角田光代のレビュー一覧

  • それもまたちいさな光

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    仁絵を中心にした、複数の女たちの恋愛模様を楽しむことができました。とんでもない事件は起きませんが、何も起きないことの良さをしみじみと感じることができます。といっても、私には仁絵がなぜ雄大と一緒になることを選んだのかいまいち分かっていないんですが。男を追い越してしまった女である珠子の恋愛の方がリアルな気がして興味深かったです。ほんのりとした後味が心地いい作品でした。

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    2026年03月17日
  • 愛がなんだ

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    てるちゃんをみていると依存している恋をしていた自分を少し思い出した
    ただ経験と共に段々とそういうことが無くなって今はもうない感覚だから共感は全くできないけれど社会的な環境の中で全力で片思いをし続けれるテルちゃんに少し羨ましくもおもったり

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    2026年03月16日
  • 庭の桜、隣の犬

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    新刊ですが、2007年作品でした。『青い壺』にも似た都会小説。角田さんは、深いこと書かれても、透明で振り回さず、読者に委ねる感じが素敵ですね。確かに、どの夫婦にも、ある程度の虚構はあると思う。

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    2026年03月15日
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

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    一つ一つの短編の中にいろんな食のお話が入っていて、ちょっと笑ったり楽しかったです。
    手の込んだ物もそうでない物も美味しそうでした!

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    2026年03月15日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    何年温めていたんだろう。私はこの本を電子レンジからとりだして、ナイフとフォークを両手に構えた。この本には「夜」に関するエッセイがこれでもかと詰まっていて、その多様な夜に飲み込まれる気持ちになる。夜は暗くて、怖い。私はこの歳になってもまだ夜が怖くてたまらない。角田さんは海外で、日本で、病院での夜を語る。ネタ切れなんて感じさせない。夜だけでこんなにいろいろなネタがあるなんて。ワインも添えて、私は角田さんの描く夜に包まれる。酔っぱらいである私自身が誇らしくなる。この本は夜の優しさに包まれてる。

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    2026年03月15日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    オレンジページでの連載をまとめたエッセイ。
    なんと20年間も続けられているのだそう。すごい!
    旅先のこと、日常のこと、美味しいもののこと…
    肩肘張らない自然体な文章で、とても読みやすかった。
    このエッセイで一番共感ポイントが多かったのが食べ物の話。
    若い頃と比べると、すぐにお腹いっぱいになるようになってきた。食べる気満々なのに、お腹がそれを許してくれない。ボリューム満点のコース料理なんて、苦しくて…
    マラソンの後だったら、びっくりするくらいモリモリ食べられたみたいなので(それはそう)、もう走るしかないかという気になってしまった。

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    2026年03月15日
  • 世界中で迷子になって

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    エッセイの中ではかなり好き。再読したいくらいに「分かる」内容から私が体験したことがないような内容まで、幅広く旅と買い物について語られていました。トイレ事情は日本ですらぶち当たる難題なので(最近はトイレ自体も増えましたが)おもしろく読めました。若い頃の旅と余裕があるときの旅の違いには顎がとれるかってくらいに頷きました。そうそうそう、なーんか、お金にも時間にも余裕があって、自分の楽しませ方を知ってるときの旅ってすっごく楽しいんですよねぇ。お金の使いかたも、慎重すぎる著者がかわいらしかったです。良い本。

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    2026年03月14日
  • ゆうべの食卓

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    私たちも子供が巣立ったらこういう風になるのかな、とか想像しながら読んだ。『パパ飯ママ飯』が好き。離婚するけれどギスギスした雰囲気の無い爽やかな話だった。『ようこそ料理界へ』に出てくるアドバイスも好き。『料理を義務にするなかれ。手抜き、外食、出来合い総菜が長続きの秘訣』は心に留めよう。

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    2026年03月14日
  • 対岸の彼女

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    クラスの友達とは別に行動するけど、結局1番親友という距離感とか表現の仕方が印象に残った。あとは、家庭環境のこととか。流浪の月でも感じたけど、周りの人の解釈がすべてじゃないし事実は本人にしか分からないということ。見えてるものだけを決めつけてはいけないなと改めて思った。行動を共にするだけのクラスメイトよりも友情の深いつながりがあったのは、素敵。2人だけの世界があってよかった。

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    2026年03月13日
  • 平凡(新潮文庫)

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    私には平凡と言うタイトルがしっくりきませんでした。6編の短編小説ともに暗さや寂しさが感じられ、読む手がするりと進むと言うことはありませんでした。でも、あっという間に読み終えました。

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    2026年03月13日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    出会いが人生が変わる瞬間を描く物語。
    200ページほどで短いけど、尊さが詰まっていました。日常の幸せに気づける小説です。

    女性の登場人物達が軒並みいいキャしているのも面白かった。

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    2026年03月10日
  • 庭の桜、隣の犬

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    結婚5年目、30代・子供なし夫婦の日常。

    ある日、夫が外に部屋を借りたいと言うところから話が始まるのだが、なんてことない平凡でゆるい日々の物語。各章は夫婦それぞれの視点で語られるが、サブキャラのレミちゃん(今時の若い女性)のアホさや、いい歳でお見合いパーティでパートナーを見つけようとする夫の母…キャラ強めの登場人物に妙に惹きつけられる。

    極め付けは、夫が借りた部屋の合鍵はもらったが『中野、ってか高円寺』としか聞かず、住所を知らない妻が、これまでの夫との会話などを糸口に推理し、この辺りのアパートかとウロウロ徘徊しながら、集合ポストを勝手に開け、鍵穴に鍵を入れ、やっと夫のアパートをつきとめる。

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    2026年03月10日
  • 対岸の彼女

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    切なくて儚くてどうしようかと思った、、、
    自分ではあまり感じたことのない感情や価値観で、共感し難い内容が多かったのだけど、森絵都さんの解説を読んで、やっと腑に落ちた感じでした。
    小夜子と接する葵がナナコすぎて最初は戸惑ったけど、この戸惑いは葵の勇気や努力によるものだったんだな〜とか、プラチナプラネットのプラチナは葵の強い思いの現れだったんだな〜とか、読んでいる最中は夢中になりすぎて感情に追いつきたくて必死で気づかなかったけど、解説のおかげで全てが納得できました。。。自分の理解力の無さにびっくり!and解説って本当ありがたいありがとう!

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    2026年03月09日
  • 私たちには物語がある

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    気になる本が沢山あった。
    自分が好きな作家の書評は面白い、そして呼んだ後に感じたことの言語化が上手、すごい。

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    2026年03月08日
  • 対岸の彼女

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    あの頃毎日過ごしていた友達は年齢を重ね立場が変わって中々会わなくなり思い出になっていく、その思い出が自分にとってかけがえないものであればたとえ立場は違っても自分を支えてくれるのかも

    変わらないことって難しいからいつも大切にしたいなと思います
    所々登場人物たちをほんとに?強がってない?と思って心配になるので人との繋がりに固執しないこの話はまだ私は読むのが早かったかも

    なのでやっぱりみんなと仲良くしたいしずっと友達でいたい‼️
    会う頻度が減っても頑張って会いたい‼️
    大人になっても変わらない友情にマジ感謝‼️

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    2026年03月08日
  • 神さまショッピング

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    思い当たる思い当たる
    どの話もちょっとだけ自分
    なにを信じたいのか分からないけど信じたかったり
    「そういう人だ」とあきらめてたけど
    そういう人だと言えるほど知ってる人間でもない、旅先で会った誰かのようにしか思えなくなったり
    静かに怖い、いや、怖くはないか
    もう日常日常

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    2026年03月08日
  • 三月の招待状

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    作者の角田さんの母校・早稲田にいそうな学生像、学生時代。
    充留の彼・重春の「こだわりみたいなの、わかんないね」というセリフがものすごく納得いく。
    それにしても、男二人クソだ。

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    2026年03月06日
  • 神さまショッピング

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    久しぶりの角田光代。
    ワタシがもっと若いころ、角田光代の小説が好きだった。特に旅する話が好きだった。あの空気感とか雰囲気とかが好きだった。

    久々に読んだ、角田さんの旅する系の短編集。今は自分も若くないし、旅先だってきっと以前の空気感ではないんだろうな。
    8つのお話があるけれど、哀しいかな、読んだそばからさっき読んだ話を忘れていってしまう。似たような雰囲気の話が多いし、結末は不確かだしで、どれも印象に残りにくい。

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    2026年03月05日
  • 愛がなんだ

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    10代〜20代前半のまだ若い頃の、好きな人最優先になる感じ 昔の自分に重なる部分も少しあり なかなか予定あわない片思いの好きな人から突然会える?って連絡きて予約入れてたエステをドタキャンしてエステの人に後日叱られたこととかあったな、とか ちょっと心の奥に痛み感じながら読んだ。あの時は良くなかったなぁ…
    最後の終わり方がなんだかな もっと続き読みたかったな、と。

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    2026年03月02日
  • 神さまショッピング

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    話自体はさらっと終わっていくけど重い…
    ドロドロした気持ちって誰にでもあると思うけど重い
    藁にすがる思いってこんなことなんだなと思わせる内容ばかり神様によってその後どうなったのかとか一切ないのもなんか不思議な終わり方だなとも思った。
    角田光代さんだから読めるって感じです。

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    2026年03月01日