角田光代のレビュー一覧

  • 空の拳

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    ボクシングの試合が見たくなります。

    ダイエット目的でジムに通っている女性もいると聞きますが、彼女らは男性を見る目が厳しくなるんだろうな。ヤワな男性を相手に出来なくなりそう。こんなストイックな世界に触れたら。

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    2014年01月12日
  • 私たちには物語がある

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    〜本が、物語がある世界とはなんてすばらしいんだろう。私はなんとすばらしい場所で生き、なんとすばらしいものを享受しているんだろう〜原文ママ。本にひとかたならぬ愛情を注ぐ角田光代さんの書評集、書ける人が書いているのだから内容についてはここで言うには及ばない。参考になったのは「つまらない」と投げ出した本を再読したときの印象の変化…偏見を捨て現在ある自分のまま謙虚に一冊の本人向き合うことの大切さを教えられました。新年に向けての良い読み納めとなったようです

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    2014年01月01日
  • かなたの子

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    心の闇をちょっとホラーテイストで描いた8つの短編。何れもゾクッとする内容は短編ながら濃い。解説を読んで著者の意図が鮮明になり流石と唸ってしまう。この作品をWOWOWはどのように映像化しているのか楽しみ。

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    2013年12月23日
  • 私たちには物語がある

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    角田光代さんの読書記録。幼い頃から本好きで、いつも本を読んでいた。それでも知らないもの、わからないもの、不思議なものに触れる感動を毎回新鮮に受け止めようとする、そんな角田さんの眼差しに、改めて驚く。ことばの使い方ひとつひとつが、すてきだなぁとおもう。

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    2013年11月27日
  • 私たちには物語がある

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    角田さんの読書感想文集!
    視点が面白く、同じ本を読んでるのにこんなにも感じ方が違うのか?など気付くことができて、よかった!

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    2013年11月15日
  • Presents

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    わたしが誰かの名前を呼ぶとき、極力ファーストネームにしているのは、この本を読んだから。
    この世に生まれて初めてもらう「名前」、
    それはきっとあなたの誕生を心から
    祝福する誰かがプレゼントしてくれた、
    願いと愛情。

    本作はプレゼントがテーマのアンソロジー。
    収録の最初の作品がすばらしいために、本全体の印象が良いものとなっている。
    もちろん全部、すてき。

    あのひとに、プレゼントを選びたくなりました。

    本作はプレゼントがテーマのアンソロジー。
    収録の最初の作品がすばらしいために、本全体の印象が良いものとなっている。
    もちろん全部、すてき。


    あのひとに、プレゼントを選びたくなりました。

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    2025年06月08日
  • エコノミカル・パレス

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    生活困窮小説。
    仕事を見つける気がないヒモの彼氏と、明日の生活費の心配ばかりをする毎日。34歳フリーターで、雑文書きとウェイトレス、スナックで働く。

    日々の中に楽しみも、希望もあるわけもない。問題に直面して、変えていこうとするわけでもない、不安を抱えながらも、毎日はすぎてゆく。

    1960年代ならば、未来に向かう明るさがあったかもしれない。2000年代の社会にある、虚無感、閉塞感。
    重たーい気分になるけど、角田光代はそんなとこが好き。

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    2013年10月12日
  • 空の拳

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    ネタバレ

    典型的なダメ文系の主人公が、全く知りもしないボクシングの世界に熱中し、離別していく三年間を描いた長編小説。表現に疑問が残る部分があって、前半がもう一つだったけれど、終盤をとても面白く読めた。リングの上でボクサーは何を思うのか、競技を通じて何を求めているのか、っていうことを一貫して描こうとしている姿勢がよかった。

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    2013年11月19日
  • マザコン

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    ネタバレ

    母にまつわる短編集。解説が「母は娘を支配する」の斎藤環で、そっちの本でも角田光代の「マザコン」は引用されていたし、解説も母娘関係に焦点を当てたものになっていたが、母と息子の物語も半分くらいある。息子の場合、大抵妻も出てくる。
    「共感」みたいな気持ちになるのはやっぱり娘モノだが、息子モノも面白かった。どちらにせよ、苛立ち、息苦しさ、胸くそ悪さ、ヒタヒタと染み渡ってくるような狂気…みたいなものを現出させるのがうまいんだなあ、この人は。それでいてこっちまで嫌になっちゃうような不快感はない。それで小説として面白く読めてしまう。
    特に好きなのは、「パセリと温泉」「ふたり暮らし」「クライ、ベイビイ、クライ

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    2017年03月15日
  • 菊葉荘の幽霊たち

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    におい。

    仕事をくびになり「暇」になった「わたし」は、ここに住みたい、という友人・吉元のために、空き室のない「菊葉荘」に忍び込み、住人の動向を探る日々を送る。

    「鍵を鍵穴に差し入れ、扉を開けると、よそよそしいにおいが染み出してきてわたしをつつんだ。~大きく息を吸いこみ、自分のものらしいにおいを嗅ぐ。これがいったいなんのにおいであるのかわたしにもわからない。」
    菊葉荘の蓼科の部屋に入り浸っている「わたし」が、久しぶりに自分の家に戻ってきた時の描写である。

    家=居場所=すみか=テリトリー=縄張り

    私は臭いに敏感な方で、他人の家から戻った時に服や体に染みついた他人の家の臭いというのが、ひどく

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    2013年08月17日
  • 空の拳

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    「もう一度あの場所にいきたいんです」ときとして人を潰すこともできるちいさな悪意がいっさい届かない静かな場所-いいなぁ!まぐれにも見える一瞬を逃さないため練習を積む立花、名声も栄誉も金もつかまなかったとしてもその手のひらで何かをつかんだだろう中神、心優しき坂本、「ザ・拳」の三年間がようやく筋肉になりつつある空也。ボクシングならではの成長物語。前半の冗長な運びはすべて終盤のため?ふつふつと感動。

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    2013年08月04日
  • 空の拳

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    弱っちい文芸希望の記者の目を通し、興味の無かったボクシングの世界に熱くのめり込む、自身の成長と選手の成長。最近読んだBOXの方が正統派なボクシング小説だったが、こちらも楽しめた。プロレスしか見た事無いけど、後楽園であの会場の温度がぐっと上がる一体感を感じたくなった。そうだな!試合で見せりゃいい!経歴詐欺とか何とか関係無い!その上に行く事で説得力なんだ!と熱くなってしまい、その分ラストの落ち着きが少しさみしく思う。

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    2013年07月24日
  • 空の拳

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    爽やかな読後感が残る素敵な作品。
    ボクシングの試合の描写に、「人生で対峙するその決断の時にどう対処するか」、「勝ち負けではなく自分のスタイル(信念)をもってどう戦うのか」が大切であると感じた。
    結果は今でなくてもよい、信念を持って続けていれば、目標の形は変わっていたとしても必ずモノになると信じていたい。

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    2013年07月24日
  • ナイト キャット

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    リサ・ラーソンのこの猫がずっと気になる存在だったので、絵本化が嬉しい。
    人間が知らない猫の夜の過ごし方はこんな感じなのかと思うと楽しそうでワクワクする。
    英文つきなので、そちらを自分なりに訳すのもおもしろい。

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    2013年07月18日
  • 福袋

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    ネタバレ

    読み終わりました!

    最後。。これで終わり??というお話が幾つかあったけど、
    楽しめました(^^)♪

    「箱おばさん」「カリソメ」好きなお話だな。。

    あと赤ちゃんとの出会いのお話も良かった…
    長く預けっぱなしはよくないけど、預けられた後の
    登場人物の二人が、赤ちゃんの接し方に和んだ(〃ω〃)

    このきっかけで別れなければいいなと思っていました。。


    この小説の表紙!かわいいですよね♡

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    2013年06月22日
  • ナイト キャット

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    リサ・ラーソンさん一家で作られた絵本。猫はいつも寝てばかりで怠けてるようだけど、実は夜猫はいろいろ予定があって。原文の英文も書かれているので、自分なりに訳すのも楽しいでしょう。

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    2013年06月18日
  • まどろむ夜のUFO

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    ネタバレ

    読んだ後は自己肯定感。
    以前読んだ乙武洋匡さんの新書よりも。
    合う人にはしっくりきてると思います。

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    2013年11月23日
  • ぼくはきみのおにいさん

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    六年生のアユコが知らない男の子から、突然「きみのあにきだよ」と声をかけられる、ちょっとドキッとするような始まりです。果たして男の子の真意は?・・・①アユコをからかっている ②幼なじみであるが、アユコが忘れている ③実は本当のおにいさん ④おにいさんであったが、アユコが幼い頃に死んでしまって、幽霊として現れた・・・こんなことを想像しつつ、ファンタジックでミステリアスに話が進行していきます。あっという間に読める優しいお話でした。

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    2013年05月30日
  • ナナイロノコイ

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    長編も好きだけどつい読みふけってしまうので、普段は短編集を読む事が多いです。ただしこれまで複数の作家さんの短編集はあまり買うことがなく、今回買ったのも井上荒野さんの短編が読みたかったくて手に取った一冊です。
    人気作家さんの競演は、様々な恋愛模様を垣間見ているようで飽きずに読みきれました。

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    2013年05月03日
  • ぼくとネモ号と彼女たち

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    「ぼくとネモ号と彼女たち」
    角田作品の初読みです。
    冒頭のスローテンポからギアチェンジで加速します。
    描写が細かくて、おなじみの固有名詞や魅力ある個性的なキャラ設定。脳内スクリーンにバッチリと映像が出ます。ボクが知っている地名やアイテムが登場するから、なおのこと、リアルに感情移入できました。

    ページを開けば、その瞬間から、いつでもどこでもロードムービーが始まる。
    (END)

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    2013年03月22日