角田光代のレビュー一覧

  • 三面記事小説

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    現実的で突き刺さるような悲劇ばかりで読み終わると辛い気持ちになるのに読むことをやめられない。聞き流してるニュースのむこう側にはそれぞれ人生があるということをわすれてはいけないと言われてるような。

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    2022年03月29日
  • 月と雷

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    どこにもありそうな日常なのに、ありえない親子・男女の倒錯した関係、その出自・運命を描き人間の根源に迫る作品。この作者は女谷崎潤一郎か?

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    2022年03月25日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    ネタバレ

    妊娠したので、作家が書いた妊娠エッセイが読みたくなり。戸惑いや父親に対する感情など共感できるところが多かった。毎日の食事や海の描写が好きでした。最後までエッセイだと思っていたので笑ったり泣いたりしながら読んでいたが、あとがきで小説だったことを知り驚く。小説家ってほんとうにすごい。読めて良かった。

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    2022年03月21日
  • わたしの容れもの

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    30代のうちに読んでおいて良かったと思える1冊。
    特に、年齢を重ねていくと穏やかな老人になるのではなく、その人の欠点が強調されていくという部分はこれから気をつけようと思わされた。

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    2022年03月17日
  • 今日もごちそうさまでした

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    食べ物の話に面白くない話はないです。

    「トマトの砂糖がけ」が紹介されてテンション上がった!うちでは昔から塩より砂糖派。もっと知名度広がってほしい。ほんとに美味しいんデス。

    私は食べれないものもないし、自炊も割とするけれど、学生なので食材は常に一番安いものを手に取るし、調理に手間暇かけるためのお金や道具がナイ!でも、社会人になって余裕が出てきたり、一緒に食べるひとができたりしたら頑張ろ〜ってやる気がでてきた!

    いや、とりあえず明日から普段買わないものを買ってみようかな。オクラや里芋、ブロッコリー、アスパラとか。

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    2022年03月07日
  • 私のなかの彼女

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    ネタバレ

    様々な場面で強く心を揺さぶられた。最後まで恋人への執着がすごかった。常に意識の根底に恋人の存在があって、主人公はずっと振り回されているけど、だんだん実像ではなく、自分の中の恋人像に振り回されていったような気もした。大切にしていたものと、小さなズレを感じて(いつもの感じじゃない)少しずつ不安になっていくところと、自分の衝動との葛藤が読んでいてとてもどきどきした。
    主人公の執着もすごいけど、恋人のつけ離し方も恐ろしい。安心していた存在から、牙をむかれる感覚が恐ろしかった。「あんな汚い生活してるから」には鳥肌が立った。
    強い淋しさを、静かな怒りで返していたのかもしれないけど、受け入れられないものを傷つける人間にはなりたくないと思った。

    母の「醜女」とまで呼んだ祖母に対する軽蔑のような思いも、執着なように感じた。自分は絶対に母のようにはならない、という思いが読んでいて苦しかった。
    人は受け入れられないことがあると、何かのせいにして、自分を守ろうとするのかもしれない。手放せた方がきっと楽なのに。端から見るとそう思ってしまう。自分の中にも手放せないものたくさんありそう。
    母や恋人に何度も言葉で傷つけられても、”ただしい”と思うのは、打ちのめされすぎて立ち上がれないから?自分を責めることでしか自分を守れなかったのかな。
    怒りは、人の心を守るものなのだと思った。

    書きたい衝動を猛獣と表現しているところが好き。振り回されながらも追いかけずにはいられない。そんな体験してみたい。

    術後のシーンでは何度も心が揺さぶられた。手術して初めて「1人じゃなかった」と感じること、なんとしても賞をとらなければという思い、全てから解放されたのに感じるむなしさ、自分の本音に耳をふさぎたくなる思い。どれも痛いほど伝わってきた。

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    2022年02月25日
  • あしたはうんと遠くへいこう

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    恋をあんまり経験したことない私からしたら行動力的にはすごいと思った。男の人に惚れやすいところもめちゃくちゃいいと思います。きっとまた恋をするんだろうっていう確信が自分の中にあるのも羨ましい。どうせ死ぬならこんな感じの恋愛を1回くらいは経験してみたいです。

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    2022年02月25日
  • 太陽と毒ぐも

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    たくさんの、いろんな、多種多様な男女恋愛模様が、それぞれの短編の中で繰り広げられ、短編の中で的確に男女のズレを炙り出しつつも、綺麗に、整理整頓された、理屈の通ったようには落着せずに、だけど何となく、ふと気づいたら、穴にすっぽりハマる。

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    2022年02月23日
  • 薄闇シルエット

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    ネタバレ

    『したくないことを数え上げることで、十年前は前に進むことができたけど、したくないって言い続けてたら、そこにいるだけ。その場で駄々こね続けるだけ』
    『作り出すことも、手に入れることも、守ることも奪うこともせず、私は、年齢だけ重ねてきたのだった』

    という言葉が効いたー。
    ほんと、角田さんの書く文章は、私の心をえぐるんだよなー。もう、心が痛くてしょうがない。

    思い起こせば30代後半。
    私も主人公・ハナちゃんとおんなじ思いを持っていました。
    何も持ってないままただただ歳を重ねることに、すごく恐怖を感じていました。

    結婚することが幸せ。子供を産み育てることが幸せ。
    それは確かにそうなんだけど、でもだけど、私の人生、もっとほかにも何かあるんじゃない?みたいなそんな気持ちが頭の中をぐるぐる回ってて。

    何も持ってない自分を想像するのがすごく怖かったんだと思います。

    だけど、「何も持っていない」というのは実は私の思い込みで、本当は私は確実にいろんなことを手に入れてここまできてるんだ。と思えるようになった40代。
    あー、私、大人になったのね。なんてしみじみ思ってみたりして。

    迷うことも立ち止まることも変化を恐れることも、かっこ悪いことじゃなよ。
    いつか自分の手に何かをつかめるその日まで、うんと悩めばいいさ。それも経験さ。
    なんて、えらそーなことをおばちゃん言ってみたりする。

    薄闇に一筋の光が差したような、そんなラストがとてもよかったです。

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    2022年02月17日
  • トリップ

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    何というか、言葉で表現しづらい日常のもやもやした感覚を、うまく表現できるのだなぁ角田さんは、と思う。
    私は面白かったです。

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    2022年02月15日
  • 笹の舟で海をわたる

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    ネタバレ

    どうか最後にどんでん返しがありますように…という思いだけで最後まで読んでしまうくらい、終始うっすら暗い話だった。
    何十年もそばにいるのに、心の底ではふーちゃんを信用していない。家族も離れてしまった。
    寂しいが連続する展開だった。
    救いが欲しかったなぁ。

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    2022年02月15日
  • 笹の舟で海をわたる

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    とても重かった。
    大きな事件なども起こらず、淡々と1人の女性の半生が綴られているのだけど、その心情描写が凄くて最後まで一気に読んでしまった。
    角田さんは女性の描写がとても上手い。
    上手すぎて怖い。

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    2022年02月13日
  • マザコン

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    空を蹴る
    ☆4
    こういう人っているよな。
    どんなことを考えているのかなと思っていた人の考え方が少しわかった気がする。
    話を通じて特別なことは起こらないのだけど、普通の人が一年に一度はハメを外してぶっ飛んだことをしてみたい、そんな日を描いている。
    そんな日を抽出して書くのはパラレルワールドを描くより何十倍も難しいだろうなぁ。
    結局、大きく物事を変えられるわけではなく変わり映えしない日常が続いていくだけなのだけどそんな一瞬を切り取った話。好き。

    なんだかわからないけど面白い。
    導入部分が面白いんだろうな。
    ダメ人間のナンパや風俗体験に似ているような気もする。
    なにかを考えさせられるような話ではない気がする。
    体験代のような話。

    雨をわたる
    ☆4
    なんて感想を言えばいいのだろう。
    要素分解が難しい。
    主人公の気持ちと母の気持ちが半分ずつくらいは理解できるが残り半分がうまく行かない。
    日本にいる母親も愚痴ばかりで好きではなかったが、遠いフィリピンで町に馴染みもせず、作られた場所で用無しのような母親を見ていたかったわけじゃない主人公の葛藤。
    ならどうすれば良かったのか。
    日本の老人ホームで変わらず愚痴を吐きながら余生を過ごす母を見ていれば満足だったのか。
    結局、答えなんて出ないのだろうけどそれぞれの人の悩みや葛藤や本音や建前が芯に響くそんな話。

    鳥をはこぶ
    ☆3
    ずっと子供でいたかった主人公が鳥を離婚したばかりの夫とともに運んだことによって、諸々考え、少し成長した話。
    自分で書いててもどんな話やねんと思う。
    でも、そういう話なんだもん。

    パセリと温泉
    ☆2
    何事も他責にして生きてきた母と、気がついたら母と同じ思考回路になってしまったことに今更ながら気がついた娘の話。
    世界は悪意に満ちているのか、それとも善意なのか。
    パセリなのか温泉なのか。
    主人公は今後どのように生きていくのか。
    他の話に比べたら暗い気持ちになるのであまり好きではないなー。

    マザコン
    ☆4
    色々な要素が詰まってて感想を書くとなるとこの話だけで30分以上はかかってしまいそうな話。
    お母さんに言い訳ばかりをして育ってきた主人公と週に3、4回は母親とご飯に行く奥さんの2人のマザコンの話。
    今まで言い訳ばかりをしてきた主人公が最後に正直にごめんなさいと話してストーリーは終わる。
    母親にも正面から接してこなかったから母親のことを知らない。それでも許されていると思って反抗期まで迎えていたことがマザコンということなのだろう。
    本当の母親も知らないのにも関わらず。
    このあと、その問題点に気がついた主人公は妻との関係をやり直せるのだろうか、それとも、、、

    ふたり暮らし
    ☆3
    次女との対比で長女の異常さが余計に浮き出る。
    これだけのマザコンなのに母が死んでも泣くことはないことに気がついてしまった主人公の今後の選択やいかに。

    クライ、ベイビイ、クライ
    ☆4
    妻に出て行かれた夫が人生の岐路で高校生の時に出ていった実の母のことを思い出す。
    現在の苦しい状況に耐え切れず手紙のやり取りのみになっていた母の声を聞ききたくなる。
    20年ぶりに公衆電話から母に電話をするのだが、、、
    好きな話でした。
    長編で読みたい。

    初恋ツアー
    ☆4
    父に先立たれた母が希望した旅行先は北海道。
    旅の本当の目的は母の初恋の人を探す旅だった。
    せっかく旅行に連れて行ってあげると言ったのに旅程を無視して自分のしたいことだけをするなら一人で行けよとも思うが、それが女としての母なのだろう。
    そんな顔をしている母を見たことがない息子の不貞腐れる気持ちはよくわかる。
    息子の妻も最初は母親としての母への好意から気持ちを汲んで付き合っていたが、女性としての母に大きく振り切ってしまったことにより気持ちが萎えてしまったのだろうと思います。

    総論
    総じて話は面白く興味深い。
    どれも長編でも良いくらいのキャラクターや設定です。
    マザコンというくくりですが、わかりやすいマザコンは少なく、母親に対して反抗するのもマザコンなのかと思ったらマザコンじゃない人なんてこの世にいるのか。
    あ、そうか。
    世の中全員マザコンだってことを言いたかったのか。
    なるほど。

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    2022年02月11日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    ネタバレ

    喜びより戸惑いが勝ってしまい妊娠を上手く受け止められない主人公が、出産までに自分なりに受け入れていく様子が日記形式で丁寧に綴られている。

    自分の母性に自信が持てなかったり、
    そのことで罪悪感を感じたり、
    なんとなく孤独を感じたり、
    夫の気持ちとのギャップがあったり、
    急に独身時代が懐かしくなったり、
    これが2人での最後かーとしみじみ思ったり、
    お腹にずっといてほしい気持ちと、会いたい気持ちとがあったり、
    やっぱり孤独じゃないんだなって気付いたり、、

    十月十日って改めて、身体的にも気持ち的にも、めまぐるしい日々で、不思議な体験だなと思った。

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    2022年02月09日
  • 源氏物語 上

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    池澤夏樹個人編集による日本文学全集。04は、54帖から成る世界最古の長篇小説「源氏物語」の「桐壺」から「少女」までを、角田光代による完全新訳で収録する。しおり付き。

    読みやすいけど、なかなか進まない。ようやく読み終えた。

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    2022年02月04日
  • まどろむ夜のUFO

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    中篇小説集。
    表題作の
    「まどろむ夜のUFO」
    「もう1つの扉」
    「ギャングの夜」

    3篇ともとても奇妙な話でした。
    奇妙だけど日常とべったり張り付いててなんとも不思議な感じがする。

    「まどろむ夜のUFO」は一人暮らしの主人公のもとに弟がやってきて、奇妙な友人となんだか嘘っぽい彼女の話が出てきて、だけど、その主人公もなんだか変な彼氏みたいな友人みたいなサダカくんとキチキキと会っててっていう、変な話。
    だけどとても面白い。

    あたしはとにかくサダカくんのことがツボにはまってしまって
    もう、おまえこそおかしいやん!って叫びたくなった。
    ねったりとした夏のお話で、暑い夏に桃を食べながら読みたかったな。
    他の話も変なんだけど表題作が一番好き。

    「ギャング…」はちょっと「対岸の彼女」と被るシーンがあった。
    全然違う話だけど。

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    2022年02月03日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    物語のようなエッセイのような、軽めの文体でスイスイ読める。ページが厚く、挿絵も多くて、物語とエッセイと絵本の間みたいな感じ。自分の妊娠体験と被ったり被らなかったりだけど、こういう感情って発信されることがないから、内心安心して心の支えになる人が沢山いるとおもう。不覚にもちょっと泣いてしまった。妊婦になる前もなったあとも、産んだ後でも。寄り添ってくれる物語

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    2022年01月30日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    まだ30代なりたての頃。
    若かりし日の角田さんのエッセイ。
    日常があまりにリアルで、全く気取ってなくて風変わりでくだらないものばかり。

    なのに、これがものすごく心地よくて
    ありのままの生活や丸出し感に脱力感。

    心理テストや占い、女子会に二日酔い、引越し…
    人生って色々ないようであって、だからこそおもしろい。

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    2022年01月23日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    ☑︎住んでいる部屋話と恋人話は比例する
    ☑︎宗教ってのはこの世のシステムを理解しようという姿勢だ。自分の力の及ばない、すべての理不尽を納得したいという希求だ。
    ☑︎最初のデートでの印象は、その後の相手の本質を象徴している
    ☑︎"顔か中身か"なんて議論は、裸んぼうで暮らしてはじめて提起できる議題である
    ☑︎フネはやさしくて、聡明で、何ごとも肯定して受け入れる。そして私がもっともすばらしいと思うのは、無関心具合なのである。

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    2022年01月19日
  • ドラママチ

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    人のどうしようもないもてあましてしまう気持ちの表現が上手くて、それに主人公が平凡な日常をみな送りつつそれぞれに何かを抱え特別な人達ではない所に惹かれるのかもしれない。
    で、これからどうなるのか分からないまま終わってしまうけれども幸せってこうして見つけていくものなのかなと、ハッピーエンドではないのに何故かホッとする短編集。

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    2022年01月08日