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馬、ウサギ、ニワトリ、カメ、猫たち…動物に囲まれ、夫婦で自給自足の生活を送る著者が、房総の丘から届けるエッセイ集。愛馬シューティが生まれた瞬間の感動、雨不足の田んぼにやきもきする日々、タケノコやイワシなど旬の食べ物に養われる喜び、農場に出入りする高校生や思いがけない居候、馬で旅したモンゴルでの発見──著者の小説世界を育んできた源泉を知る一冊。冒頭にカラー画像満載の「楽園アルバム」、そして驚きの最終章「──そして、さらなる旅へ」を収録。
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Posted by ブクログ 2009年11月24日
鴨川で自然や動物たちに囲まれて暮らしていた頃の作者の生活を描いた作品。都会で暮らしている者には想像もつかない生活ですが、密かに憧れていました。もちろん楽しい事ばかりではなく、飼っていた兎や鶏がイタチや野良犬などに殺されてしまったりもしました。この本を読んでいると、人間も自然の一部である事がよく分かり...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月06日
著者の鴨川暮らしエッセイ。何もない土地から、馬小屋や畑・家などを作ったり、すごく逞しい。お米や野菜やその肥料も全部自分達で作って生活していて、執筆業の傍らこんな大変なことをされていたんだなー!と驚いた。動物と自然への愛と尊敬が伝わってきた。
▼印象的な言葉
・一般的な意味においては何の役にも立たな...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月07日
こんな生活もあるんだなーというか、やっぱり実現に向けてスタートしないことには何も始まらないんだーと。房総の楽園を自ら作ってしまう・・・・何もないところから動物と季節の野菜に囲まれた農場へ。小説家だから出来るのではなく、きっと「想い」なんだろう。始めなきゃ、って思わせる本であった。でも、最後はちょっと...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
村上さんの小説はすごく好きで全部読んでいるのですが、エッセイは初めて。田舎暮らし、ってことでちょっと読むのが不安だったのですよね。ダブルファンタジーのこともあり、どうかなぁと思いつつ、文庫で新しく出ていたので買っちゃいました。
なかなか面白かったです。いろんな動物への愛情が伝わってくる感じ。でも、ち...続きを読む