角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ずーっと3分の2くらいの所あたりで読まずに置いてあって、タイ帰国後にまた読んだ。
バックパッカーが、放浪帰国後も日本で同じようにゲストハウスでぐーたらして、
そこで感じた人との繋がり方や旅で感じたものを主人公目線で書かれている本。
バックパッカーの元彼を思い出した。
なんか最後の3ページが自分の昔の気持ちとちょっと重なって泣きそうになったね(笑)
旅を経験しないと【私の知らない場所の話しなんて聞きたくない、私が聞きたいのは、あんたが何を見たかってこと】
【私のいない場所で、たった一人で何を見て、どう思ったかってこと】て気持ちになるの凄く分かる気がする。
自分もバックパックで旅行して、初めて見 -
Posted by ブクログ
昔買って、主人公が大学生に差し掛かった頃までを読んで、ついていけない、なんて思って読むのをやめてしまった。
けど、角田光代のほかの作品が好きだから、これももしかしたら今読めば何か違うかもしれないと思って読んだら、やっぱりよかった。
本は、やっぱり手に取るタイミングが大事だ、と思う。
「だれかを好きだという気持ちの出所はいったいどこだ。嫌いな点や食い違ってる点を幾つかあげても嫌いになれないのはなぜだ。私じゃない、だれか、たとえば神様みたいな人が、そうしむけているに違いない。そのだれかが、もういい、もう終わっていいと言うまで、私は熱に浮かされたようにきっとこの男を好きでいる、そうするしかできない -
Posted by ブクログ
角田光代のこれからはあるくのだを読みました。小さい頃から「変わった」子供だった、早く大人になりたいと思っていた、という角田光代のエッセイ集でした。私も今はごく普通の常識人になりましたが、小さい頃は変わった子供だったので、なんとなく親近感を抱いてしまいます。普通の人が見る世の中の風景と、角田光代が見る世の中の風景はちょっとずれているような気がします。例えば、私が見ている赤い色は他の人も同じ色に見えているんだろうか、というような疑問を感じる瞬間のような面白さを感じます。常識的な知識に欠けていて、普通のことができなかったりする。でも、世の中の成り立ちについては鋭く見通していたりする。そんな、ちょっと