角田光代のレビュー一覧

  • まどろむ夜のUFO

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    自分は普通の大学生と思っていても、周りにはいろんな世界で生きている人たちがいて、自分てなんだろう…。なんか切なくなる話。

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    2009年10月04日
  • 山なら言いたいことがある

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    登山はしない(できない)が、山の本は大好物である。
    が、山ヤや冒険家で文章を書ける人は稀。というわけでこの本は楽しみにしていた。

    が、読み始めて「登山の話ちゃうやんけ」
    角幡唯介さん石川直樹さん以外は単なる文筆家や著名人なので、十中八九“高尾山しか登ったことないけど、それすらしんどくて嫌になった”というエピソードが出てくる始末。

    考えてみると「山にまつわるエッセイ」なので、過酷な登山の話が出てくるとは限らず(どころかその可能性は極めて低く)、何ならテーマが山というだけなので登る必要すらないのである。

    というわけで早とちりもありつつも、エッセイとしては面白かったです。最近読んだ松永K三蔵さ

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    2026年09月06日
  • 対岸の彼女

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     角田光代さんの第132回直木賞受賞作品。
     
     専業主婦だった小夜子が始めたハウスクリーニングのバイト。そのバイト先の社長が大学の同窓生の葵。
     置かれている環境は違えども、ふとしたことで共通点を見つけ、距離が近くなっていく2人。
     近づけば近づくほど、妙な違和感が生まれてくる描写がなんとも気味悪かった。
     同時に、高校生時代の葵とナナコの不思議な関係も描かれ、2つの章が交互に進んでいく。
     人と人との距離感、自分との向き合い方、過去との付き合い方、様々な方向から自分の立ち位置を考える良いきっかけになった。

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    2026年09月06日
  • 対岸の彼女

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    違うタイプの子と友達になり、憧れたり引いたりして、受けた影響を自分の中に内面化させていく。そうして人はいろんな要素が混じり合った存在になっていく。そう考えると人とのご縁って大事だな。周りの人達が誰か、周りの人たちをどういう視点で見るか。

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    2026年09月06日
  • 対岸の彼女

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    2人の視点で描かれる物語。
    過去の自分の境遇と重なる部分もあって、物語を身近に感じた。
    あの頃の人間関係の作り方が、大人になった時の
    人付き合いの名案を分けると言うのはこの世界でも一緒だと思った。

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    2026年09月05日
  • 薄闇シルエット

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    結婚や仕事、友人の変化に取り残される焦りと、自分らしく生きたいという思いの間で揺れる。誰かと比べて幸せを測るのではなく、自分の人生をどう生きるかを考えさせられる、リアルな心情描写が印象的。

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    2026年09月05日
  • 最後の晩餐

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    『もうひとりのねえちゃん』が一番好きでした。血縁だから、実の姉だからって味方とは限らないし、他人だから味方じゃない、ってわけじゃない。
    『コインランドリーの夜』はお洒落なかんじで、好きでした。

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    2026年09月05日
  • 方舟を燃やす

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    ネタバレ

    柳原飛馬、望月不三子の2人のそれぞれの視点で、1967-2022年まで描かれる。
    オウム真理教、こっくりさん、ノストラダムスの予言など、実際に世間で起きたことも出てくる。
    また、飛馬は祖父が近所の人を救ったとか、母に病気で助からないと話してしまったとかいうエピソードがあり、不三子は食事やワクチンについてのエピソードがある。

    読み終わったあとにレビューを見て、「何を信じるのか」というのが全体を通じて語られていたんだと知ってすごく納得した(読んでる時に気がつけなかったのは恥ずかしいけど)

    情報が溢れている今、何を信じるかは難しいけど、人は自分が信じようと思ったものを信じていて、何を信じるか人に

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    2026年09月05日
  • 坂の途中の家

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    女性目線で、主人公の夫にすごくイライラさせられた。あと、同じような思考が続いて少し長いと感じてしまったり。対岸の彼女とか紙の月がすごく好きだったので、今作はあまり合わなかったかも。社会派テーマと心情面とどっちに集中して読ませたいのか分からなかった。

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    2026年09月03日
  • 神さまショッピング

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    「特にお願いごとがあるわけでもないのに、神社へ行くと、なぜか少し心が軽くなる」。そんな経験はありませんか。

    私は神社で何となく手を合わせる時間が好きなので、『神さまショッピング』の登場人物たちが、ただ祈るために遠い場所まで旅をする気持ちが、とてもよく分かりました。

    本作は、スリランカやミャンマー、京都など、さまざまな聖地を舞台にした短編集です。タイトルの「神さまショッピング」という言葉通り、登場人物たちは自分の願いや苦しみに合う神さまを探して旅をします。

    でも、その願いは決してきれいなものばかりではありません。家族への怒り、誰かと縁を切りたい気持ち、口に出すのもためらうような本音。角田光

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    2026年09月02日
  • さがしもの

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    ネタバレ

    本は、読む人の経験によって、見える景色が変わる。

    今の自分と、10年後の自分。
    暮らしや旅、人との出会いを重ねることで、
    同じ本でも目に留まるところが変わっていく。
    これから試してみたいです。

    あと本を読むことで世界を旅する
    という考えも素敵だなと思いました。

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    2026年09月02日
  • 異性

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    リレー形式のエッセイ集だけど、もはや対談。お二方が自分の経験やら友達の話やらを交えて、「男と女」についてぺちゃくちゃ好きなように喋っている。お酒を片手に読みたくなる。

    角田さんの書くことに、えー?って思うこともあれば、穂村さんの書くことに、まじでそれって思うこともある。女だから、男だからってまとめられるものは何もなくて、そこが難しくて、だから面白くて、つい求めてしまうよね!

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    2026年09月01日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    やっぱ角田さんの文章は面白いな。面白いというか、読みやすい。するする頭に入ってくる。文章が読みやすいからすぐ読んでしまう。
    直木賞作家になった時のエッセイもあって、かっけえなと思った。このエッセイを書いている時期に母親が亡くなったそうで、そんなことは感じられなかった。やはり文章で楽しませたいという思いは強く感じられた。自分は鬱々文章をすぐ書き出してしまうので、公私混同はやはり避けるべきものだと思う。エッセイなんて自分しかないから難しいけれど、むしろエッセイを逃避の場とすることも作家としていいと思っているのかもしれない。

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    2026年09月01日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    短編集。
    それも凄い短い短編。
    丁度、あまり纏まった時間がなかったので、超短編は、凄く読みやすかった!
    いくつかの短編を読んではやめを繰り返せた…
    でも、何も後に残らない感じもあった。
    この後どうなる?と言うワクワク感も、あまりなかつたけど、全く面白くなかった事もなく、可もなく不可もない感じ。

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    2026年08月30日
  • 神さまショッピング

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    正直、はじめの方のお話は「ああ……もういいよ……なんでだよ……なんでわざわざお参り行くのに外国まで行って挙句に願えずに帰ってくるんだよ……なんでだよ……」と思いながら読んでいましたが、最後の3つ、「モンゴルの蓋」「神さまショッピング」「絶望退治」はすごく面白かった…!
    「モンゴルの蓋」はなんだか……胸が温かくなるような、そうでないような……複雑な感じだったけれど、元奥さんの生きていたところを見て回って……そうした情景が浮かんできました。
    「神さまショッピング」は、タイトルがこれな理由が分かりました。罪の意識が段々薄れていく吉乃。でもわたしはそれでいいと思います。あの事件は、吉乃のせいじゃない、

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    2026年08月30日
  • タラント

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    読みごたえのある長編小説でした。
    角田さんの作品は、言葉の端々まで繊細でいつも引き込まれます。
    自分がその場にいるような錯覚さえ覚えます。
    丁度、主人公と同年代でしたので、いろいろ考えさせられる内容でした。

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    2026年08月29日
  • 源氏物語 6

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    角田光代さんの手による源氏物語の現代語訳第6巻。夕霧、御法、幻、匂宮、紅梅、竹河、橋姫、椎本の8編を収録。
    光源氏の晩年と次世代の貴族たちを描く。

    紫の上が他界し、悲嘆に暮れる光源氏も亡くなってしまい、遂に一つの終止符が打たれます。最愛の人を失って抜け殻のような光源氏に、どこか完全燃焼に対する羨ましさも覚えます。浅慮で自己中な言動も多いですが、それだけ色恋に情熱を注いだ光源氏に、当時の貴族の願望が垣間見えた気がします。

    光源氏の没後は、サブキャラによるサブストーリーの連続で、どうしても蛇足感が拭えません。なぜ、紫式部はここで筆を置かなかったのか永遠の疑問です。人気漫画が大人の都合でダラダラ

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    2026年08月29日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    一歩間違えれば自分もこうなってしまうかもしれない。破滅へ向かっているのに止められない。非常に人間らしい欲望なのかもしれない。

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    2026年08月28日
  • それもまたちいさな光

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    登場人物それぞれの恋愛模様が描かれていて、幼なじみっていいなって思いました。本当にあるようなリアル感がありました。

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    2026年08月26日
  • 異性

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    角田さんと穂村さん。よくここまで男女の恋愛についてこまかーい考察ができると思う。お互いの考察を参考に視点を変えてはまた語る、というリレー形式。
    角田さんの恋愛経験はおもしろくてあれこれ共感。せっかくワンピース用意したのに土壇場でランニングに着替えてデートに行く場面はああ、わたしもだ…と思った。
    穂村さんのサワイとトースケの話が好きです。サワイくん、どうしてるかな。

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    2026年08月26日