村山由佳の作品一覧
「村山由佳」の「おいしいコーヒーのいれ方」「PRIZEープライズー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村山由佳」の「おいしいコーヒーのいれ方」「PRIZEープライズー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
立教大学文学部日本文学科卒。1991年 『いのちのうた』で環境童話コンクール大賞受賞。1993年『春妃~デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞受賞。2003年 『星々の舟』で第129回直木三十五賞受賞。2009年 『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をトリプル受賞した。
Posted by ブクログ
初版は文鎮本というほどのボリュームだそうだが、文庫でも合計700ページ余り。一気読みはできないがグイグイと引き込まれた。ジェンダー視点から知った本書であるが、伊藤野枝と平塚らいてふとの関係や、明治大正のジェンダー問題がフィクションではあるがリアルに感じられる。本書は伊藤野枝伝ではあるが、大杉栄をはじめ、彼らを取り巻く人物像の視点より多角的に描かれており、またその周囲の人たちも生き生きと描き切っており、その上で彼らとの関係もリアルに感じられる。大杉栄はアナーキストということで一歩引いてみていたが、フィクションではあるもののある程度史実に沿った流れでもあり、この時代の活動家の生き方を学べた。時代は
Posted by ブクログ
『あなた、歌手になりたくはない?もしも、一日中ずーっと歌っていることが許されるんだったら、そうしたい?』
さて、どうでしょうか?
“歌を歌うことを職業とする人”、それが『歌手』です。昨今、カラオケが津々浦々まで広がったこともあって場所さえ選べば好きなだけ歌を歌うことが誰にでもできる時代になりました。しかし、それを職業として、そのこともって生活を成り立たせていくことは全く別のことです。それは並大抵なことではありません。
『歌手』という職業は、星に例えられ『スター』と呼ばれたりもします。しかし、夜空に何万年何億年と輝き続ける星々とは違って『歌手』の生命は限られています。
『今、あの舞台