悔恨も感じる

    長い付き合いの「責任を取る」的プロポーズに納得できず、退屈しのぎの恋愛が長引く事もない
    周囲の変化に揺らぐ女性の心情が痛々しい程伝わります
    これが昭和に書かれたら27歳だったかもしれない
    そして、令和の女子達はもっとしなやかに生きているのかもしれない
    人生勝ち負けだけで判断できない
    当事者が自分で守る物を自分で決めていくしかないと いろいろ過ぎてからは思う
    その時々の人生の社会的平均値に固執していたような気がする

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    2024年07月06日
  • 源氏物語 1

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    正直なんでこの物語が長い間読み継がれているんだろうって思いましたが、角田さんのあとがきを読んで、続きが気になってきました。
    魅力がいまいちわからないという私みたいな人間でも、読みやすく書かれているので感謝しかないです。

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    2024年07月06日