角田光代のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
銀行員の梨花が、ある出来事をきっかけに少しずつ道を踏み外していく物語。最初はほんの小さな綻びだったはずなのに、気づけば取り返しのつかないところまで転がり落ちていく。その過程があまりにも生々しくて、読んでいて怖くなる瞬間が何度もあった。痛々しくて、正直かなり重い読書だったと思う。
ただ、読み進めるほどに「梨花は何を求めていたんだろう」と考えずにはいられなかった。本当の自分を探していたのか、それともただ今の自分から逃げたかったのか。彼女は結局どこへ行きたかったのだろう、と読み終えてからもずっと考えてしまう。
決して楽しい話ではないし、むしろ苦しくなる場面のほうが多い。それでも、読み終えたあとに -
Posted by ブクログ
あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ旅する本
古本屋の主人
私
古本を売る。
だれか
私
二十四歳。タイの小さな島でマラリアにかかる。
私の恋人
バンガローの主人
医者
手紙
私
私の恋人
彼と私の本棚
私
ハナケン
一番の友達
不幸の種
私
キミちゃん。
近藤みなみ
大学に入っていた番最初に仲良くなった女の子。
恋人
語学のクラスがいっしょだった男の子。大学二年になって振られた。みなみを好きになった。
引き出しの奥
わたし
男好き、やりまん、公衆便所と呼ばれている。しのちゃん。
りっちゃん
上垣
クラスメイトの男の子。
塚田
わたしのアルバイト先の中古CD屋によくくる男の人。
サカ -