【感想・ネタバレ】エコノミカル・パレス のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2012年03月18日

私はあまり、私小説とか現実的な話を読む方ではなかったのだが、本好きの友人から勧められ、興味を持ってお借りした本。のち、古本ですが購入。

知らないから、なんとなく生きてきてしまった、お金が無いことによる心の余裕の欠乏が、リアルに描かれている。故にちょっと読みながら痛かった。(ワープアですから(;´∀...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

スーパーの買い物とか、お金の勘定と、支払いのシーンが印象的。

あ、暮らしてるんだっていう現実感。

別にケチとか、お金にがめついわけじゃなけど、生きることとお金って深い問題だと思った。

角田さんは、野宿者の人とか、日常の見たくない部分をさらっと書くのが上手だと思う。

後半の、ちょっとした恋も面...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月30日

ちょうど私たちが若い頃に、柴田翔や庄司薫がもてはやされたように、今の30半ばの人には角田さんがもてはやされるのだろうか。

感想を書こうとして何を書けばいいのだろうと途惑ってしまう。この本に関する書評をネットで検索しても、30代のフリーターの生活を淡々と綴ったこの作品についての、これという書評は発...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月06日

この物語を初めて読んだのは確か高校生の頃だった。その頃は読み終わった時に、「えっ、もう終わり?何が面白かったんだろうこの本??」となんだか腑に落ちない気分になったのを覚えている。けれど、成人し、社会人になり、働いてお金を稼ぐ生活をおくるようになって数年ぶりにもう一度最初から読んでみると、その感想はま...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月11日

なんでこんなに切実なんだろう?角田さんの文章は、自分にとっては、あまりにリアルすぎて、切実過ぎて、もう読んでいてこう、辛い。面白い。辛い。読みたい。辛い。好きだ。こう、本当に、ビックリするほどに、ビックリするほどに、「わかる!」という錯覚を、抱かせてくれるのですよね。この切実さは、凄い。

本当にこ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年08月21日

2014.8.21ー60
タマシイのない仕事はしたくないと宣い失業中の同棲相手との生活費を稼ぐために遁走する34才のフリーター。
角田光代ワールド全開の著書。

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Posted by ブクログ 2013年10月12日

生活困窮小説。
仕事を見つける気がないヒモの彼氏と、明日の生活費の心配ばかりをする毎日。34歳フリーターで、雑文書きとウェイトレス、スナックで働く。

日々の中に楽しみも、希望もあるわけもない。問題に直面して、変えていこうとするわけでもない、不安を抱えながらも、毎日はすぎてゆく。

1960年代なら...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年05月29日

 時々ふと考える。もし自分が30歳を超えてフリーター、もしくはニートになったとしたらどのような生活が待っているのだろうか。友人に会わす顔はないな。恋人などもってのほかだな。孤独を覚悟しなければいけないな。などあたりまで考えたところで恐れをなしてこの想像をすぐに打ち切る。

「エコノミカルパレス」を読...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月04日

ユリイカの角田光代特集を読んでいたら、寄稿する方々口をそろえたように、「エコノミカル・パレス」を褒めているので再読。家にあった文庫本、2005年初版だから、たぶんその頃読んでおり、そのときは読み込みが足りなかったと記憶している。今回は、しっかり読めた。出口の見えない、経済的不安からの無力とやけくそ。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年11月28日

古本屋で購入。

ここに描かれる男女の関係は、
一昔前の小説では
決して登場しなかった類のもので
あり、時代の流れを感じた。

読後感がよくないというか、
気分が暗くなる小説だが、
伝わるものが
たくさんある作品
のようにように感じる。

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Posted by ブクログ 2009年10月08日

解説読んでミョーに納得。お金がなくなると
急にみみっちくなる。脳内で電卓叩いて、モノを買う悲しさよ。
しかしそんな切実さがこの小説の怖さ、ではない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月05日

 フリーター文学、と呼ばれているらしい。とにかく細かい金勘定が妙にリアルなんやけど、考えるべきことは他にあるやろ、と心の中でツッコミが止まらない。
 34歳と35歳のフリーター同士の同棲生活。男の方のヤスオは典型的ダメ人間で、基本的には働かない、やっと就いた仕事も数日で辞めてしまうという有様。生活費...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年10月16日

これといった特徴がないのに何だか不思議と引き込まれた。平凡な日常の先に何があるのだろうと思ったら話が終わってしまったのに不満はなく暖かな余韻に包まれた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年07月10日

ユリイカの角田光代特集で何度も取り挙げられていた本。
フリーター文学と言うらしい。

この主人公ほどではないけどお金の不安を感じているときに読んでしまい、なかなかきつかった。
ひりひり痛くて苦しいのに、もっともっと読みたいと欲してしまうような中毒性のある角田作品。
ラストは物足りないような、でもしび...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年08月27日

【本の内容】
34歳フリーター、「タマシイのない仕事はしたくない」と、年下の同棲相手は失業中。

エアコンは壊れ、生活費の負担は増えていく。

どんづまりの生活を変えたのは、はたちの男からかかってきた「テキ電」―私はちゃちな恋をした。

生き迷う世代を描き、フリーター文学とも呼ばれた著者の転換点とな...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年05月08日

 去年から、家計簿をつけ始めた。帰国してから本格的に始めたのだが、家計簿をつけていると、以前の自分がいかに無計画にお金を使っていたかがよくわかる。お金を使っている感覚がなくなるから、クレジットカードもほとんど使わなくなってしまった。
 4月は、定期代、教科書代、ゼミ費で結構支出が出たが、それ以外には...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月03日

ヒッピー小説。これがその色が一番強いと思う。角田光代の本は現代社会の虚無感、みたいなのが生々しく透けて見えて、やたら不安な気持ちにさせられるので後味があんまりよくない。ただしその分インパクトがある、という意味で3つ。

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Posted by ブクログ 2012年06月25日

キャベツを東急ストアで半分100円で買うのと、一個まるごとを八百屋で買うのと、どっちが得か・・明日はバイトの賄い飯があるからまるごと買っても使い切れないかもしれないし、半分にしておこうか・・・・・・と迷い、
そして結局東急ストア→西友→東急ストアと巡ることになっている主人公の
行動、心理、すごくリア...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月22日

2012.3.19
角田のフリーター文学の中では最も味気なかった。ピンクバスとかと比べちゃうと全然。

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Posted by ブクログ 2012年01月17日

リアルな金銭感覚が身につまされる作品。だけど買うか、といわれれば買わない。苦しいだけで明るさがないからだとおもう。

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