星々の舟

星々の舟

作者名 :
通常価格 702円 (639円+税)
紙の本 [参考] 825円 (税込)
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作品内容

家族だからさびしい。他人だからせつない──禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の長兄と、いじめの過去から脱却できないその娘。厳格な父は戦争の傷痕を抱いて──平凡な家庭像を保ちながらも、突然訪れる残酷な破綻。性別、世代、価値観のちがう人間同士が、夜空の星々のようにそれぞれ瞬き、輝きながら「家」というひとつの舟に乗り、時の海を渡っていく。愛とは、家族とはなにか。03年直木賞受賞の、心ふるえる感動の物語。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
432ページ
電子版発売日
2011年07月15日
紙の本の発売
2006年01月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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あなたにとっての家族とは何か?
「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズの村山由佳さんが、とある家族を描く短編集です。「おいしい~」シリーズのようなさわやかな恋愛とは異なり、描かれる話は、近親相姦、レイプ、不倫、いじめ、戦争体験と、どれも重く、苦しい。短編は家族の一人を主人公としていて、それぞれリンクしており、全体として一つの物語という構成です。
特に長女・沙恵の視点で描かれる「ひとりしずか」では、忘れられない人(長男のことだが)との、甘く切なく苦しい恋模様は、過去の村山作品を想起させます。内容は重いですが…。
家族という一番身近にいるのに、どこまでいっても孤独なのだと、それでも前に進むしかないのだと、家族を乗せた小さな舟に例えています。読む年代によって捉え方が異なると思います。きっとこの先も読み返すだろう一冊です。第129回直木賞受賞作。

星々の舟 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年10月03日

    6つに分けた短編小説と思いきや、すべてが繋がっている。家族一人一人が主人公になり切なく、それでいて、たくましくも感じる。戦争体験のない私に、衝撃的な部分があり、読んでよかったと思う。直木賞受賞作で手元に寝かせてしまっていた一冊。もっと早く読むべきだった。

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    Posted by ブクログ 2020年05月02日

    日本文学専攻の僕が推してる人がこの本を好きだと言うので読んだ。じんわり染み渡る、人間と家族のお話。また読みたい。

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    Posted by ブクログ 2018年12月19日

    どうしても忘れたくない文章が沢山あるので、
    感想ではなく本文より抜粋します。

    p132~133にかけて美希の気持ち。
    つかまるものなんか、もう、いらない…
    誰と分かち合うこともできない、消せない痛み…

    p169暁の言葉
    いいか。お前は、どっこも変わってない…

    p197
    けれど、15年の歳月は互...続きを読む

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    購入済み

    今から

    2.12.hirune 2018年02月18日

    今から読みます。

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    Posted by ブクログ 2017年06月07日

    わたしはあまり好きではなかった。村山由佳初めてだったんですけど、難しく感じてしまった。自分自身がいい歳の大人になってきたのもあるけど、グサグサ刺さる感じのストーリーでした。これ、もっと子供の頃に読んでたら違ったろうし、更に歳を重ねてから読んでたら更に違ったと思う。「自由であるということ」を突き詰めれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月09日

    息もつかず一気に読んだ
    面白かったなどと言えないかも
    引き込まれて
    読んでしまわなければ、
    兄妹
    なのに愛し愛されるてしまった。
    許す?赦される?

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    Posted by ブクログ 2017年03月08日

    全体を通して暴力が吹き荒れていて、最近読んだ中ではずば抜けて重かったが、久々の名著に巡り会えた。感動というより感慨深いと感じた。
    雪虫…次男の話。暴力と暴行。傷を癒そうとするかのように兄と妹は結びつき、妹以外の誰をも愛せなくなる。失った義母の深い思いも抱え込むことになる。
    子供の神様…次女の話。不倫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月14日

    冒頭でこの連作短編の主人公とも言える「兄」とその彼女のドラマのようなシーン。
    なんだ。。。陳腐な恋愛もの?と思ったら息苦しくなるほどにこの家族のそれぞれが抱えるせつなすぎる思い、苦悩、罪・・・。
    そしてその発端ともいえる「父」の過去。
    読み進めるわたしの顔は知らず知らずに眉間にしわが寄っていたであろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月03日

    それぞれに重みがある連作。読ませるのだが、どうしても星5個目を付けられない。なぜだろう。ほぼ全員、どうしようもない。そういう小説もあるが、これは何かキレイにまとまって、いや、何もなく雰囲気だけだったように終わってしまった印象であった。

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    Posted by ブクログ 2018年09月17日

    2003年(平成15年)の直木賞受賞作です。

    1つの家族のそれぞれの立場からの短編連作で
    当たり前ですがそれぞれの思いや人生が描かれています。

    最後のお父さんの立場からのお話で、戦争に関する記述、描写に胸打たれました。

    読み終わって、登場人物の誰もの心の中の多くを占めている『お母さん』の立場の...続きを読む

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