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世界的振付家・久我一臣にインタビューをすることになった、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平。久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語る過酷な戦争体験は、二人が思ってもみなかった縁を掘り起こしてゆく。芸術と戦争を通し、過酷な運命に希望を見出す人々に迫った、入魂の輪舞曲(ロンド)。
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Posted by ブクログ
終戦から81年経って日本で戦時体験を有する方が少なくなる中、終戦前後の満州とシベリアの話を真正面から描いている本書は素晴らしかったですね。 本書のタイトルは、危険という意味のdangerとダンサーを掛け合わせた意味を持ちます。 戦争の深い闇だけでなく、バレエという光が照らしてくれる二面生があるおかげ...続きを読むで、何とか読み終える事が出来ましたが、フィクションでありながらも大変つらい物語です。 生きる希望も勿論ですが、やはり愚かな戦争を始めない事が何よりも大事ですね。 混沌とした世界秩序の今を生きる我々にとって必読書です。
読み終えて少し放心しました。 読みやすい文体であっという間に読めたけど、内容は重い。凄く良い作品だと感じました。 かなり食らいました。
読み終えて、少し放心状態になってしまった。 戦争が人の人生に及ぼす影響の大きさを感じて、でもそれを私が言葉にすると薄っぺらくなってしまうようで… 村山由佳さんのお父様がシベリア抑留の経験があるということで、ある意味ライフワークのような思いをもって書かれたこの作品。 ただ戦争について語られるのではなく...続きを読む、バレエという切り口を使うことが戦争を知らない世代にも物語に入りやすくさせている気がした。 現代、戦中戦後の出来事が様々な人の目線で語られ、それが一つに繋がったラスト、まさに奇跡だなと感じて鳥肌がたった。 タイトル「DANGER」の意味も読み終えると、なるほど!となる。 戦争のこと、バレエのこと…村山さんが絶対に書き残しておきたいと、強く思われたということがしっかりと伝わってくるよう作品だった。
かなりつらくハードな内容。 村山由佳さんの作品は本当に読みやすくてあっという間に読んでしまうことがほとんどなのだけど、丹田に力を込めながら読み進めました。 戦争は本当に嫌だ。
バレエのことも、太平洋戦争、そしてシベリア抑留のこともほぼ知識ゼロの私だったが、この一冊でいろいろなことを知ることができた。 最後に黒田さかゑさんこと翠さんが老婆として亡くなった年が66歳であることに絶句。 今の私より若いし・・・ 果耶先輩が久我晴臣と踊る姿を想像しつつ、ずっとその姿を見つめ続ける一...続きを読む平君の思いが届くといいなあ、と願いたくなる。 しかしひどいなロシア。 っていうか今更だけど戦争ヤバイ。 ようやく乗り込めた引き上げ船にて、翠が受け取ったビラ 「不幸なるご婦人方へ支給ご注意 生きんが為、または故国へ帰らんが為、万一これまでに心ならずも不法な暴力により身体を傷つけられ、身体に異常を感じつつある方は、日本上陸ののち、知己にも故郷にも知られないよう保養所へ収容し、健全な身体に戻してから送り出しますのでまず恐れず臆せず、内密に船医に打ち明けて相談してください」 舞鶴に到着して、麻酔もないまま掻爬の手術って・・・ むごすぎる。 そして翠にひどいことをした副官ジュコフスキーの報復を恐れて名前まで変えたことも!悪いのは緑ではないのに。 とにかく戦争はダメ! 今日の新聞に、日本が武器輸出する記事が出ていたが、マズいよそれ。
1990年代前半。ロシアの有名なバレエ団の来日公演に合わせ、出版社に勤務し大学の先輩後輩でもある水野果耶と長瀬一平は世界的振付家・久我一臣にインタビューをし、記事を書くこととなる。当初は久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語り始めた過酷なシベリア抑留体験は、思って...続きを読むもみなかった方向に話は進んでいく。 昨年は戦後80年ということで、戦争を扱った小説を何冊か読んだ。その多くが日本本土での内容で、国内でこれほど酷い出来事があったのかと考えさせられたが、国外で日本人に起きた出来事には目を向けていなかった。 本書は、作者の村山さんのお父様の経験した「シベリア抑留」の経験談が元になっており、主人公の果耶は当時の村山さんと同じ年齢だそうだ。 「シベリア抑留」については、歴史で学んだ程度で、数年前に映画化されたものもあるが、当時はあまり興味がなかった。 しかし、今作はロシア人からバレエを習った青年がクラシックバレエの本場、ロシアに抑留されるという物語を村山由佳さんが描いていることに魅力を感じ、手に取った。そして、その内容は予想をはるかに上回るものだった。 戦争体験者の多くが鬼籍に入る中、このような作品は必要であり、語り継がねばならないと強く感じた。 私の中では、本屋大賞候補になった『PRIZE』と同等か、その上をいく作品だった。
一昨年に読んだ、バレエを題材にした別の作家の小説が自分には合わなかったため、「またバレエか」と思いながら読み始めた。しかし、その印象はすぐに覆される。 本作は500ページに迫る大作であり、目を覆いたくなるほど悲惨な戦争やシベリア抑留が描かれている。読んでいるあいだ、感情を大きく揺さぶられ続けた。
極限状態における「バレエへの情熱」と、「戦争の惨さ」の対比が凄まじく、ずっしりとした読み応えがあった。 特に戦後の満州やシベリアでの過酷なサバイバル描写は、現在のウクライナや中東の戦争と重なる部分があり、単なる過去の歴史としてではなく、現代にも通じる生々しい痛みとして深く胸に迫ってきた。 また、重厚...続きを読むな人間ドラマにとどまらず、真実に迫っていくミステリー要素が絶妙なフックとなり、中盤以降の一気読みに拍車をかけた。 そして何より、翠が過酷な運命の中でもずっと想い続け、最後にようやく出会えた結末には深く救われた。極限の泥臭さと、確かな希望の光が味わえる文句なしの傑作。
村山作品をそこまで読んでいないので、断定するのは恥ずかしいが「風よ あらしよ」を上回る著者渾身の大傑作と思っている。全体プロットと主題、誰に何を語らせるのかの塩梅、そして主人公たる記者の水野果耶と長瀬一平、世界的振付師の久我一臣、水野果耶の祖母さかゑの4者それぞれの生い立ちと思いから浮かび上がる、時...続きを読む代に翻弄されても諦めないそろぞれの夢がタペストリのように交錯する大河小説であり、涙無しでは読めない感動作。
ものすごいものを読んだな…と読後しばらく呆然としてる。バレエの話かと思いきや、もっともっと奥底のもので、歴史とか勉強したけど、全然たりてないな、もっと戦時のこと知らなくては行けないなと思った。そしてもう二度と繰り返してはいけないということも。若い世代に伝えていかなくてはならないし、 書いてくださっ...続きを読むて、読ませてくださってありがとうございますと言いたいくらいすごかった。
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