角田光代のレビュー一覧

  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家たちが絵本「100万回生きたねこ」をオマージュして紡ぐ短編集。

    我が子に読み聞かせようと久しぶりにこの絵本を開いてみると、生きること死ぬこと、愛…
    ずいぶん哲学的な絵本だった。

    名作絵本のエッセンスを受け取った作家たち独自の視点で描かれる短編集だなんて、パワーの総量がとんでもない。
    お気に入りは、江國香織さんかな。町田康の相変わらず意味不明な世界観も好きでした。

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    2025年08月08日
  • ロック母

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    小説を読み始めた頃からずっと好きな角田光代の、年代の違う短編集。
    ということは知らず、角田光代の読んでないやつだ〜などという軽い気持ちで購入して読むと、なんだか後半につれて色が変わっている気がして…これがあとがきで角田さんが言うことと重なってとても納得。
    1つ目のゆうべの神様は25歳の時に書いたということで、だからか。なんだか若い気がしたのは。
    若いというのは、決して拙いということではなく、瑞々しいというか、なんだか、私が知っている角田光代っぽくないなと思ったのだけど、その上でとても好きでした。
    なんだか、後半の家族の話は、いがみ合っているように見えて愛を感じるというような。そんなことを感じて

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    2025年08月08日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さん、角田光代さん、唯川恵さんが好きなので購入してみました。恋愛短編小説、どれも良かったです。

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    2025年08月06日
  • くまちゃん

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    まぁ面白かったです。失恋がキーワードの短編集。恋愛小説は女性作家に限る。男性作家だと目線が同じだからハッとするような気づきがなくて。

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    2025年07月31日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    ネタバレ

    小説家・角田光代による韓国ドラマ談。なんでこんなに韓流ドラマにハマる人が多いのか、その疑問解明のために読んでみた。
    角田氏によると、韓国ドラマは本気度が違う。本気で美しいものを描こうとし、純粋なもの、いのちは救えなくてもたましいを救うなにかを信じている。
    韓国ドラマは、激しく感情を表出させるのが自然であり、えげつなく過酷で悲惨な物語も多い。設定も財閥令嬢とか、どこまでも悪の権化みたいな完璧な悪役とか、運命のいたずらが過剰だったり、とにかく盛り盛りらしい……

    そういう特徴はこの本を読む前から聞いていて、だからこそ韓国ドラマは見る気がしなかったのだけど、角田氏の話っぷりからちょっと興味が湧いてき

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    2025年07月24日
  • 源氏物語 下

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    ネタバレ

    あっけない終わりだなと感じます。
    はっきり言って尻切れトンボというか…。
    本当に紫式部がこれで終わりにするつもりだったのかな?と個人的には疑問に思わずにはいられませんでした。

    この後、匂宮も噂を聞いて…となり、浮舟が『竹取物語』のかぐや姫のように誰の手も届かない遠くへ行くエピソードがあったりして、などと妄想を膨らませます。

    どちらにせよ、私たちが見られる源氏物語はここまでで、当時の女性が生きづらい世の中であったことがよくわかりました。

    1000年前の話ですが現代の女性にもあてはまるところがあるなと思います。
    ひとりの男から愛されたいのにほかの女がいたり、浮気されること、たとえ愛されてもほ

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    2025年07月20日
  • ひそやかな花園

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    ネタバレ

    各々の女性の心情描写はさすが。ひとつの共通点をもつ子どもたちにも全く別の想いと生き方がある。難しい人工授精云々の話題に多くの主要キャラクターの人生を用いて議論する形。よくまとめたなー。すごい!

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    2025年07月19日
  • キッドナップ・ツアー

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    小学5年生の少女の一人語りってのが児童文学なのか?
    これが読書への入り口なのか?
    もしも自分が小学5年生だった時にこんな本に出合ったら、むしろ本嫌いになったんじゃないかと思う。
    冒険物でも青春ドラマでもスポコンドラマでもなく、単に普通とは違った生活、それはお父さんに連れ回されるからだが、これといったドラマチックな展開はなく、ドキドキワクワクはない。
    何が言いたいの?何を伝えたいの?どう楽しませたいの?といった具体性が表に立ってないので、たぶん子供にはわからないまま終わってしまうんじゃなかろうか。
    まあ、あえて言うなら、主人公の思いが「あぁ、わかるなぁ」と言った部分は見つけられるかもしれないが、

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    2025年07月16日
  • ゆうべの食卓

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    本の中にでてくる、ご飯のシーンが、心地よかった。
    絵になる様に、想像できました。
    それぞれのお話に対して、そういうこともあるやんねと、思えました。

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    2025年07月13日
  • トリップ

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    普通の人々が平凡に暮らす東京近郊の街。
    そんな街の一人ひとりにも別の人生があって、幸福があって、不満や秘密、非日常もある。
    著者の毒の部分やビールの描写が好きだ。
    うまくいくことのない人生の何かを、勘違いさせたり正気に戻したりして生きていく。

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    2025年07月13日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    2020年のパンデミックのはじまりと同時に韓国ドラマにハマってしまったという角田光代さん。

    もうかなり前の冬ソナブームのとき、みんな韓国ドラマを見て旅行に行き…というなか、私は全く見なかった。
    今もあえて見ることもない。
    何故かというときっとハマるのだろうと予測でき、そうなるのを避けるためにあえて見ない。
    何も手につかなくなる恐れがあるからだ。
    だからあらすじを知り、なるほどと思うだけで充分なのである。

    日本のドラマは、けっこう見るのでリメイクされた『梨奏院クラス』や『SKYキャッスル』など、やはり釘づけになったわけだ。
    映画の『パラサイト』も観た。やはり良いのだ!
    そうなると、やはりひと

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    2025年07月13日
  • トリップ

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    理解しがたい感情から始まり読んでいくうちに引き込まれ、共感する感情がうまれ、最後まで読んでよかったとおもいました。
    秋のひまわりの12歳の少年のたくましさ、ビジョンの肉屋のお嫁さんの人生こんなもん。勇気をもらえます。

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    2025年07月12日
  • 森に眠る魚

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    ママ友って少なからずこういった関係性があるのかもしれない。恐いですな。
    パパ友はこれらのしがらみないので楽でよかった。

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    2025年07月10日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    最近TVを少し大きなのに買い替えた。
    すると“リモコン”の先端は「NETFLIX」「UーNEXT」「hulu」「youtube」などなど動画配信サービスのボタンが存在感大きく鎮座している。
    これはテレビのリモコンではないの?と思うくらいに。

    たまたま動画配信の一つを見る機会が。
    「冬のソナタ」の頃はハマってしまっていたが、、、最近はハマるのが怖くてさけていた。
    でもまあ、いろいろ勧められて お決まりの「愛の不時着」から。

    そんな時 この本を目に。
    直木賞作家の角田光代さんなら どんな風に“韓国ドラマ沼”にハマるのか?興味深く。
    さすが作家ならではの視点で読み解いてくれる。
    なかなか参考に。

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    2025年07月10日
  • 空の拳

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    角田さん渾身のボクシング小説。試合の描写がリアルですごい。選手の一人が、経歴詐称で問題になるのだけど、そんなつまらないことで目くじらを立てる時代になった、これからもっとつまんない時代になってゆく、みたいなことが書かれていて、この小説が書かれたのはもう10年以上前だけれども、まさにその通りになっているよな、と思った。

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    2025年07月06日
  • 森に眠る魚

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    普通に面白かったけど長かった
    母親という接点で繋がってるだけでその背景があまりに異なると、接続は密なのにズレは大きいというアンバランスに。
    お受験とかどうでもよって思ってたけど何か一つの主張に傾く前にまっさらな目で情報収集するのはある程度大事かな
    子供を自分の一部と思い込まないように程よい距離でありたい、感情的になるのきらい
    母親界で上手くやっていけるか心配になった、いわゆる思春期を追体験させられるような人付き合いは嫌だなー

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    2025年07月02日
  • 物語の海を泳いで

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     あとがきにこうある。「本のなかに書かれた言葉、そこで起きたできごと、そこで生きる人々、そこに漂う空気を五感と感情で体験すること、それが、本を読む、ということなのだとはじめて知った。」

     だとすると、書評本は体験記、いや「物語の海」の冒険記なのかもしれない。正直、読んだこともない本の感想などわかりっこないのだが、たまに挟まる読んだことのある本の感想を頼りに、別の本を面白そうに読んだ体験を自分もしてみたいと思えるかどうか。これが書評本にとって大事なんだろう。

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    2025年06月30日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    韓国ドラマ…イカゲームくらいしか観たことないのに角田さんが好きだから読んだ若干アウェイな感じだったけど観てみたいなと思うドラマはいくつかメモった!

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    2025年06月22日
  • 源氏物語 6

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    39夕霧-46椎本
    夕霧、角田先生も仰っていたけど「結局お前もか…!!」感が強すぎる。
    紫の上が亡くなったところで光君の物語も終わるんだな。
    宇治十帖、明らかに仕切り直されたけど紫式部はこの先何を書こうとしてるんだろう。

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    2025年06月18日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾と香港をテーマにした短編アンソロジー。
    東京の大久保や江戸川橋近辺など、ノスタルジックな雰囲気の街も登場する。
    ルーローハンや大根餅を調理する場面もあって、なんだかホッとする。
    日本と比べて異文化だけども、どこか懐かしさを感じる街に出かけて、
    思い出の人やペットとの巡り合いに期待しながら、ぶらついてみたい。
    ぶらついている間に、忘れかけていた思い出や過去の辛い体験が、
    人生の再発見に繋がる形で昇華されるのかもしれない。

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    2025年06月15日