DANGER

DANGER

小説・文芸
2,530円 (税込)

12pt

世界的振付家・久我一臣にインタビューをすることになった、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平。久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語る過酷な戦争体験は、二人が思ってもみなかった縁を掘り起こしてゆく。芸術と戦争を通し、過酷な運命に希望を見出す人々に迫った、入魂の輪舞曲(ロンド)。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    DANGER
  • タイトルID
    :
    2131671
  • 電子版発売日
    :
    2026年02月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

DANGER のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦後生まれがほとんどで、太平洋戦争を経験した人からの話をなかなか聞けなくなった今、この本を読んで、語り継いでいくことの大切さを改めて考えさせられた。戦争はダメ。でも、どうしたらよかったんだろう。これから私たちはどうしていけばいいんだろう。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    初めての村山由佳さん。バレエの話とだけ認識して読んでみた。
    若い2人の編集者がバレエの振り付け師にインタビューをする。
    そこで語られるのは凄惨な戦争の経験。

    過去と現在、久我氏と翠の話を行ったり来たりするのだが不思議と読みやすいし、誰の視点の話でも中弛みする事なく引き込まれる。
    続きが読みたくて仕方なくなり、結構分厚いから時間がかかるかなと思っていたのに3日で読んでしまった。

    戦中戦後の話は本当に恐ろしく臨場感に溢れていたけれど、それはイメージでしかなく、経験した人達が昔はそこかしこに居たんだな…と改めて認識した。

    他の作品も読んでみたいと思う。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    本書は、戦争や戦後のシベリア抑留の悲惨さを強烈に記している。

    男性バレエダンサーと一人の女性看護士が紡いだ物語。

    運命と簡単に言ってはならない、時代に翻弄されながら生き延びた二人。何も罪のない若者達が、こんなに悲惨な目にあっていたんだと改めて痛感した。

    現代と過去の記憶で場面が切り替わるストーリーで、悲惨過ぎて目をつぶりたい場面も多々あったが、次々変わる展開が気になって時間を忘れ読み耽った。

    第二世界大戦中、日本は何をやったのか、日本国民はどうだったのか、シベリア抑留とは?戦争後も?ソ連とはどういう国だったのか、色々考えさせられた。

    未來永劫、戦争の悲惨さは語り継がれていかなくてはならないと感じた。

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    村山由佳さん著「DANGER」
    現時点での著者の最新作にあたる作品。

    この作品、凄く丁寧に作られている。
    まず文字のフォント。
    過去と現在(現在と言えど1990年代)の二時代が平行して描かれていく中で書体のフォントを使い分けしながら、ある局面では全ての行の段を上下一文字ずつ排除する事で、どの時代の誰目線の物なのかと強調している。
    物語もさることながら、この1冊に絡む校正校閲や出版社の方々のアイディアと力量が凄いと感じさせられた。

    物語も素晴らしい。
    戦争が大きく関わる物語。
    当然生死が一番大きく関わってくるのだが、その時代のその土地での日本軍の生き方、女性の生き方、現地人やロシア人の関わり等々。
    戦争が終わったにも関わらず、内地にいた一般人達が味わったであろうその屈辱や痛み、苦しみ、悲しみが凄く伝わってくる。

    戦争を題材とした小説は結構読んできているがこの作品は一味違う。
    戦争が終わり、自分達はどうなってしまうのか?
    遠く離れた土地で異なる言葉や文化、同じ境遇の仲間も徐々に失っていく中で果たして日本に帰れるのか?
    捕虜として暮らす生々しさ。
    辛さ、寒さ、貧しさ、不安さ…
    極僅かに、時に感じられる喜びの瞬間…
    もし自分がその立場だったらと想像してみても、自分自身の実体験としっかりと落とし込む覚悟すらないことに気付く。
    とんでもない過酷さであり環境下だ。

    この作品の異質さを強く感じさせられた。
    そもそも捕虜として囚われたその時代を生々しく描いた作品は意外と少ないのではないだろうか?

    そしてタイトル、果たして「DANGER」とはなんだろうか?
    過去に戦争に携わった方々の生身の言葉に触れ、戦争を知らない世代が戦争がない時代に生きている事に幸せを噛み締める。
    それは知見を得て比較してこそ強烈に噛み締められる幸せの味。
    何一つ知ろうともしないで幸せを語る人は見る人から見れば的外れ。時に「DANGER」だろう。
    幸せに対義する、正反対にあるものを知らない、知ろうともしないのだから幸せという言葉自体の意味が軽い。
    正反対の物を知れば知るほど幸せという物に対して深さでの比較ができ、幸せと感じられる味わいも格段に違うだろう。

    そうした辛い経験をした方々に対して、または幸せの対義を知っている方々に対して、自身の理想論的な幸福論を振りかざす、その浅はかな心や言動がなによりも「DANGER」なのではないだろうか?

    自分のこじつけかもだがそう感じた。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    どんな本かわからず、本を開いた。バレエの話しかと思っていたら、読み進めるうちに、それだけではない戦争に巻き込まれ過酷な時代を生き抜いた人々の話しだと気がついた。 かなりのページ数があったが、夢中になって読んだ。 今だ、戦争が終わらない世界が悲しい

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    1人のバレエダンサーの元に取材に行くことから始まる。バレエの危うさもさることながら、戦争でのシベリア勾留、男の辛さ、女の怖さがひしひしと伝わる。現代と昔の2つの物語で書かれているが、字体が変わるのでとても分かりやすい。どちらの時代も次が読みたくてうずうずした。平和な今の日本で有り難い。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    戦時下を生きたバレエダンサーの過酷な生涯を描いた物語。シベリア抑留と現地での暮らしの苛烈さに、戦争の非情さを改めて思い知らされる。バレエを軸に描きながらも、重厚な戦争小説として心に残る一作でした。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    日本のバレエの歴史を通して、戦時中から現代にかけてストーリーが進み、どんな状況下においても踊る熱意を強く感じました。
    悲惨で残酷な時代において美しく気高いバレエが見る人たちには、ひとときの辛い現実を忘れることのできる時間だったんじゃないかなぁと  

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    もうあの戦争の頃の話を記憶として語り継ぐのはギリギリの年代。一人ひとりに戦争とその物語があったのだろう。祖父母から話を聞かなかったのが今更ながら悔やまれる。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    ええやん!長いけど。
    DANGERとDANCERとかけてるのか…
    あんまり、バレエとか分かってないけど、踊り子(ダンサー)は、危険。
    よく水鳥が優雅に水面をスイスイ泳いでるように見えるけど、水面下は、激しく足を動かしてるような…
    満州、シベリア抑留と凄い経験をしても、尚、踊るのはやはりDANGERなんかな。

    これは、ダンサーの話もあるけど、戦中、戦後のツラい話しでもある。
    ソ連のギリギリに参戦してきて、日本人をごっそり労働力として持って行くのには辟易とするけど、アメリカさんらも知ってるんやろな。
    翠さんら、女性たちの悲惨なのも心に残る。
    こんな事は、二度と起こさない!って誓って欲しい!
    …
    しかし、現実は、元二大強国と言われた東西の国が、すぐ終わらせるはずが、今もズルズル戦争しとる。
    なぜに、懲りないんかなって思う。
    両大統領とも、安全地帯でぬくぬくと決めてるから?
    こいつら、最前線で指揮取らせたら、ええやん!( *`ω´)

    以下、本文より
    「私はね。帰国後にナデジダからいくら勧められても、ついぞキリスト教の洗礼を受けなかった。
    神、というものが存在するとはまったく思えなかったんだよ。少なくとも我々の祈りに対してまともに耳を傾けてくれるような神はね」

    「戦争を始めるのは権力者たちだが、翻弄されるのは常に弱者だ」


    ******【映画鑑賞】
    o(^-^(-_-(-_-;(・_・(・o・(^~^; ジィ~
    ******

    今回は、ビアガーデン優先の為、アマプラで!
    「ミステリー・アリーナ」

    これは、配信でしか観んヤツ!(^◇^;)
    お〜い!唐沢寿明さん!
    なんちゅうカッコしてんねん!
    かんちゅうキャラ演じてんねん!
    おもろいけど…
    謎解き番組やけど、犯人当てミスったら…
    _| ̄|○
    まぁ、表と裏!陽と陰!で、両極端描いてんねんけど、表がおふざけ過ぎて…
    しかし、裏は、エグいし、汚いし、エゴの固まりやし…潰さんと!
    最後は、なかなかシリアス…
    エンディングは、YMO♪

    0
    2026年08月23日

DANGER の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    DANGER
  • タイトルID
    :
    2131671
  • 電子版発売日
    :
    2026年02月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

村山由佳 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す