雪のなまえ

雪のなまえ

902円 (税込)

4pt

「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

雪のなまえ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いじめを受けて、学校に行けなくなった雪乃。
    そんな雪乃を見て、父親である航介は仕事を辞め、妻の英理子を東京に残して、祖父が暮らす長野で雪乃と新生活を、それも今までやったことのない農業を始めることに。
    母親は東京で、父親は長野で農業を、雪乃はまだ学校に行けないでいるが…。

    ---

    学校に行けなくな

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    何回か泣いた
    人ってたぶん本来、自分自身で少しずつ回復して前を向いて生きていく力をみんなが持ってる気がする

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    不登校になってしまった女の子
    田舎の曾祖父母の多くは語らない言葉やそっけないが優しさ溢れる態度がとても沁みる
    また両親の子供に対する愛情の注ぎ方も納得
    人としての生き方を改めて考える機会に
    とても、とても良い小説でした

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    この類いの小説の中では1、2を争うぐらい胸に刺さりました。一番良かったと思うところは、雪乃ちゃんが小学生の高学年でイジメにあって不登校になってしまうのですが、自分も不登校だったのでなんで行けないのか?なんで行かないのかが痛いほど分かってしまう文章の表現。昔は学校に行くのが当たり前だという時代。そんな

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    すっごくすっごくよかった。お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、大ちゃんそれぞれの雪乃にかける言葉が素敵で何度も泣きそうになった。そして雪乃の観察眼とか、思いやりが素敵。

    また明日の明日が早くきたらいいと思えたらそれは楽しみなこと、いくつの顔があってもいい、人間わがままでいいって言葉が素

    0
    2025年03月19日

    Posted by ブクログ

    教育現場にいる身として、5年生にしては大人びてると感じるところもあるが、終始、雪っぺに感情移入していました。気づいたら終わりのページをめくっていて、まだまだ雪っぺを見守りたい気持ちになりました。
    学校に行けない理由は人それぞれだけど、家族の在り方、かかわりかた、たくさん考えさせられました。

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    同世代の子を持つ親として、昔軽めなイジメられ経験者として、田舎出身都会暮し中の者として、終始心を掴まれる内容だった。
    どの立場の気持ちもよくわかる。それぞれに真剣で優しさがあって。
    自分もそんな人でありたい、と改めて思った。
    良い本との出会いでした。

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    プロローグ 夢と自由と
    新天地/美しい眺め/人間の学校/名前/サイダーの泡/
    一人前の仕事/寄り合いの夜/訪問者/起き上がり小法師/
    エピローグ 雪のなまえ

    「夢の田舎暮らし」を求めて突然会社を辞めた父。母は東京に残り、不登校になっていた小五の雪乃は父と共に曾祖父母が住む田舎で暮らすことに。

    0
    2024年03月31日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに良い本に出会いました。
    この本の良いところは子どもも大人も都会も田舎も悪く書きすぎず、よく書きすぎていないことです。 
    「都会はギスギスしていて、田舎は優しい」「子どもは純粋で大人は頭が堅い」「子どもは失敗ばかりして、大人は完璧」「柔軟でポジティブな人は良くて理論的でネガティブな人はダメ」

    0
    2024年03月31日

    Posted by ブクログ

    「つらいことから逃げてもいい」
    これを言ってくれる人が自分の周りにいるのだろうか?とこの本を読んでまず思いました。

    ○○なことがつらい、○○をしたくない、と耳にすると多くの人は「もう少し頑張ってみよう!」「大丈夫、どうにかなるよ!」とか言う人が多いと思います。

    目の前から逃げることは良くないと一

    0
    2024年02月27日

雪のなまえ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

徳間文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

村山由佳 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す