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オーストラリアから緊急帰国し、かれんとの未来を模索する勝利。一方、二人を見守ってきた丈や星野りつ子、中沢、アレックス……彼らもまた、それぞれの想いと時間を胸に、悩みながらも新たな一歩を踏み出そうとしていた。そして帰国から一年。かれんと勝利に思いもよらない報せが届いて――。一人一人の願いが織りなす最終巻の裏側と、その後の彼らの姿を描く、宝物のようなもう一つの物語。550万人がときめいた恋愛小説の金字塔、〈おいコー〉シリーズにファン必読、感動のアナザーストーリーが登場!――「本編のラストよりもほんの少し先の世界に、読者の皆さんが今よりちょっと安心していただけたなら……」(村山由佳)
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高校生に出会った小説の完結
1994年、たまたまこの本に出会った当時は、高校1年生で純粋な恋愛に憧れていました。
そして、年に1回ぐらい出る続刊を読むのが本当に楽しみでした。
自分の青春時代を共に過ごしていたこの話を本当に最後まで読めて、昔に戻ったような幸せな気持ちになりました。
みんないい恋をしてください!
Posted by ブクログ
こんな贅沢なアナザーストーリーがあるでしょうか!!
前回の最終巻が、"熱く力強い号泣のラスト"だとすれば、この巻は"暖かく優しい笑顔のラスト"です。「これが読みたかった!」と思う物語が満載で、なんとなく1stシーズンを思い出すような、何気ない幸せに満ちた1冊でした。
1巻からの色々なシーンに触れていて、このシリーズの思い出が蘇ります。何年ぶりかのキャラクターも出てきたのに、つい昨日読んだくらいの濃さで思い出せるって、やはり凄い。一人一人の描写が繊細で、先生の深い愛情をひしひしと感じました。
手紙、メール、そして最後はLINE。一緒に生きているような感じがして嬉しかったです。できたら、数年に1度でもいいので、またショーリたちに会えたらいいな。
Posted by ブクログ
本編完結の際の周囲の人達視点の話と、少しその後の話
本編はあくまであれで最後なので「アナザーストーリー」らしい
これで本当に完結(今のところは……)
丈、裕恵、星野、原田、若菜、中沢、京子、アレックス、そして勝利
二人の関係は周囲の人たちの温かい協力や見守りがあってこそなんだなぁと改めて思う
そんな環境を自然に作り上げたのも二人の資質ではあるわけで
やはり、善き人たちの物語である
本編ではカバーしきれなかった、周囲の人達の状況
ここまで長い付き合いだと、どうしても皆に幸せになってもらいたいと思うし、そんな結末でよかったと思う
本編の最後を読むときは、酷い結末にはならないと明らかにわかってはいたけど、それでもどんな事になるのかハラハラしながら読んだけど
今作に限っては安心して読めた
二人の関係がここまで続いたのは丈の関与も大きいし
途中で何かと面倒事を引き起こした星野さんも苦しんだ時期もあったけど、寄り添ってくれる人がいるのは素晴らしい
中沢さんに関しては、この人もそんな過去があったのかと知れてよかった
森下家の確執も色々と解消されたようで、皆幸せそうでよかった
勝利のしてしまった行為、その事で与えた周囲への影響
それらは取り戻すことが出来ないけど
そんな事があったからこそ助けられた命がある事も確かなわけで
人と人の繋がりというのは何が正しくて間違っているとかはないんですよね
視点には入っていないけど、マスターの夫婦や明子さんのとこも今後が楽しみ
全てキャラクターの未来へと続く道が見えるよう
シリーズに対する想いは前作の感想でも書いたと思うけど
自分の生きてきた半分以上の年月の付き合いがあるわけで
それが本当に完結したというのは感慨深い
Posted by ブクログ
2022.05.28~05.29
ほっとする読後感。
丈と京子ちゃんの関係が好き。心の声を言ってくれる、その強さが頼もしい。
そして、中沢先生の「そんなの偽善だよ」の一言。だよね、と思った。私は、マスターたちのような達観した大人ではないので、中沢先生の気持ちの方がわかる。
最近、この作家の作品が私には大人過ぎて、読みづらかった。このシリーズだけは、自分がまだ大人になり切れていない頃の、青臭い思いの「あるある」感のまま続いてほしいと願っていた。
その思い通り、さわやかに終わってくれたことに、深く感謝したい。また、いつかこの続きが読めることを。
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