はつ恋
  • 値引き

はつ恋

小説・文芸
748円 (税込)
523円 (税込) 11月23日まで

2pt

南房総の海沿いの町で、古い日本家屋に愛猫と暮らす小説家のハナ。二度の離婚をへて、人生の後半をひとりで生きようとしたときに巡り合ったのは、幼少期を姉弟のように過ごした幼馴染のトキヲだった――。四季のうつくしい巡りのなかで、喪失も挫折も味わったふたりは心も体も寄せ合いながら、かけがえのない時を積み重ねていく。あたたかな祝福に満ちた、大人のための傑作恋愛小説。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

はつ恋 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    村山由佳さん、初でとても良かった。
    近すぎて遠い存在だった幼馴染のトキヲとの、はつ恋。お互いに人生の紆余曲折を経て、酸いも甘いも経験して、再会して、人生を一緒に編むようになる。
    『汝、星のごとく』に似ていて、学生時代のまだ恐れを知らない眩しすぎる恋愛とは程遠いけれど暖かくて大木の幹のような恋愛。
    月毎の草花や旬の食べ物、季節の移ろいを感じるも良し、大人の恋愛小説として、関西弁のトキヲにときめくのも良し。
    個人的には認知症を患った母と、取り残され着実に老いてゆく父とハナの家族の描写がとても好きだった。哀愁たっぷりで鼻がツンとするような切なさがあるけれど、リアルで暖かくてホッとした。


    「彼があのトキヲであるからこそ、父親だって素直に甘えられるし、リラックスしていられる。何もわかっていないように見える母親でさえ、そうだ。ぱっと見はいかにもむくつけきトキヲに、こんなにも安心して肩を預けているのは、その二つの手がもっとずっと小さかった頃に自分の肩の上にあったのを、どこか心の深いところで覚えているからかもしれない。」

    「特別な日のとっておき、などと構えなくても、人生には特別でない一日なんかないのだから、毎日、気分の上がるものを選んで、着て、めいっぱい使う。使われるのがモノの使命だ。使命を全うさせてやらずにとっておくだけでは、それこそもったいない。」

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    こういう、ゆっくり時が流れるのが好き
    大人の本当に大人の恋愛やなって
    箸休めになったな
    ありがとう村山先生

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    古い日本家屋の庭の、四季折々の草花や生き物たちの息吹が、鮮明に丁寧に描かれていて、美しい。
    何度も読み返して、じっくり味わいたい文章たち。

    小説家のハナは、50歳過ぎとは思えない可憐さだし、
    恋人のトキヲも40歳過ぎとは思えないたくましさとカッコ良さ。
    でも大人同士の余裕もあり、素敵なカップルだなぁ。
    お互いの寂しさをちゃんと伝えて、でも自分の領分(仕事や家族のこと)はしっかりやって、愛を育んでいる。
    正に「大人の恋愛小説」。

    巡る季節を共に生きている幸せを噛み締めたくなる、そんな小説でした。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    幼なじみだった2人が、また出会って過ごす。なんだかいいなって思いました。自然や食べもの、家族や近所の人とのつながりなどの情景も幸せに想像できてよかった。

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    トキヲさんの言葉が私の心に寄り添ってくれて癒されました!
    子供の頃から普通の家庭じゃなくて、私にだけ母親や祖父や母親の再婚相手やその子供の弟に暴言吐かれたり、暴力振るわれたりされて躁鬱になって、今も辛い日々を過ごしてるんですけど、心が救われました!
    この小説に出会えて幸せを感じました!
    ありがとうございます!村山由佳先生!

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    2025/02/17
    ずっと気になってた村山由佳さんのこの本をやっと読み終えることができました。
    タイトルからも滲み出る素敵な話の感じ。実際に読んでみてもやっぱり素敵な話でした。
    幼少期の幼馴染であるハナとトキオはそれぞれご結婚や離婚を経験し、子どもいたりと人生の次のステップに進んでいたもの同士で再開し、改めて恋人関係から作り上げていくお話です。
    大阪に拠点があるトキオと、南房総で暮らすハナはとても遠距離な恋愛をしていますが、お互いに気持ちが通じ合っていると言うのはこう言う関係のことなのかと、それぞれの話を読むにつれてその感じが増していきます。
    恋愛に年代や年齢は関係ないんだなと思う一冊です。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    キュンとする作品でした。
    と言っても、青春ラブロマンスではなく、
    恋の駆け引きでもなく、日常を切り取って描いた作品でした。
    なんかホッコリしました。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    タイトルははつ恋、だけど、それぞれ2度の離婚を経験した幼なじみ同士の穏やかな愛情を描いた作品。
    都心のマンションを離れ、南房総の古民家に住むハナが慈しむ春夏秋冬の庭の花たちが美しい。
    遠距離恋愛、年老いた両親との関係、トキヲの娘の結婚、などなど、季節の移り変わりとともに刻々と過ぎ行く時代が愛おしい物語。

    0
    2026年10月28日

    Posted by ブクログ

    『恋というのは、若者の特権だと思っていた』
    私も思ってました。
    でも歳を重ねたからこその関係性だったり、身を焦がすような恋でなく、ゆったり同じ温度の人と時を過ごす大人な恋愛がすごく良かった。
    運命の出会いに年齢は関係ないんだな〜
    恋愛だけじゃなくて丁寧な暮らしにもまた、魅せられてしまった。素敵なお話でした。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    恋愛小説がそこまで得意ではない私もこちらは好きでした。家や自然、食事といった暮らしの描写がとても美しく、読んでいて心地よかった。空気が澄んでいる感じ。
    2人のなんか甘酸っぱいところもありつつ、収まっている関係性が良かった。

    0
    2026年06月28日

はつ恋 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ポプラ文庫 日本文学 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

村山由佳 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す