角田光代のレビュー一覧

  • 神さまショッピング

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    縋りたいものがあると、どこまでも追求してしまうのか。ここまで神さまをとは思わないが、神社やお寺の雰囲気は好き。古さ、時間の経過を感じるからだろうか。

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    2025年12月06日
  • 神さまショッピング

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    神さまに願いたい思いがある。
    誰にも言えない思いを…。
    それは単に幸せになりたいという思いではなく、救われたいとか、縁切りであったり、悪しき願いであったりとさまざまである。
    世界各国の神さまに会いに行く。8話の短編集。

    「神さまに会いに行く」〜スリランカへ行き、父親を殺してくれと。
    「落ちない岩」〜ミャンマーのいちばんの聖地で何を祈る?
    「弾丸祈願旅行」〜香港で願うのは…
    「にせ巡礼」〜サンティアゴのツアーで讃美歌。
    「聖なる濁った川」〜インドのガンジス川に浸かる夫。
    「モンゴルの蓋」〜20年前に離婚した元妻が亡くなり、思い出したこと。
    「神さまショッピング」〜パリの教会で、吉乃はシンポジウ

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    2025年12月02日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    ホテルの扉を開けるだけで、ちょっとした人生の悲喜こもごもが沢山
    詰まっている。
    短編ながらとても味わい深く
    舞台となった上高地の帝国ホテル
    のマントルピースの前に座り
    ながら珈琲を飲みたくなった。

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    2025年11月27日
  • 源氏物語 5

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    若菜、ずっと催し物だったりみんなの着てる服とか調度品の話とかでめちゃくちゃ退屈だな…本当にドラマチックな章なのか…?と思ってたら柏木が暴走するあたりでめちゃくちゃ面白くなった
    平安時代の読者も意趣返し好きだったりするのかな。光君、ざまあ。と思ったりしたのかな。私は思ったよ
    自分がしたことが返ってきたのに、いやむしろ自分の方がやばいことしてるのに、柏木と三の宮にキレてるのなんなんだよ笑
    光君、本当不遜で鼻につくわぁ〜いくら美しくたってもう40超えたおじのくせに……‼️

    若菜(下)で、光君が過去の女の悪口を紫の上に話し出して嫌だな〜と思ってたら御息所でてきて「だよなあ!」となった。想定の上で書い

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    2025年11月27日
  • ツリーハウス

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    自分の両親や祖父母も自分と同じように若いころ色々なことにもがき、苦しんで歳を重ねたということに気がついた。物語の中で語り手が変わる。その度に家族の見え方が変わってくるのが面白い。

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    2025年11月27日
  • さがしもの

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    本の面白さを改めて教えてくれる。
    最初は面白くないと思っていた本も、歳を重ねると見え方が変わってくる。そのことを「不幸の種」では「自分が今もゆっくり成長続けていると、知ることができる」と書かれている。新しい世界を知って価値観変わってきている、人としての厚みが出ていると感じられた。

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    2025年11月27日
  • 幸福な遊戯

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    角田光代さんの話の中でも純文学っぽかったんだな〜という印象。「幸福な遊戯」は話の設定が川上弘美さんや江國香織さんみたい。主人公の依存度が高いのと周りの対応…ちょっと家族に問題がありそうな話が多かった様に思う

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    2025年11月27日
  • 神さまショッピング

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    色々な国を神を巡ることができる小説
    8つの短編集で8つの国の神様に願いを聞き入れて貰うお話です。

    個人的には、「ニセ巡礼」が好きでした。
    「ニセ巡礼」はスペインの巡礼の旅をテーマにしています。
    個人的に行ったので、親近感を湧きながら読めました。
    できるならツアーではなく。単独で行くと面白いです。

    人は何かしら願いや思いがあると神様に頼りたくなるのだと感じました。
    それがいい願いか悪い願かは人それぞれですが・・・

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    2025年11月23日
  • かなたの子

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    この人の作品は、どこか心が暖かくなる様な、人間の柔らかくて温かい部分を描いた作品しか読んだ事が無かったので、「死」そして「生」を描いたこの作品は、何となく驚きだったし、コレが真髄か。と思った。
    安っぽい言葉になってしまうが、ホラーでもサスペンスでもないのに、人間怖い雰囲気がある。
    あと、女性ならもっと色んな事を感じられるのかも知れない。と思った。

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    2025年11月21日
  • ゆうべの食卓

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    若い世代から壮年世代の食事にまつわる連作。一つひとつが短いので気楽に読める。
    子供が巣立つとか、そのタイミングで離婚するとか、その辺りの話では私が世代に相当するので、なんか妙にリアルに迫ってきた。
    シミュレーションを体験しているかのような。
    しかし、やはり食べ物が出てくるお話は、楽しいな。

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    2025年11月21日
  • 愛がなんだ

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    好きな人のためにどんなことも差し置いて行動する主人公。はたから見るとダメ人間だろう。それなのに同性の友達が良くしてくれる。片思いのストーカーなのか、恋愛ですらないのか。読後も何とも言えない感情。ただ、文章が面白い。

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    2025年11月16日
  • 愛がなんだ

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    読んでるとマモちゃんの不幸を望み、山田に電気ショックをあてたくなる。
    結局似たもの同士なのか、誰かに尽くして誰かを軽んじてバランスをとってしまうものなのか。

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    2025年11月12日
  • 降り積もる光の粒

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    旅好きだが旅慣れない、時刻表が読めない、地図が読めない、オマケに方向音痴で、車の運転ができない角田 光代さんの旅エッセイ集。

    今まで出版されてきた旅エッセイと比較すると、少しパンチがないように感じますが、この作品はこれで良かったようにも思います❗️

    1番好きな話しは、旅には神さまがいるという『神さまと再会』です❗️

    後半にある発展途上国での女性の差別をレポートした、『アフリカ声なきメッセージ』と『インド 彼女たちの、涙と怒りと』、『パキスタン ひとりで歩く』を読むと、未だに女性の地位が低い国があることに、恥ずかしながら気付かされます。

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    2025年11月10日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • 晴れの日散歩(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「このところ、なんでもないときにふっと思い出すのである。……好きで買って、ある時期よく着ていた服のあれこれが、さーっと頭をかすめていくのである。そして驚くことに、こう思うのだ。『捨てなければよかった』」

    その後に続く文から、捨てなければよかったと思う服をまた着て街を歩きたいという実用性を求めているのではなく、思い出を噛みしめて若かった頃の服にまた袖を通してみたいという気持ちだとわかります。

    私もその気持ちがわかります。あのキラキラしていた時代の服をまた手に取って眺めたいという気持ちになることがあり、その気持ちがありながらも涙を飲んで処分した服を思うと後悔の気持ちがむくむくと浮かび上がります

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    2025年11月07日
  • 愛がなんだ

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    面白かった。珍しく電車の中でも酔わずに集中して一時間ほど読めました。登場人物に全く共感も理解も出来ないけど面白かった。

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    2025年11月05日
  • いま読む『源氏物語』

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    古典が苦手で、源氏物語も毛嫌いしてたけど、人によって解釈の違いが出るのが面白いんだな思った。
    男女で解釈が違うのも面白い。
    源氏物語の話が長いので、完全には理解しきれなかったが、読む前よりかは理解が深まった気がする。
    対話形式なのが個人的に読みにくかったので⭐︎3にした。

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    2025年10月27日
  • ロック母

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    主人公や周りの人たち、ほぼ全員ちょっとした狂気?みたいなのがあって、ずっと不穏な空気が流れてる短編集だった(のでちょっと重かった)

    全編通して特に何も解決しないし、スッキリした読後感がある訳ではないけど、
    常にそういうモヤモヤを抱えて人は生きるものなのかも?とか色々考えました…。

    表題にもなってるロック母がやっぱり良かった!
    (そういえば、まともな親が1人も出てこない笑)

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    2025年10月26日
  • Presents

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     人からもらったプレゼントをテーマに描かれた短編集。

     生まれて、親から1番始めにプレゼントされる「名前」
     そして亡くなる時、周りの人たちからの温かい「涙」
     この2作品には心を打たれた。

     その他の作品からも、
    目まぐるしい日々の暮らしの中、理想と現実のギャップに落胆しつつも、素朴で素直な気持ちに戻してくれるようなプレゼントを受け取っていることに気づかされた。
     幸せって、普段の生活の中にたくさん溢れているんだろうな。 

     松尾たいこさんのイラストの効果もあり、ほんわかと優しい気持ちになれた作品だった。




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    2025年10月26日
  • 平凡(新潮文庫)

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    いろんなことでバタバタして、
    とにかく読み終わるまで時間がかかってる。
    角田先生の短編はライトで相変わらず読みやすい。
    本作もどこかでありそうすぎる日常の5編。
    他人から見たら充分に見えても、
    自分なりの不満というのは誰もが抱えているよな。

    みんなそれぞれに納得したラストだったけど、
    果たして次の日にも同じことが思えるだろうか。
    物語のように一度納得したって、
    次の日には考えが戻っていることだって、
    現実にはさらさらある。
    そうやって生活していくことが生きていくということなんだろうけれど。

    月が笑う、こともなし、どこかべつのところでが好きだった。

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    2025年10月23日