角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋愛短編集です。心にチクチク刺さるような、そんな話が沢山ありました。刺さったところが、じわじわと痛くなって、その痛みの感情が入り込む感じ。
若い年齢の生きづらさや、人との関わり合い。後から考えれば、後悔や反省もあるけれど、それも人生なのかな。短編集の中には男性目線の話も出てくるけど、男女問わず人生に翻弄されるのが恋愛か‥。
それでも、その時に必要だった、縁があったであろう相手はいるわけで‥。
まずは自分自身がどうしたいのか、どう生きたいのか。けれども相手がある事だから。
「おまえじゃなきゃ‥」と言わせた相手が、本当に自分にとって大切なのか、必要なのか。
立ち止まって考えてしまうような、そん -
Posted by ブクログ
久しぶりの角田さん(*´◒`*)
3つの帝国ホテルを巡る短編集。1話あたり5ページくらいなのに、ちょっと読むだけでお腹いっぱいになっちゃう。
特別な日に特別なホテルで過ごす時間。それぞれの想いや、スタッフの気持ちがいっぱい詰まってるんだなぁ。
とここまでは良いだけれど、個人的には上高地の話がなんだか読んでいて苦しかった。東京、大阪、上高地でそれぞれ同じ話数になっているっぽいけど、上高地少なめでも良かったのでは…
私の中の角田さんの作品は「都会の人々」のイメージで、都会のオフィスや下町で暮らす人などグラデーションはあれど、山の中のイメージはないのだ。上高地の描写はどれもステキだったのに、なぜ -
Posted by ブクログ
今日も一日きみを見てた
私も一日中きみを見てる日がある
お休みで一日家に居られる日
至福の時間
家事とかやる事はあるのに
ずっと見てる
ずっと見てたい。
飼い猫2匹。
どんな仕草も愛おしくて飽きないの。
このタイトルを知り
絶対読みたくて探した。
猫愛に溢れた日々のお話。
猫愛ってなんだろう
ペット愛ってなんだろう
言葉にするのは難しいけど
一緒に過ごす時間が
何気ない日常が
その一分一秒が愛おしくて。
それだけで幸せ。
favorite sentence
・撮り手の愛する、あるいはかつて愛した、言葉を交わさずともに過ごしたちいさな生きものがちらちらと見え隠れして、眺めているうちに泣 -
Posted by ブクログ
最初は「真面目な主婦が、ちょっとした好意からお金を使ってしまう」という小さなほころびから始まります。しかしその一歩が、次第に感覚を麻痺させ、最後には**「自分は誰かのためにお金を使っている」「幸せになるためだから大丈夫」**という自己正当化へとつながっていきます。
主人公・梅澤梨花は、ごく普通の女性。結婚し、銀行でパートとして働き、何不自由ない暮らしをしているはずだった彼女が、若い男に出会い、少しずつ、しかし確実に崩れていく姿は、決して他人事ではないリアルさがあります。
角田光代は、この「日常が崩れていく過程」を実に繊細かつ冷徹に描きます。梨花の心理描写はとてもリアルで、彼女がなぜそうして