角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、集中力が続かなくて読書を楽しめてなかったのですが、本屋さんを見るのは変わらず好きで、なんとなく表紙と帯に惹かれて買いました。
ひとつひとつの話しがすごく短い短編です。普段は長編か中編、エッセイを選びがちなので、不思議な気持ちで読み進めました。
一貫して穏やかな物語が続きます。
個人的には、
①充足のすきま
②パパ飯ママ飯
③ようこそ料理界へ
が上から順に好みでした。
刺激はありませんが、ちょっとだけヒントのようなものをもらえる暖かい一冊だと思います。
一気に読めますが、隙間時間にちょこちょこ読むのも楽しいと思います。
書くかどうか悩みましたが、文庫版のあとがきに角田さんの素直な気 -
Posted by ブクログ
神様を巡る短編集。5作目くらいから面白く感じた。どこか海外に祀られている神様を訪ねたところで即救われる…なんて事もなく…自分を救うもの、信じられるもの…案外傍にあったりするんじゃないかな と思った。
「神さまショッピング」のタイトルになるほどねと納得。この吉乃さんの罪と懺悔は何故これほどまでに??と思うけれど信じればそこに神さまは居るんじゃないかなーと呑気に思ってしまう私は特に信仰心はないが、キリスト教文学は好き。
そして最後の「絶望退治」は状況が悲しい親として。縁切り神社で「救われた」と思えたなら それは良かったけれど その先の現実を想像してまた暗い気持ちになってしまった。