あらすじ
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作家はなにゆえ猫を愛す?NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」が一冊になった!作家が語る愛猫との暮らしがオールカラーで楽しめる。番組のための書き下ろし作品も収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
NHKのネコメンタリー、チェックして見てました。
でも保坂さんの回は見逃してました。
その時を思い出してとても読みやすかったです。
写真も多めで癒されました。
作家さんも素敵な表情ばかりでした。
Posted by ブクログ
6人の作家さん毎に色が異なる厚手の紙の本。
写真はもちろんカラー。
角田光代さん
「トト」は2冊フォトエッセイを読んだので知ってる。
「トトが来る前は自分中心で、辛いことがあると全身で向かい合っていたのでしんどかった。」が、
「トトが来てからは、とりあえずトトにご飯をあげなきゃ、といった気持ちの逃し方ができた。」そうだ。
角田さんは犬が好きで、「トト」は犬の要素を持っていると言っていたのを思い出した。
他の猫よりも人懐っこいのかな。
村山由佳さん
猫が大好きなんですね。
「もみじ」に対する想いは尋常ではなく、エッセイを何冊も出しているみたい。
「もみじ」の生まれる瞬間にも立ち会ってるし、亡くなる時まで17年も一緒にいたら、そりゃ愛情だらけになりますね。
「犬は子供で猫は対等な大人。」と言ってたが、子供は従順で大人は自分勝手ということか?
逆に犬は大人で猫は子供とも言えそうだな。
柚月裕子さん
「呼んでも来ないし、抱きしめても、するりと腕から抜け出す。」
「でも気がつくとそばにいて、いつも同じ瞳でみつめてくれる。」
猫との接し方は、養老孟司さんと似てるかな。
養老孟司さん
子供の時からずっと家に猫がいるようだ。
あまりかまわないで好きなようにさせている。
寄って来るのは餌が欲しくなった時。
人に手間をかけさせるのがペットの仕事。
猫は生きることのモノサシ。必要な物を手に入れたら、あとは寝ている。
毎日お互いに生きてますな、と顔を合わせてお終い。それでいい。
皆さん、猫に見られている感があって、自分以外で自分のことをよく知っている存在と捉えている。
猫はいつでも自分のことを気にしてくれているありがたい存在なんですね。
Posted by ブクログ
猫好きさん、集まれ〜 って本!
猫との付き合い方はそれぞれ違っていても
溢れるほどの愛は皆んな同じ。
猫って、
そこにいるだけでいいんだよ。
くっつき過ぎず、離れ過ぎずの距離もたまらない。
そう思っている自分は
柚月裕子氏に一番共感する。
と、言うことは、、
自分は「二割の人」かな…
もっと、彼女の本を読んでみたいと思う。
Posted by ブクログ
もの書く人のかたわらには、いつも猫がいたを読みました。
NHKのネコメンタリーという番組のスピンアウト本で、6人の作家と飼っている愛猫たちについてのインタビューと猫を題材とした短編が収録されています。
また、それぞれの飼い猫の写真が満載でした。
私も家で猫を飼っているので共感する部分もあり面白く読みました。
Posted by ブクログ
NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も」を単行本化したもの。先日、SF作家の神林長平さんとビタニャ編を見て、読んでみることにした。
猫好きの「物書きさん」6名が猫との暮らしを語っている。村山由佳さんともみじ、養老孟司さんとまるなどは、本も出ているし有名だな。自分も猫と暮らしているので、うんうんと頷くことしきりでした。
あと登場した6名の皆さんの短編やエッセイが載っています。
Posted by ブクログ
心がほっこりするエッセイ集。
作家と猫の関係性をいろんな所から掘り下げた作品。
猫は犬と違い、自由気ままな性格が多い。それが作家の心の癒しになるのだ。
また、原稿で行き詰まった時に猫を愛でてパワーチャージする。そんなところも形はどうであれみんな同じなんだと思った。
Posted by ブクログ
闘病中の我が子がいるので、よその猫もとっても気になる今日この頃。
ネコメンタリーも観たかった。
みんなそれぞれの距離感で愛猫たちとのお付き合いがおもしろかった。
猫はほんとにすばらしいな。
Posted by ブクログ
「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」で紹介された、
作家たちと猫の関わりを、たっぷり盛り込んだ猫愛溢れる本。
1 はじめての猫・・・角田光代、吉田修一
2 いつでも猫・・・村山由佳、柚月裕子
3 これからも猫・・・保坂和志、養老孟司
猫対談、猫写真、猫作品(小説、エッセイ、短編)での構成。
「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」紹介有り。
PROFILEは作者と猫たちを紹介。
インタビューでは、著作に関する話と飼い猫の話。
あ、飼い・・・じゃなくて相棒とか家族っていった感じですね~。
それらと小説、エッセイ、短編には、猫に対する眼差しと
愛を感じる言葉が迸っています。そして作家と彼らの写真。
愛猫の前では、なんて素直な表情を出してしまうのでしょう。
それは猫たちも同様。同じ空間にいるときのリラックスぶり、
保坂さんの外猫シロも触らせてくれないようでも、自分の舌と
彼の指に感覚を残してくれる。
なにより、彼らの写真のステキなこと。
この本に接する読者にも癒しを与えてくれます。
Posted by ブクログ
文筆業の方々と一緒に暮らす猫たちのドキュメント。
それぞれの方と猫サマにそれぞれの深いストーリーがある。
その猫に対する目線が書き手により変わるのだが、深い愛情がある事だけは変わらない。
最後の養老孟司さんの「まる」のエッセイが気に入っている。明け方、飼い猫に起こされてしまうところが、養老先生も私と一緒なんだなぁ…とほっこりした。2019.10.26
Posted by ブクログ
可愛かった~。猫たちの顔が姿形が表情が(写真ね)
作家と猫ってきっと相性が合うんだね。
特に角田光代の”トト” 村山由佳の”もみじ” 吉田修一の”金ちゃん”と”銀ちゃん”がめちゃ可愛かった。
Posted by ブクログ
社会派、ミステリー、殺人、恋愛等々、様々なジャンルのもの書きの人達。
年代もタイプも違うのに共通していることは"猫好き"。
そして揃いも揃ってもみんな"もふもふ"の猫達。
飼い猫と一緒にくつろぐ姿や猫を見つめる優しい眼差し。
写真を見ているこちらも、つい微笑んでしまう。
各々の巻末にある猫エッセイや短編からも猫愛が真っ直ぐ伝わってくる。
生活を変えてくれた存在でもあり、昼寝仲間でもあり、相思相愛の同志でもある猫達は、顔を見ていれば、ただそこに居てくれればそれでいい、大切な存在。
もの書きの傍らにいる猫達から安らぎと癒しを貰った。
Posted by ブクログ
6人の作家さんの、猫との過ごし方の話。
猫が人生に与えてるものとか、変わったこととか、作品への影響とか、質問形式で答えて下さり、かつエッセイとかでも表現してくれたり、かわいい写真も沢山載ってたりん。
もう、可愛すぎるんんんんんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
Posted by ブクログ
NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」を書籍化した作品。
角田 光代・吉田 修一・村山 由佳 ・柚月 裕子・保坂 和志・養老 孟司
6人の作家さんの愛猫の写真、エッセイ、小説が綴られている。
オールカラーなので写真だけでも十分見応えあり。
あくびをしている顔、ドアの隙間から様子を窺う顔、背中に文房具を置かれてもへっちゃらな様子、人間のように見えるへんてこな格好、どれもほのぼのとしていてクスっと笑える。
お気に入りは148ページ下段の養老さんのまるの写真。
猫愛に溢れた1冊で読み終わると、きっと猫が飼いたくなる。
Posted by ブクログ
よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組
「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。
夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て
邪魔だったよ。とチロじゃなかったの?
と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど?
それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。
またいで、通ってたんだよ。と
嫌われていたのかしら?
自分の思い出になってしまった猫たちを重ねて見てしまいます。
猫の下僕となった人間も、そうなのよねー。
と共感してしまいます。
テレビで、いくちゃんとたまちゃん・カグラちゃん・大ちゃんと見てその下僕化した作家さん達を見てうふふと癒されてます。
この本が、何冊も続くと嬉しいんだけど。