角田光代のレビュー一覧

  • それもまたちいさな光

    Posted by ブクログ

    特別なことがなくても、毎日を同じように過ごせるだけで幸せなのかもね。

    どうでもいい毎日を繰り返していくこと、他人である誰かと小さなあらそいを繰り返しながら続けていくことのほうが、よほど大きな、よほど強い何かなのではないか。

    0
    2024年12月11日
  • 源氏物語 8

    Posted by ブクログ

    薫と匂宮の女性問題。すっごく驚いてしまって先を読みたくなったところは浮舟が生きていたところ。その後どーなるのかと思いましたが、薫のストーカーが始まるところで終わってしまった。最後の角田光代先生のあとがきの解説が納得します。

    0
    2024年12月09日
  • 愛がなんだ

    Posted by ブクログ

    主人公のテルコは自分のことよりも男(マモちゃん)を優先。自分でもおかしいと頭で分かっていながら、愚直に真っ直ぐに想う気持ちが突き抜けすぎてる。。
    人それぞれの愛の形があって、愛がなんだってタイトルが腑に落ちる。

    0
    2024年12月02日
  • 100万分の1回のねこ

    Posted by ブクログ

     ご存知の通り、『100万回生きたねこ』(1977)は、佐野洋子さんの絵本です。最後に主人公の猫が死ぬのに、心からよかったーと思える、不思議でとっても深いお話でした。少し哲学的で、大人の方が響くかもしれませんね。本書は、この名著に捧げる13名の錚々たる作家諸氏のアンソロジーです。

     最近読んだ町田康さん、谷川俊太郎さんも書かれていて…、あ、谷川さんは佐野洋子さんと(短期間)ご結婚されていたんですね。また書き下ろしの広瀬弦さんは佐野洋子さんの息子さん!
     なんと不思議な巡り合わせです。当然ながら、全編とも名作絵本への愛と敬意が根底にあり、様々な視点で読ませてくれました。

     各話の冒頭には、作

    0
    2024年12月02日
  • 明日も一日きみを見てる

    Posted by ブクログ

    とにかくトトがかわいい。写真がところどころに掲載されていてその度に癒された。角田さんの著作は八日目の蝉しか読んだことがなかったが、これを機に他の作品も読んでみたくなった。

    0
    2024年11月22日
  • だれかのいとしいひと

    Posted by ブクログ

    短編集は読みやすいから好き。区切りがいい時がわかりやすい。悪い事を挙げるとすれば、一つ一つがバラバラの物語だから、読み終わる頃には何個か話を忘れてしまうところ。感想が書きづらい。

    酒井駒子さんの絵が大好きで手に取った本だったけど、自分の日常からじゃ想像できないような人々の日常ばかりなのに、世界のどこかで実際に起こっている事のように親近感を覚える、そんな話ばかりでした。
    まず「だれかのいとしいひと」って題が良すぎる。みんなそれぞれ誰かの愛おしい人なんだって思うと、みんなの事が愛おしい存在に思えてくる。

    海と凧を読んで、社会人になる前に冬の海で凧揚げをしようと決めた。

    「くっきりとした輪郭に

    0
    2024年11月21日
  • タラント

    Posted by ブクログ

    話があちこちいっている感じで、なんとなく消化不良のまま終わってしまったような…。
    「何かしたい、何かしなくては」というところから、
    「なぜあの人が死んで私は生きているのか、生きている私は立派なことをしなくてはいけないのではないか。」
    「何もしなくてもいいし、やりたいことは小さなことでもやってみればいいし、失敗したり続かなかったらまた新しいやりたいことを見つければいいし。」
    へたどり着くまでの道のり、なのかなぁ…。

    0
    2024年11月16日
  • あなたを待ついくつもの部屋

    Posted by ブクログ

    帝国ホテルの会報誌連載の短編集。このホテルを知っている人、思い入れのある人が読むとより感じ方が違うと思う。秋の夜長にちょっと読書したい時におすすめ。どこか心温まる大切な話に出会えるはず。自分は人生で1番大切な場所と出会えるだろうかと深く考えさせられた。帝国ホテルの日本で最初のバイキングにぜひ行ってみたい。

    0
    2024年11月12日
  • 森に眠る魚

    Posted by ブクログ

    最初の方は、なんかほんわか仲良しママサイコーみたいな、みんなとっても良い人な描写だったのに、進めるにつれてどいつもこいつも闇みたいな状況…

    でも、さもありなんな世界でコワイ。
    田舎で子育てして良かった。

    子供だって、別な一人格で、こっちの思い通りにも育たないし、なんとか自分で生きてく力さえ最終的につけば良いと思ってる。
    そこまでのサポートはするけど、本人の意思や努力も必須だから。

    レールにさえ乗せれば、全て上手く行くと本気で思ってる登場人物ばかりで、いろいろゾッとした。

    0
    2024年11月04日
  • あなたを待ついくつもの部屋

    Posted by ブクログ

    ホテルというシュチュエーションでこんなにも多彩に物語が生まれることに驚いた。
    非日常的な場所で人は出会ったり人生の転換を迎えたり、時には過去を振り返り気付きを得る。
    ホテルに限定されているのにどの話も似通ってなどおらず繰り広げられる物語に飽きることなく読み耽った。

    0
    2024年10月31日
  • あなたを待ついくつもの部屋

    Posted by ブクログ

    帝国ホテルを題材にした短編作品でした。ページを捲ると色々なエピソードが詰まっているのですが、たとえ辛い思い出であっても一流のホテルが舞台なので、良識的で最終的には穏やかな気持ちになりました。

    0
    2024年10月24日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    アジアというか東南アジア大好きな私にとって、なんとなくふわっと面白い短編集でした。

    一番好きだったのは、「月下老人」

    0
    2024年10月23日
  • あなたを待ついくつもの部屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    帝国ホテルにまつわる短編集。
    50代以上の女性主人公率が高めで、そこまで面白いとは思えなかったものの、家族の思い出や自分の若い頃の思い出が詰まっている帝国ホテルという存在を強く感じた。

    浮気をしているかと思われた夫が、実はホテルのフィットネス会員であり、泳ぎに行っていたことが分かる話が印象的だった。浮気をしていると思うほど、きっと本人は生き生きとしていたのだろう。ホテルは宿泊しなくても、活力を与えてくれる場所なのだな。

    表題作も良かった。私も今まで自分が泊まった部屋を一つずつ思い出した。良い部屋もあれば悪い部屋もあった。でもすべて、大切な思い出だ。
    仕事でホテルを使うという人もいると思うが

    0
    2024年10月20日
  • タラント

    Posted by ブクログ

    香川から東京の大学に進学し、ボランティアサークルに入ったみのり。

    卒業後も日本の絵本に外国語の翻訳をつけて、本を送る小さな出版社に就職し、休みには海外の難民キャンプを回るようたスタディツアーに参加していた。
    ヨルダンの難民キャンプでみのりが抱いた親切心から起こった事件がトラウマとなり…
    みのりは…

    戦争で片足を失ったみのりの祖父・清美は、みのりの進学とともに、たびたび東京に。
    清美は何をしているのか…
    パラアスリート・涼花との繋がりは…

    なかなか長かった…
    そこまで引きずらなくても、というくらい。
    みのりはごくごく普通なのかもしれない、何か飛び抜けたものがあるような。
    失敗するのが怖くて

    0
    2024年10月20日
  • あなたを待ついくつもの部屋

    Posted by ブクログ

    インペリアルホテルの銀座や上高地、大阪を舞台にしたもの。流れるような文章に各自の様々な思い出が深い味わいを与えてくれるが、読み進めると何度も同じシチュエーションが表れる。スポンサーなので仕方ないが少し残念。

    0
    2024年10月15日
  • 私のなかの彼女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仙太郎にイライラした。和歌ちゃんからしたら全てだったんだろね。パクリの言いがかり腹立つ!なんかやり返してほしかった笑

    0
    2024年10月14日
  • それもまたちいさな光

    Posted by ブクログ

    それぞれに色々な日常、人生があるけれど、1つのラジオのもとで繋がっている。素敵な小説でした。
    角田さんの癖のない文章がすっと入ってきて、登場人物の目線が変わっても読みやすかった。ほかの作品も読んでみたいです。

    0
    2024年10月12日
  • タラント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中頃から、様々展開が動き始め、どのような結末になるか?と楽しく読んでいた中で、終わり方としては少し期待外れではあった。

    大学時代にボランティアを経験し、その経験が
    主人公の未来の挫折を含め大きく繋がっているが、
    飛び込んだ環境で、興味を持った方向に突き進む。
    これはやはりそうだと感じたので、まずは置かれた環境に飛び込んでみることで、色々な視点を得られることは感じた。

    0
    2024年10月09日
  • あなたを待ついくつもの部屋

    Posted by ブクログ

    帝国ホテルを舞台にした短編集。
    あまりにも有名で敷居が高い感じがするけれど、この小説を読むと、帝国ホテルに行ってみたくなる。
    中でも帝国ホテルで働いていた女性を取り上げたいくつものありがとうという話が好み。
    様々な人々が帝国ホテルに対していろんな気持ちを持っていて、さすが日本を代表するホテルだと思った。
    以前帝国ホテル大阪に一度だけ泊まったことがあるのだが、とても心地よかったことを今でも覚えている。
    上高地や東京の帝国ホテルには行ったことがないので、いつか行ってみたいと思う。

    0
    2024年10月09日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。

    0
    2024年10月07日