角田光代のレビュー一覧

  • 私的読食録(新潮文庫)

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    様々な作品に登場する食べ物、そのシーンを、二人の作家が読みながら食べ尽くす。そんなエッセイ。読みながら、作品を食べたいと思った。そして、おなかが空いた。グ〜。

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    2021年03月21日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    闘病中の我が子がいるので、よその猫もとっても気になる今日この頃。
    ネコメンタリーも観たかった。
    みんなそれぞれの距離感で愛猫たちとのお付き合いがおもしろかった。
    猫はほんとにすばらしいな。

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    2021年03月21日
  • わたしの容れもの

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    どれも(ある!ある!)と頷きながら読ませて頂きました。

    マンモグラフィーであまりの痛さに我慢出来ずに毎年の検診で「痛い~」と叫んでいたのが私だけではないと解りホッとしたり(笑)

    巻くだけ、食べるだけなど「だけ」で成功するダイエットは存在しないと言う事に深く納得したり 更年期障害、老眼、整体、集中力のお話し、どれも日々気になる内容で数時間で読めてしまいました。

    待つ事が苦手だったり、暑がりだったり共通点が結構あって嬉しくなりつつも、45歳でフルマラソンに挑戦する角田さんはやはり凄い!と感じました。

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    2021年03月12日
  • 今日もごちそうさまでした

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    食に関するエッセイ。羊、タン、たけのこ、アスパラガスなど食材ごとの話になっていて読みやすい。面白い。角田さんのエッセイは最高。

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    2021年03月10日
  • 幸福な遊戯

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    デビュー作とは知らずに読んだけど、角田光代の世界によく登場する一線ずれた女像はここからだったのかと思う。
    決して気持ちの良い物語ではないけれど、女は少なからずこういう湿った影のような部分を持ってるから、共感とはいかないまでもどこか似た思いを読み取ってしまうのかなと思う。
    短編3つ、どれも自分が作られた家を根源に、自分自身に影や染みのようなものをもつ女達。彼女達はそれぞれの形で幸福を実現しようとしてるけど世の中の常識とは合わなかったりする。でも彼女達が求めてるのはただ心の安定なのかも。

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    2021年02月04日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    もう会えない人、会わなくなった人。そういう人たちとの記憶や思い出。好きな人、嫌いな人、深い繋がりはなくても印象深く記憶に残る人。さまざまな出会いがあって別れがあって振り返った時に思うこと。記憶の中に、心の中に誰かがいるということ。会えなくても、会わなくても思い出せること。だから大丈夫とはなかなかいかないけれど大丈夫と思えそうで少し心強い。一緒に行った場所、話したことの記憶を大切に忘れずにいたい。

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    2021年02月01日
  • 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊

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    大著の縮約版。
    とは言え、ボリュームあり。
    母への想い、祖母の死、そしてアルベルチーヌへの尽きぬ想い。
    死と愛と嫉妬と欲望。およそ人間が苦悩する様々なものが連綿と綴られる。
    角田さんの訳じゃなかったら、読めたんだろうか。

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    2021年01月31日
  • 月と雷

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    この小説にはいわゆる世間一般の「ふつう」とはかけ離れた登場人物が3人登場します。

    母・直子、その息子の智、そして幼い頃、智と一緒に住んでいて後に智の妻となる泰子 現実離れした生活を送る人達、読んでいて決して心地よい気持ちにはなれませんが何故だか先が気になって読み続けてしまう魅力がありました。

    それぞれの登場人物の設定がしっかりしていてその心理描写も巧みで脳内映像で絶えず動いていました。

    感動出来る類の小説ではないけれど人間模様の面白さを感じた1冊です。

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    2021年01月26日
  • なくしたものたちの国

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    姿をかえ、かたちをかえ、わたしたちはまた出会う。

    出会いと別れ、生きることのよろこびとせつなさ…。

    松尾たいこさんが描かれるイラストと角田さんの文章で 素敵な大人の絵本の様な雰囲気の1冊に仕上がっています。

    読んでいてとても懐かしく (ああ、子供の頃こんな風に感じた事があったな) としみじみとした気持ちになりました。 心がほわっとする1冊です。

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    2021年01月25日
  • 物語の海を泳いで

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    ものすごい量の書評。
    自分の作品を書きながらこれだけ本を読んで書いたなんてすごい。ひとつひとつの語り口が優しく、心地よくてどの本も読みたくなる。
    読む本に迷ったらパッとひらいてその本を読むのもいいかも。


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    2021年01月25日
  • 晴れの日散歩

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    人気作家・角田光代さんが雑誌オレンジページにて14年に渡り連載を続けているエッセイ「散歩」シリーズ第4弾。多忙ななか、京都出張の折りに震えるほどおいしい卵サンドに出会ったり、魚卵好きで朝から明太子のために行列に並んだり。迷路のような渋谷で途方にくれたり、まったく進まない本棚整理を楽しんでいたり。
    あっという間に過ぎてしまう日々のできごとを鮮やかに描いた1冊。

    今30代半ばの私は、40、50と歳を重ねていっても、今と同じなんじゃないかと思っているけれど、周りは年下ばかりになるし、きっと自分は若いつもりでもおばさんと思われるんだろう。
    それでも、このエッセイを読んでみると、新しい好み(食や服)

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    2021年01月19日
  • 字のないはがき

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    ネタバレ

    小学生以上向け。
    淡々と進む文とベタ塗りのクレヨン絵で想像力がかきたてられる。シンプルがゆえに戦争の辛さがストレートに伝わる。最後は光ある未来が見えて良かった。

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    2021年01月19日
  • 月と雷

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    ー直子は最初から直子だったのか。それとも直子は直子になったのか。
    この問いがずっとぐるぐるグルグルと頭の中をめぐっている。

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    2021年01月17日
  • 源氏物語 上

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    ネタバレ

    2021113
    ずっと読もう読もうとしていてやっと読み始めました。誰訳かも含めて。
    4月に友人と感想を言い合う予定でよんでて楽しいです。よめるかなぁ〜
    そして、すでに身分制度と今も変わってない女性の地位の低さにうんざりしてる。和泉式部日記のラジオ古典購読も並行して、きいてます。

    20210126
    ひとまず読み終わりました。643p。

    光の君の恋物語。
    なんでも許される人。
    藤壺や桐壺や朧月夜や明石の君なんかは完璧すぎて、末摘花や花散里がでてくることで当時の人たちは自分もいつかって喜んだのかなぁ。なんて。

    六条御息所が夕顔や葵上に取り憑く生き霊のところとかちゃんとはじめて読みました。

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    2021年01月15日
  • 月と雷

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    結局今の自分を作っているのは自分。
    環境のせいにしたくなるのも自分、ひねくれた思い込みは自分で解ける呪いなのだなと。面白かった。

    そして、はじまったらもう以前には戻れないこと
    はじまったら終わるってことはなくて、なんとしても切り抜けなきゃいけなくて、しかしどうにでも切り抜けられるということ
    直子の生き方は「どうにでも切り抜けられる」と考えている人のそれそのもので、それに私は少しばかり勇気づけられたように思う。

    泰子が、どうか幸せになりますように。

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    2021年01月12日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    記憶にまつわる短編集。
    たとえ2度と会うことがなくても、その人のことをふと思い出す瞬間があるのなら、その人と繋がっているような気がする。
    個人的に好きな話は神様のタクシー。
    主人公が考えるより先に行動に移している行動的な女の子だったのが素敵。
    おかえりなさい、という話に出てくるおばあさんもなんか好き。


     

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    2021年01月09日
  • 源氏物語 上

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    淡々と現代語に訳された源氏物語。初めは物足りなく感じたけれど、淡々としているおかげで当時の風習や人々の考え方がよくわかる。

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    2021年01月06日
  • 晴れの日散歩

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    日常らしい日常が転がっているが、愛おしくも書かれているので普通の暮らしをコツコツと日々過ごしているのだなと思えた。

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    2021年01月02日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    ふとした瞬間に甦るあの時の出来事や言葉や風景。誰もが経験する"記憶のかなた"を、短編の名手・角田光代が奏でる。意外なストーリー展開が生み出す熟練の短編8篇。
    果たしてあの時の記憶は、正しい記憶なのか。勝手に結論付けているけど、もうひとつの真実があったのではと思うことがよくある。本作に収録のストーリーも、遠い記憶のなかでほろ苦さを噛みしめる作品群である。

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    2020年12月31日
  • 薄闇シルエット

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    30後半になっても「持ってない」って悩んで、それでも「持ってないならこれからなんでもつかめる」って思い直せるのか。20後半時点で「持ってない」って思うのは早すぎるのか。

    いまは結婚1次ブーム真っ最中。ブームが去って第2波が来たとき、第3波が来たときに読んだら印象も変わるのかな。

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    2020年12月30日