雪のなまえ

雪のなまえ

小説・文芸
902円 (税込)

4pt

「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    雪のなまえ
  • タイトルID
    :
    1476295
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年12月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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雪のなまえ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いじめにあって不登校になった雪乃のために田舎暮らしを始めるが東京で仕事を続けたい母とは別居に。田舎特有の文化に悪戦苦闘しながら成長する雪乃と父。そんな2人に感化される母。同級生の大輝がいてくれ、曾祖父母のおかげで雪乃の心も少しずつほぐれて笑っていられる。幸せな環境といい人たちに恵まれて良かった。

    0
    2026年01月27日

    Posted by ブクログ

    今月、私、購入本。

    いつも行く「平安堂あづみの店」の文庫コーナーに積まれてた。

    徳間文庫大賞2025受賞!の帯。
    そして、舞台が長野だから!
    沢山あったので目を引きました。


    そう!方言がやたらめったら使われてて、これ信州人以外は理解できるのか?って思ったけど、他の方のレビュー拝見したら、そこには全然突っ込んでなかった。読めたらしい!笑


    この物語はね、都会の小学校でいじめにあった雪ちゃん(5年生)が、お父さんとともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始め、仕事を続けたい母親と離れて暮らすことになったの。そして新しい学校に通えずにいる雪ちゃんに周りの人は…。

    主人公は雪ちゃん。
    だけど、田舎暮らしに憧れて移住したお父さんの葛藤や、離れて暮らすお母さんの本当の気持ち、田舎で生まれ育ってそこしか知らない曾祖父母含む地元の人達とのやり取り、どれもこれもとてもリアルに描かれていて、それぞれが引き立っていたし、自分も物語の中に引き込まれた。

    田舎あるあるだらけで面白いし。

    なんか、この物語は移住を夢見てる人達にオススメはもちろんだけど、受け入れる側の人にも読んで欲しいな〜と思った。

    客観的に自分達を見てほしい。


    一年を通した家族の成長ストーリー。
    最後は涙がほろり…(子どもの涙には弱いの)

    学校に行く、行かない、行って欲しい、行かなくてもいい、それぞれの想いを言語化したこの物語は私の大切な本、の仲間入りをしました。


    ちょっとつまずいた時、に読み返したいですね。


    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    なんとなく、手にとって購入した。読んでみて、とても素敵な内容。 特に、大輝の人間性が素晴らしいと感じたしそんな人間でいれたらと思う、

     自分自身、幼少期はいじめられたりとの経験もあった。昔は、今ほどいじめに対して先生も周りも問題にしてなかった印象。自分もそれでも学校に通うのが当たり前という認識でいたので考えさせられる内容が多かった。
    子供は、大人と違って世界が狭いので転校とか逃げ道を見つけるなど考えが及ばないところが大きいと思うので、親や周りの大人が日常の中で変化を察知するようにしていかなくてはいけないと感じた。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    いじめで学校に行けなくなった雪っぺ。
    父と田舎へ移住。
    母はバリバリ働いてるので東京に残る。
    優しい(でも閉鎖的な)社会で雪っぺが色々なことに気がつくお話。
    同級生の大輝くんが、とってもステキ。かわいかった。

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    ブックカフェで今年最初に出会った本。
    今年最初に買った本。
    小学生や中学生に進めたくなる本。

    大人の私が読んでも人間関係の築き方や、家族な在り方、勉強になりました。
    大切な事はこの本が教えてくれる。
    付箋だらけの本になりました。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    よかったです。
    とてもすてきな小説でした。

    農業をやりたいと言う父親といじめで学校へ行けなくなった小五の雪乃が、曾祖父母が住む田舎へ移住します。離れて暮らす母親との関係や父親の強い思いを読んで、この家族の強さを感じました。小説は周囲の人たちとの交流を通して変化していく雪乃の気持ちをうまく表現していました。

    いじめは絶対に許せないことだということ。本当に強い人は、弱音が吐ける人だということ。誤りはきちんと認めて、謝罪すること。多くの場面で、考えさせられた読書でもありました。

    小説の始めの頃の雪乃と終盤の雪乃は、気持ちの持ちようがすっかり変わっていました。一年かけて様々な経験をして、ようやく心の傷にかさぶたが出来てよかったと思いました。何よりも雪乃が、待つだけじゃダメだと気づいたことが、一番の突破口だったと思いました。自然に恵まれた環境と、雪乃のことを本当に心配してくれる人たちの言葉が、徐々に染み込んでいったことが大きな要因だったのではと思いました。

    また、自分の子どもがつらい目にあったときに変わってあげたいと思う親心は、すごく心に染みました。

    裏表紙のストーブの周りに干された五つの手袋。読んだ後に見ると、すごくいい光景に思えました。

    季節的には、今の時期にぴったりの一冊でした。


    〈目次〉
    プロローグ 夢と自由と

    第一章 新天地
    第二章 美しい眺め
    第三章 人間の学校
    第四章 名前
    第五章 サイダーの泡
    第六章 一人前の仕事
    第七章 寄り合いの夜
    第八章 訪問者
    第九章 起き上がり小法師

    エピローグ 雪のなまえ

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ

    きれいなタイトルに「いじめ」「不登校」から始まるストーリーとは思いませんでした。
    ためらいもなく田舎での就労を始める父、航介、悩んだ末に別居婚を選択した母、英理子そして田舎で雪を支える祖父母、茂三とヨシ江。
    お友達の大輝みんなの場面ごとの言葉がとても温かくほっこりしました。
    中でも茂三の雪にもいろいろななまえがあり、氷、雨、川、海…と変わる。人間だって自分の好きなようにやりたいように、いくらだってわがままになっていい。と言う言葉に背中を押されました。
    長野と山梨の県境の景色が自分のふるさとに重なりなつかしい気持ちでした。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    いじめを受けて、学校に行けなくなった雪乃。
    そんな雪乃を見て、父親である航介は仕事を辞め、妻の英理子を東京に残して、祖父が暮らす長野で雪乃と新生活を、それも今までやったことのない農業を始めることに。
    母親は東京で、父親は長野で農業を、雪乃はまだ学校に行けないでいるが…。

    ---

    学校に行けなくなった、ではないと思う。
    学校に行くことをやめた、ではないかと思う。
    ずっと惰性で続ける方が楽で、適当に誤魔化すことのほうが簡単。
    でも我慢する心は確実に疲弊していって、気付かないうちに壊れてしまう。一度壊れるとなかなか治らない。
    そうなる前に、学校に行くことをやめることができた雪乃はとても偉くて強いと思う。

    逃げる、ってとても勇気がいる。
    残った人たちに後で陰口を叩かれるかもしれないし、逃げた先がまた違う闇かもしれない。
    逃げられる強さをもつ雪乃、そして、そこに理解を示した父親の航介がとても素敵だと思った。

    そして、長野の学校に通う同い年の大輝や曾祖父である茂三、曾祖母であるヨシ江など、周りにいる人たちが本当に温かくて、農業の手伝いを通して成長していく雪乃が何より輝かしく感じた。

    きっと彼女は絶対に強く生きることができると思う。
    弱さは強さの裏返し。表も裏も弱いなんてこと、この世にないんじゃないかなって思った。

    最後のフリーライターによる解説で、この話には重要な要素が3つあって、1つは『いじめと不登校について』、2つめは『地方移住と田舎暮らし』、3つめに『就農』とされていて、他にも別居婚(週末婚)や過疎地での高齢者の生活などの要素が物語に詰め込まれていると解説されている。
    本当にその通りで、複数の要素が詰め込まれているからこそ、物語に厚みが出て、吸い込まれるように読んだのだと思う。
    ちなみに、わたしはこのフリーライターの解説に加えて、雪乃自身は気付かないけど淡い初めての恋心の語られ方も好きで、結構大事な要素な気がする。

    『大人ってかわいそうだな、と思ってみる。寂しいとか、会いたいとか、もっと一緒にいたいとか。そんな風な言葉をなかなか素直に口に出せない。』

    ある意味まっすぐな雪乃のこの言葉が、突き刺さりました………。
    大人ってかっこ悪いね。

    この文字量でも分かるように、本当にこの物語は久しぶりに熱中して読むことができた。
    ずっと読んでおきたくて、わざと少しずつ読むくらいには。

    都会のカフェで涙をこらえながら読んだのだけど、最後の章でもう我慢できなくて、ギャン泣きしてしまった…
    良かった、すみっこの席で。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    何回か泣いた
    人ってたぶん本来、自分自身で少しずつ回復して前を向いて生きていく力をみんなが持ってる気がする

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    不登校になってしまった女の子
    田舎の曾祖父母の多くは語らない言葉やそっけないが優しさ溢れる態度がとても沁みる
    また両親の子供に対する愛情の注ぎ方も納得
    人としての生き方を改めて考える機会に
    とても、とても良い小説でした

    0
    2025年09月26日

雪のなまえ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    雪のなまえ
  • タイトルID
    :
    1476295
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年12月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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