記憶の歳時記

記憶の歳時記

1,980円 (税込)

9pt

想い出をひもとくと、人生の味わいはぐっと深まる。デビュー作『天使の卵』がベストセラーとなり、南房総・鴨川でのゆたかな自給自足生活。出奔そして離婚、東京での綱渡りの日々。常識はずれな軽井沢の家で新たな生活、3度目の結婚――。そんな村山由佳の大胆な生きざまと、作家としての30年を支えてきたものとは? 季節・猫・モノをキーワードにひもとく、極彩色の記憶たち。人気作家になって抱えた葛藤、編集者との関係、20年隠してきたある猫の秘密、過去の恋愛の数々など、初めて明かすエピソードも満載。年若いあなたの肩を「案外、大丈夫よ」とやさしくたたき、人生後半戦のあなたに「この先が楽しみ」と思わせてくれる、滋味あふれるエッセイ集。

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記憶の歳時記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    デビュー30周年記念エッセイ。
    今回、続けてエッセイを4冊読み切った。

    作品の中にも、自伝的な要素を感じられていたけど、
    エッセイで、より深く村山作品を理解できた気がする。

    母親との確執は、どんなに傷ついたことだろう。
    え?と思うエピソードが満載だった。
    それも、小説の肥やしになっているのだろう

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    いいな、村山さんの文章は。

    最後、「わたし」として語ってる「家」の話がいい。
    一人前の家になるには、生と死を経験してる、
    この家で生まれ、この家で亡くなる
    そんな、歴史があって一軒(人)の
    一人前の立派な家(人)になる。
    そんな感じ、、、
    家の歴史を辿ってみると自分がどんなふうに
    生きてきたか、家

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    小説は然る事ながら、エッセイも読ませる村山由佳先生。豊かな語彙力、柔軟な表現力が共感を呼ぶ。12の季節に合わせ、来し方を語り、可愛い愛猫の写真もいい。掌編小説『我が家の言いぶん』が優しく胸に響く。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    村山由佳さんの本はすべて読んでいるわけではないけれど
    SNSもフォローしてエッセイを読み
    どのような生活を送っていらっしゃるのか興味がある。

    お母様との確執。
    P5で
    〈こんなにたくさん母について語ることになるとも、
    またその語り口がそれこそ『前とは違うやつ』になるとも
    予想していなかった〉
    そう

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    エッセイ。
    珍しく猫エッセイではない…!笑
    もちろん頻繁に登場はするし、写真もあるので可愛い猫ちゃんも楽しめる。
    季節とともに振り返る子供の頃の話が多いかな。最後に書き下ろしのショートストーリー付き。まさかの家視点で面白かった。ホールみたいな部分が改装されてどうなっているのか、写真か映像を見てみたい

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    村山さんのエッセイ本が大好きだ。
    軽井沢の情景をありありと想像できる文面。
    猫たちが目の前に現れているかのような文面。
    それらがとても心地よく、読んでいると知らぬ間に私の身体は軽井沢や、猫たちのもとに行く。

    背の君のことや、過去の旦那さんたちのことは知っていたが、お母様のことは、ここまで知らず。

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    今まで村山由佳さんの小説は読んだことがあったけれど、エッセイは初めてでした。ても、小説のあとがきなどで村山由佳さんの言葉は聞いてきてたので初めての感じがしませんでした。
    このエッセイを読みながら思い浮かべていたのは小説「はつこい」でした。あの小説に登場するのが村山由佳さんと"背の君&quo

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    字が大きいのであっという間に読み終わります。

    村山さんのエッセイを読んでいるファンの方には当たり前なのかもしれませんが、ペットのネコたちの家系図も添えて欲しかった(笑)。

    いとこの方と一緒に暮らすことになったんですね。軽井沢のおうちも素敵でもっと見たくなりました。

    収録されているエッセイの中で

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    母親との確執があったのは知ってたけど、確かにこのエッセイを読む限り私もこんな母親に育てられたら顔色ばかり伺う子になってたかもな。
    子どもの意見が聞かず自分がいいと思ったのを押し付ける。(クリスマスプレゼント然り)でも父と兄は良き理解者だったみたいで救われたわ。
    二度の離婚を繰り返し今は”背の君”と呼

    0
    2024年01月09日

    Posted by ブクログ

    白も黒も、どんなムラヤマさんも好きで、著書は(多分)全部読んでいるので、
    ふんふん、なるほどね~
    と思いながら読んだ。
    馳星周さんの留守宅を預かるあたりは羨ましすぎるが、軽井沢の暮らし、これからももっと発信してほしい。
    そして背の君といつまでも仲良く(余計なお世話ですが)。

    0
    2024年01月06日

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