【感想・ネタバレ】今日もごちそうさまでしたのレビュー

あらすじ

「食べられない」から「食べる」に移行するときには、ダイナミックな感動がある(あとがきより)。自他共に認める肉好きのカクタさんに、食革命が起こった。なんと苦手だった野菜、きのこ、青魚、珍味類が食べられる! 次々出会う未知の食材は、買って作って味わう毎日を楽しい発見で彩ります。三度の食事に思いをこめて。読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品エッセイ。

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Posted by ブクログ

とても良い本!
読んでて薬と笑えて楽しくて、料理が美味しそうで作りたくなっちゃう。
すごく幸せな気持ちで読めた。
センスがいい人の料理ってあんまりごちゃごちゃと手間をかけずにシンプルで美味しいもの作るよなー。
真似して作ってみたい。

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2024年02月15日

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読むほどに、何か食べたくてたまらなくなる。作者の表現力の高さと、元々は偏食ということのせいか食べ物への観察力や想いがすごい!季節ごとの身近な食べ物について、あれこれ書かれていて、一年中楽しめる。

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2024年02月01日

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様々な食材に対して角田さんの思い出や考えが
書かれている本です。

自分は好き嫌いなく食べ物を食べてきたのだが,
好き嫌いが多かった角田さんがどのように
好き嫌いをなくしていったのかが,
読んでいてとても楽しかったです。

旬の食材の食べ方を読んでいると,何だか今すぐにでも
食べたい気持ちにさせられるような内容でした。


スーパーなどで陳列された食材を見てどんな風に調理すれば
美味しくなるかを考える時があります。
やはり,『食』は生きていく上でとても重要なものであり,忙しくてもしっかりと食べていくことが人生を楽しむためにも必要なことだと改めて考えさせられました!

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2022年07月29日

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春夏秋冬それぞれの食の思い出。
言葉の選び方がおもしろい。
「かわいや新玉葱」「ゴーヤの部」「里芋ミステリー」

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2022年07月08日

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ここ数年は「食」にまつわる本が好きでその流れで購入。

角田さんのエッセイは読みやすく面白くて以前から好きだが、これも例に違わず良かった。既に何度も読み返している。
季節ごとに章が分かれているので、今の季節にあった章を読んで何作ろうか考えるのも楽しい。

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2020年10月14日

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思わずくすっと笑ってしまう、角田さんの食に関するエッセイ。
海外に住んでいる人には辛すぎるほど、美味しそうな食べ物の描写の数々・・・(;_;)
角田さんのエッセイ本を読むのは初めてでしたが、最後にレシピも載っており大満足の一冊でした。繰り返し読もう。
(ちなみにアメリカに旅している間読んでいて、ガンボスープを食べる機会があったのですが、オクラは入ってなくてがっかりでした・・・)

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2019年09月25日

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角田さんのエッセイは 前に何冊か読んで ちょっと苦手と思っていて もうこの人のエッセイは読まないと思って ずっと読んでなかったけど 食べ物エッセイなので ついつい買ってしまった。結果は アタリ。面白かった。

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2018年01月03日

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八日目の蝉くらいしか存じ上げなかったので繊細な文体のいかにも女流作家さんだなぁというイメージだったが、こういうラフな文体もとても面白く書かれる方だったんだと知って驚いた。
普段、何となくぼんやり抱いている感覚(餅の特別感とか)を明文化してくれる快感が堪らない。そういう点も含め、文章の印象が少しナンシー関に似ている気がする。ナンシーのような毒は全然ないけども(笑)

色々な食物に関する話題、特に本人が「革命」「目覚め」などと呼ぶ苦手を克服したきっかけについてのエピソードが多め。

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2016年06月30日

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食べ物のエッセイが大好物だ。その中でも角田さんは群を抜いていると思う。
何せ偏食だった子供が大人になって美味しいものに出会う。
まるでボーイミーツガールを淡々とした口調で語っていくのが楽しい。
お宝煮の章では嗚呼これは、あの作品のあのレシビ!?など萌えた。
食べてみたい、作ってみたい、検証したいと思わせる1冊。

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2016年01月21日

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表紙が可愛いと言う理由で手に取ったけど、とにかく美味しい表現だらけ。なんとなく旬を意識してみたり、毎日の料理が楽しくなるような一冊。

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2025年11月10日

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読み終わった後につい「ごちそうさまでした」と言いたくなる。食べたくなったものがたくさん。今は苦手なものでも食べられるようになるのかな〜

毎日のごはん大事にしようっと!


あとがきのごはんの時間の感覚がすごいわかる、3食が生活の楽しみすぎる。

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2025年01月10日

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「ほわわ~ん」と読んでくれと書いてある。「ほわわ~ん」と読んだ。
気負いのない、ほんわか気分になりました

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2024年01月06日

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偏食の作者のように、私も30歳くらいまでに食べれるもの増えてないかな〜と
大人になったらピーマンとか食べれるようになるかと思っていたけど全然そんなことはなくて、でもこの本を読んで好き嫌いと気楽に付き合っていこうと思った

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2023年11月07日

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面白かった!30歳くらいまでかなりの偏食で食わず嫌いな食材が多かったから逆に食材を初めて美味しい!って感じた記憶が他の人より明確にあるのがいいなぁと思った

家の近くにあるからと八百屋、肉屋、魚屋でその時旬な食材を買って調理して食べてるのがすごい楽しそうでいいなぁとも思った憧れる

あと好きだったところ↓
加齢してくると、その季節にしかないものを味わうことで、その季節がやってきて、去っていく、ということを実感するようになる。この先何度、その季節を丸ごと感じられるだろうと、これもまた無意識に思うようになる

夏も冬も秋も春も、これから何度もうんざりするくらいあると、若い人は無意識に思っている
それが若さの美しき傲慢だ

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2023年08月08日

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読みながら、脳内味覚が美味しいものでたくさん満たされた♡

素材を知ることで、料理の幅が広がるんやなぁ。

一つの食材でも、いろんな食べ方があるんや!って参考になった。

食べることは生きること。

本当に美味しいものを食べてるとき、人はケンカしない。幸せな時間をだけが流れる。


私も、「季節のものを食べねば」という気になった。

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2023年01月13日

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食べ物の話に面白くない話はないです。

「トマトの砂糖がけ」が紹介されてテンション上がった!うちでは昔から塩より砂糖派。もっと知名度広がってほしい。ほんとに美味しいんデス。

私は食べれないものもないし、自炊も割とするけれど、学生なので食材は常に一番安いものを手に取るし、調理に手間暇かけるためのお金や道具がナイ!でも、社会人になって余裕が出てきたり、一緒に食べるひとができたりしたら頑張ろ〜ってやる気がでてきた!

いや、とりあえず明日から普段買わないものを買ってみようかな。オクラや里芋、ブロッコリー、アスパラとか。

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2022年03月07日

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食に関するエッセイ。羊、タン、たけのこ、アスパラガスなど食材ごとの話になっていて読みやすい。面白い。角田さんのエッセイは最高。

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2021年03月10日

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食にまつわるエッセイ。

この人のエッセイ、好きかも♪ そう思った一冊。
好き嫌いの多かった角田さん、ふとしたキッカケで美味しいことに気付いたとかいいなぁ♪

自身も小さい頃は好き嫌い多めだったし、簡単なキッカケで今はほとんど好き嫌いもなし。
『美味しい』と思える食材が少ない人生ってもったいない!! 
食べれるようになるとやっぱりそう思っちゃうんですよね~(笑)

スパーンと言い切っちゃう書き方とか、クスリと笑える表現とか^^ 楽しい人なんだろうなぁと勝手に想像(笑)

『食』へのワクワク感が大幅アップした一冊になりました♪

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2020年08月19日

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角田さんの「彼女のこんだて帖」が大好きで、その角田さんのごはんエッセイはさぞ美味しそうだろうと思って読みました。
もう大当たり!
どれも今すぐ食べたくなりました。
初鰹のソワソワやアボカドのギャンブル感などなど、わかるーっ!と頷くこともいっぱい。
鱧や北海道アスパラガスとか私がまだ出会っていない食材への楽しみもいっぱい。

偏食人生だったからこそ、食材とのダイナミックな「美味しい」の出会いがある。
今まで食べずにいた食材を試してみようかなという気持ちになりました。
量は食べられなくなっても、美味しいと思える幅を広げていけたら幸せだなー。

いくらの醤油漬けと白子は家でやってみたい。たらふく食べてみたい!
料理って、ごはんを食べるって、ワクワクほっこりする人生の楽しみだなってしみじみ思える本でした。

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2018年02月07日

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ネタバレ

初角田光代エッセイ。小説から受ける印象と全然違っていて少し驚いた。
「うまい、うまーい!」と連呼する人だったとは。。文章も文末が「~だわな。」とか。

私は肉派ではないのでお肉については共感できない部分も多々あったけど
ホワイトアスパラガスがとっても美味しそう!デパートには売ってるのかなぁ。

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2015年05月09日

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偏食家で野菜嫌いな角田さんが、年齢を重ねるにつれて食べれるようになった野菜や、幼い日の思い出の料理を紹介してくれる本。
食べられなかったものが食べられるようになるのはものすごい大事件で、その瞬間の感動が伝わってくる、まるで久々に会った友人が「ねえねえ聞いてよ、この前さ……」と話しているのを、うんうんと聞いているような気持ちにさせてもらえた。

また、1つの話が3.4ページの短編なのでちょっとしたスキマ時間に読んで頭の休憩が出来るのもいい。
お風呂のお供本。

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2025年02月28日

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主観がまるっきり筆者のこだわりにあるのが良い。
一般的な視点から見た料理エッセイなんて普通でつまらないから。
その点この角田光代さんのひねくれ我の強い偏食っぷりが楽しい。それが克服されていく様も楽しい。
鶏肉は魚、それでよし!

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2024年10月02日

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食いしん坊な私ですが、それでもこんなに食べ物をいろんな角度で味わい、考え、物語ることはなかったな。
新鮮な気持ちでゆるゆる読みおわりました。

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2024年01月25日

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角田光代と言えば、肉食というイメージしかなかったけど、30歳までは、すごい偏食だったとか、かなりの料理人だとは知らなかった。

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2023年08月05日

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 自分も大人になってから大分食べられる物が増えた口なので、筆者に共感しながら読んだ。
 各編のタイトルの付け方からも、食べ物への親しみや愛情を感じる。

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2022年07月31日

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ネタバレ

角田さんが語る食材の独特な表現が好きです。手触り・舌触り、どれも「ああ分かるなあ」という表現です。
それぞれの食材に対するエピソードも面白いです。時に切なさもあり。一人一人何かしらのエピソードがあるものでしょう。私だったら何を書くのかなあ。
お腹が空き、料理がしたくなる1冊でした。

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2022年06月12日

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私も偏食が凄かった…いや今も凄いけど… .
お酒を飲むようになって食べれるようになったものってやっぱり多いかも…
そうか…白子ね… しらこ…
食べてみようかな??.
そして今日の夕飯はどうしよう

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2022年01月06日

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ネタバレ

 食べるという行為のなんとエネルギーに満ちたことよ。食べたあと、物理的なエネルギーに換算されるのはさることながら、食べる前のエネルギーにも圧倒される。角田さん、絶対面倒くさがりちゃう。面倒くさがりなめんな!

 食べられなかったものが食べられるようになった、その感覚にはすごく共感する。わたしも結構な大人になって、世界を旅したときにいろいろ開眼した(日本食を渇望するあまり)。焼き魚、わさび、豆、紅茶、グリーンピース、、今や無意識に「あー鯖の塩焼き食いてえ」と思うし、寿司屋でサビ抜き頼むやつを蔑んでる。それくらい、振り幅がドラスティックに変わることってあるのよ、昔のわたしは信じないだろうけど。
 野菜を自分で作るようになって、より「旬」にこだわるようにはなった。しかし肉類は若鶏やらアメリカ産やら買ってしまいがち…。どうせ食べるならより美味しく。こだわってやろうやないかと、本書を読んで気持ち新たにした。

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2018年02月06日

Posted by ブクログ

著者の好きな、または思うところのある食材について季節ごとにまとめたエッセイ。著者の偏食→食べられるようになったという話がとても多い印象。ほのぼのと読める一冊。

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2017年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

食品名を一つ決めて、それをテーマに書く…というお話だったらしいのですが…
超偏食な子供時代を過ごした角田さんが、その食物の美味しさに目覚めた、あるいは、自らの意思を持ってして、食べず嫌いを克服した…そんなお話が多かったように思える。
冒頭からの、肉、肉、肉、大好き、みたいな文章を読んだ時は、えええええ~、私無理かも、と思ったのですが、食べられなかったものを、克服していく、あるいは好きな食べ物に変換して行く、その過程に惹かれました。
誰だってありますよね~、人生の転機、食べ物の転機…!

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2015年05月01日

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