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世界的振付家・久我一臣にインタビューをすることになった、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平。久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語る過酷な戦争体験は、二人が思ってもみなかった縁を掘り起こしてゆく。芸術と戦争を通し、過酷な運命に希望を見出す人々に迫った、入魂の輪舞曲(ロンド)。
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Posted by ブクログ
表層的な"バレエ"の綺麗さを脱ぎ捨てて、極限状態の中で生と死がぶつかり合った魂の物語。人の醜悪さ、そしてその生々しさに何度も目を覆いたくなり、血が沸騰するかのような怒りが何度も湧き上がった。読むのをやめたいと思った。でも、頁を捲る手は止まらなかった。そして読み終えた今、胸を抉るよ...続きを読むうな痛みを知った。正直後悔をしている。それでも顔を背けてはならない。私たちは知らなければならない。見なければならない。 これは、生きた物語だ。
壮大な物語だった。 バレエをやるために生まれてきたと言っても過言ではない久我でも、戦争からは逃れられなくて、人前で踊りを披露するのは大分後になった。 才能があっても、時代の運なくば実を結ぶことのない厳しさを感じた。 ただ、久我の場合は、後に人の目に留まり、紆余曲折あったものの大成したのは流石だった...続きを読む。そんな成功した彼でも、どこか寂しさや孤独を纏っているように私は感じた。 また、果耶の祖母さかゑの体験はさらに壮絶なものであり、読んでいて辛くなるような描写もあった。人は何でこんなに残酷になれるのか。自国を拡大するためなら、多人種を奴隷のように扱うことに対して何とも思わないのか。本当に嘆かわしい。 家族の反対を押し切ってまで、従軍看護婦に戻った崇高な精神の持ち主であるさかゑに対して、その後訪れる悲劇はあんまりではないか。せめて最後、祖母は報われたのだと思いたい。
バレエが切り口の本だったので、読んでみましたが、なかなか本気の戦争モノでした。 これ、バレエ好きの子供が読んだら結構なトラウマレベルな気がする… 「雨と霧」と同じく、何かしらの希望やエネルギーを持って生きている人は、不思議なほどの強さを持っている。 久我さん以外のバレエ関係者はほとんどが実在の人...続きを読む物なので、久我さんはどなたがモデルなんだろうと思いながら読んでいました。
久我氏の半生は重たく感じましたが、読むことで過去の歴史のことも知れて知識見聞が深まる本だと思いました。 ただ、内容が重い分気持ちに余裕がないと苦しくなってしまうなとも思いました。
バレエ、シベリア抑留、性加害がテーマである。しかし、芸術論、ミステリー、戦争・性加害反対、左翼の欺瞞、メロドラマが混ざってしまって、おそらく筆者が最も取り組みたかった戦時下の性加害への焦点がぼやけしまっている感じがした。筆者が日本のなかで風化していく戦争体験をフィクションと言うかたちでも継承していく...続きを読むために新作を書いた、その作家としての良心は尊い。しかし、これまでの戦争文学と比較すると、戦争だけで一点突破できないところに、戦争を知らない世代の書き手としての限界は明らかに露呈していたと思う。
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村山由佳
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