無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
生きることに無器用なひとなのね、それが私にはいとしかった――葉月さんは亡くなる前、娘の弥生と幼なじみの僕に話してくれた。かつて別れた恋人のことを。弥生はその男の向かいの部屋に住み、彼の講義を聴きに短大に通った。「お父さん」と、一度も告げられずに。卒業式の日、僕は弥生の帰りを待つ――。(講談社文庫)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「想いは、永遠なの。一度誰かとの間に芽生えたつながりは、ずーっと消えずに続いていく。たとえ、かたちを変えて、いつか思い出の奥にしまわれてしまったとしても、かつてそのひとと心をやり取りしたっていう記憶だけは、永遠に残るのよ。そう──ちょうど、海の底に沈んだ宝石みたいにね」
別れが辛いものであったり 自分の願ったこととは違う結果になっても私がその人と出会えたことは事実であり 「その人が自分の人生にいてくれた時間を、大切なものとして受け止められる。」 このメッセージを読むとなんとなく心が暖かくなる。
「人を恨みながら生きても、誰かと笑い合って生きても、同じように人生は過ぎていっちゃうのよ。あんたなら、どっちを選ぶ?」
憎むことが悪いわけではないし嫌うことが悪いわけでもないが自分の人生をどのような時間の使い方がしたいか 有限の時間を大切にする。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
【無料】村山由佳デビュー30周年記念「集英社全作品試し読み小冊子」
試し読み
小説・文芸