角田光代のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

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    アジアというか東南アジア大好きな私にとって、なんとなくふわっと面白い短編集でした。

    一番好きだったのは、「月下老人」

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    2024年10月23日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    ネタバレ

    帝国ホテルにまつわる短編集。
    50代以上の女性主人公率が高めで、そこまで面白いとは思えなかったものの、家族の思い出や自分の若い頃の思い出が詰まっている帝国ホテルという存在を強く感じた。

    浮気をしているかと思われた夫が、実はホテルのフィットネス会員であり、泳ぎに行っていたことが分かる話が印象的だった。浮気をしていると思うほど、きっと本人は生き生きとしていたのだろう。ホテルは宿泊しなくても、活力を与えてくれる場所なのだな。

    表題作も良かった。私も今まで自分が泊まった部屋を一つずつ思い出した。良い部屋もあれば悪い部屋もあった。でもすべて、大切な思い出だ。
    仕事でホテルを使うという人もいると思うが

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    2024年10月20日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    インペリアルホテルの銀座や上高地、大阪を舞台にしたもの。流れるような文章に各自の様々な思い出が深い味わいを与えてくれるが、読み進めると何度も同じシチュエーションが表れる。スポンサーなので仕方ないが少し残念。

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    2024年10月15日
  • 私のなかの彼女

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    ネタバレ

    仙太郎にイライラした。和歌ちゃんからしたら全てだったんだろね。パクリの言いがかり腹立つ!なんかやり返してほしかった笑

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    2024年10月14日
  • それもまたちいさな光

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    それぞれに色々な日常、人生があるけれど、1つのラジオのもとで繋がっている。素敵な小説でした。
    角田さんの癖のない文章がすっと入ってきて、登場人物の目線が変わっても読みやすかった。ほかの作品も読んでみたいです。

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    2024年10月12日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    帝国ホテルを舞台にした短編集。
    あまりにも有名で敷居が高い感じがするけれど、この小説を読むと、帝国ホテルに行ってみたくなる。
    中でも帝国ホテルで働いていた女性を取り上げたいくつものありがとうという話が好み。
    様々な人々が帝国ホテルに対していろんな気持ちを持っていて、さすが日本を代表するホテルだと思った。
    以前帝国ホテル大阪に一度だけ泊まったことがあるのだが、とても心地よかったことを今でも覚えている。
    上高地や東京の帝国ホテルには行ったことがないので、いつか行ってみたいと思う。

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    2024年10月09日
  • いつか、アジアの街角で

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    私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。

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    2024年10月07日
  • 源氏物語 3

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    須磨・明石から帰京した光源氏は勢力を取り戻し、栄華の頂点へと上ってゆく。藤壺の宮との秘めた子が新帝となり、明石の女君は女の子を出産後に上洛。広大な六条院が落成し、光源氏は地位も権力も手にするが、やがて陰りが見えはじめる。「澪標」から「玉鬘」までを収録。

    ようやく地位が復活して都に戻ってくることができた光源氏は、過去のつらい時期を乗り越えた影響なのか、より一層輝きを増して見えるという描写。やはり躓いたことのない人よりは、試練を乗り越えた方が人として成長し魅力的になるということなのでしょうかね。ずっと信じて待っていた紫の上のことを考えると、早々にほっつき歩く光君にはいい加減にしろよお前・・・とい

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    2024年10月06日
  • 今日もごちそうさまでした

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    主観がまるっきり筆者のこだわりにあるのが良い。
    一般的な視点から見た料理エッセイなんて普通でつまらないから。
    その点この角田光代さんのひねくれ我の強い偏食っぷりが楽しい。それが克服されていく様も楽しい。
    鶏肉は魚、それでよし!

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    2024年10月02日
  • 源氏物語 1

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    いつか読みたいな〜と思っていた源氏物語が角田光代さんの訳で出ていると知り、手に取る。読みやすいねえ。
    Audibleで瀬戸内寂聴さんの訳も聞いたのだけど、分かりやすさ、飲み込みやすさなら角田さんが圧倒的だった。しかし、瀬戸内さんの時々耽美を感じ、ハッとする様な訳も好きである。
    ここにやはり、もう色んな人が訳したけど、それでも新しく別の人が訳す意味があるんじゃないだろうか。同じ物語で同じことを伝えているが、感じ方や印象が変わる。

    さて、本編についてだが、光君、思ってた以上にタチ悪いね。ビックリしたよ。
    空蝉や夕顔のことはまだ良いとして(良くないが)、個人的には、若紫への執着が気持ち悪すぎる。決

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    2024年09月30日
  • いつか、アジアの街角で

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    表紙のイメージからてっきり「食べ物」「旅」のアンソロジーかと勘違い。実際は台湾や香港を感じられるアンソロジーでした。

    特に好きだったのは、
    「隣に座るという運命について」 
    幽霊疑惑のエイフクさんとのクスリとなるエピソードが好きでした。大学生が描かれており、懐かしい気持ちにもなりました。

    「チャーチャンテン」 
    初読みの作家さん。何だか“縁”を思わせるストーリーも、作品に漂うごちゃごちゃしてるけど安心感のある雰囲気も、とても心地よくて好みでした。

    「停止する春」 
    「あぁ、これは…」。心が痛むのに読まずにいられない。言葉が自分のなかに爪痕を残していくような妙にあとを引く感じ。島本さ

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    2024年09月26日
  • 銀の夜

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    何か嫌なことや不安があると現実から逃げたくなる。他人や環境のせいにしたり。
    現実に目を向けて、生きたいように生きる。自分がどうありたいかは、なかなか見つからない。

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    2024年09月23日
  • 坂の途中の家

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    主人公の里沙子にすごくイライラさせられる小説だった。被告人の水穂に自分を重ね合わせるのは勝手だけど、ずっと他人に判断軸を任せていることに気づいてなくて終始イライラした。
    仕事を辞めたり、母乳にこだわったり。旦那に言われたからとか義母に言われて…っていう他人きっかけの考え方が多すぎる。旦那のご飯の用意などお世話を甲斐甲斐しくやってるから、旦那が何もしなくなるのに。そこに違和感を感じないなら、全部自分がやりたいことだからって思わないとと思った。

    ただ、私が結婚も子育てもしてないからそう感じるのだろう。立場が違うから共感しなかった。

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    2024年09月22日
  • しあわせのねだん

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    20年くらい前の話題でも
    心持ちはまだ鮮度があることを再認識できる

    最近の値上がりと
    新製品の進化と
    社会の加速度的な変化とのギャップは埋めがたい

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    2024年09月19日
  • いつか、アジアの街角で

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    星3.5
    有名女性作家たちが書いたアジアを舞台にしたアンソロジー、と思ったら実際アジアに行った話は角田光代さんのだけだった。アンソロジーのいいところは、普段手に取ることのないようなジャンルの物語を読めること。この中にも、私がいつもは読まないような不思議な話がいくつかあった。
    角田さんの話に出てくる迪化街は去年ぶらぶらして歩いたので、不思議な話でもどこか納得してしまった。また、私は猫にあまり興味がないのだが、角田さんの猫の描写はくすっと笑ってしまった。
    表紙のマンゴーかき氷の絵が好き。

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    2024年09月18日
  • 坂の途中の家

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    3歳の女の子を持つ母親の里沙子は、乳幼児の虐待死事件の裁判員に選ばれる。自分は良い母親なのか、自分は本当に娘を愛してるのか。夫はなぜ自分のことをわかってくれないのか。裁判を通して、彼女は自分を見つめ続けていく。

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    2024年09月17日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』。インパクトの強い緑色の瞳をしたオスのトラ猫が表紙の絵本です。おそらく子どもの頃にも読んだことがあったと思うんですが内容はほとんど記憶になく、大人になって改めて読んでグッときました。

    1977年に発売されて以来、今なお多くの人に読まれ続けている大ロングセラーであるこの絵本への、13人の作家によるトリビュート短篇集です。

    佐野洋子さんの息子さんで絵本作家の広瀬弦さんや元旦那さまの谷川俊太郎さんも執筆されています。結構著名な作家陣ばかりですが、私は読むのは初めましてな作家さんが多かったですね。

    どういうこと?と理解が追いつかないお話もあれば、ちょっと不思

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    2024年09月16日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    とても短いお話が40話。7月末に購入してから、1.2話を読めない日もありつつゆっくり読みました。これは帝国ホテルに泊まりながら読んだら最高だろうな。杉本さなえさんの絵も素敵だし、いつか宿泊できる日まで大切に本棚にしまっておこう。

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    2024年09月14日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    表題作を含む8つの短編集。
    どの章も記憶が重要なテーマになっており、五感に働きかける文体はノスタルジックでエモい印象を受けた。

    誰しも忘れかけていた思い出を、ふとしたきっかけで記憶が蘇ったりすることがある。そんな経験を、情景がくっきりと浮かび上がる描写で、更に余韻の残る物語にした角田光代さんはやっぱり凄いと思う。

    特に『地上発、宇宙経由』は良かった。
    メールのアドレス間違いで繋がる話。
    未来に向かって希望を感じるラストが、読後じわじわ心に染みた。

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    2024年09月09日
  • 世界中で迷子になって

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    旅行のお供として読んだ一冊。
    特に、アジアとヨーロッパの違いを石と水で例えたお話が印象に残り、すごい面白い考え方だと思った。
    後半のお買い物の話もすごい共感してしまって面白かった。

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    2024年08月31日