角田光代のレビュー一覧

  • 庭の桜、隣の犬

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    最初らへんは引き込まれたけどどんどん虚無
    離婚したって結婚したままだって同じで全部に退屈してるような専業主婦の房子
    読んでると虚無な気持ちになる

    目標とかが特にない人の心情が丁寧に書かれてる
    生活って生きてるってなんなんだろって気持ちになる

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    2024年01月25日
  • 源氏物語 下

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    ど正直な思い…
    やっと,読み終わった〜!
    面白かったか,面白くなかったかといえば,間違いなく「面白くなかった」
    が,『千年ロマンス』は確かに感じられたかな?
    現代との恋愛観や人生観の違い故に理解し難い表現があるのもまた,感情移入できない要因にもなり,一方でそれでも変わらぬ人間らしさに感心したり.
    それでも最後の女性,浮舟の登場は俄然現代人にわかりやすい恋愛模様になり,最後の尻切れ蜻蛉感も,個人的には浮舟に与えられた「選択の自由」と読めて,1000年前にも女性を『個』として描いて締めくくった『紫式部』と言う作家の千里眼のような洞察力にはやはり恐れ入ったのだった.

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    2024年01月20日
  • しあわせのねだん

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    ネタバレ

    第8回紅白本合戦紅組5位

     これくらいの値段で買ったもので、これくらいの幸せゲットできたよ~的な日常エッセイ。

     例えば「ねぎそば 390円」てな感じ。

     角田光代を読むのは実はこれが2作品目で、1作品目は、まだWeb小説という言葉も巷間に流通していない頃の2001年、多分雑誌「ダ・ヴィンチ」のHPで連載されていたのを、当時非正規雇用で働いていた某○阪○三荘最寄りの工場の生産ラインの検査用PCで、生産開始前の朝7時位に読んでた懐かしい思い出がある。ふふふ、直木賞受賞前の若きカクタ作品を読んでいたワタシ(`・ω・´)b
     当時、Windowsはまだ95or2000の頃で、僕自身赤貧でMYパ

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    2024年01月07日
  • 銀の夜

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    ネタバレ

    30代半ばの3人の女性の話。すごくリアルだった。

    母親に囚われてたり、なれなかった自分の夢を子どもに投影して追わせたり、夫の浮気を黙認したり、あー、こういう人いそう、と思った

    やりたい事の原動力が、しょうもない夫にすごいって言わせたいっていうのもなんか刺さった

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    2024年01月07日
  • トリップ

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    東京近郊の街に暮らす凡庸な人々が、日常に心の中でどこか違和感やズレを持ちながら毎日を淡々と生きるのを描いた連作小説。

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    2024年01月04日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    何も考えずに読めそうだと思い購入。増えた積読の中から今年最初に手に取りました。作者がふと思ったことを綴っている。どうでもいいこともたまには引っかかる。いくつもの指示語が出てきても会話が成立していることをテレパシー会話と表現されていた。噛み合わないときのストレスは大きいが、噛み合うと凄く嬉しくなるだろうね。さらりと読めるエッセイでした。

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    2024年01月03日
  • 源氏物語 中

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    上巻は多彩な登場人物が次々に現れ、展開が急で飽きさせないが、中巻は半分過ぎまで冗長に過ぎる。それにしても因果は巡る。二人それぞれの息子がそうなるとは。最も夕鶴は無事なのか?

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    2023年12月29日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』をオマージュして名だたる作家さん達が紡ぐ短編集。
    私は多分、来世もあると思っている。前世もそして。
    それは決して愛する人がいなかったからではないけれど。

    それぞれの物語も勿論面白かったけど、そこまでの想像力や価値観の広がりを与えてくれた原作の素晴らしさに改めて気付いた。
    姪っ子への誕生日プレゼントに決定。

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    2023年12月23日
  • もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

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    西荻窪で焼き鳥、新宿で蕎麦、神田で羊、立石ではしご酒。夫婦で巡る「外呑み」エッセイ。文庫書下ろし「乗り越えて釜山タコ鍋旅」を収録。

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    2023年12月22日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    このバスはどこへを読んでる時に、
    前に読んでた小説と同じ「シュウ」が出てきたり、
    読んでる時にバスに乗ってたり、
    武蔵小金井駅にいたり、
    見られてるんじゃないかというぐらい状況が合ってて笑った。

    肝心の本編は、程よいクズ感というか、
    こんな人いるいるーって感じの人が多かった。
    クズでもなくてよくわかる人もいたけど、、、

    人なんてこんなもんだよねと、思う事もあり、
    もっと悪い人もたくさんいるし、ある意味リアルだった。

    ぬるっと終わる話が多かった

    ・うつくしい娘
    ・晴れた日に犬を乗せて
    ・私たちの逃亡

    以上が好きだった

    ラロリー

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    2023年12月10日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    ネタバレ

    それぞれ憎しみ、殺意が散りばめられたお話。
    どの章にも出てくる殺意の塊のような女性が
    同じ人なのかと思わせる。
    悪意や憎しみに包まれてる人って同じ雰囲気を持つようになるのかも。

    どの章も結末なんかない、悪意は終わらない
    それでも私たちは生きていく。それが現実なんだと思わせる本だった。

    おやすみ。怖い夢を見ないようにという
    意味が姉弟の合言葉だと分かったときほっこりした

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    2023年12月07日
  • 100万分の1回のねこ

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    著名な作家さんが「100万回生きたねこ」にオマージュした物語を創作。
    頭の中に、あのねこのお顔が浮かぶような、そんな物語が多く綴られていた。
    ねこの気持ちに寄り添ったり、ねこの方が何倍も人間より理解していたり。
    読後、ねこがより一層可愛く見えてしまった。
    かわいい。とってもかわいい。

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    2023年12月05日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    温かくて読みやすい一冊。のんびり読書したいときに良い。
    ただ、登場人物に少し違和感をおぼえてしまった。久しぶりに角田光代作品を読んだからか(私自身が社会に出て温かみを失ってしまった?)、主人公と自分の状況が近すぎたからか(妊娠中なのにレバーや鰻を食べているのが気になる)、はたまた少し古い作品だからか(女性の就労を取り巻く環境や空気感はこの10年で激変したと思う)。

    あと、角田さんの絵はとても素敵だけど、挿絵としての挿入箇所や挿入の仕方はこれで合っているのか。私の読み方が悪いのか、読みにくかったし、絵も楽しみにくかった。

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    2023年12月05日
  • 銀の夜

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    15歳の頃、仲のいい三人はバンドをやっていた。あの頃、精一杯生きていた。35歳になった今、大人になりきれず必死にもがいてる。自分たちがやりたかった事とは何か、考えさせられる。果たしてやりたかった事とは。

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    2023年11月28日
  • 平凡(新潮文庫)

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    タイトルに惹かれた。

    後悔しないでいい人生を送りたいが、難しい。もしあの時こうしていたら、、、
    別の人生があったのでは、、、
    を描いた短編集。

    あの時の選択に後悔し、悩んでモヤモヤした先に見える前を向く終わりが良い。

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    2023年11月08日
  • 薄闇シルエット

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだ角田さん。角田さんの描く女主人公の呟きは、現実に根付いている。あぁこういう人いるよね。こう思ってしまう瞬間、そして、こういう態度をとってしまう時ってあるんだよね。

    薄闇の主人公ハナちゃんは、特に向上心とかもなく、キラキラしてる所を目指してない。でも、やりたくないことは避けてきた人生を歩んでいる。

    この本は2006年にハードカバーが刊行されているが、この時代は既に結婚をして、家庭を持って子どもを持つのが一般的な流れであり、女としての幸せとか、旦那に許してもらって仕事をするとか出かけるとか、そういう事に疑問を呈するハナちゃん。

    ハナちゃんと共同経営者であるチーちゃんには歳の離

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    2025年08月26日
  • しあわせのねだん

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    いくつにも分かれているので、何かの合間に少しずつ読むことができます。
    着眼点は日常にあることで、それに対しての感想や行動が記録されている本です。

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    2023年11月05日
  • もしも、東京

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    好きな作品が多かったかというと、そうではないけど。知らない作家さんのことや、アレを描いた人って他にも受賞作あるのね!と知るのに丁度よいガイドブックになりました。

    私は多摩地区うまれ多摩地区そだち。
    広い東京を、たまにはまた散歩してみよう。

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    2023年10月28日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    ひとつひとつの話がかなり短い短編集。
    この短さでここまで読ませる話を作れるのはすごいけど、短すぎてあまり入っていけなかったな…。
    表題作はさすがの出来!

    題名が住所になっていて、その場所の家が舞台になっている話は発想がとても面白かった!
    もっと身近な土地の話があったらなお面白く読めたかな。

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    2023年10月25日
  • ひそやかな花園

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    夏がやってくるたび、年に一度だけ別荘に集まって過ごす七組の家族。
    しかし、数年繰り返されていた集まり「キャンプ」は突然打ち切られる。
    あれは一体、何の集まりだったのか。
    当時、幼い子どもだった7人の男女は、それぞれの人生を歩んでいくのだが、ひとり、ふたりと再会して、それが、どういうものだったかを知ることになる。

    物語は、非配偶者間人工授精によって生命を授かって生まれた子どもたちが主人公です。

    これは、家族の物語なんだな、と思いました。
    結婚して家族ができて、また、新しい家族を迎える。

    新しい家族が、なかなか迎えられなったら?

    妊娠、出産について考えさせられました。
    家族のかたちについて

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    2023年10月21日